デカグラマトンです、連邦生徒会対策室長をやってます   作:十文字マトン

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前話突然湧いたやつの正式登場は多分エデンの時

忘れるかもしれないけど、このデカグラマトンも1話時点で絶対者()と自称してる精神異常者。詳しいはそのうち本編で。なので予言者大体あんな感じ(?)


16. レッツゴー!アビドス砂漠!

『ここまでは列車で来ることができましたが、ここからの移動手段は徒歩しかありません。少し足を進めたらもうアビドス砂漠...このアビドスにおける砂漠化が進む前から、元々砂漠だった場所です』

 

「うへ〜朝からこんな砂まみれだよー。この辺は壊れたドローンや警備ロボット、オートマタなどが徘徊してるから、気をつけてねー」

 

 はい、十文字メイ(デカグラマトン)です。ホシノさんが黒服と密会した翌日、みんなでアビドス砂漠を目指して出動した。

 

 便利屋と風紀委員会の事を解決したし、始末書も提出した。めでたしめでたし。ちなみに柴関ラーメン美味かった、たまにはまた頼むか。

 

 あ、一番めでたくないのは先生かも。先生がシャーレに帰ったあと3時間も説教された、可哀そう。リン行政官以外に、なぜかカヤとアオイも参戦してる。まあ銀行強盗に加担してる事を説教で済ませるのは優しい。

 

「もう少し進めばそこにはなんと、かつてアビドス砂祭りが開かれていたオアシスが!」

 

「え、オアシス? こんなところに?」

 

「うん、まあ今はもう全部干上っちゃったんだけどね〜。元々はそんじょそこらの湖より広くって、船を浮かべられるくらいだったとか。ま、私も実際に見たことはないんだけど〜」

 

 任せろ、それも再現する予定! 再現といっても詳しい資料がないので、元通りではなく勝手にそれっぽい地形を! 以前と別物になるけどいまよりましやろ。

 

 そのうちアビドス砂祭りも開催したい、なにをする祭りかはよくわからんけど。まあ流石にできるようになった時にはホシノさんはもう卒業してるかな? 宣伝やアビドス高校の生徒数の回復は年単位の時間を使うし。

 

「"アヤネ、目的地はまだ遠そう?"」

 

『はい、事前にマークした偵察ポイントにはもう少し時間が掛かりそうです。見たところ、この辺りは特に何もなさそうですが...とりあえず、引き続き警戒しつつ前進してください』

 

 事前にアヤネさんにカイザーの物流データを送ったので、それを分析して目的地を何個かマークした。外れもあるけどカイザーPMCの砂漠基地は見事に偵察ポイントに入ってた。原作ではあんまり描写してないけどアヤネさんのデータ処理能力も高いな。ミレニアムの生徒の中でもかなり上位になる。

 

「ふむ、ドローンにオートマタ...この辺り、なんでかこういうのがよく集まるんだね」

 

 なぜかキヴォトスの未探査エリアは徘徊してるドローンとか結構あるな。研究所エリア(実家)とミレニアムの隣の廃墟でもそこそこ見かける...もう全部配下に収まったけど。そいつらは記憶機能持ってないので徘徊してる理由よくわからん。

 

「...っ! 皆さん、前方に何かあります! 砂埃でまだはっきりと姿が見えないのですが...巨大な町...いえ工場、或いは駐屯地? とにかくものすごい大きな施設のようなものが....? とりあえず、肉眼で確認できるところまで進んで見てください!」

 

「何これ...」

 

「この張り巡らされてる有刺鉄線、優に数キロメートルまでありそう...」

 

「工場...? 石油ボーリング施設、ではなさそうな...一体何なのでしょう、この建物...?」

 

「"カイザーPMCの基地? なんの為に砂漠でこんなものを..."」

 

「どうしますー? 外で見てもなんも分からないし...こっそり中に入る? 流石に勝手に入ったら言い訳出来ないよー」さぁどうする? 3時間説教の成果は...? 

