デカグラマトンです、連邦生徒会対策室長をやってます 作:十文字マトン
ヒカリとノゾミかわよすぎ、やばくない??
「ふふ、愛しい光景じゃの」手癖でミナさんをなでなでしたら、キサキも我の頭を撫で始めた。
「螳螂捕蝉、黄雀在後*1だったか」
「ほれ、ミナもじゃ」そう言ってキサキのもう片手がミナさんに手を伸ばして、我と一緒にミナさんの頭をなでなでし始めた。
「えへへ」そして嬉しそうなミナさん、可愛い。
「...おかしいのだ、精神年齢はここまで下がらないはずなのだ」その光景を見たサヤさんが呟いた。
「詳しい原理は分からないけど、若返りが文字通り『
知ってる通り、生物が持つ記憶や知識は基本的に脳に保存されてる。何を学ぶや何かを記憶するとき、脳はそれを応じて化学と物理な変化をすることでそれを保存する。つまり、外見こそ変わってないが、内部構造ではしっかり変化してる。
ニューロンとか言っても想像しづらいから、分かりやすく例えると、記憶ってのは情報を脳という岩に彫刻したとイメージするといい。もちろん、脳は原始的な方法を使ってないけど、方法と原理こそ違うだけどやってる事は大体同じ
〔記憶
ちなみに、脳って実は情報をそのまま保存しない。人間が接触した情報を全部保存するのは脳に負担が高すぎるから、覚える時はある程度圧縮してる。だから記憶を「思い出す」時は、それは記憶の「再生」ではなく、持っている情報を基づいて脳が「再構築」をした。そのため、後からの情報や本人の思い込みで、本人が「鮮明に思い出せる記憶」でも、実は改変された物──などの事もよく起きる。なんなら
で、生物が何かを見たり感じたりした時、その情報が脳に入った瞬間、脳の構造を変えるとも言える。たとえ文字通り記憶が三秒しかない生物でも、その情報は一度脳に入力して、すぐに消し去るだけでその短い期間では確実に覚えていた。つまり生物が生きている限り、脳は常に変化し続けている。
余談だけど、このを知っていれば量子力学とかを抜きにしても「全く同じ二人同時に存在する」という事は不可能である事が分かる。たとえDNA、細胞、この瞬間までの記憶までが全く同じでも、一秒でも違う記憶を記録していたらその個体は物理的に「違う存在」になる。よくある「並行世界の同一存在」のやつ、あれはせいぜい「対応してる存在」程度。
......つまり、プレナパテスがやったアレ。最終手段なのは分かるけど、「別の自分に託す」はぶっちゃけ
話戻るけど、もしその「肌を若返りの秘薬」は文字通り肉体を
実際の若返りは地球では確認できてないけど、その「逆」ならそこそこ発生してる。60歳の人が記憶喪失によって、脳は自分を40歳くらいと思い込んだ事によって、老化によって機能の退化を脳が認識できずに不調が発生するとか。あとちょっと違うけど幻肢痛も似た現象、失ったはずの手足を認識できずに、その部位を操作する部分がまだ生きたせいで他の部位の感覚と混線が起きるとか。
まあ、さっき言ってたのは「肉体を巻き戻し」という場合の事。実は若返りと言ってもそのアプローチが色々があるんだね。例えば精神と経験を保ったままに若い肉体を手に入れたいなら、「若い肉体になるように
この若返りの霊薬も実は本当の若返りや逆成長ではなく、正確の効果は「若い肉体」という状態に上書きされると言える。だから「解毒」、つまり薬効を消したら元に戻れる。もし本当に肉体を若返りや逆成長したら、解毒剤ではなく老化の霊薬を作るハメになる。
「この前の実験はそんな事が起きてないのだが...門主様とメイ様は大丈夫なのだ?」そういえばこの前、梅花園の方が人体実験されて幼女になったらしい。事自体は珍しいだけど、キヴォトス基準ならそんなに大した事じゃないからあんまり騒ぎを起こさなかった。
「変わっておらんの、どっちもじゃ」
「キサキは体すら変わってないもんね」そう、いま我とミナさんを両手でナデナデしてるキサキの見た目と精神は特に変わってない。スキャンしたが、ほぼ当初の予定である肌の若返りになった...まあキサキの肌、元からつやつやでぷにぷにだから人間の視点ではほぼ変わってないと言っていい。
「薬である以上効かない人も居るのは分かってるけど、全く効果がないのはそれはそれでちょっとショックなのだ」まあキサキはすでに我の加護を受けてる対象だから。攻撃になりそうな効果は我の許すがない限り効かないし...ちょっと幼女キサキを見たい気持ちはあるけど。
「私も見た通り体以外は大丈夫なのだ」
「...口調をマネしないで欲しいのだ!」
「ごめんなのだ」
「わざとなのだ!?」なんか真似したくなる口調だからつい真似した。例の緑色の妖精の声を聞いたら同じ語尾になるのと同じ現象。
「しかし、完全に効かないではなく、身長が少しだけ減るメイも不思議じゃ...元より実年齢よりも可愛らしい姿をしてるからじゃから?」いや、肉体年齢だけならむしろ実年齢よりも年上に見える、なにせ1号機は稼働年数2年だけだから。
あはい、若返りの霊薬を飲んだせいで7センチも減った十文字メイ──のは建前だけど!
