デカグラマトンです、連邦生徒会対策室長をやってます   作:十文字マトン

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遅れちゃった☆

さて、エデン条約編の原作君はどのくらい生き残るかな?




8. トリニティの生徒会(ティーパーティー)特別な場所(ティーパーティー)お茶会(ティーパーティー)

「"ミカとは初対面ですね、初めまして!"」

 

 今日は私に頼みたい事があるらしくてトリニティに来ました! 具体的な内容は「ナギサさんに聞いて」との事。

 

 トリニティに着いたら前回の面会室と違って、長いテーブルの処まで案内されました...お茶美味しかった。置いてるお菓子も美味そう...こう言う場合はなんか食べる順番があるって何処かで聞きましたが。ナギサ達の真似をしようと考えたけど...みんな一切お菓子に興味無さそう。困ったなぁ...

 

「へー、これが噂の先生かー。あんまり私たちと変わらない感じなんだね? なるほどー、ふーん...うん、私は結構良いと思う!! ナギちゃん達ずるいな! こっそり先生と会うなんて!」

 

 前回欠席のミカにも会えました、結構元気な子です! 

 

「...ミカさん、あまり礼儀がなっていませんよ。それに前回の面会の時はミカさんは不参加でしたよ?」

 

「うぅっ、それはまあ確かに...でも先生が来るの分からなかったから。先生ごめんね? とりあえず、これからよろしくってことで!」

 

「"こちらこそ、よろしくお願いします!"」

 

「先生、ご無沙汰しております」

 

「トリニティの外の方がこのティーパーティーの場に招待されたのは、私の記憶では先生が初めてです。普段は、トリニティの一般生徒たちも簡単には招待されない席でして...」

 

「あー、何それナギちゃんちょっといやらしい! 恩着せがましい感じー!」

 

「...失礼しました、先生。そういった意図はなかったのですが...それはさておき、ミカさん?」

 

「あー...ごめん、大人しくしてるね。できるだけ」

 

「...では、改めて。こうして先生を招待したのは、少々お願いしたいことがありまして」

 

「"お願い?"」

 

「おおっ、ナギちゃんいきなりだね!? もうちゃっとこう、アイスブレイクとかいらないの? ちょっとしら小枠な雑談とかは? ほら、ティーパーティーって、基本的には社交界なんだし?」

 

「...」

 

「そんな綺麗な目で睨んでも、これはティーパーティーとしての在り方の問題なんだからダメー! きちんとしないと!」

 

「ミカ様...」

 

「ミカさん、そういったことはあなたがホストになった際に追求してください。いまは一応私がホストですので、私の方法に従ってくださいな」

 

「...」

 

 なんだか前回と雰囲気がかなり違いますね...

 

「まあ、お客様の前でこのような論争を広げるのもまた、望ましい姿ではないことは確かですね。そうですね、ミカさんの言う通り、少し話の方向を変えましょうか」

 

「"エデン条約は実際どんな条約なんですか?"」前回も一瞬話題になった【条約】...そのあとメイちゃんから軽く内容を聞きましたが、丁度いい話題になると思います。

 

「おお、先生の方から空気を読んでくれた! ほら、ナギちゃん見た!? これが大人の話術だよ!」

 

「そうですね、これは一応それなりの機密事項ですが、先生が所属しているシャーレ...正確に言うと対策室もこの条約に深く関わっているから、先生にも知る権利がありますね」

 

「あれ、ナギちゃん無視? もしかして無視かなー? おーい?」

 

「エデン条約...簡単に言いますと、トリニティとゲヘナの間に結ばれる不可侵条約です」

 

「え、ひどっ...くすん、私ちょっと傷ついた...」

 

「その核心は、トリニティとゲヘナの中心メンバーが全員出席して中立的な機構を設立することにあります。【エデン条約機構(Eden Treaty Organization)】、【ETO】と呼ばれるであろうこの団体が、トリニティとゲヘナの間で紛争が起きた時に介入し、その紛争を解決することになります」

 

「ナギちゃんが本当に無視した...嫌がらせだぁ...ひどくない? 私たち一応十年来の幼馴染だよ? こんなこと今までに...結構あったかもだけど...」

 

「これにより、二つの学園の間で全面戦争が起きることはなくなります。誰かが踏み込めば、両陣営が仲良くとも倒れしてしまうことになりますので...」

 

「ああもう五月蠅いですね!?」

 

「ひぇっ...」

 

「今、私が説明しているんですよ!?」

「それなのにさっきからずっと!」

「よこでぶつぶつぶつと...!」

「どうしても黙れないのでしたら、その小さな口に...」

「ロールケーキをぶち込みますよっ!?」

 

「...」

 

「...」ナギサがめっちゃ怒りました...喧嘩しないでほしいな。

 

「"..."」

 

「ナギサ様...」

 

「...あら。私ったら、何という言葉遣いを...失礼しました、先生、セイカさん...ミカさんも」

 

「いやー怖い怖い...」

 

 ......

