BlueEnsembleに参戦してきました、初めてのDJイベントでしたがかなり楽しめたなぁと思っています。
しかしシャンパン20はやりすぎだと思う
20数分置きに乾杯はやりすぎだと思う
シャンパンだけで10万はやりすぎだと思う まじで
多少の薬品の匂いに釣られて、私の意識は浮上していく。
———ここ、は
知らない天井、知らない涼しさ、そして少しずつ増えていく情報。*1
最後の三つ目で私の目元に包帯がない事に気付いた私は、すぐに両目を閉じて視界を構築する。
外は明るいので、恐らく次の日だろうか?
覚えている所は日の入りにぶっ倒れたところまでであり、現在こうして建物の中にいるという事は恐らく誰かが拾って運んでくれたという事か。
屋根のある建物で寝かせてくれたのはありがたいのだが、一体誰が私を助けてくれたのだろうか……
あと、包帯が欲しい。
短時間ではあったもののなんか今ではもう目元に包帯がないとムズムズするようになってしまった。
近くにあるもの、貰ってもいいかな……?
そうして手を伸ば———
「ん、起きてた」
———すところに聞こえた声で止まる。
この声はよく知っている、何故なら前世のSNSで
「大丈夫?どこか違和感とか、ある?道端に倒れていたから、心配」
———いや、無いよ。心配してくれてありがとう。貴方が運んでくれたのかな?
「ん」
短く頷く彼女の周りに、心なしかキラキラしたエフェクトが見える(ドヤ顔をしているようにも見えてくる)。
そう、彼女こそがブルアカのヒロイン(その1)である砂狼シロコだ。*2
顔も声も良いのに銀行強盗を企ててしまうアビドス屈指のやべーやつ。*3
———と、そうだ。申し訳ないんだけど、そこの包帯を貰っても良いかな?
「ん、大丈夫」
やったぁ、という事で巻き巻き。
「……でも、なんで?」
———ん?
そんな中で、シロコちゃんは首を傾げた。
「倒れてた時も、目元に包帯があった。怪我はしてないのに、どうして?」
———あー……言ってもいいけど、その前にさ。この建物って他に誰か居たりする?
頭に?を浮かべながらも頷く彼女に、続ける。
———拾ってくれたお礼のついでに話した方が早いかなって思っちゃってね
「そっか。わかった、じゃあ先輩のところに行こっか」
———え"っ、私丸一日寝てたの?
「ん」
嘘だと言ってよバーニィ!*4
翌日だと思ったら翌々日だったなんて間違いをリアルで起こしてしまった私と案内人のシロコちゃん(途中で軽く自己紹介をした)の二人は、少しだけ歩いて目的の部屋へ。
「先輩、起きたから連れてきた」
「ありがとぉ〜シロコちゃん」
「ありがとうございます☆」
中には、ピンク髪の小さい娘とベージュのおっきい娘(色々)の二人だけ。
他の二人は外出中だろうか?
