デカグラマトンです、連邦生徒会対策室長をやってます 作:十文字マトン
先生?「...なんのマネだ?リン。」
リン「先生は二人きりの時、リンちゃんって呼ぶのよ。」
先生に化けてるティ(いや知ってるけど、あと別に二人きりじゃない時も聞いたよ)
プロローグこれで終わります!
はい、
もうアロナちゃんが先生と指合わせしてる、でも指紋あんまり分からないらしい。まぁOSになったのも最近だから、そのへんの感覚はまだ人間とそんなに変わらないかも。つまりAIとしてはポンコツ。
ポンコツだけどセキュリティは別にあれでも大丈夫だから。そもそもあのシッテムの箱を起動できるのは全キヴォトスでは我と先生しかないし。持ち主を認識できるOSならパスワードも生体認証もいらないけど、「あった方がかっこいいじゃない?」と我も同じ意見なので残しました。
「なるほど...先生の事情は大体わかりました。連邦生徒会長が行方不明になって、そのせいでキヴォトスのタワーを制御する手段がなくなった...」そうです、全部あの連邦生徒会長とかのやつのせいです。この混乱に乗じてミレニアムの通信AIを乗っ取りした火事場泥棒は十文字メイと一切関係ないです。あとその火事場泥棒は交換としてあの壊れそうな風力発電を治しておまけに強化したので許してね!
「"連邦生徒会長について何か知ってますか?"」
「私はキヴォトスの情報の多くを知ってはいますが...連邦生徒会長についてはほとんど知りません。彼女が何者なのか、どうしていなくなったのかも...お役に立てず、すみません」
はい、これは別に嘘ではない。
「"大丈夫だよ! 落ち込まないで!"」
「ですが! サンクトゥムタワーの問題は私で何とか解決できそうです!」
「"本当ですか! 助かります!"」
「はい! これくらいはスーパーアロナにとっては余裕です!」
それに関しては本当に余裕だから、電源ボタンを押すと同じくらい簡単。
「...サンクトゥムタワーの制御権の確保が確認できました。これからは連邦生徒会長がいた頃と同じように、行政管理を進められますね」
『先生お疲れ様です、初日楽しかった?』
「"色んなこと起きてるけど楽しかったよ!"」
「...対策室長、やっぱりサンクトゥムタワーの制御権は...」
『ダメです、連邦生徒会長代行はリン行政官ですよ。大人しく受け取って』
「...分かりました。では先生、私はこの辺で失礼いたします。シャーレの業務説明に関しては対策室長にお任せいたします」
「"リンちゃんもお疲れ様です!"」
「...誰かリンちゃんですか?」
『はい、ここはシャーレの部室です。と言ってもこの建物全体がシャーレなので、他の階を使いたいなら好きにしていいよ。改築したいなら一応私に連絡して、でも経費は落とさないよ。あと生活区域もあるからここで暮らしてもいいし、他に家持ちたいなら住宅手当も出します。でもここなら並みの家より快適だと思いますよ、何と一階にコンビニを設立する予定!』
「"この建物全体? ちなみにシャーレの職員って私以外何人いるの?"」
『なんと先生一人のみ! やったね!』
「"えぇ...? ちなみに仕事の内容は...?"」あ、引いてる。それもそう、突然知らん場所で"これからこの建物はお前一人のみの仕事場ですよ"なんて言われたらな。
『それですね、特に決まってないです!』
「"え──??"」
『一応対策室、つまり私からは偶に依頼も出すかもしれないけど。それ以外は特にやる事決まってない。あ、なにもしなくても給料は出しますので心配しなくても!』
「"いや、それは流石に...何か手伝えることあります?"」
『うーむ...さきほども言った通り。キヴォトスのどんな学園の自治区にも自由に出入り出来る。所属に関係なく、先生が希望する生徒たちを部員として加入させることも可能ですから。いま連邦生徒会は連邦生徒会長を探すのに力を注ぐため、他の事にあんまり余力がないかもしれないので。自治区の生徒達の悩みを対処して、重大なトラブルを私に報告するくらい?』
「"つまり生徒達の悩みを聞く...ですか?"」
『シャーレ自体は設立したばっかりの組織ですから。業務内容を決める前に連邦生徒会長が失踪してるので、具体的内容は決まってないので全部先生に任せますね!』
「"連邦生徒会長の事...メイちゃんは詳しい?"」
『それはもう、キヴォトス中でも五本の指に入るくらい詳しいよ!』
「"その、彼女の失踪を詳しく聞いてもいい?"」
