毎日30度超えて湿度50〜90ってお前……(´・ω・`)
去年ぶっ倒れたから多分クセついてそう。現に今年もぶっ倒れかけたし。はよ夏終わってくれ……(´・ω・`)
なんか大抵の敵ロボがサイバスターより弱そうに感じるのは気のせいだろうか……?
よく良く考えればこのSSのカリ・ユガはLRにおけるブーニベルゼとほぼ同じムーブをかましていました(偶然の産物)
ドバーパラ・ユガ。それは生誕、維持、崩壊、再生という4つのユガの3番目に位置する。つまりは崩壊のユガを意味する期間である。
『コレが、私の真の力……』
山羊の兜の角はサティヤ・ユガの時よりも鋭く悪魔らしい形へと変化を遂げ、赤黒の鎧もより禍々しくなっている。
腕も2本から6本へ。武装は双剣と大盾。悪魔の翼のような形をした大剣と、銃の持ち手を足している柄をした純白の剣。そして、浄化の槍を細くしたような造形をしているジョイントランス。『私は近接に特化しています』と言わんばかりの武装のオンパレードである。
何より、感じる力が以前とは桁違いだ。力を解放しただけで、海や大木が大きく荒れ揺れる程の暴風が発生している。力をほぼ使い果たし、手痛い一撃を貰ったユウは剣を突き刺して飛ばされないようにするだけで精一杯だ。
『ドバーパラ・ユガとなった私のスペックはカリ・ユガ様の4分の3。充分戦えますね』
『……!!』
ドバーパラ・ユガはカリ・ユガの苦手分野である近接戦闘に特化している。カリ・ユガは遠距離殲滅戦に特化している。
また、ドバーパラ・ユガも同じく艦隊戦も可能だ。カリ・ユガよりは劣るものの、彼女も大量のリヴァルナを召喚できるのだから。
『ですが、まだ足りません。貴女を打倒するのはまた別の機会に』
『何故……?今ならば、私を貴女の土俵で戦わせれば勝機は充分あるというのに』
カリ・ユガの包囲網を突破し、近接戦闘に持ち込めばドバーパラ・ユガが勝てる可能性は高い。
カリ・ユガの近接戦闘技術は、素人よりマシな程度。つまりは近接戦闘になれば圧倒的に有利なのはドバーパラ・ユガである。幾らスペックはカリ・ユガの方が高いと言っても、サティヤ・ユガから一気にドバーパラ・ユガへと進化した女神との差は4分の1。そうなってしまえば不利になるのはカリ・ユガである。既にバテているユウと、ただの人間であるリリーを守りながらだと尚更だ。
だと言うのに、ドバーパラ・ユガは撤退を選んだ。それが不可解であった。
『貴女と戦うには、私はまだ万全では無い。残り4分の1……〝テンシの翠玉〟の出力を解放し、その差を埋めてから改めて戦いましょう』
『テンシの翠玉……?』
『そして私が勝利したその時。貴女達を取り込みメインは私……。つまり、鎧としての役割は貴女と巫女が肩代わりする事になる!』
『ま、待ちなさい……!』
女神が創造した下僕が主に対し、宣戦布告。それを聞いたカリ・ユガは思考が一瞬フリーズするも、ドバーパラ・ユガを静止する。
『私に構うより、この地を襲撃しているエアロゲイターに目を向けるべきです』
『なっ……!?』
カリ・ユガは慌てて周辺を確認する。監視用のリヴァルナも総動員だ。すると……居た。エアロゲイターの虫のような偵察機に、緑の騎士と黄色の重装甲の機体が。
『それでは、またお会いしましょう』
カリ・ユガがエアロゲイターに気を取られている隙に、ドバーパラ・ユガは転移用の魔法陣を展開。吸い込まれるようにして消えていった。
『貴女も許さない』と言い残して。
『くっ……2人共、出撃します!』
先程確認した限りだと、ハガネ隊ヒリュウ隊共々エアロゲイターに苦戦しているようだ。
ユウは頷いてカリ・ユガと融合し、リリーはコスモリヴァルナに搭乗した。
エアロゲイターを相手にしたジュネーブ防衛戦。DCよりも厄介な異星人との戦いに2つの部隊は善戦していたが、増援が現れたことにより状況が振り出しに戻ってしまったのだ。
