デカグラマトンです、連邦生徒会対策室長をやってます   作:十文字マトン

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プロローグのスズミセリフ少ないな、途中ではぐれたと思った


2. シャーレ外の銃撃戦、いつものいつもの。

「ではモエさん、相手に対空手段を持ってないとは限らないので気を付けてください。え? ミサイル? ...敵の航空戦力と交戦する場合は報告なしで発射するのを許可する。それ以外はユキノ小隊長の許可を得ない限り禁止にします」

 

『残念だな...モエ、いやRABBIT3、出発します。敵さん、ヘリを持ってこいよ、グヘヘ』

 

『FOX小隊、任務開始』

 

 はい、ドローンです。中身は十文字メイ(デカグラマトン)、連邦生徒会の対策室で室長をやってます、一応先生の上司。いま思えばこの立場って"絶対シャーレ所属にならない"から実装一番絶望なキャラじゃない? 

 

 SRTに指示を出したあと、ドローンで先生達に付いて行った。いまの先生はまだシッテムの箱の所有者になってないから、特別な防衛手段がない。その状態は普通の人類と変わらないので、銃撃戦に巻き込むと本当に死ぬかも。なので我がこっそりメイバリアで守ってます、ここで何かあったらまじで笑えないから。

 

 ドカ──ン!! 

 

 言ったそばから迫撃砲飛んできて、相手のやる気満々じゃん。並のキヴォトス人でも迫撃砲直撃されたら気絶しますよ。まぁ気絶で済むから。

 

「な、なに、これ!?」

 

『迫撃砲ですね。いまの弾道と威力を分析してます...Granatwerfer34です、ゲヘナの旧式迫撃砲ですね。おそらく処分品をどこからか入手したのでしょう』

 

「ゲヘナの...いえ、なんでもありません」ハスミは文句言おうと思ったのか、耐えたの偉いね。

 

「そんなのはどうでもいい...いえ相手の武装分かるのは重要情報かもしれないけど! 私が聞きたいのはなんで私たちが不良と戦わなきゃいけないの!!」

 

『ん? 説明しなかった? シャーレを奪還したらサンクトゥムタワーの制御権を取り戻せるよ』

 

「それは聞いたけど...! 私これでも、うちの学校では生徒会に所属してて、それなりの扱いなんだけど! なんで私が...!」

 

『この件終わったらセミナーにも正式な礼をします。あ、ユウカその場所は』

 

「いっ、痛っ!! 痛いってば!! あいつら違法JHP弾を使ってるじゃない!?」その場所は射線通ってますよ、間に合わなかった。

 

「"!? ユウカ!?"」そういえば先生はキヴォトス人の戦闘初めて見るよね、それはびびるよな。

 

「ユウカ、伏せてください。先生、これくらいは大丈夫です。キヴォトス外から来た先生と違って、私達はこれくらいの攻撃なら平気です」

 

「平気じゃないよ! 当たりところ悪かったら傷跡が残るでしょ! だからうちの学校ではこれからJHP弾は違法になるの!」

 

 うーん? 違法にしたところで、不良達は平気で使うから。それはルールを守ってる生徒達のみ弱体化すると思うけど? まぁ普通の銃撃戦なら怪我人減るかも? ...普通の銃撃戦って何だよ。

 

「"...つまりそのJHP弾じゃなかったら平気なのか?"」先生がぼそっと独り言をした。わかるよその気持ち、そのうち慣れます、多分。

 

「今は先生が一緒なので、その点に気を付けましょう。先生を守るのが最優先。あの建物の奪還はその次です」

 

「ハスミさんの言う通りです。先生はキヴォトスではないところから来た方ですので。弾丸一つでも生命の危機にさらされる可能性があります。その点ご注意を!」

 

「先生は戦場に出ないでください! 私たちが戦ってる間は、この安全な場所にいてくださいね!」ユウカさん大丈夫? すでに先生を甘やかしてない? 

 

「"私が指揮する、任せてください!"」

 

『お、では指揮を先生に任せます。何かあったら私が盾になります』このドローンなら普通の銃弾ならそこそこ耐えられるから盾にできますよ! と先生の周りでブンブンしてアピールした。

 

「"...出来る限り安全に行きます。"」と思ったら先生に複雑な目で見られてる。なんでだよ、ドローンならいいやろ! 