『ん? 失踪とは失踪の事だよ? 普段も何日連絡取れない事はよくあるけど、今回のような長時間消えるのは流石に初めて。でもそのうち帰ってくるやろ!』
「"...メイちゃんは強いね。"」
『? そうか?』
「"あ、もう一つ気になってる事あるけど"」
『ほほう? どうした?』
「"メイちゃんが休養中の話も聞いたけど。体は大丈夫ですか?"」
『いや〜一応大丈夫? 今もベットで寝ながら先生と会話してるけど。だからリン行政官のような立体映像を出せないですね。あと普通に疲れた、眠い』そうです、肉体の方は普通に眠い。いやそっちは常に眠いけど、スモモちゃんといい勝負できそう。
「"あんまり無理しないでね。"」
『大丈夫です、そろそろ寝るけど。あとでFOX小隊のみんなとも挨拶しましょう。もし急用で私に連絡したいのに連絡取れないときはFOX小隊に連絡して、彼女たちは私の居場所知ってるから』
「"なんかFOXとかヴァルキューレとかSRTとか、名詞がいっぱいあって覚えるの大変だな。"」
『それは仕方ない! ゆっくり覚えていこう!』
そのあと、下にいるユウカ達やFOX小隊に感謝を述べたあと、先生の初日が終わりました。
でもこっちはまだ残ってる事あります。セイアさんとの密会も終わった後の深夜、シッテムの箱に戻ってきた。
「プラナちゃん、どう思います?」
「仕事が雑過ぎ、これはおやつ没収しても文句言えない」
「とプラナ裁判長からの判決ですけど、何か異論あります?」
「えええ!? やだやだやだ!! 今日のプリン楽しみにしてるのに!!! 私がそっちにいる時少し思考能力が落ちるって事前に言ったよね!!」
「でもアロナさん、あの大人が来る前は毎日期待していたのに。本番で寝坊するのは流石に擁護できない」
「それは...うぅ...」
「反省したら今日のプリン半分はあげますよ?」
「半分しかないの!?」
「そうです、半分は我が頂きます」
「!! なら反省してます!」「マスター、私も寝坊しそうなので、半分あげます」「なら私も寝坊予定なので、いま口に入ってる分をご主人様に上げます」
何だよお前ら。
今はもう深夜なので、先生と"そっちのアロナちゃん"がもう寝てるから、"こっちのアロナちゃん"が起きました。
どういう事? いや、ほら。同時存在って元々我の得意分野ですし。
でもやってみたら
つまり先生のシッテムの箱は原作通り、何もわからないアロナちゃんが居て。我のシッテムの箱には姿を変えただけの
元々
ならこっちのシッテムの箱に記憶保持してるアロナちゃんが同時に居ても。別に"キヴォトス"に居ないし、先生をサポートするのも出来るし、さらに我やプラナちゃんにも会えるし、最適解じゃない?? たまには安易な解をしていいとセイアさんも言ってた! まだ言ってないけど!
ちなみにこっちのアロナちゃんは先生の方のアロナちゃんの記憶を持ってるけど、向こうは当然こっちのアロナちゃんの記憶がない。かといって別にどっちが本体でどっちが分身でもない、どっちも同じ本体です。
面倒くさいから普通にプリンをあげた、そしたら逆に不機嫌になった、なんでだよ。仕方なく半分っこで食べた。
ハナコ、少しいい?
02:20
そうか、普通こんな時間すぐに返事が来ないか。
02:30
これからのメッセージを読んだあと削除してくれ。
誰かに見られると面倒な事になる。
独立サーバー?で送信したので。
削除すれば誰にも見られることはない、らしい。
02:32
いいか?
私のヘイローは無事。
裏切り者はいない。
対策室は味方。
02:34
これだけ、ではハナコ、元気で。
02:35
ハナコ、少しいい?
02:20
そうか、普通こんな時間すぐに返事が来ないか。
02:30
メッセージを削除しました
セイアちゃん?
何かあった?
06:00
セイアちゃん?
12:00
セイアちゃん
私も調べたけど
入院って発表してるけど、もう死亡扱いですね
この状況で無事と信じるの?
...他人を信じるのは、難しいですね
いえ
夜中であんな変なメッセージ来るなんて
次会ったら、■■■■■■しないとね
ふふ
02:15
あのヒントで
残念だな、ティちゃんが作ったお姉様フィギュア誰も貰えないですね。少しでも埃や手垢を付けたらティが所有者にプチキレのあの超レアフィギュア。
起きたらあんなメッセージを見せたハナコの心境は!
訳「私は生きてる、敵はいない、メイは仲間」
このコミュ障狐!!!
ラストだけ見れば割とシリアスですね(他人事)