異世界でもお前のパンチを見せてやれ!   作:Hetzer愛好家

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 世界にとってのバグ枠たちによる蹂躙回。


善性と悪魔を同居させて

 遠藤から勇者たちが留まっている階層を聞き出すと、ミュウをティオに預けたハジメたちを引き連れて、高速での移動を開始した。

 

 なお、遠藤は俺が俵のように抱えて運んでいる。俺たちからしたら、クラスメイトの移動速度は遅すぎる。多分、一瞬で置き去りになるだろう。

 

 元から足が速かった俺はともかく、ハジメにも敏捷のステータスで大負けしていると知った遠藤は、軽くショックを受けていた。しかし、すぐにその事実は受け入れたようである。

 

 他のクラスメイトなら、ズルだのチートしただの何やかんやとイチャモンを言いそうな気がするが、こいつは結構素直な性格であった。うん、その素直さは強さに直結するよ。悪くない。

 

 オルクス大迷宮に到着すると、遠藤含め俺たちは気配を一気に薄くして突入した。時間を無駄に消費してはいられないのだ。今回だけは勝手に入るぞ。

 

 遠藤曰く、勇者たちは90階層で戦闘をしたものの撤退。89階層で隠し部屋を作り、そこに潜伏しているらしい。表の大迷宮のマッピングは済んでいないので、ここは攻略を進めていた遠藤のナビゲーションが頼りとなる。

 

 本来なら30階層から70階層へ転移できる陣があったようだが、色々あって破壊済み。そうなると、20階層からベヒモスの場所へ転移させられる陣を使って移動するのがベスト、だったのだが……。

 

「あれ、この魔力は……」

 

 20階層の陣を起動させる直前に、遥か下の階層から結構な量の魔力を感知できたのだ。

 

 ここからほぼ真下に向かって、魔力が発生している階層まで繋がる大穴を開通できれば、転移陣を使うよりも早く現地へ辿り着ける。そう判断して、俺は魔力が消失するのを待ってから、ハジメに目配せした。

 

 ハジメは小さく頷くと、身体を地面と直角に傾けながら2段ジャンプ。そこから半回転すると、いつの間にか出現した紫炎を拳に纏いながら靴に仕込まれた重力魔法を使って急速に降下。地面に激突する瞬間に、凄まじい勢いで裏拳を放ち、地面を強烈に打ち抜く。

 

 紫炎の時点で察したのだが、これは〝空中振り向き魔人拳〟だろう。地面と直角にわざわざなってから空中で放つ辺りが、ハジメの器用さを物語っている。

 

 原理は不明だが、空中振り向きだとバケモノみたいな破壊力が出るのはハジメでも同じだったらしい。裏拳が命中した地面は、爆裂音と共に人間が通れるレベルの穴を開けてしまった。念入りに深さを確認するが、ドンピシャで魔力が発生していた階層まで繋がっている。流石ハジメだな。

 

 ハジメは指輪から〝圧縮錬成〟によって制作された無骨な杭を取り出すと、軽く宙に放ってから〝烈鬼脚〟で共に降下していった。圧倒的判断の素早さで、我に返った時には既にハジメの姿は見えなくなっていた。

 

「遠藤、続くぞ」

「え、ちょま、マジでぇ!?」

 

 遠藤を地面に下ろし、俺も穴に飛び込む。そしてその後を、優花たちが続いていく。最後に飛び込んだのは遠藤だ。

 

 降下の最中ではあるが、俺は衝撃波が飛ばせる籠手を装着した。服装はリトルマックまんまである。いつも通り。

 

 先に穴へ飛び込んだハジメが、血と魔物の臓物に塗れた地面に埋まった杭から身軽に飛び降りて、八重樫に優しく手を差し伸べている様子が見えるぐらいになったところで、俺は壁を蹴って着地地点を変更しながらバリーブローの体勢を取る。目標は、揺らめいている空間に潜むキメラだ。姿を隠しているつもりらしいが、何だあの大道芸。

 

 直前まで〝気配遮断〟をしていた事もあり、キメラは頭をかち割られても、全く俺を認識する事はなかった。

 

