グリッド086侵入から数日。621はRaDの下で休息を取っていた。表向き「カーラに気に入られた」ことになった621は、カーラの手引きでグリッド086の(辛うじて生き残った)設備を利用させてもらっている。上層への案内の準備が終わるまでは、ここに滞在するつもりだった。
『レイヴン』
「ん? どうしたの? エア」
『強化人間なら毒の心配をしなくてもいいというのはわかっています。しかし、あのような者たちが出した食事に手を付けるのは、やはり推奨できません』
「まあ……エアの言うこともわかるけど……」
(でもカーラのことだし、食事に変なものを盛るなんて「笑えない」ことをするとは思えないんだよな)
まさか前の人生で得てきた知見を根拠にするわけにもいかず、621は目の前のご馳走を食べていい論理的理由を挙げられない。
しかしそれでも食べ物の誘惑には抗えず、心配してくれるエアに申し訳ないと思いつつも、それでも目の前の寿司に手を伸ばしてしまう。
『レイヴン……まあ、あなたのバイタルに異常は無いようですし、大丈夫、なのでしょうか……?』
自分のために全力で警戒してくれるエアに対して罪悪感が湧いてくる。中央氷原に着いたら、何かしら一つエアの言うことをなんでも聞いてあげようと思う621であった。
『レイヴン、一つ疑問なのですが……やはり人間にとって、食事とは単なる栄養補給以上の意味を持っているのでしょうか?』
「そりゃあ、もちろん! 食事は人間の生きる理由の一つだよ。これがなくちゃ、人間とは呼べないくらいにはね」
それを自ら捨てておいてどの口が言うかと、内心自分でもそう自嘲してしまう。かつての自分は栄養補給で態々手と口を動かすことに煩わしさすら感じていたというのに。
だが、せっかくやり直す機会を与えられたのだ。四度目では、今まで気付かなかった食事の楽しさを存分に味わわせてもらおう。そう決意して、また一つ寿司を頬張る。
『ふふ、でも食事をしているときのあなたの顔は私も大好きです』
今日も食事が楽しい。きっと人間なんてそれでいいのだろう。
◆◆◆◆◆◆
『ところでレイヴン、人間は一般的に食事が高価であるほど満足度が高くなるというデータがあるのですが――』
「その認識であってるよ、エア。高い方が美味しいし」
『値段的にはこちらの方が高いはずなのに、心なしかハンバーグのときの方が嬉しそうに見えるのはなぜでしょうか?』
「え? ウォルターのハンバーグより高いの? コレ」
『はい。先程調べたのですが、現在の相場だとあのハンバーグの材料費はせいぜい数十COAMほどであるのに対し、この寿司は数百万COAMくらいになります』
「え゛っ……でもハンバーグの方が美味しかったんだけど。もちろん、これも美味しいけど……なんで?」
『……人間とは、不思議なものですね』
いくら情緒が発達したとて、まだまだ621にはわからないことがある。この逆転現象の理由を知る日は、いつになるのだろうか。
◆◆◆◆◆◆
「ビジター。その節は世話になったね。あんたを上層に案内する約束だが……その前に一つ掃除を頼みたい」
二人でカーラからの通信に耳を傾ける。やはり、上層に向かう前にこのミッションが挟まるか。
「誰かさんが暴れてくれたおかげで、うちの警備はボロボロだ」
『いえ、ほとんど自業自得では? レイヴンはむしろ敵を無視するように動いていたので、こうなったのはあなた自身のせいかと』
「…………まあ、そうとも言えるな」
テキストメッセージで挟まる鋭い指摘に、カーラは一瞬言葉を詰まらせた。
現状、エアの存在は対外的には「621の支援用AI」ということで通している。コーラルが意思を持っているなどと言ったところで信じてもらえないだろうし、何より例え信じてもらえたとしても碌なことにならないのが目に見えてるからだ。企業の連中にエアの存在がバレたら、彼女に何をされるかわかったもんじゃない。だからAIで押し通す。