否、振り出しならまだいい。その増援の中に、見たことも無い新型が存在している。それが無人機では無く有人機だったのだから。
そしてその機体は、念動力持ちのパイロットに干渉している。リュウセイ達は少し違和感がある程度で済んでいるが、感受性が高いアヤ・コバヤシは激しい頭痛を訴える程。
それでも、この地を見捨てる訳にはいかないとハガネ隊、ヒリュウ隊は必死に戦った。連邦の本部が墜ちてしまえば、連邦軍は機能不全に陥ってしまう。
無論、他の地区や国に連邦軍基地があるだろうが、その大半がDCやエアロゲイターにやられてしまっている。ここも失ってしまえば、連邦軍は立て直すのに時間がかかる。そしてそれをエアロゲイターが待ってくれるとは思えない。
「ちぃっ……!あの新型、厄介だな……!!」
「あぁ。グラビリオンと同じ位のデカさだが、中身は桁違いだぜ……!」
白い鳥型の機体、名を〝ヴァイクル〟といい、その大きさはジガンスクードよりも上だ。
巨体を活かした体当たりに、基地制圧を意識した巨大ビーム砲。射程距離も範囲も大きい。
「だが、無敵じゃねぇ。このままなら、いけるぜ……!!」
「守りならジガンに任せてくれ!最強の盾の本領を見せてやる!うおおおおぉッ!!」
ヴァイクルのビームをジガンスクードが自ら受ける。Gテリトリーの障壁とシーズシールドによる盾。そしてジガンスクードの硬さを全て合わせての防御だ。
この部隊1の防御力を持つ全長約70mの特機。対する相手は、全長約80mを誇るエアロゲイターの新型だ。
「へへっ……ジガン以外なら、中破ってところじゃないか?」
「後は俺達に任せな!行くぞ!」
「OK!行くよ、マサキ!」
「「アカシック・バスター!/クロスマッシャー!」」
翼を持つ鎧の騎士が蒼い炎の鳥を。究極の美少女ロボが赤と青の螺旋ビームを鳥型に向かって放つ。
出し惜しみは無し。初手から全力であの鳥型を排除しようと最高の武装を使用した。
「……!!」
鳥型も負けじとビームを放つ。何故かこの地に放っても何も破壊されていないが、本来ならば1発放つだけで大抵の基地を更地に出来るほどのサイズと威力を持つ。
だが、サイバスターとヴァルシオーネも負けていない。いや、むしろスペック的には勝利しているだろう。
マサキが乗っているサイバスターは、ラ・ギアスに4機しかいない魔装機神。そしてリューネが乗るヴァルシオーネは究極ロボヴァルシオンのリアルロボットタイプだ。対抗出来るスペックは充分にある。
互いの攻撃が押しあっている。攻撃を押しのけ、敵に向かって直進する為に進もうとしている。
だが、膠着状態だったのは僅かな時間のみ。炎の蒼い鳥と赤と青の螺旋ビームは鳥型の巨大なビームを押しのけてそのまま直進していく。
「「行っけぇぇぇぇぇぇっ!!」」
勝てる。敵のビームを押しのけ、今まさに最高戦力の一角である2機による一撃が決まろうとしているのだ。
「念動フィールドだと!?」
鳥型は咄嗟に緑のバリアを張り、それを見た念動力組が驚愕に顔を染める。
念動フィールド。それは念能力者がTーLINKシステムを介してハガネと同じようなEフィールドを発生させる物だからだ。
つまり、相手もTーLINKシステムを。或いは似たような物を使用し、尚且つ有人機である事を確信させたのだ。
「……!!」
だが、それも僅かに抵抗しただけ。ガラス細工のように念動フィールドは砕けていく。
放たれた炎の鳥と赤と青の螺旋ビームは、鳥型の機体に直撃した。
「なっ……!?」
「嘘でしょ!?まともに入ったのに……!!」
「あの鳥型、ヴァルシオンよりも硬いってのかよ!?」
「だが、流石にノーダメージという訳では無いようだ。倒せない訳ではない」