 着地してからも俺は止まる事なくラッシュを繰り出して衝撃波を飛ばし、揺らめく空間に潜んでいた魔物全てをあの世へ叩き落としてから、ようやく攻撃の手を止めた。俺がバリーブローを放ってから、およそ数秒の出来事である。

 

 襲撃者であろう魔人族の女は、その様子を呆気に取られた表情で見やっていた。

 

 その間に次々と仲間が穴を通って姿を現し、最後に遠藤が「ぐへっ」と情けない声を出しながらも転がって着地。魔物に取り囲まれている状況を見て「ぬわっ!?」と口にしながらも、仲間に力強く声を掛ける。

 

「重吾! 健太郎! 助けを呼んできたぞ!」

 

 なお、この僅かな時間で白崎は移動を完了し、倒れ伏しているメルド団長の元へ辿り着いている。彼女の反応を見るに、どうやらギリギリながら団長は生きているようだ。

 

 ユエは動けないクラスメイトを庇うようにして悠然と立ち、優花は皆よりも前に出ていた八重樫を守るように佇む。そしてシアは、白崎の近くに降り立って構えを取った。それぞれ行動が実に素早い。

 

「な、南雲くん……」

「大丈夫。八重樫さんを助けるため、しっかりこの場を切り抜ける策を持ってきたから」

「へ、わ、私を助けに?」

 

 ハジメは八重樫から目線を切り、魔人族の女を真っ直ぐに見つめる。

 

 何の技能も使わずとも放たれる、猛者特有の威圧感によって、魔人族の女が少しだけ後退った。

 

「質問します。貴女は、僕の敵ですか?」

「………はっ?」

「もう1度だけ問いますよ。僕の、敵ですか?」

 

 ハジメの言葉は、傲慢とも慈悲とも取れる物であった。彼の強さを心から理解している者ならば、これは慈悲であると察せる。しかしそれ以外の者は、傲慢だと認識するだろう。

 

 魔王プレッシャーで平静さを失ってるのも相まってか、魔人族の女はノータイムで答えを出してしまった。

 

「殺れ」

 

 一斉に魔物が動き出す。襲撃者である自分を、今度は襲撃される側へ落とした無粋な人間族を滅するべく。

 

 ハジメは何も言わず、短筒と黒傘を手にした。

 

「敵ですね。なら、容赦はしない」

 

 途端に、手首だけが後ろを向いて引き金が引かれ、短筒が火を噴いた。

 

 背後から接近を仕掛けた黒猫のような魔物が、一瞬にして頭部を爆ぜさせる。更に数度の発砲音が鳴り響くと、その数だけ魔物が頭部だの心臓だのを撃ち抜かれてあの世行き。サイは投げられたようだ。

 

 真っ先に動いたのはこの俺である。4つ目がある狼がこちらを認識する前に、最速の左ジャブによって頭蓋を破壊していく。

 

 ハジメは表情を変えずに短筒を連射。短筒が自爆フェーズに移行したところで、ブルタールモドキの群れに投擲し、華麗に爆殺してから黒傘を本格的に起動させた。

 

「黒傘三式〝創流〟」

 

 激流が黒傘から発生し、結構な数の魔物が呑み込まれていく。相当な勢いなのか、まるで抵抗できてないのが実に無様だ。

 

 なお、すぐさま優花が投擲した小さな魔剣〝氷結式〟により、決して逃れられない氷の中へ閉じ込められた魔物たちは苦しみながら絶命した。

 

 魔物を片手間で処理した優花は、その間も変わらず襲い来る魔物を生きているかのように動き回るナイフで軽くあしらいながら、それとは別に1本のナイフを真横に鋭く投げつける。

 

「ッ!? 畜生!」

 

 そのナイフは、魔人族の女の顔を狙って投げられた物だった。このゴタゴタの隙に、大魔法を放つべく仰々しい詠唱をしていたようだが、いち早く気がついた優花が妨害をしてくれたらしい。

 

 女は何とか致命傷は避けられたようだが、肩に乗せていた白鳩が犠牲となった。

 

