デカグラマトンです、連邦生徒会対策室長をやってます 作:十文字マトン
小ネタ:ティファトレの守護天使はミカエル。
テイ「それじゃあ姉様は、誰の味方?」(声完コピ)
メイ「草」
セイア(爆笑)
「お待たせしました。変動金利等を諸々適用し、利息は788万3250円ですね。全て現金でお支払いいただきました、以上となります。カイザーローンとお取引いただき、毎度ありがとうございます。来月もよろしくお願いいたします」
ブロロロ...
「...」「...」
「バレない...よね?」
「"多分大丈夫だと思います..."」
「一度起動したら肉眼で確認できないサイズに分解するので、特定の装置じゃないと見つけられる可能性はほぼないはずです。あの状態でどうやって信号を送ってるのかは不明ですが...」
はい、追跡装置を用意した
「凄いですね〜流石連邦生徒会☆」
「うーん、連邦生徒会と言うか、多分対策室長ちゃんが凄いんだと思う」
「ん、欲しい」
「駄目駄目! シロコ先輩絶対変なところで使うでしょ!」
「シロコちゃん? 今回は別にその輸送車を襲うんじゃないよ? あくまでその現金はどこに流れたのかを調査するんだよー」
「うん、分かってる」
「ま、とりあえず教室に戻ろうー」
「全員揃ったようなので始めます。まずは、3つの事案についてお話ししたいと思います。最初は、昨晩の襲撃の件です。私たちを襲ったのは"便利屋68"という部活です」
「ゲヘナでは、かなり危険で素行の悪い生徒たちとして知られてます。便利屋とは頼まれたことを何でもこなすサービス業者で...部活のリーダーの名前はアルさん。"社長"と自称しているようです」
自称って言うな、しっかり社長だよ。キヴォトスは未登録の企業多いけど便利屋はしっかり連邦生徒会に申請したよ! 却下されたけど! ゲヘナの校則では在籍中の生徒は起業できないけど、何らかの原因で会社を継承するのは許されるので、実は多少工夫すると正式な社長にもなれる。ちなみにミレニアムとトリニティも似た校則ありますね。
「ゲヘナ学園では、起業が許可されているの?」
「それはないと思います...勝手に起業したのではないでしょうか」
「あら...校則違反ってことですね。悪い子たちには見えませんでしたが...」
「いえ、それが今までかなり非行の限りを尽くしたようで、ゲヘナでも問題児扱いされているようです。SRT特殊学園のエリート部隊と互角に戦える実力者という噂もあります」
んんん? なんかおかしくない? 互角? その噂は盛ってない? あと非行の噂もアルさん自ら流してたよね。そもそもアルさんの性格はあんまり大した悪事を出来ないから。ゲヘナ全体から見てもそんなに他人への迷惑掛からない部活...いやまじで終わってるなゲヘナの治安。そうだよお前らの事だぞ温泉開発部と美食研究会。ヴァルキューレの子たちが泣きながら家が開発と言う名の爆破をされたと訴えて来たときは結構困ったぞ。
「えー? でもあいつら大して強くないけど?」いやそれはお前らが強すぎだから。
「"便利屋が襲ってくるってことは、誰かに依頼された?"」
「そうだねー、でもそう簡単に雇い主の事を割れないし。次は取っ捕まえて取り調べでもするかー」
「はい、機会があればぜひ...続きまして、セリカちゃんを襲ったヘルメット団の黒幕についてです! あの改造戦車に使用された違法部品は、現在は取引されていない型番だということが判明しました」
「まあ、違法部品を堂々と取引出来ないよねー?」
「それをどうやって手に入れたのかしら?」
「こういった違法な取引は...キヴォトスでは"ブラックマーケット"しかありません」
うーん、そうでもないよ? 山海経とかハイランダーとかも自治区内でちょくちょくやってたよ、キサキさんも困ってる。まあパイプを持ってない生徒や企業ならブラックマーケットが一番簡単だな。
「ブラックマーケット...とても危ない場所じゃないですか」
「そうです。あそこでは中退、休学、退学...様々な理由で学校を辞めた生徒たちが集団を形成しており、連邦生徒会の許可を得ていない非認可の部活もたくさん活動していると聞きました」
「便利屋68みたいに?」
今更ではあるが、原作の対策委員会も連邦生徒会の承認得てないから同じレベルじゃない? まぁいまはアビドス自治区の合法生徒会になったけど。
「はい。それから便利屋68も、ブラックマーケットで何度か騒ぎをおこしていると聞きました」
「"つまりこの二つともブラックマーケットと関係ある...アヤネ、現金輸送車の動向は?"」
「それは最後の事案ですね。先ほどカイザーローンの現金輸送車に付けた追跡装置は今も正常に作動してます。どうやら人目を避ける為に結構変なルートで移動しているようで、現在はまだ目標地を確定出来ません」
「よし、じゃあ決まりだねー。まずはブラックマーケットを調べてみよう。意外な手がかりがあるかもしれないしね。アヤネちゃんは現金輸送車を続けて追跡するのをお願いー」
「ここがブラックマーケットか」
「わあ☆すっごい賑わってますね?」
「本当に。小さな市場を想像していたけど、街ひとつぐらいの規模だなんて。連邦生徒会の手が及ばないエリアが、ここまで巨大化してるとは思わなかった」
「うへ~そういえばみんな知らないのか。昔の連邦生徒会は本当になんもできない集団だったんだよ~。今の連邦生徒会は結構頑張ってるけど、昔からの累積は短期間では処理できないね」
『皆さん、油断しないでください。そこは違法な武器や兵器が取引される場所です。何が起こるかわからないんですよ。何かあったら私が...きゃあっ!?』
「...銃声だ」
「待て!!!」チンピラ達今日も元気だな~、そして追われてるのは当然!
