デカグラマトンです、連邦生徒会対策室長をやってます   作:十文字マトン

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始めちゃった、学マス
広。好き、かわよ
超天才そこまで病弱ではない(踊れる時点でそれなら体力ある)美少女アイドル

前前前話のハブメイン武装を「極太レーザー」と描写した部分を変更した。理由はこの話を見たら分かります!
作者のガバです、すいません許してくださいアロナが何でもしますから


18. 大怪獣総─「「光よ!!!」」

「着地まで3、2、1...着地!」

 

「衝撃は...観測出来ません!」

 

「あの落下物がどの程度の質量を持ってるかは分かりませんが、体積からするとそう軽くはないでしょう。もしあんな速度で地面と衝突したら中身の生物はどんなに頑丈でも絶命するはず。それを防ぐために何らかの手段で衝撃をなくしたのかと...それがどんな方法なのかは分かりませんが」あのサイズの隕石なら落下地点から半径数キロの物が全て消滅するだけの破壊力が発生するだろう。まあ作用反作用の法則で隕石自身も同等の衝撃を受けるから、いくら特異現象のキングキャットでもまともに受けたらそのまま消滅する...つまり落下死をする。

 

「いまは被害を抑えてくれた事に素直に喜びましょう♪」

 

 もちろんミレニアムはあの隕石もどきの落下中での撃破を試みたが、ミサイルなどが命中しても破壊どころか落下軌道すら変わらなかった。普通ならどんなに頑丈な物体、たとえ剛体であろうと落下中に別の力を加えたら進路くらいは変えられる。別にロケットやジェットのような物で進路を調整してる訳ではないのに...まあ簡単に言うとあれは「ムービー中だから無敵」のような物。隕石と中身に居るキングキャットが別々の現象として再現されたから、その落下中の隕石は「落下」という現象だけで他のモモフレンズ怪獣と同等の力を持ってる...つまりキングキャット一体で二体分のリソースを食った、モスカルマンが出てないのはこれが原因だろう。

 

 実はあれは本物の無敵じゃない。ペロロジラなどが攻撃されると(HP)が減るように、落下中に攻撃されると存在(HP)がしっかり消耗するから迎撃するのも不可能ではない。それにあの理外の状態(スーパーアーマー)を再現するのは普通に不正行為、もしその気があればイェソドちゃんが一瞬で消滅(BAN)させる事も出来る...まあゴルコンダがせっかく演出のためにめっちゃ頑張ったんだろうし許そう。

 

「出ました! 首が三つ...いやキッモ!」そんな事言ったらモモフレファンに殺されるよコユキさん。ミレニアムにもモモフレ分部が居るからね。

 

 エリドゥの近くに落下した隕石のような物体が割れて、中から出たものが徐々に形を変え。そしてキングキャットの姿になった。

 

 キングキャット、身長が150メートルを超えた超巨大怪獣。直立状態ならかのペロロジラすらも圧倒する超巨体...なお基本猫背だから見た目はもうちょっと低い。キングギ〇ラと違って翼を持っていないから別に飛べたりはしない。見た目は首が三つのウェーブキャット...正確に言うと腰から分かたれるから、胴体が三つと言った方が正しいかも。両側の体に手が片方ずつ付いてる、真ん中の体には手が無くて、代わりに頭に王冠のような物をいただいてる。そのせいでファンの中には「真ん中だけがキングキャットで両側は右手キャットと左手キャットである」とするネタもある。

 

「ではホーちゃん、よろしくお願いしますね」

 

『は、はいぃ! ハブ、出撃します!』

 

「ネル。トキ...04の状況は?」

 

『あぁん? んな事気になるなら自分で聞けよ、と言うか共通回線だから聞こえてるし』

 

「今回はあくまでC&Cの一員として行動してるので、私が直接に連絡したら越権行為に...」

 

「心配なら素直に言えばいいと思いますよ? 多分この学校、リオ以外で組織間の上下関係を気にしてる人は居ませんので」

 