 

「"...バレないようにね!"」おお、3時間の説教あんまり効果なかった! ヨシ! まぁノリで銀行強盗する人ですし、こうなると思った。

 


 

「うへ~。入って来たのはいいけど、もっと深入したいならあの警備をどうにかしないとだめだね~」

 

「かなり厳重な警備ですね...どうします? やっちゃいます?」

 

「"戦闘はできれば避けたいです。"」

 

『同じ意見です、この施設だけでもかなりの兵力が...できれば戦闘に発展させるのは避けましょう..』

 

「侵入者だ!」「捕まえろ、逃がすな!」

 

 即落ちじゃん! まあ潜入の専門家じゃないから、警備のやつもどこかの潜入ゲームのような索敵ガバじゃないから。

 

 ヴイイイィィ────ン!! 

 

「け、警報まで...!?」

 

「ん、やるな」

 

 侵入者...というか不審者を見つけた途端に警報を鳴らしたな。普通なら侵入者とかは当番の警備で対応するので、いちいち警報で全員に知らせるとかはしない。でもいまのカイザーPMCの警戒レベルは戦時とおなじくらい上がってた...ビナー(BINAH)ちゃんの襲撃が原作より頻繫だから。

 

 つまり我ら(デカグラマトン)のせいだ、すまんすまん。なんと今のカイザーPMCはアビドス砂漠内に少しでも異常があったら全員を動員する...よくこんな金掛かる体制を取るね。よっぽど超古代兵器(ウトナビシュティムの本船)が欲しいんだなプレジデント。

 

「"...仕方ない! 早く倒して撤退しましょう!"」

 


 

「"なんとかあの基地から逃げたけど..."」

 

「あのカイザーPMC? のやつらそんなに強くないけど...邪魔っていうか、めんどくさいっていうか...なんか今まで戦ってきたやつらの中でもひと際"厄介"って感じ」

 

『大規模な兵力が接近中! こちらを包囲しに来ています! 装甲車以外にも戦車やヘリまで...! ものすごい数です! 包囲が完成する前に離脱してください!』

 

 速度速いな。まったく、誰だよずっとカイザーと戦ってるやつ! そのせいでこいつらの練度も若干高くなったじゃん! ...いや呼んでない呼んでない、今来ると困るから。

 

『...聞こえますか? 包囲網...また...が不安定...早く..』

 

「"アヤネ? ...通信が..."」

 

 アヤネさんの通信が遮断された、もちろんカイザーPMCの仕業。

 

 ビナー(BINAH)ちゃんが毎回ピンポイントでカイザーPMCの部隊を攻撃してるから、向こうもいろいろ対策を試してた。通信を遮断する装置とかも持ってきた、まあ効かないけど。ほぼ対策不可能な特異現象()はともかく、あれを無視できる技術はいくらでもあるけど...キヴォトスの一般な通信方法なら遮断されるね。

 

「...絶体絶命?」

 

「包囲されちゃったかー」

 

 他の戦車や装甲車と違って、迷彩などもせずにカイザーPMCのマークを書いてる装甲車が近づいてきた。そして中から降りた人達は周りのPMCと違う服装してるPMCと、砂漠舐めてるのか? と言いたいスーツ姿のロボ市民...PMC理事だな。

 

「侵入者とは聞いていたが...アビドスだったとは。まさかここに来ると思っていなかったが...まあ良い」

 

 あ、流石に見たら分かるのか。どこかの社長(自称)とは違うね。...ん? 侵入者と聞いただけで理事が現場に行くの? どうなってるのカイザーPMC。

 

「勝手に人の私有地に入り、暴れたことによるこれらの被害額。君たちの学校の借金に加えても良いのだが、まあ、大して額は変わらないな」

 

 キヴォトスの治安はアレだから、軍事関係の産業がかなり発展してる。だから兵器などの値段もかなり抑えられてる。クロスグループが軍事産業に手を出したくない原因の一つでもある──原価と比べてあんまり稼げない。キヴォトスじゃなかったら先ほどの戦闘でアビドスが壊した物は普通に億単位になる。

 

「あんたは、あの時の...」

 

「...確か、アビドスの生徒会長、いや副会長だったか? ふむ、面白いアイデアが浮かんだ。便利屋やヘルメット団を雇うよりよさそうだ」

 

「便利屋...? もしかしてカイザーの偉い人?」

 