「う、うわああ! まずっ、まずいですー! つ、ついてこないでくださいー!!」
はい、我のネッ友であるヒフミさんだ、今日も可愛いね。相変わらずモモフレの限定グッズのために駆け回ってる。あと限定グッズに関しての情報はいつもネットより速いのはなんだ? 特異現象か?
「わわわっ、そこどいてくださいー!」
ドンッ
「い、いたた...ご、ごめんなさい!」
「大丈夫? なわけないか、追われてるみたいだし」
「何だおまえらは。どけ! あたしたちはそこのトリニティの生徒に用がある」
「あ、あうう...私の方は特に用はないのですけど...」
うーん、生のヒフミさんを見たら、一つどうしても言いたいこと。
お前のどこが地味だよ! なんだよその言動いちいち可愛いんだが??!!
『その制服、もしかしてトリニティ総合学園!』
「そう、そしてキヴォトスで一番金を持っている学校でもある! だから拉致って身代金をたんまり頂こうってわけさ! ...ん?」
パーンッ!
「悪人は懲らしめないとです☆」「うん」
あ、映画のような手刀とかで気絶じゃないな、普通に撃った。まぁキヴォトス人を殴って気絶させるのは結構難しいよね、どこかのティーパーティーホスト候補ならできそうだけど。
「あ...えっ? えっ? あ、ありがとうございました。みなさんがいなかったら、学校に迷惑をかけちゃうところでした...。それにこっそり抜け出してきたので、何か問題を起こしたら...あうう...想像しただけでも...」いや、こっそり抜け出すな、危ないやろ?
「トリニティのお嬢様が何でこんな危ない場所に来たの?」
「あ、あはは...それはですね...実は、探し物がありまして...。もう販売されていないので買うこともできない物なのですが、ブラックマーケットでは密かに取引されているらしくて...」
「もしかして...戦車?」
「もしくは違法な火器?」
「化学武器とかですか?」
「"過激表現で発売禁止になったゲームとか?"」なにその発想、流石ブラックマーケットで気になってる女の卒業アルバムを買う人。ほらセリカさん引いてるよ。
「えっ!? い、いいえ...えっとですね、ペロロ様の限定グッズなんです」
「ペロロ?」「限定グッズ?」
「はい! これです。振袖ペロロ様です! 各神社で販売されたデザインは違うので、各バージョンはなんと50体ずつしか作られていないんですよ。ね? 可愛いでしょう? これで全バージョン揃いました!」あ、うちの製品じゃん...え? あれを全部揃えたの? この前フリマアプリで転売を見たけど結構な値段するけど、ブラックマーケットならもっとやばいんじゃない?
「わあ☆モモフレンズですね! 私も大好きです! ペロロちゃん可愛いですよねえ! 私はミスター・ニコライが好きなんです」
「分かります! ニコライさんも哲学的なところがカッコ良くて」
「お? それってクロスのぬいぐるみ? いいよね~おじさんはもうあそこの枕使わないと寝れない体になったよ~」
「というわけでグッズを買いに来たのですが、先程の人たちに絡まれて...みなさんがいなかったら今頃どうなっていたことやら。...ところで、アビドスのみなさんはなぜこちらへ?」
うーん、もしヒフミさんが捕まったら...あのチンピラ達は正義実現委員会にボコボコにされますね!
「私たちも似たようなもんだよ。探し物があるんだー」
『皆さん、大変です! 四方から武装した人たちが向かってきています!』
オイオイオイ、死ぬわアイツラ。
キヴォトスって商業高校いるかな?