更にカリ・ユガに盛ります。どう収拾つけよう(´・ω・`)
オリチャー無しの一から書き直した方がいいか……?
ドバーパラ・ユガ+
HP30万→35万
【武装】
・崩壊の光:射程1〜8、威力3800、射撃武器、移動後不可、EN消費10。
・裁きの剣:射程2〜6、威力4000、格闘武器、移動後不可、EN消費40、MAP兵器(着弾タイプ)
・死神の審判:射程1〜7、威力4300、射撃武器、移動後不可、EN消費30。
・光速の刃:射程1〜4、威力4600、格闘武器、移動後可、EN消費40。
・混沌の獄炎:射程1〜3、威力5000、格闘武器、移動後可、EN消費50、気力120で使用可。
虹リヴァルナ、ラマリスのギミックでいけそうだよね。
翠色のドーム状の爆発が収まった時。ドバーパラ・ユガに起こった変化が見えた。
先ずは手だ。6本あった手が7本に増えている。生身の手ではなく、翠色のエネルギーで出来ているその手には双刃の大鎌が握られている。……嫌な武装だ。
2つ目は翼。カラーリングと兜以外カリ・ユガとほぼ同じ外見ではあるものの、2対の翠のエネルギーで出来た翼が生成されている。
『ふ……ふふふ……。まだ半分しか使いこなせていませんが、やはり“テンシの翠玉”はユガの力と相性がいいですね……』
そして何より、パワー……サイズに大きな変化があった。
ドバーパラ・ユガ本来のサイズは約600m。これは、ハガネやクロガネ級という大きなものであったが、それでも本来のカリ・ユガの3分の1以下のサイズであった。
だが、今のドバーパラ・ユガのサイズは約1500mにまで上昇している。それに合わせるかのように、スペックも上昇しているようだ。感じられるパワーが違う。迫力が違う。なんかオーラも見える。
カリ・ユガのスペックが100%だとするならば、ドバーパラ・ユガは75%。現在は88%と言ったところだろうか。
『相性……?』
『ええ。特定の感情をキーに力を発生させる宝玉……それはパワーと恩恵の両方を得ることが出来るシロモノ。私にはパワー。カリ・ユガ様には恩恵。1つの翠玉は半分に分かれました』
『……?そのようなもの、持った覚えは……』
『貴女が異物だと思い、彼女に移植したソレですよ』
かつてカリ・ユガはユウの命を救う際、天輪に宿っていた翠の異物を移植している。その異物が混ざり合い、そして半分に分かれたと言う。
“ユガの神託”と呼ばれる恩恵は人間に。翠玉が与えるパワーは神僕に分けられた。カリ・ユガとドバーパラ・ユガの鎧に後付け装着されている、半分に輝く翠の宝玉がソレである。
『ならば……貴女を倒さなければならない理由が1つ増えましたね』
カリ・ユガの残り1つの枷がパキり。と、音を立てて砕け散った。残り4分の1。その力を解放し、最大パワー……全長1999mオーバーの巨体へと変化する。1500mとなった神僕と1999mオーバーの女神。互いに賭ける物が1つ増えた上で、再度ぶつかり合いを始めた。
ーーーーーー
「くっ……!」
地上にて。コスモリヴァルナがエアロゲイターの集団を相手に手こずっていた。
カリ・ユガが改造した機体に乗っているからなのだろうか。サイバスターやアルトアイゼン等の主力機体と同程度の脅威とみなされているようだ。
バグスがレーザーを。ハバククがミサイルを撃ち、ゼカリア2体が剣を構えて斬りかかる。
「フィールド展開……!ソニック・ブレイカー……!!」
通常のリオンならば自爆特攻にしかならないが、コスモリヴァルナならば余裕で耐えられる。なんならリヴァルナ・ヘイロウによってガーリオンよりも遥かに強い出力を維持できている。
ミサイルを撃ちながら、防御にも攻撃にも使用可能な金属粒子を身にまとう。レーザーを撃って棒立ちのバグスを撃破しつつ、迫り来るゼカリアを剣ごとぶち抜いた。