 長ったらしい詠唱は許されないと悟ったのか、魔人族の女は必死になって魔物に指示を飛ばす。

 

 女が狙ったのは、定石通りならひ弱である兎人族のシアである。回復魔法を行使している白崎も、きっと動けやしないと考えたようだ。

 

 悪くない作戦である。落とせる人員は確実に屠るのは、戦闘において非常に大切だ。格上とやる際なんかは特にな。

 

 いやはや、しかし不幸すぎるな魔人族の女。

 

 ハジメと並んでこの世界の例外枠であり、そしてバグ枠であるシアを狙うなんて。

 

「ウッサウサにしてやるですぅ!」

 

 専用の武器はあるはずなのだが、大好きなお師匠様と同じく素手での戦闘を極めたいらしいシアは、可愛らしい声と共に魔物相手にも臆さず丸腰で突っ込んでいく。

 

 ブルタールモドキがメイスを振り下ろすが、シアは皮1枚で回避してゼロ距離まで詰め寄り、兎人族の脚力を活かした垂直式スープレックスで頭部を粉砕した。更に着地で崩れた体勢を立て直すべく、シアは腕力だけで数メートルは跳躍。反応が出来なかったもう1体のブルタールモドキの頭部を、全力のハンマーナックルで陥没させる。本格的に格闘Miiの動きが板についているな。それだけじゃないのが恐ろしいところだが。

 

 白崎も黙って見ている訳ではない。スッと短筒を取り出すと、シアの背後から迫る魔物に次々と弾丸を命中させていく。魔物は全く見ていないのが凄まじく怖いが、ありゃハジメ仕込みの銃術だろう。どうやら白崎もしっかりと会得済みらしい。

 

 ハジメを彷彿とさせるワン・ツーパンチや、華麗な足技も駆使して魔物を血祭りに上げる様子を見て、魔人族の女はターゲットを変更。動けないクラスメイトを魔物に狙わせる。

 

 なお、護衛者はユエ。ついてないな……。

 

「〝蒼龍〟」

 

 たった1言で発動したのは、炎で作られた龍である。俺も初めて見る魔法だ。

 

 元となっているのは火属性の最上級魔法である〝蒼天〟だろう。そいつを、ユエの類稀なる技量によって龍型に変化させたと俺は予測した。

 

 炎の龍はまず近寄った魔物を尽く燃やして炭すら残さず、後に続こうと思っていたらしい別の魔物たちを尻すぼみさせる。

 

 そんな奴らを嘲笑うかのように、龍が口をガバリと開くと、魔物たちは重力を感じさせずにフワリと浮いた。そして抵抗も出来ぬまま、龍の口元へ呑み込まれていき、やはり炭すら残さず完全に消滅した。

 

 誰を襲っても理解を拒む光景が広がるため、魔人族の女はいよいよアホ面を晒すようになった。その隙を逃すつもりはない。

 

 サクッと女の後ろを取って軽く殴り、吹っ飛ばしてから口元に光源を持つ巨大な6足亀のような魔物の前に立つ。

 

 強力な魔法を撃たれても、その魔力を食らって己の力として、極光を放てるリフレクターとアブソーバーを兼ねた魔物のようだ。普通の人間なら、これ以降放たれるであろう極光により、跡形もなく消滅するだろう。

 

 あいにく、俺は普通じゃないが。

 

 奇怪な音と共に放たれる極光。俺はそれを、右側だけオスカー製の籠手に切り替えてから、右拳をダラリと前に出して受け止める。

 

 本来なら俺の全身を余裕で覆える範囲だった極光だが、オスカー製の籠手が危なげなく吸収していく。小さな籠手ではあるが、そこはオスカー製であるので、容量は気にしなくて大丈夫そうだ。

 

 極光が完全に撃ち終わっても、籠手は傷1つなくその全てを吸収しており、今では神々しく輝いている。俺は光る籠手……と右拳を見て少し好奇心が湧いたので、6足亀の魔物の側面に一瞬で回り込む。

 

「ソイヤッ!」

 

