デカグラマトンです、連邦生徒会対策室長をやってます   作:十文字マトン

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仮想敵(?)にミレニアムいるから、トリニティとゲヘナの制式戦車は電子機械を使わない傾向


2. ミレニアムの廃墟?どんな場所かなー?

『"ゲーム開発部は今、存続の危機に陥ってます。生徒会からの廃部命令により破滅が目前に迫っている今、助けを求められる相手はあなただけです。勇者よ、どうか私たちを助けてください!"......はぁ』

 

「"はい、どうやら困っているようです。"」

 

 はい、十文字メイ(デカグラマトン)です。各学校巡礼の効果なのか、カイザーの件の効果なのかわからないけど。対策室宛ではなく先生宛の手紙も増えてきた。今回はゲーム開発部のお手紙...あの部活が廃部寸前になるのは8割くらい自業自得だと思うけどな! 

 

『いいんじゃない? 廃部になる理由は書いてないけど...今回は変な借金とか関係なさそう。フラグじゃないよ?』

 

「"ミレニアムなら遭難の心配も要りませんね!"」フラグを返してくるな。

 

『あともし手紙に書かれてる通りセミナーからの廃部命令なら...変な事するなよ? セミナーを襲うとか。また説教されるよ?』セミナー襲撃とかやめてね? 

 

「"しませんよ! セミナーと言えばユウカとノアですね? お二人とも優しいから何とかなると思います!"」...もし先生が本気で泣き落としに行ったら...行けそうで怖い。

 

『とにかく頑張ってねー』

 

「"はい!"」

 


 

「出たな、生徒会四天王の一人! 『冷酷な算術使い』の異名を持つ生徒会の会計、ユウカ!」

 

「勝手に変な異名をつけて、人をモンスターか何かみたいに呼ばないでくれる? 失礼ね」

 

「"やぁ、冷酷な算術使い! お久しぶり!"」 

 

「せ、先生! 一昨日会ってたじゃないですか!? そ、その異名は、普段成果が出てない部活が勝手に付けた...普段は冷酷とか、全然違いますよ!」

 

 どこかの生徒会長が都市を建てられるくらいの経費を横領してるせいでミレニアムが部活に与えられる予算が減ってる。まあそれはそれとしてゲーム開発部はまともな活動してると言えないから、廃部にされてもあんまり文句言えない。

 

 もしヴェリタスのようにセミナーからの部費一切貰わなくても自分で稼げる部活なら別に正式な承認貰わなくてもいいけど。ゲーム開発部のような部室や部費が必要な部活ならセミナーの承認が死活問題...なのにそれを一切気にせずに遊んでる三人の心臓強いな。

 

「"分かっていますよ、ユウカは優しい子です。どうしてゲーム開発部が廃部に?"」

 

「や、優しい!? ...先に言っときますけど、たとえ先生でもこの決定に介入できませんよ! 部活に対しての裁量は、その学校の生徒会に権力があるので」

 

「(ヒソヒソ)ミドリ、ユウカが見たことない顔をしてるよ!」

 

「(ヒソヒソ)でもその顔、"動悸メモ"で見たことあるよ!」

 

「"その理由を聞かせてもらってよろしいですか?"」

 

「...分かりました。ミレニアムに正式に承認された部活は、規定の部員数と見合う成果を出す必要があります。しかしゲーム開発部はどっちも満たしてないまま何月も経ちました。セミナーからの最後通牒も無視して、すでに廃部が決定されましたが...もちろん、きちんとした功績や成果を証明すれば、廃部は撤回されます」

 

「"人数が足りないんですか。最低何人必要ですか?"」

 

「4人! きっと私たちゲーム開発部が3人なのを見てギリギリ足りないように設定した数字よ!」

 

「昔からある規定ですよ!? とにかく最低でも4人が必要なんです」

 

「"部員が4人になれば廃部を免れます?"」

 

「いえ、例え部員が4人以上になっても、部としての成果を証明しないといけません。その査定の期限は今月末、成果がない部活は何人居ても廃部となります」

 

「え? それは聞いてないよ!」

 