「あぐっ……!?」
金属粒子が四散した直後、ハバククのミサイルがコスモリヴァルナに当たった。
敵の動きは読み切る事は出来ても、サポートは的確に出来ても、身体の動きがどうしてもワンテンポ遅れてしまう。それがリリーの弱点だ。そのワンテンポが実戦では死に繋がる。フォローしてくれるカリ・ユガ達は上空で戦っている為、味方に援護してもらうにしろ敵の数と距離がある。今、テンペスト少佐のガーリオンが向かっているが、そこまで1人で耐え切れるか……。
コスモリヴァルナが頑丈だったから良かったものの、コレがリオンならば……考えただけでもゾッとする。
「敵増援ですって……!?」
突如、コスモリヴァルナにアラートが鳴った。周囲を確認すると……居た。ヒリュウ改とハガネの近くに、エアロゲイターの戦艦が1隻ずつ。更にそこから機動兵器が複数。
2隻の鑑が瞬時に迎撃を選択し、近くにいた機体が援護しているが、敵戦艦の足を止めるには火力が足りていない。
「全速前進!クロガネ、突撃ィィィィィィィッ!!」
そんな時だ。艦首にドリルが付いているハガネによく似た戦艦が、エアロゲイターの戦艦へと衝突する。
その艦の名は、スペースノア級3番艦、クロガネ。そのドリルは眼前の敵艦に風穴を開け、その砲門は貫いた敵艦を沈めていく。
「今だ、ゼンガー!」
「応!零式斬艦刀・疾風怒濤!!チェストォォォォォォォォォッ!!」
クロガネの艦長らしき声に反応したかのように、甲板からグルンガスト零式が剣を構えて飛び出した。
全速力で。フルパワーでスラスターやブースターを噴かせ、もう1隻の敵艦に向かって思いっきり振り下ろすと、敵艦は真っ二つに切断。そのまま爆発四散していった。
「クロガネに、グルンガスト零式……」
「こちらアイアン3、エルザム・V・ブランシュタインだ。これより、貴艦を援護する」
ハガネとヒリュウ改をエアロゲイターの艦から守ったのは、元DCの旗艦であったスペースノア級3番艦であるクロガネ。その艦長は、エルザム・V・ブランシュタインだ。
テツヤとエイタ。そしてレオナとリリーは驚愕に顔を染めた。最も、驚愕の意味合いは違ってくるのだが。
この場に来たエルザムとゼンガーは告げる。少なくとも自分達……否、地球の敵は何者かということを見失ってはいないと。
今の自分たちの敵はあくまでもエアロゲイターやインスペクター等の異星人。決してハガネ隊やヒリュウ隊ではないという事。つまり、敵対するという理由も目的も皆無であるということだ。
ダイテツとレフィーナはこれを承認。イングラムがエアロゲイターに就いた今、四の五の言っていられる状況ではない。少しでも多くの戦力が必要だ。最大戦力のカリ・ユガは、上空でドバーパラ・ユガと戦闘しているのだから尚更である。
「ほう。随分と頼もしい増援が来たようだな」
「折角の奇襲も残念だったな、イングラム!」
ハガネの近くにいるエアロゲイターを撃破しながら、マサキが勝利を宣言したかのように言った。
エアロゲイターによるハガネとヒリュウ改への奇襲は失敗に終わり、同じ手は2度は通じない。
「フッ、問題はない」
クロガネとグルンガスト零式が撃破した艦から、次々とエアロゲイターの機体が転移して出現してきた。おそらく、艦をぶつけると同時に転移して機動兵器部隊を撃破するつもりだったのだろう。
だが、イングラムは焦らない。クロガネやグルンガスト零式の増援は想定外だったものの、対処される事は想定していたのだから。
無論、この増援も問題なく対処出来るだろう。だが、イングラムにとってはそれでいい。
遥か上空では神僕と女神が。地上では地球とエアロゲイターが。それぞれ大きな戦いを再開しようとしていた。