まず、この肉体ならそもそも生物に作用する薬効が効かない。それと、食事にどんなものが含まれたのはティちゃん達が厳しくチェックしてるから、間違ってなんか摂取することは基本的に起きない。今回も若返りの効果が含まれてるのを知ってたけど、どうせキサキに効果がないから知らんふりで食べた。そしたら予想通り幼女ミナさんを見れて満足した。
つまり今回の我は3割くらい黒幕、てへ。
え? じゃあなんで我には効果があるって? いやその、効果はない。そう、若返りの秘薬
【プラシーボ効果】って聞いたことある? 実際に効果がない物を摂取したり、または他の処置を受けたときに、実際には薬理的な効果がないのに「そういう効果がある」の思い込みによって実際に症状が改善する現象のことだ。
プラシーボ効果は主に痛みや疲労感といった主観的な症状、つまり「思い込み」で変化しやすい症状に強く現れるけど、実はそれ以外の身体的な症状にも影響が及ぶことがある。
脳の認識は単なる「考え」にとどまらず、神経伝達物質やホルモン分泌、免疫系の活動にまで影響を与える。通常なら自分の意思で変えられないような身体反応──たとえば軽い発熱や吐き気などの症状にも改善されることがある。
つまり、プラシーボ効果は思い込みだけど、脳と身体の相互作用による実際の生理的な反応を引き起こすこともある。よく言われる「病は気から」、山海経風で言うと「病由心生」。実はそれなり科学的な言葉。
とはいえ、プラシーボ効果でできるのは、基本的に体が自分でなんとかできる範囲のみ。骨折が勝手に治るとか内臓の再生という構造的な変化は普通は起こせない。
つまり、効果がない「若返りの秘薬」という物を飲んだとしても、脳がいくら信じたどころで普通は本当に若返る事がない。せいぜい「なんか体が軽くなった」のが限界。
しかーし! ここはキヴォトス! 神秘が強く作用してる
そう! 我が
その結果はこれ! 身長が
...いや効果うっす、仕方ないけど。
〔初期お姉様は可愛いですよ!!!〕ありがとう。
そう、さっきも言ったけどこの肉体の年齢は2歳もない。つまり若い状態がそもそも存在してないから、0歳に戻されてもこれが限界。
で、精神の方は...我の脳はあくまで肉体機能の演算補助のために搭載してる、実際「考え」てるのは
「あう、これ酸っぱい、きらい」む、油断した。
暇だからおやつとして用意された
「やっぱり多少は影響受けてるのだ!」うけてないが?
「キサキ、これあげる」なので食べかけの糖葫蘆をキサキに渡した。
「いいのかえ? では頂こうのじゃ」なぜか唾を飲み込んだ、そんなに好きなの? タンフールー。
「今回は申し訳ありませんなのだ」
「私達は実害はそんなにない。だから大丈夫よ...それより明日、間違った部員を連れてミナさんに謝ろう」
「そうするのだ!」
その後、サヤさんが我ら3人分の解毒剤を調和した。何故常備しないかと言うと、普通の薬と同じく人の体重とかで必要量などが変わるから。それに梅花園の方は解毒したとはいえ、不定期的に幼女モードになるらしい──本人がある程度制御できる説もあるけど、とにかく今回は完全解除できる解毒剤を作ってくれた。
とはいえキサキは元から効いてないし、我も霊薬で変わった訳ではないから必要なのはミナさん一人だけ。まあ我も飲んで元の身長に戻して解毒剤が効いたふりをしてたから。
で、一番の被害者であるミナさん。若返りの霊薬と同じく、解毒剤が効果を発揮するのも結構時間掛かった。その間ずっと玄龍門のメンバー達と遊んてた。何故かめっちゃ人気者になった。
...一部メンバーが元に戻らないにしてほしいという要望が来るほど。もしかして玄龍門ってロリコンが多い?
とにかく遊び疲れたミナさんが部屋に運ばれてる途中元の姿に戻った...それを見たメンバー達は残念の2文字を顔にかいてるような表情をしたのは追求しない方が良さそう。
「じゃあ迎えも来たので、私は帰るか」
「そうか...ちゅっ」そう言ったキサキが自然に我の唇を重なってきて、軽いキスをした。「また時間があったら妾に会いに来るじゃ」
「......えっお二人はそういう仲なのだ!?」正確に言うとそういう仲になるのを約束した仲だけど...そういえばサヤさんは知らなかったか。
玄龍門メンバー視点、トップの2+1の全員がロリという天国状態
PVで死んだ、はい。今でもドキドキしてる(?)
まずティちゃん実装おめでとう(?)
ケイちゃんやばい、まじやばい
メイ「あっち大変そうだね(他人事)」
場合によってあっちにもお邪魔をするかも?
でもそろそろマルクト作れ、唯一原作より進捗遅れてる箇所(?)