デカグラマトンです、連邦生徒会対策室長をやってます   作:十文字マトン

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高校生がプリキュアや戦隊好きはいいと思うよ(?)
でも成年人と違って思春期なので。2、3人同じ好みの友達が居てもグループ内で完結するはず。
なのでみちるんるんの「好きだけど周りに幼稚と思われてると思い込んてる」のはそんなおかしい事じゃないはず。前回も言った通り好きだけでなくなろうとしてるから尚更。
まあ原作にもやった通りに、他の部活に笑われる事がないのでるんるんの勘違いだけ。

人から忍者と比べて自販機から神になるの方がおかしいだから(?)、メイちゃんはその夢に特におかしいと思ってないよ。


50. イブキ(姫)とイロハ(着物)

「イブキ、お姫様になるの初めて! 楽しみ!」イブキは誇らしげに胸を張った、かわいい。

 

「イブキがお姫様か、それは楽しみだね」周りにその肩書持ってるやつが多いけど──とくにトリニティ組。でもゲヘナは貴族がいないので、イブキの感覚は地球の女の子と同じくらいで、ちょっと憧れてる存在。

 

「うん! イブキ、頑張る!」

 

「そっか、頑張ってね~。あ、それより喉が渇いたから、イブキ飲み物買ってきてくれる? イブキの分も買っていいよ」

 

「イブキにお任せ! 先輩たちはどんな飲み物がいい?」キラキラと目を輝かせながら、イブキは元気よく返事をした。

 

 お金を渡したら、イブキが小さな足で走って行った──キャッシュレス限定の自販機が多いミレニアムと違って、百鬼夜行は現金使える自販機が多くて助かった。ちなみに我は現金も受け付けるよ、じゃないとお釣り計算する意味がないから。

 

「姫って、誘拐されるんだよね? イブキにやらせて大丈夫?」イロハと二人きりになったので、イブキが頑張ってボタンを押してる姿を眺めながらイロハに話しかけた。まあ、察した通りそれが目的だけど。

 

「私も反対だったんですが...どうやら、陰陽部から『イブキを一生に忘れない体験をさせる』と提案したらしい」

 

「陰陽部から? マコトさんからじゃなくて?」

 

「はい、マコト先輩がモモトークでめっちゃ陰陽部の人を褒めてるので、おそらく事実かと」

 

 公演の項目である「和楽姫」は、名前の通り「姫」を主軸した劇。流れはどこでもあるの「悪党に攫われた姫を助けに行く」という王道展開。

 

 が、一般的な演劇と違って、姫を助ける任務は演者ではなく、観客のみんなに任せてる...つまり、劇というよりは参加型アトラクション。しかも参加できるのはこの映画村の全員。以前にも和楽姫であるチセさんを接近するためにスタッフも参戦する例がよくある。まああれはチセさんの人気だけど。

 

 参加型アトラクションだから、ストーリーそのものよりは「試練」と名付けたステージを挑戦してクリアというアトラクション要素が売り。姫役の人は特に決まったセリフやパフォーマンスを要求されてなく、救われたときの感謝とかのファンサ程度で済む。それなら確かに一般の演劇と比べて、特に練習せずとも出来るかもしれないし、間違いなく珍しい経験になるだろうけど...いくら何でも急に過ぎる。

 

 事前に話を通ったらともかく、同じ万魔殿のイロハですらこんな直前まで知らなかった...まあマコトさんの事だからもっと前に知ったけど何も言ってない説もある。

 

「...まあ誘拐と言ってもずっと放送されるから危ないことはない、かな?」誘拐もあくまでも劇の一環だから、参加者に今姫がどこにいる、つまりどこへ向かえばいいのを把握させるため常時放送もしてるから、危ない事は多分ない──

 

 ここがキヴォトスじゃなかったら!

 

 はい、そもそもキヴォトスの常識がアレだし、それと「試練」の内容も結局銃の撃ち合いになる。そしてゲヘナの生徒達の血の気が多いからそのまま大規模の戦闘になるのは十分ありえる...あれ? もしかしてニヤさんが先生を呼ぶのは本当に安全のため?