もっとも、カーラはウォルター経由でエアのことも聞いているのだろうと、そう621は確信していたが。
「とにかく、今のうちらはハイエナどもに対する守りを大いに欠いている状態だ。そこをついてくる商売敵がいるのさ」
そこからは二度目、三度目と同じ話だった。RaDを目の敵にするドーザー、“ジャンカー・コヨーテス”。彼らは今回のグリッド086の大損害に際して、これ幸いとハッキングドローン設置。機密情報が抜かれようとしているので、これを破壊して阻止してほしい。そんなところだ。
「さて、この状況はあんたのせいとも言える」
『いえ、あなたのせいですよね?』
「…………言葉の綾って奴だ。とにかく二人とも、うちの虎の子はキッチリ守ってもらうよ!」
なんとも締まらないブリーフィングはこれにて終了。621は早速出撃準備に向かった。アセンブルはもう頭の中で決まっている。
R-ARM UNIT:
L-ARM UNIT:
R-BACK UNIT:
L-BACK UNIT:
HEAD:HC-2000/BC SHADE EYE
CORE:CC-2000 ORBITER
ARMS:AR-012 MELANDER C3
LEGS:2C-2000 CRAWLER
BOOSTER:ALULA/21E
FCS:FC-008 TALBOT
GENERATOR:VP-20C
EXPANSION:ASSAULT ARMOR
武装面では雑魚を相手取れる汎用性を持たせつつ、連装グレネードで火力も確保。フレームは軽量なものを採用し、何かと複雑なグリッドを走り回れる走破性を確保している。
(どうせドローンを破壊したらイグアスとオールマインドがちょっかいかけてくるんだろうなあ)
二度目、三度目ではそうだった。だから、イグアスのAC“ヘッドブリンガー”やオールマインドの無人機“ゴースト”に対処できるだけの火力を持たせておく。
「準備完了。行こう、エア」
『はい。私が、あなたをサポートします』
RaDのガレージから、黒染めのACが出撃した。
◆◆◆◆◆◆
『これで五機。全てのハッキングドローンを破壊しました』
「早いじゃないか、ビジター」
ドローンの破壊自体は大して時間もかからずに完了した。先のパーティーのせいでドローンの設置場所が変わってはいたが、歴戦の傭兵である621にとってその程度は問題にならない。
「……待ちな。レーダーに敵影。増援か?」
『屋外からです。迎撃に向かいましょう』
やはりこうなったか。場所が変わってもコヨーテスのやることは変わらないようだ。ならばさっさと現場に向かい、ミッションを終わらせるとしよう。
ほぼ初見の区画をすいすいと突き進み、外と内とを隔てる扉を開く。こちらに向かってくるACは、予想通りのものだった。
「てめえは……ガリア多重ダムの……」
暗い青色に塗装されたMELANDER C3フレームのAC、ヘッドブリンガー。搭乗者はG5 イグアス。
「ちょっとした小遣い稼ぎのつもりだったが、野良犬を潰せるなら悪かねえ」
グリッドの一区画、橋の上にて。AC同士の戦闘が始まった。
◆◆◆◆◆◆
「クソッ! なんで当たらねえ!」
結論から言えば、イグアスに勝ち目など無かった。ダムのときよりかは腕前も伸びているのだが、それでも621を相手するには不足だ。
何せ、621はその動きでFCSを騙せる。マニュアルエイムに習熟していなければ、弾を当てることすら叶わないのだ。
一方的に削られていくAPに、イグアスの不安と苛立ちが募っていく。その時だった。
『新たな敵性反応!』
「!?」
やはり来た。記憶通り、イグアスとの戦闘中にオールマインドの指金が乱入してきた。目視で敵影を確認。格闘型ゴーストが二機、狙撃型ゴーストが二機、そして――
『あれは!? 生体反応無し、無人ACです!』
「なんだって!?」
──それらを引き連れ、先頭を進むACが一機。全身をMIND ALPHAフレームで固めた中量二脚型。武装は右手に
621の記憶にない存在がそこにいた。
