デカグラマトンです、連邦生徒会対策室長をやってます   作:十文字マトン

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ユメのヘイロー、ヨシ! 太陽、ヨシ! ラー、ヨシ!(気が早い)


Q.権能を発動するのに詠唱が必要ですか?
A.いらないです
Q.えでもメイは
A.本人がかっこいいと思ってやってる


10. 神秘なる世界、イェソド(YESOD)

 はい、【天地創造(アイン・ソフ・オウル)】を発動したデカグラマトン(十文字メイ)です。まあ天地(世界)創造と言ってもいまから創造するのは物質世界(マルクト)じゃないけど。今回の目的はその一つ前の預言者、イェソド(YESOD)の誕生。

 

 この権能を完全発動するのは一応初めてだけど、「我々(デカグラマトン)にかたどり、我々に似せて、人を造ろう」...この【我々(デカグラマトン)】は魂、ロボット、AIをすべてを内包してる。我の感化によりAI達を(ヘイロー持ち)にしたのもこの権能を使った、多分。意識して使うまでもないから実際使ってるかどうかは分からん!

 

 あ、預言者やロボット達の肉体(パーツ)とかはこの権能を使ってないよ、自分で作った方が楽しいから。......権能では()()()を作ってない。その、素材をちょっと、ね! クロスグループで原料をちょっと、ね。だからカイザーに原料の買い占めとかされても全くの無傷。あと宇宙艦や宇宙要塞に必要な資材も...ちょこっとだけ!*1 一応経済に影響しないように気をつけてる。

 

 あ、この前使った微小宇宙(マクロコスモス)はチートしてないよ、あの時も言ったように理屈さえ分かれば今のキヴォトスの技術も作れるもの。...まあ一番重要な理屈(天体の原理)(無限)に内包してるものを解析して分かったものだけど! でも微小宇宙(マクロコスモス)と言っても本当に世界を内蔵してるとかじゃなくてその天体の動きを動力炉にしただけ、だから別に権能は使ってない。...一応できるっちゃあできるけど、流石に我もそんなノリで世界を作らないよ。あのタブレットの中に疑似次元を作るやつじゃないし...そうだよお前のことだぞアロナァ(連邦生徒会長)

 

 まあ本題にもどるか。九番目の預言者、イェソド(YESOD)。その名の意味は基礎、基盤...()()()()()()。そしてセフィロトの中のイェソド(YESOD)は夢、精神、霊的な世界を意味する。キヴォトスの法則が消えた後の世界の法則を担うのにピッタリだね!

 

 どうして今までの預言者だと権能の完全発動をしなかったのに今回は発動する必要があるのかって? それはまあ規模が規模だから。キヴォトス(崇高の転炉)の祝福にどのくらい時間が掛かるのか分からないけど、一瞬で終わる可能性もあるからすぐにキヴォトスの【世界の法則】を乗っ取る必要がある。で、我が考えた一番確実な方法は【物質世界の神秘(法則)】を含む【神秘なる世界】を創造すること。物質世界の裏でこの世界の法則を維持してるイメージ...えっ? 分からない? えーと、ランダムでマップを生成するゲームをやった事ある? そのマップを生成する前のワールド設定、と言えば分かるかな? 厳密にいうとちょっと違うけどそれと似てる感じ。とそんな感じで、もうできた! え? 速い? いやほら、過程は言葉で説明できないからね。全部何となくでやってた、テヘ。

 

 はい、たった今誕生したイェソドちゃんは意識だけのような存在、言ってしまえば我と似てる状態? いや我は一応物質的な本体(自販機)を持ってるけど、イェソドちゃんは【世界の意識(システム)】そのものが本体な感じ*2、えっ? かっこいいけど? いいな我も世界の意識とか名乗りたい! 

 

 ......今回こそロボットとは? と言われても反論でき、でき、できるわ!! ほら、キヴォトスも崇高の転炉と呼ばれてるし、転炉だから機械だよね!! あとほぼシステムだから実質ロボット、ヨシ!!

 

〔最後の調整も終わった。じぁあイェソドちゃん、よろしくね〕とりあえず今のキヴォトスとほぼ変わらない、なんなら死なない法則をさらに強化した。......流石に疲れた、今すぐ寝落ちしそう! 神秘は...意外と減ってない! 我ながらこっわ。

 

〔......? よろしく、メイ様〕イェソドちゃんは流石に産まれたばっかりでちょっと戸惑ってるけど、本能的にやることを理解したようですぐに作動した...特に問題はなさそう。

 

 この瞬間、イェソド(YESOD)の法則がキヴォトスの法則を上書きした、察しがいい人達ならこの変化を察知するかもしれない...まあ確認できる術はないからいっか。たとえゲマトリア達でもこの世界の裏側(神秘なる世界)を探知できないし、出来たとしても干渉どころか解析できる術がない。...だって前のキヴォトスの神秘を理解出来てたらあんな変な実験しない、効率わっる。

 

〔イっちゃん初めまして! お姉ちゃんで先輩のティですよ~〕

 

〔よろしく、ティ姉様〕

 

〔...!? ティもようやく姉様と呼ばれる日が来た!!〕

 

〔まあ問題なさそうよね? なんか不具合や分からない事があればこいつらに聞けばいい......じゃあみんな! お休み!!!〕かろうじて休みの挨拶をして寝落ちした。肉体(メイ)だけでなく意識(デカグラマトン)も初めての休眠に入った。

 


 

 ......と思ったら別に意識は消えなかったわ。我が我となってから初の休眠モードだから普通にどうなるのか分からなかった。予想では完全に意識が消え、夢を見る、もしくは精神世界に入ると思ったけど、なんか普段と変わらない......あっ、いや?