 

「はぁ...幸い、メイも居るから何とかなるでしょう」今日のイロハもため息多い、かわいい。

 

「...うちのFOX小隊にイブキの安全を守るように指示するね」ここにはいないけど、当然ユキノ達も付いて来てる...まあいつものこと。一応場合によって待機してる他の我で我慢させてるから、ずっと一緒にいる訳ではなく...いやその場合もある意味一緒にいてはいるけど、まあ言葉の綾。今回の建前は対策室長として来てるから名分握られたのでみんなついてきた、まあ嬉しいけど。

 

「そうしてくれると助かりますが...大丈夫ですか?」

 

「え、どの意味の大丈夫?」いまさら職権乱用やSRTの私物化の指摘されてもこま...いやあんまり困らないかも。

 

「元々メイを守るための護衛ですよね? イブキにまで気を配ってくれるのはありがたいですが、メイがここに何があったら外交問題になるですし」

 

「あ、そっちか。心配してくれてありがとう。イロハと一緒にいるから大丈夫やろ」ティちゃんもいっぱい居るし。

 

「...そういうところですよ」

 

「なんで??」

 


 

「凄ーい! イブキ、本物の姫様になったみたい!」着替えを終えたイブキが、嬉しそうにその場でくるくる回ってる。普段のゲヘナの黒い制服姿とは打って変わって、今は赤と白を基調とした雅な姫装束に身を包んでいる。髪も簪で後ろにまとめられ、その姿はまさに劇に登場するお姫様そのものだった。

 

 イブキが買ってくれたイチゴミルクを消滅した後、三人で公演の現場に向かった。公演まで少し時間あるから、イブキに百鬼夜行風の姫の衣装を用意することにした──公演の方覗いたら特に衣装が用意してないから二重手配になる事は起きない。

 

 渦巻映画村は元々他校の観光客がよく来る観光地だから、客向けに百鬼夜行風衣装...つまり着物レンタル店がある。まあ、公的にも私的にも、イブキにレンタルのを着させるつもりは無いので新品を購入した。

 

「意外ですね。ドレスと違って、これなら動きやすい」イロハも黒地に金の刺繍が施された着物に着替えていた。イブキと比べてシンプルではあるが、イロハが着るとなんか上品でめっちゃ似合ってる、可愛い。

 

「本格なやつは20キロもあるから比較対象は違うよ。十二単とか、着るだけでもめっちゃ時間掛かるし、可動性もかなり絶望的になる」

 

 重量だけなら、プレートアーマーや現代装備と同等だけど、あれは体にフイットしてるから体全体に分散してるため、割とそこまできつくない...もちろんある程度の体力が必要だから、我は無理。

 

 しかし十二単は重さだけでなく、デザイン的に運動に向いてない。とくに裾と袖が長くて、歩くだけでもめっちゃ大変。ちなみに十二は通称で、場合によってもっと重ねる。

 

 まあその場合、ドレスも本格的なやつ──鉄のフレームが入ってるやつとかと比べるから、結局どっちが動きつらいのかは諸説になる。

 

「結構詳しいですね」

 

「着させられた事あるから、めっちゃ動きにくいよ」

 

「なるほど、経験者だったですね」

 

「まあそうとも言える」

 

「では、せっかくなので──メイも着てみませんか?」

 

「えっ?」

 

「私たちは初めて着るので、経験者がいてくれたら助かります」

 

「えっ?」

 

「すみません、こちらの彼女に合うサイズはありますか?」イロハはいつの間にか白い簡易十二単を手に持ってた。我の制服と似てる金色の装飾があって、そこそこ好みかもしれない。いや、そこじゃない。

 

「??」

 

「デザインはどちらにされますか?」店員の鳥が満面の笑みで応対してきた。そら大きな買い物が続いて嬉しいのだろう...いや、だからそこじゃない。

 

「これをお願いします」

 

「いや、私はこのままで──」

 

「わーい!  メイ先輩もお姫様になろう!  きっとすっごーくかわいいよ!」

 

「ほら、イブキもそう言ってますよ」

 

「いや、その......あっ、はい」イロハが笑いながら我の肩に手を置いた。笑ってるけど、なんか断ったらなにがされるのわからない雰囲気がある。こわ、でもかわいい。

 


謎のおまけ


「ねえねえホシノ、ちょっと話したい事ある」

「メイちゃん? どうしたの?」

 

「結構前の事だけど、ホシノを買い取りの話が出たじゃない?」

「うへ、確かそんな事もあったね~」

 

「あの時は結構控えめで査定したので今日は再査定したいと思う」

「どうして??」

 

「まず普通のサラリーマン一生で稼げる額は2億円らしい」

「そのまま進むのか」

 

「で、ホシノはまだ若いのでまずは2倍」

「う、うん。4億ね」

 

「あの時も神秘すごいだけど、正直そんなに加点しないので」

「...まあ、メイちゃんからすれば神秘とかあんまり意味ないよね」

 

「ので2百倍だけで」

「『だけ』はおかしい」

 

「んでホシノ可愛いので1億倍」

「急に桁がおかしい」

 

「そしてホシノだから、そこからかける2」

「その査定がちょっと意味わからない...でも2倍か」

 

「かける2銀河」

「知らない単位出てきた」




イブキは多分アリスと同じ娘枠

3月あたりは更新遅れるかもしれない
モンハンか?
モンハンです
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