デカグラマトンです、連邦生徒会対策室長をやってます 作:十文字マトン
「ちょっと遅れた、ごめん!」
「連邦生徒会の事は私も聞いた...メイは出るの?」
「出ると言うか私以外の選択肢がないからね...まあ頑張る」
「メイも大変ね...もし何かあったら私を呼んで?」
「うい、必要あったら呼ぶよ...私のヒナ♡」
「ッッ!? ずるいよ今の」
「じゃあ正面突破でもする?」
「え?」
「ヒナ、好き♡大好き♡愛してるよ♡」
「.........」
「え、意識が飛んだ?」
はい、
合同演習の時に交わしたヒナとエデン条約が終わったら正式に付き合うという約束は忘れてないけど、怪獣とかでそういう雰囲気じゃなかったので今日まで先伸ばしにしてた...正直ヒナはもっと怒っていいと思うけどそんな事はなかった、優しい、しゅき。
「ヒナ~? 返事しないとキスするよ?」
「...! そ、それはまだこころの準備が...」
「あ、お帰り。前も一応したじゃん」
「あの時はその...あんまり、楽しめなかったというか」
「じゃあ今回はゆっくり楽しもう?」
「あ、う、うん。いえその前に...その、用意した物があって...」
「プレゼントか? なになに?」まあちょっと予想は出来たけど...ヒナの角からちょっと削り跡があるから。あれだよねあれ。
「これ、その...飲み込むと、ずっと一緒に居れる...らしい、ゲヘナの伝統的なまじない。成分は、その...」
「ヒナの角だよね?」
「...どうしてわかるの?」
「一応予習したからね、多分同じ記事を見たことある」
「良かった...変と思われたらどうしようかと心配したけど、メイはなんでも知ってるね」いやなんでもは知らないよ。
一応作法とかは理解した方がいいと思って事前に調べたからそれが出てきた、でも詳しく調べたらその伝統とやらは10年くらいの歴史しかないくて。まあ10年もあれば伝統と言えば伝統かな?
もっと前の『伝統』は血や肉を摂食するやされると言う結構過激な物...最初は完全に特殊性癖から始まったものだけどただの性癖で終わらなかった。知ってる通りキヴォトス人はみんな身体に神秘を宿っている、そして分離したとは言え体の一部だから微量な神秘は残留してる。加えて身体の一部や血などは古くから捧げ物として使われてるから...なんと合意のもとにその『まじない』をやったら契約の儀式に近い効果がある! ...あと神秘の相性がいい相手の部位を摂食すると禁断症状が出るくらいの快感があるらしい、こわ。
とまぁそんな一歩間違ったらカニバリズムになりそうな流行りは当時のゲヘナ生徒会が厳しく規制して、直接は命に関わらないものだけが許されてる。今ではまじないの形で再び流行り始めたけど、食べさせるのは自分髪の毛や尻尾の鱗、角の粉に爪の一部など相対的に平和な物になった。
まぁ、我から一言を言うと──
エロい。
「じゃあ頂こう!」おそらくヒナもそこまでまじないを頼りたい訳ではなく、単純に流行りの事をやりたいだろうし。別に害はないから乗ることにした...あと普通に気になる。
「は、はい! 水はこちら...」
「ありがとう、好き」あの紫の粉を水と一緒に口に運んて飲み込んた...なんと言うか、角自体は味がしないが味覚じゃない感覚でヒナの神秘味わえた...あっ、だから禁断症状が出た例があるのか。もしこれをやる二人の神秘が差が大きくて丁度神秘が弱い方が強い方の部位を食べたら相手の神秘が体内で暴れる...けど特に実害がなくむしろ結構な快感を感じるらしい。簡単に言うと単方面なヘイロー接触とちょっと似てる感じ...アレやっぱりやばいものだよね? 我にやられた人がみんなまたやりたいと言い出すから。
「えーと、どうだった?」
「言葉で説明するの難しいけどまあ嫌いじゃないよ」
「良かった...」
「あ、じゃあ私からも...はい」
「これは?」
「チョーカー、一応手作り」そう、最初はFOX小隊だけど...そのあとケイちゃんやアオイ、セイアとホシノも欲しがってたからみんなに上げた...十文字家の伝統になりつつある。今回持ってきたのはヒナの服に合わせて紫の、裏側はもちろん我のヘイローを付けてる。
「......一生大事にする」
「嬉しいけどそこまでしなくていいやろ。これからはいくらでも作ってあげるよ?」
「う、うん...でも、初めて好きな人からのプレゼントだから...大事にする」
「まあ程々ね?」
「本当に...嬉しくて...」
「まぁまぁ、落ち着いて?」なんかヒナがいまにも泣き出しそうだから、優しく抱き着いた...前風紀委員長だのエデン条約機構代表だのに言われる割に柔らかい身体だ...まぁ我も人の事言えないけど!
「メイ」
「うん? ここに居るよ?」
「大好き...いえ、その...あ、愛して、る」顔が赤いね、可愛い。
「うい、私も愛してるよ」顔を近つけたら、流石にヒナも何をされるのか分かって目を閉じた。
「ん...ちゅ...」前回のと違って、今回はゆっくり優しくヒナの唇を堪能した。
「ん...どう? 今回は」
「その...もっと欲しいかも」
「じゃあ次、舌出して」
「う、うん」
「いいこいいこ」要求通り舌を出したヒナの可愛い舌を絡んて濃厚なディープキスし始めた...ちょっとコーヒーの香りがする。香りだけなら割と好きだけど、自分で飲むとなるとあの苦味はミルクや砂糖を入れても残るから苦手...なんの話だよ。
もうちょっと...と思ったら両手がヒナに掴まれて押し倒された...なんかすごく見覚えがある!
「メイ...大好き」今度はヒナから舌を入れてきた...いや普通に上手い、慣れるの早くない??
「んちゅ...♡」反撃としてヒナの角を触ってみた...触れた瞬間ヒナがビクッとしたの可愛い。ふむふむ、触感的に他の動物の角とそんなに変わらないけど...なんかヒナの頭に付いてるという事実だけでなんか愛らしい。でもヒナに言ったらその場で折ってくれそうだから内緒しとこう。
その後当たり前のように噛まれた、だーかーらーお前ら我の事を噛むの好き過ぎやろ...いいけど! あと角に関しては「手遣いがなんかいやらしい」と言われた、なんで?
ヒナおめでとう!(?)