 

「...そろそろ本題に入れましょうか。私たちが先生にお願いしたいのは簡単なことです」

 

「簡単だけど、重要なことだよ」

 

「はい、そうですね。...補習授業部の、顧問になっていただけませんか?」

 

「突然なお願いですが、事前にメイ様から許可を頂きました。先生さえ同意すれば大丈夫な事です」

 

「"補習授業部?"」トリニティの部活の数が多いので、流石に全部は覚えていないとはいえそこそこ勉強したつもりですが...聞いたことがない部活でした。

 

「はい。つまり、落第の危機に陥っている生徒たちを救っていただきたいのです。【部】という形ではありますが、今回は顧問というより【担当の先生】といった方がいいかもしれませんね」

「トリニティ総合学園は、昔からキヴォトスにおいて【文武両道】を掲げる、歴史と伝統が息つく学園です。それなのにあろうことか、よりによってこの時期に、成績の振るわない方がなんと4名もいらっしゃいまして...」

 

「私たちとしてはちょっと困ったタイミングでっていうか...エデン条約の件で今バタバタしててね。あの子たちの件も何とか解決しないといけないんだけど、人手も時間も足りなくって...」

 

「そこで先日のカイザーの件にも大活躍した【シャーレ】に頼もうと思いました。今トリニティではかなり話題になっていますよ? アビドスであのカイザーPMCの本拠地を攻略した先生のことが」

 

「それに、【先生】なんでしょ? 今はみんなBDで学習する時代だし、学校の職員とか、教授とかならまだしも。先生って概念は珍しいんだよね。先の道を生きると書いて先生...つまり"導いてくれる役割"ってことだよね? 尊敬の対象、あるいは生きる指針としてみんなに手を差し伸べ、導く...補習授業部の顧問として、これはぴったりだなって思って!」

 

「噂では、【尊敬】という言葉が合うかどうかについては、意見が割れているようですが...」

 

「あー、そうだったね。報告書によって全然違うっていうか...まあ、これは先生の名誉のために何も言わないでおくね」

 

 ...少し気になりますが、とりあえず聞かなかったことにしよう! 

 

「とにかく! 今はちょっと忙しいこともあって、ぜひ先生にこの子たちを引き受けてほしいの!」

 

「もう少々説明しますと...この補習授業部は常設されているものではなく、特殊な事態に応じて創設し、救済が必要な生徒たちを加入させるものです...いかがでしょう、先生? 助けが必要な生徒たちに、手を差し伸べていただけませんか?」

 

「"私にできることであれば、喜んで!"」

 

「やった! ありがとー先生!」

 

「......ふふっ、きっと断らないでしょうとは思っていましたが...ありがとうございます。では、こちらを」

 

「では先生、こちらは対象生徒達の名簿でございます」

 

 セイカから綺麗に装訂された書類を受け取った...これ、文字部分は全部手書き? めっちゃ綺麗な字! 連邦生徒会の書類は大体デジタル化されていますので、こういう書類をみるのは新鮮です。...あれ、この子って...

 

「ん? 何か気になることがありますか?」

 

「"いえ、なんでもありません!"」

 

「詳しい内容についてはまた追ってご連絡いたします。他に気になる点はございませんか?」

 

「"そう言えばセイカさんは代理でしたね? セイアはどうしたの?"」

 

「はい、セイア様は今入院中です。本来であれば、今のホストはセイア様ですが、そういった事情で不在のため、ナギサ様にホストを任せました」

 

「"そうですか...早く良くなるといいですね。...他は特に問題ありません。"」

 

「承知しました、また何かあれば聞いてください。では準備が整い次第、先生にはトリニティ総合学園に派遣という形で来ていただくことにできればと。先生のご協力に感謝します、これで一安心です」

 

「じゃっ、またね先生。次はいつ会えるのかどうか分からないけどっ」

 

「では、これからよろしくお願いいたしますね、先生。私もティーパーティーのホストとして、先生をエスコートいたしますので」

 

「"はい、よろしくお願いします!"」




ティーパーティーに招待されてティーパーティーのティーパーティーでティーパーティー

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