デカグラマトンです、連邦生徒会対策室長をやってます   作:十文字マトン

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毎回言うけどゲマトリア内で探究面なら黒服が一番雑魚説

マエストロ
 ミメシスの技術と実績シロクロ(この世界はユスティナ未遂)、太古の教義確保、先生大好き。経営方面は実績なし。

ゴルコンダー
 テキストの技術?(ヘイロー破壊爆弾はテキストを提供しただけで実現したのはベアトリーチェらしい)、ペロロジラの顕現、先生解釈不一致のため反転アンチに。経営方面は実績なし。

ベアトリーチェ
 儀式の技術、変身の能力(この世界では未遂だけど)、アツコの防御マスク、先生大嫌い。経営方面ではアリウス内戦の終結、領地の確保、アリウスのクソ環境の運営(統治方法はいいと言えないけど少なくとも生命の保障した)。

黒服
 無名の司祭の技術を持ってるらしい(実績なし、アツコのマスクは技術提供したけど制作は多分ベアトリーチェ)、デカグラマトンの預言者を観察してるらしい(原作は自販機自爆後パスを確保したらしい...がそのパスで命令出来るのかは不明、しかも直後色彩にパクられた)、間違った場所で箱船の探索、先生大好き。一応経営方面は大手企業と対等の関係を結んだ。


13. 大怪獣総攻撃~③

「......」

 

「な、なんですか、それは...?」

 

『シルエットを見れば分かるやろ? 戦車だよ、一応ね』車というよりは移動要塞のようなものだけど定義的に一応戦車...サイズはアレだけど!

 

「......ゲヘナと平和条約を結んでいてよかったですね」

 

「アレと戦うのは流石にミカも厳しい...よね?」いやそもそも個人単位で戦う物じゃない...と言いたいけどミカさんならあり得るかな? とみんな考えるよね。

 

 ...実際はどうだろう? アレの主砲が直撃したら流石にミカさんでもダメージを負うはず...けどダウンするかどうかはその時の調子による、まあそもそもサイズ的に人に直撃させるのがめっちゃ難しい。でも同時にミカさんがあの装甲を貫通させてダメージを与えるのも難しいと思う。本気で戦ってるミカさんは見た事ないけど、一応神秘をこっそり解析した結果、もしミカさんが本気で銃を撃ったら銃弾が着弾の時神秘に耐えられずに破裂する可能性が高いと分かった......なんで人力で普通の9mm弾を疑似HEIAP*1に変えるの...? こっわ。あれなら装甲にダメージを与えられるけど貫通や破壊するには連続で当てる必要があるから結局難しい...なにかのきっかけで激昂状態にならない限りね! キヴォトス人がキレたときの戦闘力は予測しても無駄だから。

 

「キキキッ、怖くて声も出ないのか?」いやめっちゃ喋ってたじゃん。

 

「はぁ...出したのはいいですけど、相手は空を飛びますよ? 主砲を飛んでいる相手に命中させるなど流石に難しいです。一応対空機銃も持っているので完全に対抗手段がないわけではないですが」

 

「でしたら主砲を使わずに対空機銃で注意を引き付けるのはいかがでしょう? あのサイズなら安全性も...」

 

「なにぃ!? 相手は飛べるのか!?」

 

『いや会議の時言ってたじゃん』なんで知らんのお前! 聞いてたと思ってたよ!!

 

 あーはい、デカグラマトン(十文字メイ)でーす。トリニティゲヘナの対ニコラドン作戦室にいる、こっちもドローンで。出現する場所はゲヘナ境内だけど、もし火山で迎撃しないと隣接したトリニティ領にも被害が広がる可能性が高い。それとトリニティとゲヘナが和平を結んだのをアピールできるせっかくのチャンスなので。

 

 という訳で参加したのはティーパーティーと万魔殿の面々...ミカさんもね。連邦生徒会の呼び出しはともかく、ティーパーティー全体と万魔殿の会議だから流石にミカさんを除外しようとすると「パテルを除け者にされた」とか...トリニティめんどくせぇ。でもまあミカさんはさっきからずっと大人しい...モモトークで先生になにかを送ろうとしてるから。なぜか何回も削除して書きなおしてるのは横からでも分かる、早く送信しろ。

 

