深夜になってもベル君は帰ってこない
フレイヤに聞いてみたら
おそらくダンジョンにいるという事と死なないようにファミリアの子を送ったという言葉が帰ってきた。
「なぁフレイヤ、どうしてベル君はダンジョンに向かったんだい?」
「ごめんなさいヘスティア、これはあの子の問題だから私が勝手に言うわけにいけないの」
「うぅベル君...どうしたんだい...」
(ごめんなさいねヘスティア、ロキ達が来るなんて思ってなかったの)
そうして朝日が昇り始めた頃合い
教会に帰ってくるベルの姿が見えた
「ベル君!どこに行ってたんだい!?」そう叫びながら近づくヘスティア
だがベルの姿を見て絶句する
「どうしたんだい!?その傷は、ボロボロじゃないか!?」
「すみませんヘスティア様でも僕、強くなりたいんです」
か細くだが力強く返事を返すベルを見て
「そっか、でもこんな無茶はやめておくれよベル君」
「ヘスティア様...」
「君が死ぬのは嫌だぜ、ボクを1人にしないでおくれよ」
「分かりました...僕、ヘスティア様を1人にしないようにします」
「ありがとうベル君、なら今日は治療して休むこといいね!」
「はい、ヘスティア様」
「今はゆっくりおやすみ、起きたらステイタスを更新しよう」
「はい」
そうしてベルをベッドに連れていき休ませるヘスティア
そしてそれを見守るフレイヤ
ベルを眠らせたヘスティアが戻ってきて
「フレイヤ、ボクは今日開催される神の宴に行くつもりだ」
「急にどうしたのヘスティア?」
「ヘファイストスに会いに行くよ」
「あなた、彼女からしばらく合わないと言われてなかったかしら」
「あぁ、だけど今のベル君にはちゃんとした武器が必要だと思うんだ」
「なるほど、だからヘファイストスという訳ね」
「それにベル君がこんな事をしたのはヴァレン何某がきっかけだろ」
「ノーコメントよ」
「そうだと言っているようなものじゃないか」
「それで剣姫が関わるからどうだというの?」
「忘れたのかい?ベル君のスキルさ」
「あぁそういうことね」
「実際に更新してみないとどれだけ伸びてるかは分からないが確実に影響してるとみていいだろ」
「そうね気に食わないけど」
「あぁだからベル君のためにもね」
「そう、私も神の宴には参加する予定だったから一緒に行きましょ」
「もちろんさ」
(ヘスティアはベルのためにヘファイストスに会いに行く なら私は...)
そして目を覚ましたベルのステイタスを更新して2人は
驚愕と嫉妬を覚えることになる。