『んだよ、まーた変な事に拘ってるのか。ほらトキ、呼ばれてんぞ』

 

『リオ様、こちらは異常なしです。アビ・エシュフもエリドゥのサポートがない状態では多少性能の低下が見られますが作戦に支障ありません』

 

「それは良かったです。エリドゥのリソースは全部ハブに回したので...いえ、その。アビ・エシュフも重要ですがそれより自分の安全を気を付けて」

 

『なるほど、リオ様も可愛い一面ありますね』

 

「...パイロットの育成の方が大変なので」

 

「ユウカ先輩と同じツンデ...いえ、何でもありません!」

 

『...聞いたことない後輩が居ると思えば会長が過保護に秘匿してたのかよ』

 

『リーダーもリオ会長の事言えませんよ』

 

『はぁ?』

 

「漫才は後にして! 敵性存在キングキャット、会長が勝手に作った都市に向かって移動し始めたよ!」

 

「ユウカちゃん、めっちゃ根に持ってるね」

 

「学校の経費を勝手に使ってこんな都市を作ったと聞いた時の私の気持ちも考えてくださいよ!」

 

「でも一応生徒会長が自由運用できる範囲ですよ?」

 

「いくらコンビニの店長でも勝手にレジのお金を取ったらだめでしょ!」なんかコユキさんが『えそうなの』の顔してるけど触れないようにしよう。

 

「この件に関しては全部私が悪いです。全てが解決したら私が責任をもって会長の辞任を...」

 

「そういうのはいいから! 会長がいなくなったらこっちの作業が増えるから逆に迷惑です!」そういえば次期会長は誰になるだろうな...まあ多分ユウカさんだろ。ノアさんは多分自分が会長になるよりは隣で忙しいユウカさんをニヤニヤ見てる方が好きそう。

 

「今回の怪獣の件で分かったことだけど、キヴォトスにはこんな危ない存在が他にも居るってことですよね? 会長はそれに対抗するために防衛用の都市を作った...のはいいですけど、()は普通に申請してくださいね。でないとユウカちゃんが怒りで変身しそうです」

 

「...申し訳ない」

 

『そっちも漫才してるじゃねぇか! おいチビ、行くぞ』

 

『アリスはチビではありません! お母様の方がチビです!』いやキヴォトスの平均身長を見たら確かにアリスちゃんは平均より高いから確かにチビじゃない...けど我と関係ないやん!

 

『アリス、事実でもそう大声で言う事ではありません。他の人にご主人様の可愛さを気付かれたら大変です』いやそうはならんやろ!?

 

『射程距離内に入りました! エリドゥからの電力供給確認! 【集束重粒子砲】、撃ちます!!』ハブの頭部に搭載したメイン武装から巨大なビームをキングキャットに撃ちだした...正確に言うとビームではなく粒子束だが、まあ見た目は似たようなものだから。

 

 ミレニアムが持った超兵器(巨大ロボット)【ハブ】。その存在自体は特に秘密ではないが、データ上では通信AIと線路メンテ用のロボットという情報しか公開されてない...嘘は言ってない、嘘はね。だがその正体は50メートルの超巨大戦略級兵器ロボット。メイン武装である集束重粒子砲の原理である「放射性粒子を荷電して亜光速まで加速して射出する」という技術自体は既に確立されてるからそう珍しい物ではない。しかしあの出力をハブのサイズに収めるとなると恐らくミレニアム以外に出来るやつは早々いない。

 

 惑星の磁場や自転などの影響で射程は本物のビームより短いが、その分威力がすさまじくてどんな厚い装甲の戦車もほぼ一撃で溶解させられる。しかも元々AIで操作される前提の代物だからミサイルや飛行機、なんなら遠距離砲撃ですらも正確に迎撃できる。

 