だが、鳥型……ヴァイクルは未だに健在だ。装甲にヒビが入り、今にも大きな穴が開きそうなものではある。右腕部分も装甲の中身が所々出ており、スパークまで出ている。あと一撃食らわせればもぎ取れそうな雰囲気だ。
先程のアカシック・バスターとクロスマッシャーの合体技は、相手が硬さに定評のあるアードラー産のヴァルシオンであっても、最低でも大破は免れないだろう。動くのもやっとの状態になっているだろう。が、ヴァイクルの動きは多少固くなった位だ。
とはいえ、ヴァイクルが受けたダメージは決して少なくは無い。総ダメージ量は中破といったところか。
「ああ。キョウスケの言う通りだ。このまま攻めるぜ!」
剣を抜いたグルンガストはスラスターやブースターの出力を全開にし、ヴァイクルに向かっていく。ハガネや近くにいる味方機も援護してくれている。
向かってくる虫型の群れを斬り捨てながら突き進む。狙いは鳥型だ。虫に用はない。
「何!?」
「ビット兵器だと!?」
突如、ヴァイクルの羽が1枚1枚剥がれていく。そしてそれは形を変え、中心部分に刃を発生させてグルンガストに襲いかかった。
咄嗟に剣で飛来してくる羽を斬りながらグルンガストの胸部装甲を開き、エネルギーをチャージする。
ヴァイスリッターやシュッツバルト、ゲシュペンストがグルンガストの援護をしている甲斐あって、順調にチャージは終わった。
「ファイナルビーム!!」
放たれた高出力のビームは、ヴァイクルの羽を焼き払う。連鎖的に爆発を起こした。
そのまま剣で斬ろうと接近するも、その場にはもう鳥型は見えない。慌ててレーダーやモニターを確認すると、凄まじいスピードでこの場を離れていく姿が確認できた。
「撤退した!?」
ハガネの副長、テツヤ・オノデラが声を上げる。
もう少しでエアロゲイターの新型らしき鳥型を倒せそうな状況だ。にも関わらず、当の鳥型は撤退している。この機を逃せば敵は転移してしまい、追撃は不可能になる。
そうなる前に追撃の指示を出そうとしたその時、オペレーターであるエイタの驚いた声がこの室内に響き渡る。
敵の増援か?そう思って声をかけたところ、それよりも悪い情報が知らされた。
「これは……ミサイルです!上空にミサイルと思わしき物体が転移出現しました!!」
「数は!?」
「およそ200!着弾予測範囲はこのジュネーブ全域です……!!このままではあ……あと240秒で命中する模様……!!」
「なっ……なんだと!?」
「くっ……!イングラム少佐の言った通りであったか……!!」
ダイテツは悔しさに唇を震わせた。ここを守りきるには、エアロゲイターの攻撃を凌ぎつつ200ものミサイルを4分で全部撃墜する必要がある。
だが、それは不可能に近い。成功率は1パーセントもあればいい方だろう。
ダイテツが全部隊に撤退命令を出したその時。魔法陣からカリ・ユガが現れ、虹の羽からコスモリヴァルナが出撃した。
「カリ・ユガ、ユウ?今まで何処に行ってたんだ!?」
「心配してたんだからね!」
「サティヤ・ユガと戦ってた」
「その続きはこの状況を切り抜けてからだ。ユミ・キサラギ。お前も撤退しろ。ミサイルが来るぞ」
イングラムが警告し、ラーダがこの状況を簡潔に教えてくれた。
「……いえ、カリ・ユガ、ユウ。貴女達ならいけるかもしれません」
それを聞いたリリーは、カリ・ユガとユウに指示を出す。
ユウのスペックは相当のもの。生身でカラクリ天使と戦えるのは間違いない。サティヤ・ユガとの戦いを見ているのだから尚更だ。
だが、ユウはカリ・ユガのオペレーターだ。この状態の時が最も真価を発揮する。その役割は細かなコントロールが苦手であるカリ・ユガの遠距離武装の出力調整及びコントロールが主となる。流石に近接はムリ。どうやってオペレーターが出力調整するの?