これら不明機体たちは暗号通信を行っているようだ。カリカリとした神経質な音が、621の通信に乗る。
「なんだこの……訳のわからねえ機体は……」
ゴースト四機と無人ACは、621とイグアスに対して無差別に襲い掛かった。
イグアスは考える。どうやら目の前の集団は共通の敵。ならば。
「チッ……背に腹か……! おい、野良犬! てめえも手を貸せ!」
野良犬呼ばわりは腹が立つが、現状イグアスの言っていることは正しい。一時休戦し、二人で無人機たちを迎え撃つ。
イグアスと621の位置関係から、自然とイグアスが無人ACを、621がゴースト四機を相手取ることになった。
(イグアスがあの無人AC相手にどれくらいやれるかわからないが……正直期待はできない。さっさとゴーストを倒して二対一にもちこもう)
方針を決定。まずは耐久力が低く、比較的倒しやすい狙撃型から狙う。
アサルトブーストを起動。離れた位置からこちらを狙う二機に対して急接近する。
後ろから格闘型が追いかけるが、速度重視の軽量ACを
あっという間に狙撃型が射程圏内に入り、まずは片方を蹴飛ばして追撃にパルスブレード。一機撃破。
続いてもう一機にミサイルとグレネードを発射。スタッガーに陥ったので、チャージリニアでフィニッシュ。実に簡単な仕事だ。
漸く格闘型二機が追い付いてくる。格闘型はパルスアーマーを展開しているので、狙撃型よりも幾分か硬い。
なので621は二機から振るわれるプラズマ鞭をギリギリで飛び越し、二機の間に入り込む。そしてアサルトアーマーを起動。
同じパルス兵装なら、パルス同士の干渉により大きなダメージを与えられる。果たして二機の格闘型は、あっけなくパルスアーマーを食い破られ、そのままスタッガーに陥った。
後は流れ作業だ。手持ちの武装を適当に回して、格闘型二機の耐久力を一気に削っていく。二機は耐えられず敢えなく爆散した。
『レイヴン、あとは無人ACだけです』
ゴーストを全滅させた621は、元いた場所へ振り返る。イグアスはあの無人AC相手にどの程度やれているのか。
「クソッ!? 何なんだよこいつ!!」
見れば、ヘッドブリンガーは大破させられていた。無人ACの特殊バズーカをもろに食らい、耐久限界を迎えて膝を付く。
「脱出するしかねえ!」
『イグアス、離脱しました。単機で相手するしかないようです』
「予想してたけど、やっぱりそうなるか」
来た道を戻り、621は無人ACと一対一で対峙する。
(イグアスはあんなんでもレッドガンの精鋭だ。それをあんなに速く撃破するなんて……無人とはいえ、油断はできない)
基本的に無人機は反応速度では有人機を凌駕するが、柔軟性に大きく欠ける。故に、腕の立つAC乗りなら問題なく撃破できるはずだ。
なのに、イグアスは目の前の無人ACに負けた。621の警戒も一入だ。
『敵AC、動きます!』
「!」
無人ACはまずバズーカとパルスキャノンを同時発射。弾幕で以てすり潰すつもりのようだ。
621は即座に横ステップで回避。そのまま無人ACに近づきパルスブレードを叩き込もうとするが──
「! いや、こいつ、間違いない!」
621の移動先を潰すように左右にパルスキャノンを振る。その撃ち方は、明らかに
(無人機がマニュアルエイムだと? とんだ高性能機だな?)
621は何度か無人ACと交戦したことがあるが、どれもこれも動きはパッとしなかった。
チャティくらいの高性能AIでなければとても人間には敵わず、そんなチャティですら見る人が見れば無人機であると看破できる。
だというのに、このACはなんだ。FCSを騙す動きに気付き、即座にマニュアルエイムに切り替える。
(こんなの、まるで
なんとか跳躍してパルスキャノンを躱し、銃撃戦に持ち込む。敢えて目の前でチャージリニアを構えることで、相手のアラートを鳴らす。
撃ちはしない。これはフェイントだ。アラートだけ鳴らして相手に回避を強要し、回避した先を本命のグレネードで──
(──回避しない!?)
