デカグラマトンです、連邦生徒会対策室長をやってます 作:十文字マトン
イベントみた?みたよね??セイアかああぁわいいいいい
ちなみに絆50にした
そこで、キヴォトス人のみんなが大好きの爆発の出番だ。そう! 核パルス推進!
「第一段階加速を終了、高度50kmに到達。核融合パルスドライブの出力を30%まで上昇」
「気圧が0.1気圧を下回りました。核融合パルスドライブ、出力50%まで増強」
「高度100km到達。カーマン・ラインを通過。大気圏離脱を確認」発射から6分24秒、エレップ級が大気圏を離脱した。ある意味この惑星からいなくなった。
核パルス推進──簡単に言うと連続核爆発で発生した巨大のエネルギーを自身で受け止めて、そのエネルギーを一方向に逃げるように誘導して莫大な推進力を得ること。そうそう、銃と同じアレ。これも雑の事を言うと、「後方で核弾頭を起爆して、その衝撃で自分を飛ばす」という脳筋原理。
まあ原理は脳筋だけど、それを実用するのは精密の計算が必要。まず当たり前だけど船体に核爆発するから常識以上に頑丈な装甲、正確に言うとプラズマ流制御と一体化した衝撃吸収システムが必要になる。
そして単純に爆発すると「飛ぶ」自体はできるとしても「方向を制御」は無理なので、高度な制御システムも不可欠。爆発の位置、爆破のタイミング、プラズマの流れ、それに磁場のコントロールが少し間違ったら船体が耐えるとしてもそのまま墜落すると意味してる。だからすべての数値をマイクロ秒単位で調整しできる精密な予測制御AIシステムを作った。
そして核爆発と言えば、
が、それでもここまでの巨体を打ち上げるのは少し物足りない。そこでまた重力波折り畳みエンジンの出番! 惑星を影響しない程度で反重力を発生させて、エレップ級の「重さ」を元の1%に減らした。これでようやく地表から打ち上げることが可能になった。
ちなみに完全に打ち消しも可能だけど、流石にファンタジー過ぎるのでこの程度で許してやった。
「核融合パルスドライブ、最終出力フェーズに移行。全システム正常」
「速度10.5...11.0km/s! 目標速度到達。軌道計算完了、惑星の重力圏からの離脱を確認。エレップ級、予定通りの軌道に乗りました」
キヴォトスの大気圏を離れたエレップ級は低軌道で1分14秒の加速の後、第二宇宙速度*2を超えた。無名の司祭達は厳密にいうとキヴォトスじゃないけど、頑丈さはキヴォトス人に負けてないから地球人よりも高いGが耐えれる...が、この殺人的な加速度は流石に無理。
そこでまたしも重力波折り畳みエンジンの出番!
予測制御AIシステムとリンクして、バブルのような膜を生成して慣性を隔絶をした。これによって加速度が高すぎで乗員が耐えなくなる事は発生しない、つまり航行時間を大幅に短縮できる!
「エレップ級、現在速度11.2km/s。惑星重力圏離脱を確認。第三宇宙速度到達に向けて加速を開始します」
「ダイソンリングからの追加電力供給を確認。磁場制御システム、最大出力に移行」
エレップ級の航行にで、一番大変なのは大気圏離脱、そして重力波折り畳みエンジンの反重力と防護バブルもかなりのエネルギーを食うので、惑星離脱後のエレップ級は力尽ほどじゃないけど消耗は大きい。でも第二宇宙速度だけなら恒星に引っ張られてそのまま恒星に回っるだけになるから、ここからはもうすこし加速が必要。それに最後の重力波折り畳みエンジンの発動にも莫大のエネルギーを使うから残りのエネルギーはすこし心許ない...できなくはないけど。
そこで我らダイソンリングの出番だ。大気の影響がない宇宙空間ならダイソンリングからの送電効率がすさまじく、一瞬で電力が満タンにできる。それに中継装置をあっちこっち設置してるのでこの星系全体が送電範囲。エレップ級がこの恒星系を離脱するまでの数日は送電し続ける予定、便利だよね。
とまあそんな感じで、FTLエンジンがないエレップ級はただの使い勝手が良いロケット。大半部分は今のキヴォトスに開示しても問題ないと判断してるので、プロジェクト終了後は普通に公開する予定...まあエレップ級はFLT以外の機能も重力操作前提してるから、同じサイズのはまず作れないかと。でも小さいサイズのロケットで人工衛星や星系内探索に運用出来るはず。
「エレップ級が惑星重力圏離脱を確認。以後の航行権限を艦内AIに移譲します」
『b』エレップ級に搭載されてるAMちゃん2号からめっちゃ適当なメッセージを返してきた、お前はもう言語使えるじゃん!?