 そしてキングキャットはその攻撃が届く前に、三つの首から金色の稲妻状の光を吐き出した。光は空中でハブの粒子束とぶつかってお互いの攻撃が周りに拡散する。拡散した光が触れたものは激しい爆発を起こした。

 

「...これが噂の【引力光線】なのか」

 

「現象的には電撃のようなもの...しかし実態は少し違うようですね」

 

 そう、ペロロジラの高熱ビームと違ってキングキャットの攻撃はちょっと複雑な仕組み。引力光線と言っても本当に引力を操れるわけではなく、ただの電撃...普通の場合ならね。実際の電撃なら粒子束とぶつかっても先ほどのような現象は起こさないから性質は本物の雷とは別物。とにかくめっちゃややこしいビームって事。

 

「...なるほど、電子の剝離から引き起こした放電...雷と同じ現象か。あの怪獣は直接放電しているのではなく空気分子の電子雪崩を起こしたのか」

 

「ま、考察は後にして...あのエネルギーを無効化する方法を考えました。一応ミスがないかリオにも確認を」...え? 早くない? お前一応脳はまだ人間だよね?

 

「......合理的な対策だと思うわ。しかしこの作戦だとかなり接近する必要があってリスクがある...ここに少し変更を加えたらどう?」

 

「...ふむ、ハブのピラーを避雷針替わりに...。悪くないと思いますよ」

 

「かなりシンプルな構造なのですぐに出来ると思うが、念のためにエンジニア部のみんなに作動を確認してもらいます。ウタハ、聞こえますか? いまからデータを送るわ」

 

「え? それってそう簡単に対処できる物なんですか!?」

 

「コユキちゃん、多分この二人がおかしいだけですよ」

 

「はぁ...この二人が普段から協力していたらいいのに、どうしていつもあんな感じなの?」

 

『えーと、クールタイムに入るのでちょっと隠れますぅ...』

 

 もちろんリオさんとヒマリがキングキャットの引力光線を解析している間にも戦闘は続いてる。いくら都市のバックアップがあるとはいえ、集束重粒子砲を絶え間なく撃つとオーバーヒートで自壊するから少しのクールダウンを挟む必要がある。対してキングキャットの引力光線は全く止まる気配がない。

 

 クールタイム中の被弾を抑えるためにハブが一旦地下に潜った...あのサイズのロボットが地下と地上を自由に行き来できるのはなんかシュールだけど。集束重粒子砲の邪魔が消えたからか引力光線が直接エリドゥを攻撃し始めた...まあ誰かが住んでるわけでもないからむしろ時間稼ぎには最適。ハブの冷却が終わればすぐさま飛び出して別の角度から発射する。しかしキングキャットも伊達に三つも首を持っているわけじゃない、首の一つが攻撃を察知し引力光線で迎撃する。せっかくの収束重粒子砲も不意打ちにならずにまた膠着状態に戻された。

 

 ホド(ハブ)の方が押されているように見えるが、実はこのまま続いても余裕で勝てる。なぜならハブは集束重粒子砲を撃つ度に全機の性能が上昇するという意味不明な隠しスキルを持ってるから!!*1

 

 具体的に言うと集束重粒子砲を使うと全身が少し帯電状態になる...ぶっちゃけ設計ミスだからもしAI並みの演算能力を持ってない人が操縦したら機体の荷電に気付けずそのまま過負荷を起こしてハブの回路が焼かれるだろう。しかしホドちゃんはなんとその荷電を全身の回路に回して全機の機能を上昇させられる、頭いいね。残留荷電をメイン武装の集束重粒子砲に回したら直接粒子砲の威力を強化する事もできるからまさに撃つ度に強くなる。計算上、あと3回も撃てば集束重粒子砲が引力光線を押し返せるし、その上で後2回もしたらそのまま引力光線を貫通してキングキャットに直撃させられる...まあ流石にそこまで長引くとハブは無傷に出来てもエリドゥが半壊になるけど。

 