 正直もしゲーム開発部がゲーム部に変更したら実績に関しては簡単にクリア出来ると思うけどな。ユズさんの腕ならオンライン開催の世界大会とか余裕で取れるし、なんならすでに複数のタイトルを保持してる。トリニティやゲヘナとかはともかく、ミレニアムならesportsの実績も普通に認可するはず。

 

「この間、全体の部長会議でちゃんと説明したわよ...ただ、あなたたちの部長、ユズはそこに参加してなかったけど」

 

「えっ!?」

 

「そういう場合って、お姉ちゃんがユズのかわりに参加するよね!?」

 

「...あの時は、確かアイテムドロップ率2倍のキャンペーン中で..」

 

〔......ご主人様、本当にアリス(王女)をこの方々と一緒にして大丈夫? 〕

 

 何とかなるやろ! ケイちゃんも居るし...その、頑張れ。

 

〔...分かりました。〕

 

「分かったよ! とにかく月末までもう一人を探して、そしてミレニアムプライスで成果を出せばいいよね! 私たちには切り札がある!」

 

「そうなの!?」

 

「なんでミドリも驚くの!?」

 

「"ユウカありがとう。私も頑張ります!"」

 

「...先生の前でこんな可愛くないところをみせてしまうことになるなんて..」

 

「"ユウカはずっと可愛いよ?"」

 

「か、かわ!? ...と、とにかくセミナーからの通知は以上です。では先生、また」

 

「"またシャーレで会いましょう!"」

 


 

「...ひゅー、もう行ったかな? よし、じゃあ行こう!」

 

「よし、じゃない! いったいここは何!? あんな謎のロボットが、数えきれないぐらい動き回ってるし!」

 

 本当よ、何であんな数のロボットを野放し...野放しにはしてないけど。普段はこんなところで巡回しないけど、先生とモモミドに見せるためにわざわざあんなバレバレな場所でうろうろさせた。

 

 ちなみに我の指揮ではない、最近我が直接操作や指揮することは基本なくてほぼ預言者達に投げてた。今回はホドちゃんに任せた...なぜか頼む時泣きそうになってた、そんなに難しいとこじゃないと思うけど...。でも「他の人に任すか?」と聞いたら「やらせてくださいー!!」とクソでかい声で返してきた。えーと、パワハラしてないよね? 我。

 

「何って..."廃墟"だよ。ヒマリ先輩によると、ここは『キヴォトスから消えて忘れ去られた物が集まる、時代の下水道みたいな場所なのかもしれない』って。連邦生徒会によって出入り禁止されてるけど、ヴェリタスの助けで来られたよ!」

 

 先生は何も知らずに来たけど、これバレたらまた説教されるぞ。ここの出入り禁止は連邦生徒会長(アオちゃん)の直接命令なので、たとえ対策室長(十文字メイ)でも進入するときは申請が必要...先生も正式に申請すればすぐ通るけど。

 

「ヒマリ先輩って、ヴェリタスのあの車椅子に乗った美人のヒマリ先輩? あの人が『かもしれない』を使うの珍しいね」そうだよ、あの普段美人面してるけど焦るとめっちゃ可愛い全知さん。

 

「"ここがゲームを作るのと何か関係あります...?"」

 

「だって、ここにG.Bibleが隠されてるんだよ! あの"最高のゲームを作れる秘密の方法"が入ってるG.Bible!」

 

「なんでこんなところに...まさかと思うけど『キヴォトスから消えて忘れ去られた物が集まる』って聞いたから!? それだけの理由でこんなところに!?」

 

「それだけじゃないよ。ヴェリタスにG.Bibleの捜査を依頼したら、座標を教えてくれたの。『最後にG.Bibleの稼働が確認された座標は普通の地図には存在しない場所』だって! つまりここしか考えられない!」

 

 理由薄すぎじゃない? 地図にない場所他にもめっちゃあるよ...? まあ実際ここにあるけど! 中身あんまり役に立てないから管理の子に廃棄されそうになった。ギリギリ止めて良かった...でも中身あれだからなくてもいいか。

 


 

「あれ? あのロボットたち、急に追ってこなくなった? よくわかんないけど、とにかくラッキ~!」

 

