「ベルさ〜〜ん」と底冷えするような声でこちらに声をかけてくるシル
「ヒッ な、なんですかシルさん」とベルは先程までアイズにあーんされていた喜びなど吹き飛ぶ程の恐怖を感じつつ返事をした
「私が少し離れている間にとても楽しそうにしてらっしゃいますね」
「い、いえそんなことは あのどうして怒ってるんでしょうか?」
「別にあーんしてるのを見て怒ってるわけじゃないんですよ」
「そ、そうなんですね」(う、嘘だ絶対怒ってる)
「ただ相手はオラリオでも指折りの有名人なんですよ噂にでもなったらどうするんですか」
「噂?」とアイズが話に入ってくる
「え、えぇベルさんと付き合ってるって噂にでも」
「大丈夫、問題ない」
「えっ」 「えっ」
「問題ないてどういう?」
「リヴェリア達も話せばわかってくれる」
(まさか剣姫はすべて計算していたというの)
(まさかアイズさん、僕のこと...)
「じゃあ私、食べ終わったからもう行くね」
「ま、待ってください」
「なんですか?」
「ベルさんと付き合うていうことですか?」
「付き合う? どうしてですか?」
「今、話せばわかってくれるて」
「美味しいご飯を分け合っただけと話せばわかってくれますよね?」と自分はなにかおかしい事でも言ってるのだろうかというふうにしているアイズ
(やっぱり僕なんかがアイズさんと)
「そ、そうですね話せばわかってくれますよね」(そ、そうよね剣姫がベルの事をなんて)
「よかった、じゃあ行くね」そう言ってアイズは去っていった
「シルさん、僕も行きますね」
「待ってくださいベルさん!」(このまま帰すと好感度が下がっちゃう)
「なんですかシルさん?」
「今日のお詫びとして明日の怪物祭でなにかご馳走させてください。」
「分かりました、どこで待ち合わせますか?」
「明日の朝、ここに来てくれませんか」
「分かりました」
「とっても楽しみにしてますからねベルさん」
「僕も楽しみにしてますね」
「は、はい」
「シルさん、また明日」と手を振って去っていくベル
そしてそんなベルに手を振りかえすシル
ベルがいなくなっても手を振り続けるシルに対して従業員達は
「10分後にミア母さんに怒られるに明日の朝ごはんを賭けるにゃ」
と言うアーニャに
「なら私達は5分後」とクロエとルノアが返し
「不謹慎な」とリューがその様子を見て言う
「リューは参加しないのかにゃ?」
「そんな不謹慎な遊びには参加するつもりは」
「リューは負けるのが怖いのかにゃ?」
「怖い?そんな訳ないただ私は.」
「リューは負けたくないから不参加だそうにゃ」
「いいでしょうそこまで言うなら参加しましょう3分後だ」
「カモが釣れたのにゃ」
そんな様子の従業員達を見てミアが
「なにサボってるんだいバカ娘共!あんた達全員朝飯抜きだからね!シル、あんたもだ!」と怒鳴りあげる
「「「そんな〜」」」と声をあげる
「抜かれたくないんだったらとっとと働きな!」
そうして豊穣の女主人の夜は明けていくのだった