そう、AMちゃん本体は
またどのみち向こうは気候の改造をしたけど、文字通り未開の地だから新しい社会が成形する時
あ、まだ目標地言ってなかったね。エレップ級がこのまま太陽重力の影響が低い距離に到達すると、重力波折り畳みエンジンを起動して、目標である460光年*3先の星系に飛び込む予定。惑星内から恒星の引力圏離脱するのに数日掛かるけど、一番距離あるはずのこのステップは逆に数分で終わる。
目標星系はK型恒星があって、その軌道上に
そして
「ではみんなお疲れ〜恒星系を離れるまでのデータはそのうちフィードバックするけど、今日はこれで終わり!」もう終わったはずだけど、我以外のみんな──手伝ってくれた連邦生徒会の子達がぼーとしてるから、解散通知を出した。
無名の司祭達が目標星系に到着した後で我らの仕事がまたあるけど、キヴォトスにとってエレップ級を
知ってる通り光の速度は人がほぼ認識出来ないほど速いけど、その速度は無限大ではなく一定の速度がある。例えば土星から発した光が
我? いやほら、物質世界で光より早い物が存在しないけど、物質世界以外ならそうとも限らない。それに物質世界でも唯一光より速い物が存在してるよ、そう──
『メイちゃん!! このあと打ち上げやるけど一緒に来る? せっかく打ち上げたので!!!』
「死刑」
『なんで!?』
「......記念公園? 流石に早くない?」打ち上げと打ち上げ、やかましい。とにかく翌日、発射現場を記念公園にする話が来てた。そうなるのは一応予想してたけど流石に早くない? エレップ級は一応まだこの恒星系ないだよ? なんならあと27時間だよ?
あの後、エレップ級の設計図と技術を全キヴォトス、学園都市外のキヴォトスにも公開した。エレップ級が建設時、各学校が宇宙開発に熱を入れたので予想通り公開した技術がめっちゃ話題になった。
まあ、女子高生の流行りは継続的に新しい燃料を投入しないとすぐに冷めるだろう。計算上は長くも数年続けるだけで、冷めたらまたいつも通りのキヴォトスになる。何故かというと、別に宇宙開発しなくても生きれるから、ロマンではあるが優先度はまあ低い。
地球の歴史も同じ事やってたな、競争のために色々開発してめっちゃ進歩したけど、片方が自滅してから発展が停滞してないが進む速度が遅くなるあれ。
それに、市民や一般生徒はすでに「ロケット発射とかは連邦生徒会の自作自演」とか「過去の文明を発見したのは嘘」とかが流れ始めた。まあ、同じ星系の星ですら完全探索してない状態でいきなりFLT出されたらそれはそうだろ。プロジェクトが進めれるのは6割くらいは
とはいえ、完全に影響がない訳ではない。宇宙に興味を持ち始めた生徒が前よりかなり増えると思うし、流行りが冷めたあとも宇宙開発に身を投じる人もあるだろう。
例えばミレニアムのエンジニア部とオデュッセイアの造船部。前から宇宙戦艦を作ろうとしたエンジニア部は新しい技術を手に入れたら試さない訳がない、それにセミナーも関係者、正確に言うとリオ会長も多分試したいから割と予算を降せるかも。で、造船部は...核パルス推進戦艦を作ろうとしてる。そう、宇宙戦艦ではなく普通の戦艦。それ水中で使う物じゃない、と言いたいけど別に使えないとも言えないから困る。
そしてゲヘナとレッドウィンターも多少興味を持ち始めたらしい。まあゲヘナと言うよりはマコトさん一人だけだけど。いつもの事だから多分挫折したら諦めるだろう、逆に成功したらそれはそれで面白そう。でレッドウィンターは...最初の要望通り、
まあとにかく、これでキヴォトスにとってめんどくさい要素である無名の司祭はこれで処理できた、めでたしめでたし。
〔締めは相変わらず雑ですね、ご主人様〕ごめんって!
独ソ宇宙開発競争!?(すぐにどったも破綻しそう)
どうでもいいけどメイちゃん達は普通に重力圏内でも使えるFTL持ってる。そもそも例の門は時空すら無視してるから(?)