 で、事前にネタバレされたネタバレ狐はともかく、我の前では異様に察しがいいナギサも流石にアレを見て驚いた、やったぜ。手に持ってるカップがぶるぶる震えてるの可愛い。

 

 何を見たというと、ゲヘナの切り札──陸上巡洋艦の異名を持つ超巨大戦車【ラーテ】。地球の歴史では物理的に実現不可能と発覚して計画が中止されたが、キヴォトスの技術力がそれを実現した。ちなみにこれに関して我は一切関わってないよ、アレは結構昔からずっとゲヘナに眠ってた物。

 

 以前も言ったけど、普通の戦車はキヴォトスではある程度強い兵器だが、対戦車兵器を持ってないキヴォトス人でも普通に勝てる可能性があるし、地球人と違って撃たれても死なないから対戦車兵器を持ってたら速攻で破壊される可能性が高い*2ので地球程優位性がない...普通の戦車ならね。

 

 しかし陸上巡洋艦の異名を持ったラーテはそれらと一線を画している。まず艦砲クラスの主砲は直撃しなくともキヴォトス人を無力化できる...なおそれでも命の危険はあんまりない、こっわ。そして一番薄い場所の金属装甲ですら15センチ以上だから、普通の対戦車兵器ではかすり傷くらいしか与えられない。こんな意味不明な攻撃力と防御力をもってるから、いくら戦車より強い人がそこそこいるキヴォトスでも一対一で正面から戦うならバカ強い超兵器...まあサイズのせいで取り回しも悪いからネルさんのような高速タイプ相手ならキツイ。もしケテルちゃんのようにAIで自律するなら手足のように動かせるけど、ラーテはあくまで生徒が操縦してるから運転手の腕が問われる...そうだ。

 

『中身に電子機械は置いてる? 置いてるよね? 今からプログラムを書き換えて自動エイム出来るようにするから、物理的に当たる範囲なら当たるようにするよ』具体的にいうとFPSゲームのエイムアシストをマックスに設定したときに吸われるあれ。流石に射角的に当たらない場所にも当たるようにするのは改造が必要だから、とりあえず手軽なオートエイムを付けようか。

 

「それは助かりますが、そんな簡単に出来るものですか?」

 

「キキキッ、メイを舐めるなよイロハ」だから何でお前がドヤ顔なの?

 

「いえ、それは知っています」

 

「まあ、メイなら...」

 

『なんだその意見の一致、仲良しかよ』

 

「ええ、お陰様で」

 

『...そうとも言えるけど』まあそのためのエデン条約だし。あのあとマコトさんはトリニティを「嫌いだけど利用できるやつ」とヒナと同じランクにランクアップした...つまりちょっかいをかけるのは変わらないけど、多分もう大きい争いが発生しない。

 

「とにかく、メイちゃんならできるのは知ってるが、こんな短時間でやるのは負担になりませんか?」

 

『大丈夫大丈夫、元から似てる物持ってるからその戦車のパラメータを合わせればすぐに出来る...そういえば名前は?』知ってるけど一応知らない振りにしなきゃ。

 

「キキキッ、いい質問だなメイ! アレは我が校に誇るキヴォトス最強兵器、超超無敵甲鉄巡洋...」

 

「ラーテですよ」

 

「イロハァ!!」

 

『あちょイロハ、それは流石に可哀想』言わせてあげようよ、我もたまに長い名前を披露したい時あるからマコトさんの気持ち結構わかる。

 

「流石にあの名前を人様の前に出すのは万魔殿として恥ずかしい、それに虎丸と違ってラーテ君は別にマコト先輩が作った訳ではないので命名する権限はありません」それなら仕方ない...かな?

