デカグラマトンです、連邦生徒会対策室長をやってます   作:十文字マトン

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前回のおらすじ!
単独デートで喜んでいるカヤ、なのに相手が謎のロリと密会しに行った!



16. 機械仕掛けの予言者(十文字メイ)トリニティの預言者(百合園セイア)

 はい、十文字メイ(デカグラマトン)です。いま夢を通じて超かわいい金髪ロリ狐に会いに来た。どうやって? ほら、我が(デカグラマトン)になる前、夢で"私"の人生を見たよね? 多少違う...いや結構違うか? けど似てる応用でなんとかなった。なんならこう考えると我の夢歴がセイアさんより長いかもしれない。

 

 え? AI(自販機)はどうやって夢を見るの? それはもちろん、いつもの"特異現象だから(説明できない)"。

 

 夢を見るのは5年振りですね、懐かしいような、そうでもないような。普段我がキヴォトスを見てる時も身体の五感持ってないから夢と多少似てる感じ...ごめんそんなに似てないな、普通の人は夢の中で身内と繋がらないよね。

 

 セイアさんの口が三角になってフリーズした、かわいい。ちなみに例の鳥は流石に夢まで付いて来てない。突然の来訪者に驚いたのか? それもそう、夢で覗いた相手、しかもドローン越しの人が突然自分の夢まで来たら驚くよね。しかも先生と会う前なので、夢で他人と会話するのはセイアさんにとって初めてかもしれない。では我から自己紹介しますか。

 

「初めまして、連邦生徒会所属の十文字メイです。どうやら私の事が気になってるようですね。私もあなたに興味あるので、直接会いに来ました、セイアさん(トリニティの預言者)

 

 セイアさんは十文字メイ(デカグラマトン)の正体は知ってるかどうかは分からないので、とりあえず十文字メイとして自己紹介した。直接見られるのはおそらくこれが初なので、バレてないと思うが普通に予知夢でバレてるかもしれない。その時は『ふふふ...流石預言の大天使だな』とか出来るからそれはそれで楽しそう。

 

「...失礼、予想外の事なので少し混乱してる。私の名前は百合園セイア、覗き見のような事をしてすまない」お、もう復旧出来たのか、偉いね。

 

「いえいえ、私も普段似たような事してるから、あんまり他人の事言えないですね」

 

「......それはつまり、君は私と同じ能力(未来予知)を持っているということか?」ん? まぁ似てる能力(千里眼)ではありますね、我の場合は夢限定じゃないけど。

 

「細部は少し違いますが、そう捉えても構いません」なので仲良くしようぜ! そのために来たよ。

 

「なら君はどうしてその結末を知りながら、こんなに頑張ろうとしている?」

 

 ......? ごめんセイアさん、なんの結末!? え? なんの話? 

 

 もしかしてエデン条約編の話? 待てよなんで我も未来を見える事になってる? いや見えたのは見えたけど? どうしてその結論? 先程の話はそれ? 能力って未来視? え? 覗き見(千里眼)のことじゃないの? 

 

 なんでバレたのかは分からないですが、セイアさんの言う通り、我が見える未来は二種類ある。一つはあのビッグシスター(調月リオ)と似た方法。つまり計算によっての未来予知...いや予測の方が正しいが。

 

 未来予測...それは情報さえ揃えば未来を100%予測できる。逆に言うと情報揃えてない場合あんまり当てにならない。遠いほどの未来なら変数が多いので精度も下がる。

 

 確率を例えるときはよくサイコロを使いますね、毎回投げた時すべての目が出る確率が同じく1/6...。ですが、投げるときの角度、力、周りの風、温度、平面の材質と状態、それをすべて把握できたら、サイコロの出目が確率ではなく必然な結果になる。トキさんのパワードスーツ(アビエシュフ)でもやってたあの攻撃を予測して先回りで撃ち落として、疑似的無敵になるのは機能的に我でも出来る、疲れるのでシッテムの箱の方が楽だけど。

 

 こっちは先ほど言った通り、情報を揃えてないと当てにならない。パヴァーヌの時も、リオさんはケイちゃんの存在や能力を知らないせいでやらかしそうだし。流石ケイちゃん! 

 

 そして我が見えたもう一つの未来は、"私"が見た未来(原作)ですね。夢の中で未来を見た点なら確かにセイアさんと似てるかもしれない。結局あの世界とこの世界の関連は知らないまま、偶然にしてもこの世界(キヴォトス)描写が正確過ぎ。でもその未来の(デカグラマトン)は今の我と乖離しすぎで、あの未来もあんまり当てにならない。

 

 一応"私"が見た未来(原作)の知識を抜粋して、データを未来予測に使えば多少の流れを予測できる。まぁよく見る異世界転生者の予測と精度はそんなに大差がない、つまり同じそんなに当てにならない。

 

 結局なにを意味すると言うと。我もリオさんもアオちゃん(連邦生徒会長)もセイアさんも、“未来(一つの可能性)”を見たけど、その瞬間“未来を知った自身”と言う死ぬほど大きい変数になる、この変数によってその未来変わるから。どんな未来を知ったところで、やることは変わらない、ヨシ! 

