デカグラマトンです、連邦生徒会対策室長をやってます 作:十文字マトン
一年って早いね...
前回の計画名、Reichennodのカタカナをもっとみんな知ってる訳の方に寄せるように修正した。
多分覚えてる人いないと思うけど(おい)
そして今日キサキ実装、ヒャッハー!
「失礼しました。親愛なるアイリーンを前にして、すこし理性が飛びました」
「いや少しじゃないだろ」
そう、あの後何度も教授にキスされ、果てにはヘイローの接触までしようとしてきた。まああれは両方同意じゃないと意味ないから一旦拒否した...教授のあの潤んだ目を見たらちょっとだけ許しそうになったけど頑張って耐えた。
「いえ、アイリーンの魅力を鑑みるとこれが普通だと思います...ほむ、もしかして先輩たちはみんな我慢出来ているということですか? すごい人達ですね、私なら毎晩襲いたくて仕方ないでしょう」
「...まじ?」
「本気よ」
...そう言えば我目線なら毎日誰かと共にいるけど逆目線なら数日に一回くらいか、真面目にそろそろ
「ちなみにだけど、この突撃訪問は教授に予測されてた? なんか動きに迷いがなさすぎる気がする」突然訪問した側である我の方が突撃される側になった。もしかして連邦生徒会長の事を聞いてから予想してたとか。
「ふふっ、それは流石に考え過ぎですよ。私はただ、アイリーンといつ会っても攻撃できる準備を用意していただけです。場合によっては既成事実に持ち込むプランも用意してましたよ。いまでも実行したいですが...一応年功序列的に、私はまだ新参なので」...もしかしてさっきのって、我の貞操がめっちゃ危なかった!? 周りのティちゃん誰も助けてくれる気配がないけど!?
〔だって、お姉様満更でもなさそうでしたし! それにケイ義姉さんからの許可も降りました!〕...そういえばこの前ユキノが発情期に入った時も似た事言われた。まあ嫌じゃないのも事実だけど。
「...まあ、とりあえず──」
「はい、なんでしょうか? もしかして続きをしたい? いいですよ」めっちゃ食い気味で話を遮られた。いやだからそんな期待に満ちた顔で見るな。
「違うよ?? 本題...教授の告白も大事だからどっちが本題か判断できないけどとりあえず元々の目的に戻させて?」仮にも人生の一大事、しかも我に絡むと人生でなくなるから元々の予定よりも本題になる説あるけどとりあえずね。
「ふふっ、大事にしてくれるの嬉しいですね。では、
「そうね、前も軽く話したと思うけどまた説明すると...ヘルメット団などの犯罪組織を合法化して、一つの学校として認めるアレ」
「ほむ、アイリーンからの提案でなければ、誰かの冗談かと思えるような計画ですね」教授は我の耳をハムハムしながら答えた、そんなに美味しい? 我も普段セイア達の耳を食べてるけど自分のは食べる機会がなかったし、次やってみようか。
「まあ、少なくともそれを『犯罪行為の合法化』と勘違いしたら大騒ぎになるだろう」いくら詳しい説明をしてもそう煽るやつが出てくるだろうし...クロノスとかクロノスとか。
「では、具体的な方針を聞かせていただいても?」
「まずはブラックマーケットのような特別自治区を設立し、そこで希望すれば新しい学籍が条件なしで与えられる。もちろん既存の学校と同時に所属するのも可能とする」キヴォトスは基本的に多重学籍を認めないけど...何事も例外がある。例えばみんな大好き
超法規的組織シャーレ──どの学校の生徒も加入でき、そしてシャーレ所属になっても元の学籍との共存も許されてる。普通の生徒はもちろんとして、ワカモさんのような停学中の生徒や便利屋のような指名手配されてる生徒達も加入でき、シャーレ所属という身分証明にも使える。
もちろんシャーレはキヴォトスでも唯一無二と言える特殊な存在、いくら連邦生徒会の室長でも同じ権限を持った組織を作るのはまず不可能...連邦生徒会長の承認でも貰わない限りはな!