「出来ました! これであの攻撃を分散させられるはず。ホーちゃん、今から射出するから、そのあとの制御をお願いしますね」

 

『わわ、説明書まで付いてる...は、はい、使ってみます』戦闘中に説明書を読む暇があるのも普通におかしいけど、なぜかそれを出来る人が多いよね、ミレニアムは。

 

 普段のエンジニア部ならこんなに短時間では出来ないけど、いまのはエンジニア部の手作りではなくリオのもう秘密じゃない秘密工場を使った。リオさんのAMASとかアバンギャルド君とかも作業ロボットが全部そこで作っていたから、生産速度は普通に大企業の軍需工場並み...こわ。

 

「ライトニングピラー? の着地を確認!」円柱型の物体がエリドゥとキングキャットの間の地面に着地したが、キングキャットは気付いてないのか興味がないのか特に反応しなかった。

 

『えーと、発動します!』ホドちゃんが起動したライトニングピラーは上部から金属の針のような物が展開し、キングキャットの引力光線の一部をそっちに呼び寄せた。原理はともかく、現象的には雷のような攻撃だから避雷針に吸い寄せられる雷のようにキヴォトス(惑星)と言う最強タンクに吸い込まれてほぼ無効になった。ライトニングピラーが呼び寄せた稲妻は全体の1割にも満たないが、元々ほぼ互角であった両者の片方が強化されて片方が分散されたのだから、目に見えて拮抗が崩れはじめた。よし、あと一押しだね。

 

『アリス、私達の出番です』

 

『! はい! ケイ行きましょう!』

 

『何をするつもりかは知りませんが...いくらあのレールガンでもここからあの怪獣を倒すのは厳しいと思いますよ』

 

『赤目のチビはこの間の模擬戦で空からビーム降らせてただろ、あれを使う感じか?』

 

『ふふふ、違います! 今から答えをみせてあげます!』

 

「...こんな形で【箱船】の力を見れるとは」

 

「船? 何のこと?」

 

『接続された利用可能なリソースを確保。現時刻をもって、プロトコルATRAHASIS稼働』

 


 

 アトラ・ハシース、その効果は一言で言うと「データを吸収して再構築」。この「データ」はデジタルの数値に限らず、熱や光(エネルギー)原子の情報(物質)感情の波動(精神)生体データ(生命)存在証明(ヘイロー)...理論上この世界のあらゆる物を吸収してそのリソースに変換出来る、ある意味ティちゃんと似てるかも? まあ自分より強い存在を吸収出来ない点ではティちゃんにちょっと負けてる。

 

 そして当然、吸収したリソースが多い程できる事も広くなる。極論言うとスマホ一台分のデータだけとかでも発動出来るが、それをしたところで構築できる物もかなり限られる。逆に言えばキヴォトスの物質世界にある全ての神秘を吸収したなら世界の理を変更させるのも不可能ではない。手順とコストがめっちゃ面倒くさいとは言え、まだ崇高に成ってない存在でも世界の理に触れる代物。それが【アトラ・ハシースの箱舟】。

 

 まあ、逆に言うとこの世界の神秘を集めないと法則には届かないし。仮に集めて発動出来たとしてもまだ理を超越してない(崇高になってない)存在が理を書き換えたら自分も書き換えられるので、好きな理に書き換える前に自身の存在が維持出来ずに消滅、もしくは別の存在になるだろう...忘れられた神々のように。まあ今回は別にイェソドちゃんを撃ち抜く必要もないからそんなに関係ないか。

 

〔私を貫きたいですか? 良いですよ、メイ様なら...優しくしてくださいね〕何を言ってるのこいつ??

 

 とまぁ、変なやつは置いといて。原作のアリスちゃんはエリドゥやウトナピシュティムのような()()が高い物を使ってアトラハシースを発動したけど。今回の場合、エリドゥをパクるのは論外として、ウトナピシュティムを持ってきたらまた別の問題になるのでそれらは使えない。じゃあ何を使うの? ほら、目に見えない上にウトナピシュティムやエリドゥなどよりも純粋で高いリソース、あるやろ?

