デカグラマトンです、連邦生徒会対策室長をやってます 作:十文字マトン
「!? そ、それは......秘密!!」えーなになに、気になるじゃん。
「メイちゃんメイちゃん、ホシノちゃんの銃はね」
「ユメ先輩!?!? や、やめ」「Heart of Meiですよ!」「ギャァアアアアア」わ、わーお。
「さあご覧なさい。解釈されず、理解されず、疎通されぬ不吉な光を。これを前にして貴女は何になるでしょう?」それは我も気になるけど、その前に重要な準備があるのでベアトリーチェに構う暇は...なくはないけど。
〔じゃあティちゃん、戻ってね〕
「では諸君、また逢う日まで!!」いや諸君って誰だよ。そんな勢いがいい返事をした後、旗を持ってるティちゃん一人を残して他のティちゃん達が全部
〔死んでもこの旗を守ります!!!〕いやだからお前の方が大事に決まってるだろ...おい溶けるな。
集合精神であるティファレトの強みの一つ──いざという時肉体を放棄して個体の意識をティファレトに戻せる。ほぼ無敵とはいえ、一応死ぬ可能性もある。肉体が意識を維持できる体積以下に減らされるか、もしくは肉体と関係なく魂や存在に影響を与える手段。色彩がどんな物なのかは推測でしかないので、念のために一人を残して他のティちゃんを帰還させた。我やネツァクちゃんと違って、ティちゃんはまだ【
「......は?」流石にベアトリーチェも目の前に人が突然溶けるの見たことないからビックリした...いや見た事ある人を探す方が難しいか。まあ窓は既に固定したので、ゆっくり驚いていいよ。
そして次の瞬間...いや、
ふむ、なるほど。この【光】は正確に言うと波のあれではない。質量がない、実体もない、見た目はプロミネンスのような形で、そして肉眼でみると光源があるようには見えない。間違いなく物質の存在ではない、しかし同時に精神的なものでもない...どうやらこれは光そのものが色彩といったところかな。ずっと光と呼ぶのもアレだし、とりあえず「異光」と命名するか。
あの異光を目視するのも、異光に触れるのも...照射とも言えるが。照射された存在が
イェソドちゃんとは違うけど、あれも一種の法則の上書きと言えるかな? でも世界や空間の法則を上書きするのではなく、接触した物を別の法則に変えようとしてる。ゲームのキャラクターをそのままに別ゲームのシステムにするという良くわからん状態...例えるとレースゲームの車を戦車ゲームのシステムにする感じ? いや例えても良くわからんな。
色彩が接触しようとしてるのはぬいぐるみロボット、我、ティちゃんとベアトリーチェだけで、空間、神秘、周りの建物や地面には一切興味がないようだ。つまり背景やシステムに興味なくて、「キャラ」にだけ目を向けてる。基準はなんだろう? いま溶けてティちゃんじゃなくなった液体金属には目もくれないのに、同じ生きてないぬいぐるみロボットには接触する......「ユニット」として見てるのか?
そんなぬいぐるみロボットはさっき言った通りみんな即堕ちして色彩ぬいぐるみロボットになった、正直この状態は前のより研究の価値があるのでヨシ。次はベアトリーチェだけど...元々力をパクる気だから流石に対策を用意してるな。異光がベアトリーチェに触れたらそのまま吸収された。2、3回やったら色彩の方が興味を失ったらしくてもう接触するのを諦めた。
〔ティちゃん、大丈夫かな?〕で、その異光は我をも照射してるけど、してるだけで特に影響がなかった。「効かない」ではなく「なんもしてない」だね、おそらく色彩からは我を「変えたい」という意識がないよう...まあ理由はちょっと心当たりがある、何ならあとで
〔はい! 大丈夫です! 最初はちょっとだけ劣勢でしたが今はもう
色彩化...ゲマトリアはそれを「反転」と言ってるけど実際は全然違う。詳しい説明はあとにして。
別に
反転でも転化でも上書きでも、必要時間が本当の0でもない限り少しの猶予がある。例えると光が1メートルを進むには約3億分の1秒が掛かる。人にとってそれは全く知覚できない時間だから0に等しいが、その「3億分の1秒」は消えない。そんな「少し」さえあれば対処できる。
つまり何が起きているかというと、人が知覚できないくらい刹那の中にティちゃんが異光に影響され一部が色彩化して、そして色彩化した部分がすぐにティファレトに同化されて元に戻る。そんな陣取り合戦が数字で表せないくらいの回数ティちゃんの体内で繰り広げられている。
そう聞くと割と危なそうに聞こえるけど、ティちゃんが同化するとき、同化された相手の情報も貰えるので持久戦はティちゃんに絶対的な有利がある。同化すればするほど色彩ティファレトへの理解度が上がるし、無害と判断した情報を
もちろん
まずティちゃんの人間体一人分は確かキヴォトス人基準ならアホほど強いけど、1個体だけなら所詮1個体。ティちゃんの強みである集合精神と我のサポートによる演算能力があってこそあらゆる攻撃を受けても無効もしくはすぐに修復できる無敵性を所有してる。そして権能の同化も「触れただけで同じものになる」ように見えるが実はめっちゃ複雑な演算が必要。つまりこのティちゃんがたとえ99%が色彩化されても、残りの1%は1%に見えるだけで裏では数億万のティファレトがバックアップをしてるので、単純に同化し合うなら「0.99VS億以上」と言う意味不明な戦力比のおかげで一瞬で取り戻せる。なので、色彩ティファレトからの同化はそんなに脅威ではない。逆に言うとそんなティちゃんに一瞬でも優勢を取れる色彩凄いね。
あとどうでもいいけどこの役のティちゃんはクジ引きで決まった。そうしないとこの役を巡るなぞの内乱が始まる...らしい、ソースはケイちゃん。内乱と言っても殺し合いではなく、バトル内容は
〔
〔あーいや、もうちょっと待ってて〕
そうそう、ネツァクちゃんは先ほどからずっと古聖堂の外で待機してる。ほら、万が一この我が色彩化したらめんどくさいじゃん? だからもしそんな事が発生したらこの我を廃棄出来る保険を用意した。たとえ我の命令でも、身内の中には
ネツァクちゃんが偽造なしでベアトリーチェの前に出たらどう呼ばれるのか若干気になるけど...普通に行くと【
と、ティちゃんのおかげで色彩への情報が結構揃った。会話くらいならもう問題なく出来るはず、なのでやってみるか!
〔やぁやぁ、はじめまして、我はデカグラマトン。名前はある? 我の事分かるよね?〕
ここまで来たら色彩の行動原理にある仮説が出来てる。色彩はおそらく侵略とかが目的ではなく、目的はかなり単純で分かりやすいこと......
〔よかったらまずは友達になろうか? お前がどんな在り方でも我が受け入れよう〕そう、色彩は
タイトル、嘘はついてないよ。色彩ティファレトは出た。
ティちゃんがなにをしてるの解説
色彩が来た→ティちゃんが一部色彩化された。
色彩化されてない部分のティちゃんが色彩ティファレトを同化してティファレトに戻す、その間も色彩に照射されたのでまた一部が色彩される。そんなやり取りが一瞬のうち数千万回も繰り返してる。
色彩ティファレトは同化をしてるのかは不明、やってもやってなくても変わらんので。
同化による色彩ティファレトとて色彩への理解をもとに、メイが色彩へのコミュニケーションを成功した。
色彩→ぬいぐるみロボット
成功したけどなんか違うね...
色彩→ベアトリーチェ
なんか触ったら消えら、もいいか。