「ほむ、シャーレと同じ超法規的組織ですね。希望制なら、何かメリットは用意しましたか?」
「まずは『学籍』だね。知ってる通り一度退学になった生徒の再就学はかなり難しいので、大体の生徒は学籍を失ったら二度と法的な身分を手に入れられないからそこそこいい条件かね」
地球なら学籍がない生徒はせいぜい学割できないくらいでそんなに困る事はないが、キヴォトスの生徒にとって学籍は地球で言うと国籍と戸籍のような物。
卒業前に退学になり、そして矯正局にも収監されてない生徒はいわゆる無
まあそんな感じで、この計画のメインターゲットは無学籍だから普通の手段では生活できない、仕方なくヘルメット団やマフィア、もしくは違法企業に所属した生徒達。最初はそういう人達を一人一人勧誘し、社会復帰学校とかを設立するつもりだったけど...そういう人も全員が全員可哀そうな人ばかりとは限らないからね。それにすでに裏社会に参加してる身だから、たとえ安全に裏社会から離脱出来るとしても、新しい所属先から恨みを買う可能性が高い......なので、特定の生徒だけでなく裏社会の生徒全員巻き込む事にした。
「ほむ、では学籍を気にしない生徒はどうします? このままでも別に困ってない人、もしくは裏社会で十分な地位を築き上げた人達にはもう表の学籍は要らないと思いますよ」
「もちろん知ってる。そういうタイプにも希望すれば『法に認められた身分』を与える...組織ごとにね。例えばゆるゆるヘルメット団が特別自治区に参加したらそのまま新しい学校の部活にするよ」
「なるほど、合法の暴力組織ね。キヴォトスではそんなに珍しい事ではないですが、連邦生徒会にも認められるならそこそこの魅力はあるでしょう」
そう、つまりどんな組織でも希望さえすれば『
例えばゲヘナ、ゲヘナで他の自治区なら間違いなく犯罪組織にされる部活が複数...というか大体そんなやつら。ゲヘナ自治区内で爆発恫喝誘拐などの行為をしたら規則違反にはなるし、風紀委員にボコられるけどその『権利』自体は認められてる...どう言う意味かというと、やらかした事でみたら温泉開発部や美食研究会はもう矯正局案件だけど、ゲヘナの校則はそれでもゲヘナの生徒としての権利を認めて守られてる。
余談だけど、ブラックマーケットのスケバンとかゲヘナ味がつよいからよくゲヘナ生と勘違いされるが、実はブラックマーケットのゲヘナや元ゲヘナの割合はそこまで高くない......やりたい事はゲヘナでも出来るからわざわざブラックマーケットに行く必要性が低い。まあお金に困って自分の卒業アルバムを売るとかいう謎の手段をとる生徒もいたけど、イオリさんと同じ小学校だったから先生に回収された...いや何してるのあいつ。
とはいえそんなゲヘナにも一定のラインがある。例えば殺人や殺人未遂とかは流石に許されない、というかそれ連邦生徒会強制介入案件になる。あと退学処分や矯正局送りとかはされないけど、在校生の創業や他自治区への出奔とかも校則で禁止されてる...そう、便利屋の事。
地球での価値観でみたらやってることは間違いなく温泉の方がやばいのに、どうして便利屋68だけが風紀委員会に執拗に追われるかというと...学籍を持ってる限りどんな事をやっても学校側が責任を負わねばならないので、「ゲヘナの在校生名義で創業」や「ゲヘナ外での組織的な大規模活動」は原則的に禁止されてる。まあ雷帝の件で最近追加した校則だけどね。
正直、アルさんが本気でアウトローを目指したいならゲヘナの学籍を放棄して、無学籍者として裏社会に入るべき。そうしたらゲヘナとの関係がなくなるから風紀委員会に追われる理由もなくなるけど..まあアルさんは変なところで良識を捨て切れないから学籍を捨てる勇気はない、もしくは単純に知らなかった説。
「で、
「なるほど。認められたとはいえ同じ特別自治区内の組織間の抗争は特に干渉しない、そして『法的な組織ではない』ブラックマーケットの組織や登録されてない企業相手なら好き勝手にしてもいい...まるで私掠免許ですね」私掠免許と違ってターゲットは他
「まあそんな感じ。そして他校の生徒や合法企業に手を出すとそれなりの処罰をするつもり、そしてそいつらからの敵対行為も学校単位で守ることになる」
つまり今までの違法組織の攻撃対象を同じ違法組織に制限し、その上「同じ自治区」という仲間意識を作ったら敵対行為の矛先がブラックマーケット所属の組織や企業になるかもしれない...まあ縄張り争いのために特別自治区内でもそれなりの武力衝突が発生すると予測できるけど、今までも結構やってるのでそんなに変わらない。