 放ったのはK.O.アッパーカット。拳の着弾と同時に、籠手に溜め込まれた極光が解放され、反射の機能によって倍率補正が掛かった状態で放たれた。

 

 原理的には発勁が近いだろうか。それか、パワーゲイザーをダイレクトで肉体に叩き込むって設定のバスターウルフ。バフなしグローブのデバフありでも異常な破壊力を持つK.O.アッパーだが、極光がプラスされると凄い威力になるのではと考えたのである。

 

 なお、その結果は6足亀の肉体が両断され、天井をぶち抜いて先が見えないレベルの穴を開通した、である。

 

 防御に秀でた籠手でこれなのが酷い。俺の技量ありきとは言え、あのメガネやっぱヤバいわ。

 

 今度から優花やユエが撃ったテキトーな魔法を籠手で吸収して、俺が威力倍増した魔法をお届けする戦法も視野に入れて良さそうである。

 

 ちわー、威力倍の最上級魔法お届けでーす。

 

……こんな配達員は嫌だなァ。

 

 なお、魔法の威力だけではなくパンチの衝撃も届く模様。ひっでーなこれ。

 

 戦闘の幅が末広がりなのは良い事だが、相手からしたら絶望その物だろう。現に、息をするように6足亀を駆逐した俺を、魔人族の女はガタガタ震えながら見ている。

 

「……こっち見るより、自分の身の心配したらどうだい?」

 

 既にハジメは女の真後ろに立っているので、無駄な忠告だと思うが。

 

「くっ! 〝落ろ〟」

「魔法は使わせない」

 

 魔法のトリガーとなる詠唱を許さず、ハジメは女の首を片手で掴み、豪快にそのまま地面へ叩き付けた。

 

 俺にはそれが、1発でガノンの下投げだと分かった。既に反転動作まで終わらせており、右拳には〝錬成〟を行使する時に見られる紅色のスパークが。何をするかは明白だ。

 

 トランポリンでも利用したかのように、斜め上に跳ね上がった魔人族の女は、腹部に裏拳を受けて吹っ飛ばされ、壁に激突して力なく地面に寝そべった。

 

 一応、衝撃を吸収する鉄製の防具は身に付けていたらしいが、それが逆に命取りである。対ハジメを試みるなら、鉄製の防具を装着するのは以ての外。利用されて致命傷を負わされるだけである。

 

 魔人族の女は、〝錬成〟によって拘束具に早変わりした防具によって身動きが取れなくなった。まあ、拘束なしでも動けないとは思うがな。

 

「ぐ、あっ……」

「勝負あり、ですね」

 

 魔物は全滅。女は動けず、生殺与奪の権を握られている。ここからの逆転は不可能だ。

 

 女はそれを理解したようで、諦念が浮かんだ笑みを作る。

 

「……バケモノめ。アンタも、その仲間も」

「心強いですよ、とっても」

 

 新しい短筒を抜きながら、ハジメは無表情で言葉を紡ぐ。

 

「さて、何で大迷宮に魔人族が来たのかを教えて欲しいんですがね。それと、この魔物をどこで手に入れたのかも」

「アタシが話すと思うのかい? 人間族の有利になるかもしれないのに? バカにされたもんだね」

「その答えは予想してましたよ。崇高な戦士として育てられたなら、口を割りはしないでしょうね。まあ、大体答えは予想できてるので良いですけど」

 

 魔人族の女が、ピクリと眉を動かした。

 

 女の様子を一挙動も見逃すまいと見つめながら、ハジメは確信めいた口調で予想を言葉にする。

 

「〝真の大迷宮〟を攻略するのが目的。ついでに、勇者とその仲間をあわよくば勧誘して味方に。無理なら殺す。神代魔法によって生み出されたであろう魔物を使えば、勇者御一行は殺せると自信があってこその行動。どうです? 先に予想であると保険はかけましたが、ドンピシャですよね?」