 

「...あの戦車、前からあった物なのですか? マコトさんが作った物ではなくて?」

 

『そうだな...トリニティが各分校からトリニティにまとまった後くらい? 強くなったトリニティへの対抗として』

 

 あの時のゲヘナ生徒会もゲヘナ脳だったから、トリニティの各分校が一つになったと聞いて、武力以外で人を従える可能性を一切考慮せずに「トリニティの新しいトップは他の分派が恐れるような戦力を持っている」と結論付けた。その際トリニティも一応ゲヘナを仮想敵にしてたけど、あくまで政治の宣伝だけで軍事的に敵対する行動は取っていない、しかし内部の紛争が終われば今度こそ自分達に牙を向くと考えて、総力であの超兵器を作った。皮肉にもトリニティのお陰でゲヘナが一番団結していた時期なのだった。

 

「それなのに一度も使った事がない、せっかくのこの超超無敵」

 

「使える場面がなかったの方が正しいですけど」なんだろう、イロハから絶対マコトさんにその名前を言わせないと言う強い意志を感じる。

 

 そうそう、ラーテを作る経緯であった「トリニティも強力な兵器を持っている」という結論のお陰で、下手に手を出すと負ける可能性があるからずっと小競り合いで収まってる...実はトリニティとゲヘナの間で正式な戦争をしたことはない。

 

 まあその考えもおおかた間違ってないけど! ユスティナ聖徒会がもってる太古の教義のように、他の分派も似た聖物を持ってる。聖物達は永遠に消えない蠟燭から、使い捨てとはいえ擬似的に権能を発動出来る太古の教義など、効果と力が様々だけどどれも特異現象と呼べる力を持ってる...難点として使い方が分からないと力を発揮できない物ばっかりなところ、あとラーテのように見た目で強さが分かる兵器と違って見た目で抑止力とするのは結構難しい。。

 

「メイちゃんのサポートがあれば何とか当てられるのですが、もし討伐できなかった場合は他の地域に逃げる可能性もあります...トリニティは何か近しい火力を持っていますか? もしくは逃げられないようにする方法」

 

「...残念ながらトリニティは持ってない」

 

「ラーテ君の威力でも足りないなら...陸上でそれより高い火力を出せるのは()()()()()()()()()()くらいかも?」 アレね、アレも良いものだ。双子ちゃんも一台もってるけどラーテと同じく実戦では一度も使ったことがない。

 

「空上からはどうですか? ミサイルとか爆撃とか、私達よりトリニティの方がその手の兵器を持ってるはず」

 

「地上に居てくれたらTPAF(ティーパーティーエアフォース)部で爆撃出来ますが...飛んでいる相手に巡航ミサイルを当てるのはあまりにも無謀ですので...」

 

「図体が大きいからもっと上からの爆撃も検討できるが...メイが秘密兵器を用意してるから」あ、もうネタバラシするのか?

 

「ほう、それは興味深い。もし鼠公が効かなかったら怪物(モンスター)の出番かと思ったが...メイにも活躍するチャンスを与えないとな。キキキッ、これでメイが実質ゲヘナ所属に」

 

『いやそうはならんやろ』

 


 

なんで自重で壊れないの?

その重さで走れるの?

道路とか壊れないの?

 

 

キヴォトスだから!

 

 

 

つまり大きい学校のみんなが大体科学や不思議パワーの超兵器を持ってる、いやー治安がキヴォトス。

なおその上に一人で殴り勝ったクロコ(色彩の嚮導者)、こっわ。

 

トリニティ

 複数持ち、ユスティナに持ち逃げされた太古の教義は使い捨てで疑似的に権能のような力を発揮できる。

 

ゲヘナ

 怪物(モンスター)と呼ばれる謎の兵器、なんか1500トンありそうだけど多分気のせい。あと地球でも頭悪い兵器代表のラーテ...なんと一台だけとは言ってない。

 

オデュッセイア

 前回軽く言ってた首都艦と...もう掲示板で言ったから隠す気ゼロのレールガン艦。

 

ハイランダー

 列車砲。実はカール自走臼砲III号車はオーディン、その後も北欧神話からの命名...ハイランダーのスオウとシュポガキが北欧モチーフ説結構有力だから原作にも出る可能性結構高いかも? なおこの世界なら80cmの方も持ってる。

 

連邦生徒会

 絶対防空システム聖域(サンクチュアリー)も該当するけどそれ最近が出来たものだから他のを持ってるかもしれない?

 

デカグラマトン

 全部

 

ミレニアムは何を持ってるんだろう...?

*1
徹甲焼夷榴弾、主に対物ライフルや対空機銃に使われる。EXのアレどうみても爆発してるのに貫通タイプだから貫通の後爆発ってことだよね!

*2
地球もみんながジャベリンを持って特攻したら理論上同じ事が出来るが、特攻した人の生存が絶望的




アビドス3章きちゃー!
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