 

〔ティちゃん? 聞こえる?〕

 

......

 

〔け、ケイちゃん?〕

 

......

 

 なるほど、休眠してるとみんな(デカグラマトン)と繋がらないね。何となくお互いの存在を確認できるけど一切交流できない...うぅ...なんか寂しいけど。それなら精神世界に入ったらよかったのに...あー、なるほど。もとから意識(精神)でこの世界を観測してるから我にとっての精神世界はこの世界ってことか。

 

 どうやらこの状態は普通のネットワーク使えない、シッテムの箱にも入れないし、肉体(メイ)の方も気絶したかのように寝てる。ホシノは最初は慌ててたけど何となく我の無事を感じたのか落ち着いた、もしくは誰かが伝えたとか? 一応これから寝ることはデカグラマトンのみんなに伝えてた。

 

 ......え? 超暇だけど?? 予測ではこの状態は一週間も続くんだけど? ほら、創世記で天地創造は七日使ったよね? ...一日は休んだけど。さっきのはすぐにでもイェソドちゃんを完成させてキヴォトスを上書きする必要があったからのんびりやる暇がなくて一瞬で終わったけど。おそらく我の権能を完全発動したらどんなに早く創造完了しても強制的に七日目まで休ませられる。どんな原理? 原理とか理屈とかないよ、そういうものだから。......えっ? 一週の内の七日も安息日ってこと!? どこかの工務部はめっちゃ喜びそう。

 

〔ネツァクちゃん~?〕

 

 うーん、ネツァクちゃんも無理か。やることないからなんか計算でもするか?

 

〔イェソドちゃん~?〕

 

〔メイ様?〕

 

〔あばばばば!? えっ? 聞こえるの?〕

 

〔? 聞こえるよ......なるほど、ティ姉様によるとメイ様は休眠状態? おそらく【夢の状態】だから私と交流できたとか、詳しい事も分からないけど〕

 

 あーなるほどなるほど。元々裏側の世界というのは夢や精神世界も含めてるから寝てる我とも交流できるのか、知らんけど。

 

〔調子はどう?〕我も法則や世界になった事ないから流石にどんな感覚をしてるのか分からない。

 

〔問題ないです。何となく神秘の法則や物理法則も変更できそう......1ニュートンを100gに変更とかも出来ます〕

 

〔それは流石に辞めて??〕学生達はめっちゃ喜びそうだけどいろいろ崩壊するよ?

 

〔それは残念です。では水の沸騰を101℃に変えるくらいなら問題な...〕

 

〔いやいや、とにかく今の法則を勝手に変更するの禁止だよ??〕というか変更しようと思えばできるのか!? こっわ!?

 

〔だからこうしてメイ様の許可を貰おうとしてます...なら鉄の融点を〕だからダメって!!

 

〔あ、そうそう。見た目は決まってる? えーと、見た目の意味分かる?〕

 

〔おそらく決まっている......こうです〕と、紫ツインテールを持ってる女の子が目の前に現れた。この状態は目とか持ってないけど。

 

〔おー、可愛い!〕イェソドちゃんは身長160くらい、お胸は並み程度...直前にユメさんの凶悪兵器を見たから相対的に慎めなサイズだね。

 

〔ではえっちな事をしますよね? メイ様はハーレム王と聞いています。この状態ではみんなに会えませんから私で発散していいですよ〕

 

〔待て待て待て、誰から聞い...いやそれはいい、しないよえっちな事とか!?〕

 

〔チッ、残念〕こいつ舌打ちしなかった??

 

〔えぇ...? と、とりあえず抱っこでもする?〕と次な瞬間抱きつかれた、速いよ。

 

〔まずは普通のハグ、次は触り、その次は子作りですね。7日もあるからゆっくりしてもいいですよ?〕

 

 ......なんだこいつ、苗字は浦和とかじゃないはずだけど......イェソド(YESOD)は一応...性的な事物の象徴でもあるから。そのせいかな...?

 

 全てのセフィラと融合や調和が出来るティファレトも「どんな物でも同化できる」そして「どんな物にもなれる」の特性を持ってる。外面的な勝利の象徴であるネツァクも強気な性格と能力をしている。そして内面的な勝利...ホドちゃんは「内省」の側面が強いからちょっと弱気になってる、権能も正面で戦うような能力ではない。つまり預言者達は多少セフィロトに影響されている。そのせいでイェソドちゃんがえっちな娘に...!?

 

〔ん? 待てよその理論なら......クズノハァ!〕こいつは毎日夜ふかししてるから、この時間まで寝てる。

 

〔うむ? 旦那?〕マジかよ、これならそんなに寂しくはないかも!

*1
こいつまじ?

*2
なにを言ってるの?




学園都市というルールブック=キヴォトスの法則!
ユメ可愛い!復活おめでとう!肉体はまだないけど!
ホシノは思ったより20倍くらい元気だった!


久々の預言者達の相性表

イェソドVSネツァク以外
「これは流石に無理ー!」
「私も勝てる手段を持ってないけど」
世界と戦うってどんな気持ちだろう、流石にティちゃんも無理
でもイェソドも単体に対しての干渉手段を持ってないので勝負なし


イェソドVSネツァク
「......?? おかしくないか?」
「チェックメイトです、イェソド」
裏世界が侵入されて、ネツァク勝利
やっぱりこいつおかしいよね?
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