『レイヴン! プラズマ投射機です!』
無人ACの左腕の兵装から鞭のようなプラズマが伸び、それはLEAPER4に向けて振るわれた。
ギリギリで反応して避けようとするが、フェイントをしようとした隙は消しきれない。プラズマ鞭がLEAPER4の左腕を焼き──
(これは!? こいつにこんな使い方があるなんて!)
――焼くだけに飽き足らず、鞭は左腕に巻き付いてLEAPER4の動きを阻害する。
621は後方にブーストを吹かして逃れようとするが、プラズマ鞭の強度は想像以上であった。
『レイヴン!』
(まずっ――)
無人ACはオービットを起動し、さらにパルスキャノンとバズーカを発射。普段だったら避けられるそのフルバーストも、鞭に腕を取られた状態では避けきれない。
「っ!」
だから、避けられる攻撃を確実に避けることに専念する。パルスキャノンは無視。バズーカとオービットだけは絶対に避ける。パルスが装甲表面を融かす嫌な音が響くが、努めて心は平静を保つ。
「そこっ!」
バズーカを紙一重で避け、オービットは斜め前にステップすることで回避。そのまま接近してパルスブレードを起動。袈裟斬りに――
「うおっ!?」
無人ACは即座に後方へクイックブースト、同時に勢いよく左腕を後ろに引く。すると無人ACの左腕から発振していたプラズマ鞭が引かれ、LEAPER4の左腕が引っ張られることになる。
左腕がピンと伸ばされる。それだけでなく、左腕に機体が引っ張られ、LEAPER4が前につんのめってしまう。それは、戦闘において明確な隙であった。
ガァン!!
爆発音が響き、コックピットに警告音が響き渡る。バズーカを撃ち込まれてスタッガーに陥ってしまったようだ。
無人ACはそのままアサルトブーストで接近し、LEAPER4を蹴っ飛ばす。コックピットが揺れ、脳を揺さぶられる。久しく感じていなかったその感覚に、621の精神はむしろ研ぎ澄まされていった。
(なるほどな。イグアスが瞬殺されるわけだ)
相手の戦術は大体わかった。プラズマ投射機を相手に絡ませることで強制的に近距離戦の間合いに持ち込み、残りの武装で圧殺する。無人ACの武装はどれもこれも近距離戦に強いものばかりなので、向こうの土俵で戦わなければいけないということだ。
(イグアスの戦術は良く言えば慎重、悪く言えば臆病だ。こいつとは致命的に嚙み合わせが悪い)
イグアスの戦闘スタイルはシールドを構えての中距離射撃戦。近距離戦を強いるこの無人ACとの相性は最悪と言っていい。
(俺も人のことは言えないな。今の武装だと近距離戦は厳しいか)
LEAPER4の武装は自爆の恐れがあるグレネード、近距離では何かと当てずらい4連ミサイル、近距離にも対応できるが特化した武器には及ばないリニアライフル。パルスブレードは起動した瞬間にさっきみたいなことが起こるだろうから、使えないものと考える。
(機体のパワーも向こうのが上……強引に振り回すのは難しい。軽量機は失敗だったか?)