 

「え、ええっ? 戦術指揮をされるんですか? まあ...先生ですし...」

 

「分かりました。対策室長の判断により、これから先生の指揮に従います」

 

「先生、よろしくお願いします」

 

「よし、じゃあ行ってみましょうか!」先生の指揮を聞いて、明らかにテンション上がってるユウカ。絶対先生のこと好きやん。

 


 

「なんだか、戦闘がいつもよりやりやすかった気がします...」

 

「...やっぱりそうよね?」

 

「先生の指揮のおかげで、普段よりずっと戦いやすかったです」

 

「なるほど...これが先生の力...まあ、連邦生徒会長が選んだ方だから当たり前か...」ユウカさん本当に大丈夫? すでに若干古参ファン気取りしてない?? 

 

「"いやーそれほどでも。"」

 

 原作の時でも先生の指揮は謎バフなのか、単純に指揮上手いのかよくわからないけど。これで一つの謎が解けた、なんと両方でした! 

 

 先生の崇高もどきで指揮されてる生徒達を強化してるみたいですね。理屈は多少分かるけど再現はまだ無理そう。キヴォトス人はもともと感情である程度戦力を変動させる、そして先生の分もその生徒達に乗せた、と推測してる。

 

 あと指揮も普通に上手い。指揮力のみならキヴォトスにも同レベルの人いるけど、あの謎バフも加えたら戦力が圧倒的に差がない限り勝つのは難しい。

 

 ないと思うけどもしも敵対するときを計算してみた。普通のオートマトンやドローンで先生が指揮してる生徒に勝つにはかなりの数量いるね。ヒナクラスを指揮されたらそれこそ山のような数が必要だな。預言者を使ったら話が変わるけど...

 

『では先生、引き続き指揮お願いしますね』

 


 

「今、この騒ぎを巻き起こした生徒の正体が判明しました」そんな感じで襲ってきた不良を倒しながらシャーレに近付くと、リン行政官からの通信きまして。相変わらずあの画質あんまりよくない映像だな、あとで連邦生徒会の通信ユニットをアップグレードしようかな...? 

 

「ワカモ、元百鬼夜行連合学院の生徒で、現在停学中。去年、対策室長の指揮下で、FOX小隊によって捕まったけど。矯正局から脱獄したかなりの危険な人物です。今対策室長も付いてるので大丈夫だと思いますが、油断しないでください」ごめんねあの時は適当にFOX小隊を向かわせたら勝ちました、指揮とかしてません。

 

「それに、ヴァルキューレは例の巡航戦車で一旦退却したので、ヴァルキューレからの支援は期待できません」ヴァルキューレの装甲車でもアレの砲撃に耐えられないからな。あのFOX小隊に任せていい、とカヤさんを通じてヴァルキューレに退却命令をだした。

 

「"ヴァルキューレ? FOX小隊?"」

 

『ヴァルキューレ警察学校は治安維持の組織ですね。FOX小隊はSRT特殊学園に所属してる特殊小隊の名前ですね。いまここに向かってるのでその時に紹介しますね』

 

「FOX小隊...キヴォトスでもトップクラスの戦力を持ってる部活、噂は聞いてます」

 

「私も聞いたことあります。風紀委員長も認めてる実力、機会があれば実際確認したいです」

 

 え? そこまで噂されてる? 確かに原作の時より結構強くなってるけど? なんか訓練で強くなれるレベルを超えてるけど、その理由はあんまり分かりません! 

 

「先生、敵勢力が攻撃し始めた。指揮お願いします」

 

「"分かった!"」

 

『あ、ワカモさんを発見しました、気をつけてくださいね』

 

「フフ、連邦生徒会の子犬たちが現れましたか。お可愛らしいこと。でも残念、今は遊ぶ時間はあんまりありませんね」ワカモさんはこちらを発見したらすぐ逃げた...なんで? ここは一回交戦したはずだけど...まぁいいか。

 

「逃げられてるじゃない!? 追うわよ!」

 

『いえ、深追いは危険です。とりあえずシャーレの奪還を専念しましょう』まぁそのワカモさんはシャーレに潜入するつもりだけど、ここからは見えないですね。

 

「交戦もせずに撤退するのは、罠の可能性も高いです」

 

「はい。建物の奪還を優先で。このまま引き続き、進むとしましょう」

 

『攻撃を探知、みんな遮蔽から出ないでください』

 

「"! 危ない!"」

 

 先生の声と共に、みんなの少し手前に爆発が発生した。先ほどの迫撃砲と違うね、これは...

