フレイヤ様はヘスティア様と仲がいい   作:アラネ

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17話 修羅場

「お客様ご来店ニャ〜」

 

「いらっしゃいませ〜」と入口を見たシルは固まるのだった

 

そこには「こちらへどうぞニャ」と案内されるベルとアイズの姿があった

 

(な、なんでベルさんがあの人と!?)と動揺してるシルを置いて2人は席に着く

 

「ベル、なんでも食べていいよ」

 

「は、はい」

 

「ここの料理美味しいから何にするか迷っちゃうね」

 

「そ、そうですね」

 

と会話する2人を見て固まっていたシルに対してミアが

 

「バカ娘!さぼってんじゃないよ!」と拳骨を落とす。

 

「イタい」と頭を押さえながらシルは恨めしそうな目でベルを見るのだった

 

「はぁ仕方ないねぇ坊主の所の注文を受けてきな」

 

「ホント!?ありがとうミア母さん!?」

 

「他の仕事を疎かにするんじゃないよ」

 

「うん!」

 

そうやって2人の方に向かうシル

 

「ベルさ〜ん来てくれたんですね。あの日から来てくれなかったから寂しかったんですよ」

 

「その節はご迷惑をおかけしました」

 

「別に怒ってはないんですよベルさんは悪くありませんし」とアイズを見る

 

しかしアイズはよく分かってなさそうに首を傾げるのだった

 

そんな2人を見てベルは早く注文をしなければと思った

 

「あ、あのアイズさん、何にするか決まりました?」

 

「うん、これにしようかなて」

 

「なら僕はこれを、すいませんシルさん」

 

「はいはい、注文ですね」とジト目でベルを見る

 

「お、お願いします」

 

「はぁ〜い、少し待っていてくださいね」といい厨房に向かうシル

 

 

「あの店員さんと仲いいの?」

 

「そ、その朝ごはん食べ忘れた時に助けて貰って」

 

「ダメだよ」

 

「な、なにがでしょうか」

 

「朝ごはんはキチンと食べないと力が出ないんだよ」

 

「そ、そうですねこれからは忘れないようにします」

 

「うん」となんだか満足気なアイズにベルは

 

(喋って見ると普通の女の子みたいだ、とても第1級冒険者には思えないな)と思っていた

 

「お待たせしました、注文の料理をお持ちしました」とエルフが配膳に来た

 

「あ、あれシルさんは?」

 

「シルはミア母さんに怒られています」

 

「な、なにかあったんですか?」

 

「シルが料理を...いやなんでもない」

 

「その言い方は何かありそうなんですけど!?」

 

「大丈夫です。大惨事になるようなことはミア母さんが阻止してくれました」

 

 

「そ、そうですか」

 

 

「えぇだから早く料理を食べた方がいい、ミア母さんの料理は絶品だ」

 

「そうします、じゃあ食べましょうかアイズさん」

 

「うん」

 

「それでは私は失礼する」そういいエルフの店員は去っていった

 

 

 

 

「もうミア母さんたら私だって料理くらいできるんですから」とプンスカしながらベル達の元に戻ろうとしたシルの視線の先には

 

 

「ベル、これ美味しいよ食べてみて」と料理を乗せたスプーンをベルの前に出してるアイズがいたのだった

 

「あ、アイズさん!?」(あーん!?関節キス!?)とベルはパニックになっていた

 

そしてアイズは「食べないの?」と少し寂しそうにしてる

 

「い、いただきます」(こんな風にされたら断れない)と顔を真っ赤にさせて食べた

 

 

その光景を見たシルは

(戦争ね、剣姫は戦争を仕掛けてきたのね)と娘のロールプレイングすら忘れて怒りに満ちていた

 

 

そんな光景に周りの客は逃げるように会計をするのだった

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