 

 例えば000(無限の光)000(果てしない虚空)とか!

 

「宇宙の果てよりも遠く、彼方の虹よ!」

「世界の始りよりも輝く、無限の光よ」

 

 ケイちゃんは右手でアリスちゃんが左手を天に伸ばして、何かを掴む仕草をしたあと、その手で相手の手を繋いだ。

 

 アトラ・ハシースが構築する物は使用者、つまりアリスちゃんの心の投影になる。原作では要塞や光の剣、それぞれそのアリスちゃんの想いを反映した形になった。じゃあこのアリスちゃんはどうな物を作ると言うと...

 

「無の証明、完了」

特異点(シンギュラリティ)、構築!」

 

 ケイちゃんとアリスちゃんの数メートル前から、直径10センチ程の黒い球体のような物が発生した。それはまるで世界の一部だけ黒に塗ったような全ての光でも逃げられない虚空。現象的にはブラックホール(重力の特異点)とも似てるが、物理法則によって光を捉えてる訳ではなく【虚空と言う概念(色彩)】によって理不尽な現象を顕現させえいる。

 

「おいチビそれ...大丈夫か?」流石ネルさん、色彩(虚空)の一部を見た瞬間その危険性を察知した。しかし怖がらずにアリスちゃんとケイちゃんの安否を心配してくれた...優しい。

 

「なるほど、これが噂の箱舟。リオ様から聞いたことはありますが...想像以上です」

 

『これだけみたらリオがあそこまで警戒していた理由も少しは理解出来るかもしれません』

 

『な、何これ!? 全てのパラメータが異常な数値!』

 

『C&Cの各位、絶対近付かないように』

 

「んなもん言われなくても!」

 

降着円盤(アクリーションディスク)、展開」

「エネルギー充填──無限%!」

 

『パーセントにする意味あるの?』

 

『それがロマンってものですよ』

 

 虚空の球体から光が発生した...正確に言うと球体を中心にして回転し始めた。これも天体を圧縮して成形した降着円盤とかではなく、因果を全て飛ばして【光という現象(無限の光)】を顕現させた。一応手加減してるから本物の降着円盤には及ばないけど、この時点で既にモモフレ怪獣が全部まとめて数十回消し飛ばせる程の力を内包してる...もちろん、まだ本番じゃないけど。

 

〔...本番!?〕とりあえずこいつをミュートしとく。

 

「「全ての光よ! 力よ! 我が右手(左手)に宿り、星の奔流となれ!」」

「「(オプティクリィ) . (ヴァイオレント) . (ヴァリアブル) . (クェーサー)!!」」

 

 【O.V.V.Q】...すなわち【可視激変クェーサー(optically violent variable quasar)】。地球が観測できる最も激しい天体活動の一つであり、明るさが激しく変動した宇宙ジェットの事。その宇宙ジェットによって噴出したプラズマガスの速度はなんと光速の90%以上で、射程が数千から数百万光年。放出するエネルギーは天の川銀河の千倍以上...まさに宇宙の理不尽さを代表する特異現象。それと同じ名前を付けた光の奔流が粒子束と引力光線に触れた瞬間、最初から存在しなかったかのように消滅させた。そして奔流がそのまま直進してキングキャットに直撃...と言うよりは貫通した。崇高に近い物を再現した特異現象でも、その奔流の前では無と等しい...光の粒子すら残らずに消滅した、可哀そう。そして役目を果たした光もそのまま消えた...まさに刹那の出来事。

 

『敵の消滅を確認...えーと、その。ハブ、帰投しますぅ』予定通りとは言え、撃ち合ってる相手が横から瞬殺されたから若干気まずそうなホドちゃん。

 

「ミッションクリア! 古龍の討伐に成功した!」どう見ても龍じゃないけど...あのよくわからないから古龍に分類される理論ならキングキャットは確か古龍種になるけど。

 