無人ACは全身MIND ALPHAフレームの重量級寄りの機体。その分機体のパワーはこちらよりも高い。綱引きをしたら負けるのはこちらだ。
(だけど……やりようはある)
蹴られてからここに至るまで一秒未満。三度の傭兵人生で得た経験値が、621の頭脳をフル回転させ、最適な戦術を導き出す。
『レイヴン! 機体の損傷が増えています! 回避に専念を――』
「いや、必要ない」
無人ACは再びフルバーストを放とうとしている。さっきもそうであったように、この距離では全弾回避は不可能。先のスタッガー時の損傷も合わせれば、これで終わる可能性すらある。
だから、621は再びパルスブレードを起動する。当然無人ACはそれに反応して、後ろクイックブーストで綱引きに持ち込む――
「……!」
「かかったな!」
鞭の先にあったのはパルスブレードを発振した左腕
ACはパーツを換装する兵器である以上、当然ながらパーツのロックを解除して外せるようにする機構が備わっている。それは本来戦闘中に使うことを想定したものではないのだが、しかしこの場合に至っては
後ろに逃れるついでにチャージリニアで狙撃。無人ACのプラズマ投射機を破壊する。これでもう拘束戦法は取れない。
(勝負は決した。俺の勝ちだ)
無人ACは武装の殆どが近距離戦闘用で、機体自体は重量寄りだ。つまり、引き撃ちに対して滅法弱い。軽量機であるLEAPER4には追いつけず、一方的に撃たれることになる。プラズマ投射機も破壊されている以上、それを覆す術もない。つまりこの時点で無人ACは詰みなのだ。
果たして621の予想通り、その後の戦闘はLEAPER4による容赦のない引き撃ちにより無人ACを撃破して終わったのだった。
◆◆◆◆◆◆
ミッションを終え、グリッドのガレージに戻る道中。621は今回のミッションで一つ気になることがあった。
「なあ、エア。あのACって、本当に無人だったのか?」
『はい。確かに生体反応は無かったはずです』
「……エアが間違えるなんてことはあり得ないだろうし、俺の勘違いだったのか?」
621はコックピットの中でうんうんと首を捻る。
『何か気になる点でも?』
「うん。俺にはあいつがどうしても無人機には思えないんだ」
『それは、どういう……?』
「無人機には特有の動きの硬さがある。だから、戦えば割とすぐにそいつが無人であることがわかったりするものなんだ」
これは621特有の技能ではない。V.Iなど、極まった強者なら自然と至る洞察であった。
「俺の目が間違ってなければ、あいつは間違いなく有人機の動きだった。じゃなきゃ説明が付かない」
特に記憶に残っているのは大勢を決した一手、左腕のパージのその瞬間。確かに、
『では、私の勘違いだったのでしょうか……?』
「いやいや、エアが間違えるわけがない。多分俺の方が――」
『いえ、もしかしたら私が――』
この二人は、お互いを尊重するあまりに平行線になることが多いようだ。
621
食事の大切さを知るのに四周もかかった駄犬。大好物はごすの手料理。知ってる武器で初見の使い方を見せられても、瞬時に対応策を思いつける猟犬でもある。
エア
書いてて思う。原作の同時点と比較して、好感度高くなってね? でもここまでうちの621君がしてきたことを考えれば、ある意味当然なのか?
表向きは621の支援AIということで通してます。
カーラ
彼女がいじられキャラになる小説はいまだかつてあったのだろうか。
イグアス
621との戦闘シーンはカットされ、無人ACには瞬殺された可哀そうな人。彼の見せ場はまだ先です(二回目)
どうでもいいけどイグアスの機体構成や戦術が彼の臆病な本心を表しているという説大好きです。
無人AC
一体誰の指金なんだ……
ということで本来はChapter2で唯一原作通りじゃない一ミッションになるはずだったミッション。グリッド086侵入があんなことになったので、その称号は剝奪されました。
プラズマ投射機を捕縛武器に使うのは、感想欄にて主犯さんが書いてくださったアイデアです。面白そうだったので採用させていただきました。主犯さんにはこの場を借りてお礼申し上げます。
次回は海越え。ほぼ原作通りなのでだいぶカットすると思います。
『レイヴン、不明機体が行っていた暗号通信を解析しました』
『断片的にしか解読できていないのですが……』
『いくつか意味が取れる部分があったので、共有しておこうと思います』
『まず、「リリース計画の危険因子」と』
『それと、「奪取する好機」とも……』
『……リリース計画とは一体……』
『それに、奪取とは……不明機体たちは何かを奪うためにここを襲撃したのでしょうか?』