「良くないよ! うわあああん! もういや! いったいなんでこんなところで、ロボットたちに追われなきゃいけないの!」

 

 よしよし、ホドちゃんが上手く先生達を目標の工場に誘導した、偉い! そしてもうすこし進んで...あのなんの意味もない身分確認にたどり着いた。先生を許可して、アリスちゃん(AL-1S)がいる部屋への扉を開けた。

 

 アリスちゃんが居る部屋だけど...元々の部屋がケイちゃんによって完全改造されたせいで、完全に普通の家に見える。もし先生達がその部屋でアリスちゃんを発見してもミレニアムに連れ戻されないかも。...完全に誘拐に見えるから。

 

 だからもう一つなんもない部屋を用意してアリスちゃんをここに移動した。長く苦しい説得バトルの後ケイちゃんも一応納得したけど...機嫌を取り戻すのはめっちゃ大変だった、40時間も使った。

 

「お、女の子?」

 

「この子...眠ってるのかな? なんだかマネキンっぽいね」

 

「確かに似てるね! どれどれ...すごい、肌もしっとりしてるし柔らかい...あれ? ここに何か、文字が書かれてる。アリセ(ALICE)?」...あのな、モモイさん? この英語を読み間違いする人初めてみたぞ?? 

 

「"アリス"でしょ! お姉ちゃんは本当に高校受験合格したの!?」もっと言ってやれ! 

 

「見た目は私達とあんまり変わらないな...ロボット市民ならいっぱいいるけど、こんな見た目のロボットは初めて見たかも」

 

「"綺麗なドレス...どこかの生徒? どうしてこんな場所に?"」

 

「この子に聞いた方が早いんじゃない?」アリスちゃんをつんつんするな。

 

「状態の変化、および接触許可対象を感知。休眠状態を解除します」

 

「ひゃ!? ...め、目を覚ました?」

 

「状態把握、難航。会話を試みます...説明お願いできますか」

 

「え、えっ? 説明? なんのこと?」

 

「せ、説明が欲しいのはこっちの方! あなたは何者? ここは一体なんなの!?」

 

「本機..."アリス"の記憶と目的は消失状態であることを確認」

 

「"アリス? それが名前ですか? いい名前ですね。"」

 

「名前...識別名を検索、データなし。しかし名前の存在を確認、理解不能」

 

「どういう事? 良くわかんないけどアリスって呼んでいい?」

 

「...肯定。本機、アリス」

 

「"...とりあえず安全な場所に移動しましょう。"」

 

「...良い事思いついちゃった!」

 


 

メイ

今日はとっても面白い事が起きましたよ

どーしても知りたいなら教えてあげてもいいよ?

XD

12:31

 

ヒマリ

XDはミレニアムでは流行ってないよね?

12:31

 

当然知っていますよ?

わざわざ連邦生徒会の流行りに合わせたのに

もしかしてメイ、連邦生徒会の流行りに詳しくない?

12:33

 

いや、最近みんなも「www」を使ってるよ

ヒマリとキャラ合わないけど

12:34

 

あれ、この超天才清楚系病弱美少女ハッカーでも

流行りの言葉くらいは使いますよ?

12:35

 

だから流行り以前にキャラ合わないって

まあ面白い事は?

また連邦生徒会をハッキングした?

12:35

 

違いますよ

ふふっ。知りたい?

教えましょうか?

12:36

 

スタンプ

12:36

 

スタンプではなく

言葉で頼めば

この心優しい天才が可哀そうなライバルに教えるかもよ?

12:37

 

お願い~ヒマリ先輩♡♡

今日も可愛いね~しゅきしゅき

教えて〜

12:37

既読スルーするな

14:10

 


おまけ

突然の怪文書


 

 ホシノメイデートするとき最初は普通に隣で歩くけど、メイはめっちゃ有名人なので周りがメイを気付くとザワザワし始めた。それを見て無意識にメイの腰に手を回して自分に引き寄せにするホシノと突然触れたけどすぐに理解してニヤニヤになったメイを早く見たいけど生身外出はいつ解禁するの?おのれゲマトリア許さんぞ陸八魔アル




メイ→ゲーム開発部
60「それはそれとしてちゃんとした部活動して?」
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