 

『40mm戦車砲、例の巡航戦車と思われる。目視出来ました、クルセイダー1型です。今回はトリニティの旧式兵器ですね、旧式とは言え良くこんなもの持ち出したな』

 

「クルセイダー1型...! 私の学園の正式戦車が流出したの!?」ハスミさん結構ショック受けてるような。

 

「どうせ廃棄寸前なガラクタだろ! でもこれは...」

 

『発射を確認、気をつけてください』

 

 ドカ──ーン

 

 二回目の着弾、戦車本体はどんな状況か分からないけど。主砲が生きてるなら、流石にキヴォトス人にとっても厳しい。

 

「どうします? 誰かが囮になります? 私たちは対戦車兵器を持ってきてないので、被弾覚悟で行かないと」

 

「"いえ、それは危険過ぎ..."」ゲーム中ならみんな突撃して銃で攻撃すれば勝てるけど流石に誰かが直撃されたら怪我しますね。「"...? なんの音?"」

 

「ヘリ? あれは...SRTのマーク?」

 

『朗報です、私のFOX小隊が来ましたよ』

 


 

「敵性勢力を発見、巡航戦車があります! これならミサイル使っていいよね? ね??」

 

「RABBIT3、落ち着いてください。このまま進路を維持して、対空兵器を警戒して速度と高度は落とさなくていい」

 

「え? 了解~でもこの速度は降下出来る速度ではないよ?」

 

「それは普通の場合、FOX4、お願いします。他の隊員、行くぞ。FOX1、降下」「FOX2、降下します」「FOX3、降下しますわ!」

 

 ユキノの号令と共に、オトギ以外のFOX小隊3人がロープで降下し始めた。この速度で移動中のヘリでロープ降下する人初めて見た。

 

「はいはい、余裕ですよ」

 

「ええ? この状況で狙撃? 先輩達ってもしかして思ったよりやばいやつ?」

 

「やばいではなく凄いと言え!」

 


 

「"FOX小隊? あのヘリの兵器とかを使うんですか? 不良とは言え相手を怪我させたくない..."」

 

『それは大丈夫です、多分怪我人は出ないよ』

 

「怪我人を出さずにあの戦車を制圧? ハッキング?」流石ミレニアム、やっぱり最初はそれ思いつくよね。

 

「いえ、クルセイダーは電子機械で制御されてません...」

 

 普段から仮想敵のためか、チナツの方から答えた。その後ヘリから銃声が鳴いて、クルセイダーのハッチがオトギの狙撃で吹き飛んだ。

 

「なんの音!?」と戦車内の不良からの声が聞こえた。次の瞬間、FOX小隊の3人が戦車の上に着地した...地ではないけど。あの高度から落ちるのに何もなかったような、戦車すら激しく揺れてるのに。モエさんが操縦してるヘリはそのまま遠くへいった。あ、オトギがこちらに向けて手を振ってる、かわいい、愛しい。

 

 そして戦車の上に乗ったニコはスタングレネードを戦車内に投げ込んだ、終わったなあいつら。なんというか、ごめんね不良、うちのFOX小隊少し強すぎかも。まぁその気があればオトギの狙撃で戦車を一撃で爆破もできるけど、戦車ごと鹵獲されるのは逆に可哀そうでもある。

 

 あまりの展開に先生も周りの不良も固まってる。ワカモさんはもうシャーレに入ったよね? もしFOX小隊を見たらどうなるのか知らないからよかった。

 

『先生、戦車の無力化成功しました』爆音のあと、ニコが戦車に入り込んだのを見て、戦車はもう危険がなくなったと判断し、先生を現実に呼び戻す。

 

「"...! そうですね、ではユウカ..."」先生に声を掛けられたみんなも動き始めた、スズミさんはなんか「閃光弾...」とか呟いてるけど。




メイ実装待ちの先生達は"おばあちゃん"と呼ばれてる、由来はもちろんあの映画


最終編2章の強化ミカのように、その時の気合(感情)で強度が変わると解釈してる。
なんとFOX小隊はメイへの愛で4人ともヒナクラスになってる。

ツルギとかならともかく。普通生徒は銃でも怪我するから、戦車砲で無傷と思わない。


次回!「アロナ寝る」!デュエルスタンバイ!
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