「か...カッケーー!? なんだ今の!?」

 

「ふふふ、お母様の力を借りて実現したアリス達の超必殺技です!」

 

『......え? これで終わった?』

 

『終わりましたね。C&Cのみんな、アリスちゃんの護衛ありがとうございます』

 

「こっちは特になんもしませんでしたよ、ホマレちゃんがしっかり注意を引き付けたようですね」

 

『は、はい! その、役に立てて光栄です』

 

〔...ホド(栄光)だから?〕それ思った。

 

 当たれば勝てるとは言え、演出タイムが必要だしアリスちゃんとケイちゃんだけなら直接引力光線に狙われる危険も一応ある。メイド部が護衛してるけど、トキ以外に正面で敵の攻撃を引き付けれる人いないし、それにいくらアビ・エシュフでも流石に引力光線はちょっとキツイ。だからハブのヘイト稼ぎが割と大事。

 

 事前に展開してキングキャットが出現した瞬間撃ち込む? 着地狩りは別の意味で面白いけど流石に可哀想なのでなしにした。これでもボコボコにし過ぎな気がしなくもないが、代わりアトラハシースを隠しもせず全力で披露するという特大サービスをした。まあ一応興味ありそうなのは黒服だけどゴルコンダもそれでなにか啓発を受けたり...知らんけど。

 

「リンさん、これで全部の怪獣が消滅した。予想通りなんも残ってないけど」

 

『映像以外に証拠にできる物が居ない...とはいえ今回影響を受けた市民は避難を受けた海岸地域の住民くらいなのでいつもの事だからそこまでの不満は出ないでしょう』

 

 今回の怪獣襲撃でこんな意味不明な生物が襲来したのに全キヴォトスの被害はエリドゥの防壁3割破損とオデュッセイアの巡洋艦数隻大破だけという普通では考えられない結果。ぶっちゃけ我の介入がなくとも各学園が何とかしたはず...まあ前も言ったようにゴルコンダは別に都市を破壊とかしたいわけじゃないだろうから、多分。

 

『失礼、他の連絡が入ったので』

 

「はいはいー、明日くらいで報告書を提出するよ」

 

『相変わらず早いですね、今月中で大丈夫なので急がなくても大丈夫です...では失礼致します』

 

 ...ん? いまリンさんが言ってた『連絡』って、外部から連邦生徒会にアクセスしてる? 専門回線ではなく一般回線から専門回線に偽装してる...? 一応連邦生徒会のセキュリティは強化したからそう簡単には突破されないはずだし、そんな芸当が出来るやつは大体知ってるから...例えばヴェリタスとか。なんかのイタズラだとは思うけど念の為何処から来たのかを見てみ...よう...

 

 発信元、シッテムの箱?? しかも今先生は別の生徒と連絡してるから先生ではない...つまり──

 

 アロナァ、何をしてるの??

*1
総力戦ホドのスキル【栄光の輝き】





この話を書く時、程とホドの自動変換がめっちゃ暴れてる


小ネタ、ブラックホールが重すぎで光も逃げれないだけで、別に真空のように全てを吸い込む暗黒ではない(なお吸引力がアホ強いのも事実)。その周りの宇宙塵や他の恒星を吸収、圧縮されて降着円盤と言うこの宇宙で一番明度が高い物が成形するから、実は真ん中だけ真っ黒で周りはめっちゃ光る。
つまり光と闇を合わせて最強に見える(宇宙でもっとも激しい天体活動だから最強ではある)!!

ぜひ「宇宙ジェット」で検索してみて、この世に存在してると思えない必殺技(?)
エルデンリングの彗星アズールも恐らく宇宙ジェットをモチーフしてる。

アニメ、例のシーンを見たあとなぜか変な疑問が出た
メイちゃんって、どっちだろう...? 舐める方と舐められる方(?) 多分本人はどっちも行けるけど
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