フレイヤ様はヘスティア様と仲がいい   作:アラネ

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7話 兎は現実をシル

【豊穣の女主人】

 

「ベルさん来てくれたんですね!」

 

「えぇ、朝ごはんを分けてくれた代わりに来るていう約束ですから」

 

そこで娘は疑問に思う

今朝までのベルであれば入口辺りでオロオロとしてるはずなのにと

 

「それよりシルさん達みたいな可愛い店員さんが料理を運んでくれるなんて財布の紐が緩んじゃいそうですよ」

 

ベルが女性に世辞を言う?

ありえない いったい朝別れてから何があったというのか

 

「おっと冒険者の割に可愛い顔してると思ったら女たらしかい?」

 

「そんな事はないですよ僕好きな人には一途ですから」

 

「ハハッそうかい」

 

「それじゃあ自己紹介でもしますかね、アタシはミア みんなにはミア母さんて呼ばれてるよ。よろしくね」

 

「ベル、ベル・クラネルですよろしくお願いします」

 

「ッといつまで呆けてるんだいバカ娘」

そう言いながらシルの頭にげんこつが落ちる

 

「キャア」と小さく悲鳴あげ頭を抑えるシル

 

「ほら、早くしな坊主に飯食わしてやるんだろ」

 

「はい!すぐにお持ちしますねベルさん」

 

「ふふ楽しみにしてます」

 

 

 

 

「おまたせしました。ミートパスタです」

 

「すごく美味しそうですね」

 

「はい!ミア母さんの料理はすごく美味しいんです」

 

「でもすこし多くありませんか?」

 

「...テヘ 実はなんですけど」

 

カランコロン

 

「団体様ご案内ニャ」

んみままみまままままままみみもわまやお0

「邪魔するで〜ミア母ちゃん」

 

ザワザワ

 

ロキファミリアだ 遠征から帰ってきてたのか

 

 

ロキファミリア!

 

僕を助けてくれたアイズさんが所属してるファミリアだ

 

「ベルさん聞いてますか〜?」

 

「あぁすいません聞いてなかったです。」

 

「も〜 ベルさんたらそんなにロキファミリアの皆さんが気になるんですか」

 

「はい、僕も冒険者ですから」

 

「そうですよねなら知ってるかもしれませんがロキファミリアの皆さんついても説明しちゃいますね」

 

「お願いします」

 

そこからシルさんによるロキファミリアの説明を聞きながら、

アイズさんの方に意識を向けていたら

 

「アイズ!そろそろトマト野郎についてみんなに話してやろうぜ」

 

とそんな声が聞こえてきた

 

「あのトマト野郎アイズを見て逃げ出したんだよ」と笑い話にされてる

 

そして「弱いやつにアイズ・ヴァレンシュタインはふさわしくねぇそうだろアイズ!」という言葉は僕の胸を切り裂いた

 

そうだ、僕は助けられただけだ。

ヘディンさんも言ってたじゃないか施されるだけで満足かて

アイズさんはレベル5で僕はまだレベル1だ

力の差はハッキリしてる

力をつけるにはどうしたらいい

決まってる

ダンジョンだダンジョンでモンスターを倒しまくればいい

ならすることは1つだ

 

「すいませんシルさん、用事を思い出したので今夜は失礼しますね」そう言い僕はお金を置いて店を走り去る

 

「ちょっとベルさん!?」

 

「なんやなんや」

ロキはそう言い走り去るベルを見るそしてアイズも

 

「あの子...」(あの時の)

 

アイズは出ていくベルを追いかけようとした時

 

「アイズ? どうかしたのか?」とフィンに話しかけられ

 

「その...」と言葉を濁しながら入口の方を見るとベルの姿はもうなかった

 

 

 

去っていったベルを思いながらシルは怒っていた

ベルと楽しく食事が出来るはずだった

そのために今日は朝から頑張っていたのだ

それをあの狼が邪魔したのだ

許せるはずがなかった

 

「ミア母さん」

 

「なんだい」

 

「すこしホールでうるさいお客さんがいるので黙らしてほしいんです」

 

「そんなにあの坊主が大事かい?」

 

「えぇとても」

 

「はぁ 分かったよ」

 

そう言いミアは悪酔いしてるベートの方に向かう

 

その会話を見ていたエルフの店員は

(シルを怒らせるとは彼も馬鹿な人だ)と狼に哀れみの視線を向けた

 

 

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