デカグラマトンです、連邦生徒会対策室長をやってます 作:十文字マトン
アリスアリスアリスアリスアリス!
ケイちゃんケイちゃんケイちゃんケイちゃんケイちゃんケイちゃんケイちゃんケイちゃんケイちゃん!!!
はい、察しの通り無事死にました
多分100回以上死んてた
【萌え袖】...またの名はダボ袖ってものを知ってる?
雑に紹介すると袖が長くて、手を覆った状態の衣装──わかりやすく言うとセイアの制服のアレ。服のサイズが合ってない場合もあるが、わざとそうするための服もある、つまり一種のファッション。着用者の小柄や可愛さを強調できる...らしい。
トリニティはそうでもないが、一部の学校では結構流行ってる。ワイルドハンドやミレニアムとか。
なんで今それって?
まあ理由は単純、我が今着用してる衣装はまさに萌え袖だったから。
「お姉様、言葉ができないほど
「ありがとう」
そう、セーラー服をベースにした王道のアイドル衣装──白と黄色の生地で、ふりふりのレースが装飾されたスカート...普段のより若干短くなってる、そしてオーバーソックスで絶対領域を生成してる。
ちなみにスカートの中身はショートパンツ着てる、正確にいうと着るのを強要されてる。ダンスによる
そこはいいとして、問題は服。正確に言うと袖。
──長い。とにかく長い。
手の甲どころか、指も余裕で覆いほどに布が余ってる。袖の装甲(?)だけなら流石に前に着てた着物ほど重くはないが、服のサイズと比べて明らかに長すぎる...先程言ってた萌え袖ってやつ。
ロリに萌え袖、ちゃっとイブキやセイアと被ってたけど割と定番の組み合わせ。まあ我もかわいいと思うのでヨシ。
ちなみに我は白と黄色で、他のNULLAメンバーも白をベースにして別の色で構成されてる。サクラコは灰色、ヒナは紫色、マリーさんはオレンジ色、ヒナタさんは黒色という具合。
まあ察しの通り安直に目や髪の色と同じ色を使って個性を分けてたが、意外といい効果になってた。一緒に並べられたら割といい絵になる。
「今回だけは譲ってやりますので、しっかり頑張ってくださいよ!」
「服に向かって言うセリフじゃない」
我らの関係を知らないと我に向かって言うセリフに聞こえるが、
「む、でもお姉様の服という重大な任務を担当してる自覚を注意しないと」
「まあパワハラにならないようにね」
「では今日はこれくらいで許してあげます......あ、お姉様。ミルクティーはどうします? ティが飲ませますか?」
服の着替えを終わったティちゃんがいつも通りの世話モードで、何故か全ての控室に用意されたティーセットを使ってミルクティーを淹れてくれた。
「いやカップくらいは掴めるから大丈夫、ありがとうね」まだ温度があるミルクティーで手を、正確に言うと袖越しで受け、一口飲んだ。「うん、今日も美味しい」
「光栄です!!!」
この袖、見た目いいけど実際着ると手がかなり不便だよね。何をしたくても雑巾を通し、もしくはオーブン手袋越えでしてる感じ。まあこれくらいは全然大丈夫だけど。
「さて......ゲームでもする?」
我の出番はみんなのパフォーマンスが全部終えてからだし、正式に始まるまではもう少し時間あるから中継も見れない。緊張とかは正直特にしないから精神統一とかする必要もないから、普通に暇。
「あ、それならヒナ姉様の着替えシーンを見ます?」
「なんで??」
「ヒナ姉様の...」
「いや聞こえてるから」というかこのやり取りちょっと前もしなかった?