「犯罪行為を完全に禁止する訳ではなく対象を絞るのですね。しかしこれだと違法組織間の戦争は一層激しくなりそうです。最後のラインを守るための武力集団は用意した方が良さそうですね」
「自治区である以上治安部隊も設立し、他校との紛争と校則違反をした生徒を対処させるつもり。まだ特別自治区内の生徒に担当させるかこっちから派遣するかは決まってないけど、やるとしてもヴァルキューレやSRTの名義は使わない」その2校を使ったら多分校則とか関係なくなる真っ先に敵対される。まあティちゃんを使えばいいのであんまり心配してない。
「ほむ、では私に協力してもらいたい内容はどんな事でしょうか? やっぱり身体──」
「この特別自治区に所属する事を『連邦生徒会に飼われる』と思わせない、もしくはそう思っても拒否感が出ないように協力して欲しい」今のブラックマーケットでも無学籍組織と学籍ありの組織はお互い見下し合ってるから、学校に所属する行為へネガティブな印象は持たれそう。
「なるほど、つまり情報操作ですね。あの特別自治区に所属する事を妥協ではなく勲章と思わせればいいのでしょう? 得意分野です、任せてください」
「流石教授、話が早い」
「ふふっ、もっと褒めてもいいですよ?」仕方ないなーと教授の頭をわしゃわしゃした。
「必要な資金や技術はこっちから提供する、もしくは方法だけ教えて私がやるとか。まあそんな感じで、表は私がやるので裏は教授に任せた」
内容も内容だから、他の学校からの生徒も受け入れる事になるので表も協議とか大変だけどまあなんとかなる。でも裏の方はもうちょっとめんどくさい事になる。
今まで相手してた裏社会は大体企業がメイン、あいつらは基本的に利益で動かせるけど、不良生徒になると利益を無視して感情だけで行動する事も多いから専門外。だから
「ほむ、せっかくなので私にやらせてほしいですね。世界を巻き込む陰謀となるとコンサルタントだけでは勿体ないですので」いや世界を巻き込むは言い過ぎやろ、せいぜい
「あと身分以外にもいろいろ福祉を考えたよ、報酬ありの教育とか必要品の支給や寮の手配とか。これで犯罪活動をしなくてもよくなる組織も少なからず居るはず...他の自治区よりいい待遇にならないようには調整するけどどの程度にするのかも教授の意見を聞きたい」
福祉を最大にして、何もしなくても遊び尽くせる
「ほむ、聞く限り行政方面はアイリーンがやるのですね? もしかして生徒会は設立しない感じですか?」
「そうなるね。一応建前では各生徒が完全自治という名目をするけど実際の行政は私がやる...どう? 教授がやりたいならあげるよ?」
「私は裏で糸を引く方が得意なので、遠慮させていただきます♪」
「まあそうだと思った」
「ふふっ、そういえばその特別自治区の名前は決まりました?」
「安直に計画名のままだよ──
「ほむ、
「教授はやられる側だけどね」一応元々は相討ちだけど、後から探偵の方が勝利という結末に変えられた。
「ノドは...ほむ、私もそこまで流石に詳しくないですが、トリニティの経典の単語?」
「いや知ってる時点で凄いと思うよ。あれだよ、エデンの東にある
「なるほどなるほど、流石アイリーン」
「まあそんな感じ。今日も遅いからこのへんにしとくか、別にそんなに急ぎの案件でもないし。また暗号通信で連絡するよ」
「ほむ? もう暗号通信を使う必要はありませんよ?」
「えっ?」
「ほむ、何に驚いているですか? 今日からアイリーンの家に引っ越すので何時でも会えますよ」
「知らんうちに確定されてる!? いやくるのはいいけど今日からは流石に──」
「ふふっ、いつでも拠点の転移をできるように必要なものは常に持ち歩いてますよ」教授はドヤ顔でいつも持ってるあのトランクを指した。かわいい。
「あ、そのトランクはそういうことか」
「気になる? 見してもいいよ? 中にはアイリーンのために用意した勝負下着も──」
「いや結構」
「なるほど、今着ている方に興味──」
「だから違うって! はぁ...まあいいだろう、どうせ部屋くっそ余ってるし」
「ふふっ、ではこれからもよろしくお願いします♡」
「...まあ、よろむぐぐ」なんか言う前口が塞がれた、もちろん教授の唇に。くっ、柔らかい。
指 定 私 掠 団 ヘ ル メ ッ ト 団
教授→メイのくそでか矢印の原因を書いたけど、なんか教授は説明するタイプじゃないしメイちゃんもわざわざ聞かなさそうだから消した(?)
あとなんだかんだメイちゃんハーレムで初めて完全の悪属性?
ファウストとアズサも一応中立より、多分。