「まさか私のことを知らないとは。アビドス、君たちならよく知っている相手だと思うがね。私は、カイザーPMCの理事を務めている者だ。そして君たち、アビドス高等学校が借金をしている相手...カイザーローンの理事でもある」

 

「要はあなたがアビドス高校を騙して、搾取した張本人って事で良い?」

 

「...ほう。勝手に私有地へと侵入し、善良なる我がPMC職員たちを攻撃し...ここはカイザーPMCが合法的に事業を営んでいる場所。まず君たちは今、企業の私有地に対し不法侵入しているのだということを理解するべきだ」

 

「"...砂漠で何をしているかを聞いてもよろしいか?"」

 

「君は...シャーレの先生か。なるほど、連邦生徒会が裏で糸を引いているのか。良いだろう、教えてやろう、私たちはアビドスのどこかに埋められているという、宝物を探しているのだ」

 

 ナ、ナンダッテー? どんな物かなー? 

 

「...そんなでまかせ、信じるわけないでしょ!」

 

「それはそう。もしそうだとすると、このPMCの兵力について説明が付かない。この兵力は、私たちの自治区を武力で占拠するため。違う?」

 

「...たった5人しかいない学校のために、これほどの用意をするとでも? 冗談じゃない。あくまでこれは、宝探しを妨害された時のためのもの。ただそれだけだ、君たちのために用意したものではない。君たち程度、いつでもどうとでもできるのだよ...例えばそう、こういう風にな」

 

 だからステイステイ、こいつをボコりたい気持ちは分かるけどもう少し我慢して! ...PMC理事が後ろのPMCに指示を送ったら、通信遮断が解除された。そして...

 

「な、何...? 急に電話...」

 

「残念なお知らせだ。どうやら、君たちの学校の信用が落ちてしまったそうだよ。それと伴い変動金利が3000%上昇し、来月の利子の金額は9130万となる」

 

「きゅ、9000万!?」

 

『...皆さん大丈夫ですか!? いまカイザーローンから連絡を受けまして...り、利子が..』

 

「くっくっくっ。これで分かったかな。君たちの首にかけられた紐が今、誰の手にあるのか。そうだな、9億円の借金に対する保証金でも貰っておくとしよう。1週間以内に、我がカイザーローンに3億円を預託してもらおうか。この利率でも借金返済ができるということを、証明してもらわねばな」

 

「"3億!?"」

 

「ああ、連邦生徒会に助けを求めても無駄だ。連邦生徒会長が居ない今、こんな金額は1週間で集まらないだろう」

 

 どこぞの学校に突然3億を支援するのは普通は無理だけど...ホシノさんと先生には普通じゃない知り合い(対策室長)居るし頑張れば行けるけど? まあもしやったら絶対クロノスにネタにされるから連邦生徒会からは出したくない。

 

「...みんな、帰ろう」

 

「ホシノ先輩...!?」

 

「これ以上ここで言い争っても意味が無い、弄ばれるだけ」

 

「ほう...副生徒会長、さすがに君は賢そうだな。...ああ、思い出したよ。賢そうな君と一緒にいた、あの全くもってバカな生徒会長のこともな。では保証金と来月以降の返済についてはよろしく頼むよ。お客様」




原作は知らんけどここのカイザーグループイメージ:
カイザーグループ(プレジデント)
└┬カイザーコーポレーション(主体)┬カイザーPMC
 |                ├カイザーローン
 |                └カイザーコンストラクション
 ├カイザー何とか
 └カイザー何とか以下略
原作のPMC理事はカイザーコーポレーションも理事やってるけどここはPMC+ローン+コンストラクションの理事のみにします。カイザーコーポレーション内も一応幹部レベル。
理由としては原作の時、本社の理事が犯罪してるのにグループ全体にあんまり影響がない、尻尾切りでも限度あると思う。原作カイザーは連邦生徒会への影響力強いでも流石に無理。

カイザーPMCは...

  • 爆発四散!サヨナラー!
  • (組織が)解体だ!ハーハッハッハッ!
  • ん、貰うものは貰うべき(吸収)
  • 可哀想なので生すか
  • 逆に考えるんだ みんなも参加すればいいさ
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