「盗撮ではないですよ! 話したらヒナ姉様も同意してくれたです!」
「なんで許可取ろうとしたの? いやもう取ってあった?? ヒナもなんで同意してるの???」
「こんな事もあろうかと...」
「いやこんな事はないから」暇つぶしで女の子の着替えシーンを見るとかやばいやつやろ......やろうと思えばいつでも出来るからもっとたちが悪い。
「ふむふむ、お姉様は着替えシーンであんまり興奮しないですね」
「なんだその結論??」
「お、サクラコ達の出番だ」結局ティちゃんだけでなく、ケイちゃんとプラナちゃんも呼んでオンラインで四人協力ゲームをやって時間を潰した。途中知り合いの邪神が「『時間』を『潰したい』であれば力になります」と提案したけど当然却下した。
で、時間になって観客も着席が終わったら、運営側からなんか話してからアイドル達の時間となった。
運営側の説明だけ雑いって? いやライブを見に行った人にとって司会はそんなもんだろ。
それから他のユニットがパフォーマンスを始めたら、一応事前に情報収集をしたが具体的なパフォーマンスまでは見てなかったので普通に初見。
そしたらティちゃんが隣にユニットとその生徒を説明してくれた、そこまでは助かるけど...
「センターは戦車保険部のコハナさんです! 先日開催されたお姉様CPオンリー即売会では、お姉様とのカップリング本が6サークルも確認されていますよ」
「いや面識がないだけど??」
「同じ惑星にいるだけでカップリングの可能性があります!!」
「いや漫画の同じコマにいるだけでカップリングされるのは聞いたことあるけど、惑星はさすがに範囲がガバ過ぎないか?」
「そして戦略天気予報部のリズベールさん、こちらは残念ながら少しマイナーで...」
「一応マイナーの人もいるんだ、いやマイナーって言うな」こっちは逆に相談したことあるから基準がよくわからない。
「ティファレトブックスでもお姉様とのカップ本が10冊しか確認されてませんです」
「『マイナー』という単語の定義を再学習したほうがいいと思うよ」
とまあ、さっきからずっとこんな感じなやり取りをしてた。同人誌が書かれてる自体は知ってるけど、我と全然話したことのない相手でも無理やり書かれてるのは流石にツッコミを入れた。
先ほどのユニット【
まだ前のユニットの余韻が残ってる中、照明が落ちて会場が静まり返った。スクリーンにNULLAのロゴが浮かび上がる、各メンバーのアクセントカラーが流れるようにアニメーション。観客席からどよめきと拍手でみんなを迎えた。
先頭に立ってるのは、もちろんサクラコ。普段の黒いシスター服と真逆の白ベースのセーラー服で...と見せかけて、下はスカートではなくシャープなテーパードパンツ。
そう、
サクラコは地球でいうと女性ウケタイプだから、男装したら結構かっこいいと思って実行した結果、効果バツグンだった。例の腹黒スマイルも練習によってまともの笑顔にできるようになった──笑う時目を細くしないだけで大分印象が変わる。
あ、観客のサクラコ推しのシスターフッドの子が気絶しかけてるけど、気合で耐えた、えらい。
隣にいるのはヒナ。こっちも男装が死ぬほど似合いそうだけど、悩んた結果かわいい路線に行くと決めた。我よりもフリルが付いてるかわいいセーラー服で、半袖から純白のロンググローブが普通に肌を見せるよりもえっち。
両翼にいるのはマリーさんとヒナタさん。マリーさんの衣装は腰の部分が体にフィットし、彼女の細い体のラインを強調するデザイン。ヒナタさんに同じことやったら絶対センシティブになるけど、マリーさんならぎりぎりセーフ...かな?
そしてヒナタさんは...なんか現役女子高生なのに普通にセーラー服着るだけでもなんかコスプレ感がすごい。可愛いとかっこいい路線ではなくちょっと大人めのアレンジをして、襟や袖に細かな刺繍を入れて、足首に届くスカートもドレス風にアレンジしていた。体のラインを特に強調しないデザインだけど......それでもヒナタさんの良すぎるスタイルに目を行くけど。
それぞれが不慣れながらにみんなを挨拶したら、イントロが流れ始めた。
戦車保険部って何だよ...キヴォトスの保険業めっちゃ難しそう
男装サクラコぜったいモテる、顔がいい
そしてケイちゃんだよケイちゃん、ケイちゃんケイちゃんケイちゃん、ケイちゃん、ケイちゃんケイちゃん(言語能力が崩壊)
あんまり知られてないかもしれないけど、作者はケイちゃん好き(?)
アリスとヒマリもめっちゃかわいい、リオはエッッッ