 

 つまり我はアズサさんの"例え未来が虚しくとも、今は頑張る"と少し違って、"未来が虚しいと誰が決めた? "派ですね。"我居る、故に我有り"は我の好きな言葉。聞いたことない? いま言ったよ、覚えてな。

 

「セイアさんがどんな未来を見たのか知りませんが、私が見てた未来はすでに大きく変わっています。そもそも私が見た未来では十文字メイと言う存在がいないですし」とりあえず“未来視の事ですねわかるわかる”の体で話続ける、覗き見(千里眼)と間違ったやついません。

 

「...? 君が未来にいない? そんなはずがない、私が見た未来では君は...いや、そういう事か。君が言いたい事は分かった」途中で止まらないで、あんまり未来視を当てにしてないけどそれが参考データになるからできれば聞きたいよ。

 

 あと察しが良すぎ、流石セイアさん。

 

「...しかし、ここまで私が見た未来は変わった事がない。私では変えられないかもしれない」

 

「大丈夫大丈夫、セイアさんなら出来ます。一人でできないなら友達を頼りましょう。友達に迷惑を掛けたくないなら私に頼りましょう! なにせ未来を台無しにした前科持ちです!」

 

「でも、頑張ってもその未来は変わらなかったら? 私が見た未来では、十文字メイ...君は確実に生を終える。もしかして君が変えた未来は、ただその未来を先延ばしにしただけかもしれない」

 

 ほぇー、死ぬのか(十文字メイ)? でもここまで全く言及してないので、セイアさんは(デカグラマトン)の事知らないような。つまり死ぬのは多分本物(本体)じゃないので平気平気。まぁ(デカグラマトン)も一回くらい死を体験したいのはある。計算上、(デカグラマトン)が完全に死んでも何とかなる方法はあるけど、実験したいのに預言者達に全力で止められた、残念。ケイちゃんに泣きそうな顔で見られると実験出来るわけがない。

 

「それも大丈夫、変えられたならラッキー、変わらないとしてもそのあとで何か起こるかもしれませんよ?」

 

 "私"が見た未来(原作)のセイアさんが見た予知夢は確か全部実現したな。でもどれも一見絶望な結末で、そのあと何とかなったので。大丈夫やろ! 

 

「...君は強いな。あの寓話の王と違って」

 

「あの未来を変えようとして、結局その未来になった王ですね?」

 

「ああ、神託(未来)を受けた(預言者)が王である以上、どんな事をしてもその結果は変わらない...彼が何も間違った事はない。もしその結末を避けたいなら、彼は最初から神託を受ける能力を放棄するべきだ」

 

「あの話を聞いた時思ったのですが、もし王が神託を受けたあと“へーそうですか”で別に神託に対して変な事しないなら、違う結末になるかもしれないじゃないですか? 結局どんな未来でも、現実になる前には誰もその未来を確定できません。なら予言など気にせず頑張りましょう!」

 

「...証明できない楽園(まだ発生してない未来)は、楽園(真実)ではない、を言いたいのか?」出た! セイアさんが大好きな古則だ! リアルで聞けるの感動した! リアルじゃない(夢の中)けど!! 

 

「その解釈もできますね! それにもしセイアさんが神託を受ける能力(予知夢)を放棄したいなら、私はそれを手伝えるかもしれません」

 

 こうして会ったから分かるけど、あのファンタジー(特異現象)の塊のアオちゃん(連邦生徒会長)と違って、セイアさんは予知夢(特異現象)以外は割と普通の生徒と変わらない。クズノハさんもやってたあれ何となく我もできる気がする、一応神秘も心得ている。

 

「そんな事まで出来るのか...何だか私の今までの悩みが全部バカに見えるな。まるで機械仕掛けの神(デウス・エクス・マキナ)だな君は」

 

「そこまで万能ではないですよ。そうですね、機械仕掛けの予言者(十文字メイ)とでも名乗りましょうか。これからもよろしくお願いします」

 

「ああ、君と会えてよかった、私もいろいろ決心出来た...ありがとう」

 

「あ、モモトーク交換しませんか?」

 

「君は...はぁ...今はそういう雰囲気じゃないだろ?」

 

 え? そうかな? でもセイアさんと仲良くなりたいし。

 


 

 そのあと普通にモモトーク貰った、セイアさんが起きたら追加するらしい。それでブロックされたら泣きます、そしてトリニティを侵略します、いや冗談です。

 

 あ、ちなみにセイアさんに会ってた時、カヤさんとの買い物も同時にやってましたよ。AI(特異現象)だからこれくらい余裕です。でも流石にちょっと申し訳ないので次のお出かけに誘った。カヤさんが受けた瞬間なぜか隠れてるFOX小隊が抗議しに来た。お前らストーキングしてたのに直接出るな、ほらカヤさん超びびったじゃん。

 

 そしてなぜか()はFOX小隊の四人とも個別にお出かけすることになった、なんで? 

 

 ...別にいいけど。




今日のデカグラマトンもちょろい

なおカヤが貢いた物はケイちゃんと一緒に頂く予定なので…カヤ…

ちなみにもしデカグラマトンがティーパーティーを覗いた場合みんなの反応
セイア 起きてるとき気付かない、夢で千里眼してる時なら気付く
ナギサ 全く気付かない、紅茶美味い
ミカ 野生の勘で何かいると感じる、でも確信がない
ミカこっわ...

ティファレトまではなんか挟みたい、思いつかなかったらティファレト行きます(?)
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