「さて〜…おじさんは小鳥遊ホシノっていうんだ、よろしく〜」
「十六夜ノノミです、よろしくお願いしますね☆」
———これはご丁寧にありがとう。私は
「それで、私が砂狼シロコ。実はもう二人居るんだけど、今は外出中。来たら紹介する」
———わかった
シロコちゃんの隣のパイプ椅子に腰を掛けて、ぬるりと私の名前が初公開。
「それで……とりあえずどうして行き倒れてたのかと、あとその目。この二つは聞いても良いかな〜?」
———あぁ、それは……
まともな記憶がなかったこと、そして食べ物がなく彷徨っていた所を掻い摘んで説明する。*5
そして目の事、これは凄く大事。
まず話すこととしては、「目が遮られずに開いていると能力が勝手に発動してしまう」「最低限包帯とかで抑えていればコントロールは完璧」「特殊な目のようで、目から入る情報量がかなり多くてそれを抑えるのも包帯をしている理由」の三つ。
その上で違和感ないような説明が出来ればいいのだが……
———まぁどうにかするなら私が目を瞑れば良いだけだから大丈夫です
そもそも私の生得術式からしてまともな攻撃は全て無限の力で塞がれてしまうので特に不安はない。
強そうな攻撃も私の六眼が感知するからどうにでもなるし、怪我でもしたら反転術式で治せば良い。
「ん〜……聞いた限り下手したら危険なものっぽいけど、ヒガンちゃんを見てる限りそこの意識もちゃんとしてそうだねぇ」
少しだけ鋭い視線を向けていたホシノちゃんだったが、現状の安定を理解したのかその鋭さはふっと溶けて消えていた。
「自分の能力を過信して慢心しないのは良い事ですよ?ただ、聞けば聞くほど使い勝手の良さが目立ちますね☆」
「計画の幅が広がる」
「こらっ、シロコちゃん?銀行強盗はダメって言ったでしょ?」
———えぇ……
即座に椎茸目になったシロコちゃんをホシノちゃんが諌める。
やっぱ生で見てもそれ程銀行強盗に傾倒する理由がわからんな。
ヒロイン補正……は無いな、こんなアグレッシブさに振りまくった補正なんぞ要らんわ(辛辣)
そうして落ち着いてから次に話すのは、私の今後。
「そもそも記憶が無いですからねぇ……———というより、ヒガンちゃんって生徒証も持ってないですよね?」
———なにそれ
初めて聞いたぞ、そんなの。
「キヴォトスの学校に通う生徒は入学時にみんな配られるんだけど……その様子じゃあ持ってなさそうだね〜」
そこまで聞いて、そういえばストーリーのアルちゃんの口座は凍結されてたなと思い出す。
生徒証がキャッシュカードの代わりになるのか、理解した。
……そういえば言い忘れてたけど、私って全裸スタートだったんだよね……
———まぁ、私が最初に目覚めた時って全裸だったからね……
「えっ」
「あらら☆」
「???」
三者三様の反応。*6
「……えっと、その〜……まさか、その下って」
ホシノちゃんのその質問に、襟元を引っ張って身体を見ながら答える。
———倒れてからシロコちゃんが脱がせてたりしてなければ、裸だね……うん、変わらず裸だったわ
「いやここでそんな事しないでよ〜!?」
お、ホシノちゃんの貴重な慌て顔、ご馳走様です。
「もぉ〜!ヒガンちゃん、君はご飯を食べたら私達と服を買いに行くよ!特に下着!!」
———あっ、はい
プンスコーン、と可愛く怒りながらこの後の予定が決定された(後半の有無を言わせぬ圧に屈したともいう)。
「でしたら、ついでに制服の採寸もしちゃいましょう!☆」
「ん、少し振りのD.U.地区」
それに追従するようにノノミちゃんもシロコちゃんも賛成の声を上げる。
———あれ、もしかして私アビドスに入学することになってる?
「はい!良い機会ですし生徒証も発行しちゃいましょう☆いつまでも身分無し、というのは良くないと思いますし……」
「ん、しかもヒガンは銃を持たない。身分証無し銃無し丸腰は何かあった時の事を考えると流石に良くない」
「ヒガンちゃんは銃を使わないとはいえ、レプリカでも良いから形だけでも持っておいた方が良いと思うよ〜?」
銃を持たないだけでカツアゲなんて日常茶飯事だからね〜、なんて続けたホシノちゃんに分かってはいたものの耐え切れず頬が引き攣った。
まぁそれも加味した上で、身分証はあった方が断然良いだろうな、やはり。
———それもそうだね、銃はともかく身分証は待っといた方が良いかも
その返答に、三人は揃って笑顔を浮かべた。
「じゃあまずは……ご飯ですよっ☆」*7
———私が見た限りでもこの辺りってかなり過疎化してたけど、その顔……アテがあるんだよね?
もう十中八九あの店だとは思っているが、取り敢えず知らないテイでいくことにする(さっき自分で記憶喪失って言ったから)。
「おじさん達のおすすめ、きっと気に入るよ〜」
「ん」
そんな三人に合わせるように、私のお腹がもう限界だと悲鳴を上げたのだった。
スターレイルとか鳴潮とかTS小説とかBlueEnsembleとかでエタってましたね(弁解)
BlueEnsembleで最初にDJをやられていた先生が山月経担当だったので速攻で握手をしてきました(こなみ)