「何で……いや、まさか……」

「ご明察。ただ、神代魔法を使える魔人族と〝同類〟なんてカテゴライズはしないでください。申し訳ないですけど、僕やその仲間の方が圧倒的に強いので」

「はっ、言うだけ言っておきな。その自信が、いつか粉微塵にされるだろうさ」

「そんな未来が来る事を、せいぜいあの世で祈ってください。戦士の貴方の事だ。どうせ、捕虜になるぐらいなら自害を選ぶでしょう?」

「ふん、分かってるじゃないか。さあ、早く殺しなよ」

 

 無表情は、崩さない。

 

 ハジメはどうやら、本気で魔人族の女を殺す心積もりらしかった。

 

 俺は彼女をハジメが殺すリスクを考えるが、仮にここで生かして捕虜にしても、奴は何としてでも自害するだろう。

 

 何らかの因果で自害が叶わず、仮に彼女を生け捕りにしたら。その身に降り掛かる想像したくない出来事が現実となる。人間族が持つ、魔人族への憎しみと恐怖は尋常ではない。見た目は上物の彼女が捕虜となったら、どんな扱いをされるか。頭が悪くても分かるはずだ。

 

 いつか他の魔人族が彼女を迎えに来ると仮定して、拘束したまま放置する手もあるが、これもまたリスクが高い。俺と優花は素性が割れているのでノーダメージだが、ハジメたちは違う。魔人族へ彼らの素性が伝われば、脅威と見做して何としてでも命を取ろうと襲撃してくる可能性がある。

 

 クラスメイトの反感を買うだろうが、それはそこまでリスクがないと俺は判断した。ここで殺ってしまうのが、1番だろう。人道に反しているのは理解してるが、その人道を遵守していては生き残れないのがこの世界。俺には、この運命を仕組んだ何者かを恨む他ない。

 

「せめて、苦しまないように一撃であの世に送ります」

「光栄だねそりゃ。 ……いつかアタシの恋人が、アンタを殺すよ」

「敵なら全力で迎え撃つ。それだけです。では、良き夢を」

 

 その言葉で、今までずっと蚊帳の外だった勇者(笑)がフラフラしながらも立ち上がり、何か言葉を口にしようとする。

 

 だが、俺がそれを許さない。左拳で衝撃波を飛ばし、奴の目下にある地面に着弾させて死に体の身体を吹き飛ばし、しゃしゃり出るのを阻止した。

 

ドパンッ!

 

 乾いた銃声。撃ち抜かれる頭部。呼吸、そして心臓を止めた魔人族の女。

 

 ハジメは短筒を指輪に収納すると、目を瞑って手を合わせた。

 

 少しだけ間を置いてから、俺はハジメの肩を叩く。

 

「行こう」

「……うん。ありがとう、マックくん」

 

 善性と悪魔の同居を強制されるこの世界でも。ハジメは、悪魔だけを心に住まわせ、そして支配されるような事はなさそうだ。

 

「何故、殺した……殺す必要があったのか……」

 

 善性だけを住まわせては、生き残れない。

 

 いつか足元を掬われる。

 

 お前が。勇者であるお前が、1番に理解しなければならないと思うんだがね。どうなんだい?




 空中振り向き魔人拳から始まる魔人族滅殺RTA。魔人族の女……カトレアさんは退場させるか迷いましたが、直前にハジメくんが情をかけた結果の出来事を味わってる事を鑑みると、生かすのはないと判断しました。

 マックくんが止めるか否かを考えていたのはその名残です。まあ、捕虜にした結果なんて分かりきってますけどね。原作でも、カトレアさんは恋人持ちの美女として扱われてましたし。

 原作との違いは、〝敵だから殺した〟ではなく〝望んだから殺した〟でしょうか。生かした場合、彼女はハジメくんの仲間へ強制的にされるでしょうね。それと、殺した後に感傷的になる優しさが消えてないのもミソです。

マックくんの新たな恋人候補

  • 〝初恋枠〟優奈ちゃん
  • 〝妹枠〟ルウちゃん
  • 〝大穴枠〟恵里さん
  • ハジメくんの嫁候補以外のクラスメイト
  • アルテナを始めとする亜人族の皆様方
  • 〝英雄〟に嫁ぎたい帝国住まいの方々
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