「貴女が放つ“終末の光”ならば、ミサイルを全て撃ち落とすことは出来るはずです」
かつてリリーはエアロゲイターの襲撃からカリ・ユガとユウに助けられた。そしてその際にエアロゲイターの虫型を一気に殲滅しようとしたのは、白蛇達によるビームの雨。つまりは“終末の光”である。
あの時はインスペクターのせいで不発に終わったが、ユウから武装の説明を聞いた限りだとコレが最も最善だ。
『分かりました。ユウ、行きますよ』
カリ・ユガは白蛇達に指示を出し、炎のエネルギーを充填させていき、ユウはその出力や範囲をコントロールする。
本来の“終末の光”は、辺り一帯全てを殲滅する物騒な代物だが、範囲や対象、出力を調整すれば敵だけを狙い撃てる便利な武装と化す。
チャージと調整を終えた蛇達の口から炎のビームが地上へ放たれる。そしてそのビームは地上に当たることなく、スレスレの位置で静止。大きな塊となった。
「女神に歯向かい逆らうならば、滅びの光に焼かれて果てよ!」
『“終末の光・拡”!私達の敵を撃ち落としなさい!!』
地上にある炎の塊は蠢いた後、一気に炎のビームをミサイルに向かって次々と撃ち抜いていった。
多分ワイは4人が限界かなぁ……(´・ω・`)他のメンバーは描写外でエアロゲイター落としてる。
ドバーパラ・ユガ(人間サイズ)→身長188cm
過去のカリ・ユガが混沌の世界に行った時に創造した神僕(ファルシ)。混沌の女神エトロが仕上げを施した為、神僕でありながら人の力まで取り込んでいる。ちなみに仕上げの材料はエトロですら制御不能の余り封印するしか無かった大いなる混沌。カリ・ユガと2人がかりでほんの短時間なら何とかいけた。めっちゃ疲れた。
サティヤからトレーターを経てドバーパラまで進化する為、実質カリ・ユガとのスペック差は4分の1となっている。不確定要素を無くし万全を期す為に撤退した。
ユウの心の4分の3を所持している為、撃破してユウの身体に戻すことが目標に追加された。
・大暴れしても被害が皆無な基地
サティヤ・ユガとユウの戦いの際にカリ・ユガが張った強化神術の影響。ちなみにかけなかったらサティヤ・ユガVSユウの時点で辺り一帯がぶっ壊れる模様。やっべ。
・ヴァイクル
エアロゲイターの指揮官機。有人機でもあるが、遠隔操作も出来る。個人的にはアクエリオンEVOLのアブダクターが1番想像しやすい。次点で東方不敗の操り糸かな?
遠隔操作なのに念動フィールドも可能ってすげぇ。
ジガンより大きいが、グラビリオン(推定約80m)より少し小さいらしい。つまりジガンと殴り合いが成立する。迫力あるよ絶対。
・ジュネーブ生存ルート
カリ・ユガなら……カリ・ユガなら何とかしてくれる……!!
終末の光が上空から雨のように放たれるなら地面から某大灯台のように下からもいけるはず。あのダンジョン長いし苦労したわ。初見だと隠し通路の存在すら全く分からんかった。