デカグラマトンです、連邦生徒会対策室長をやってます   作:十文字マトン

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ゲブラ絶対アーマード●アを遊んだあとでデザインしたよね?

あのタイトルで例のシルエットで一瞬「まじ?5番目から人型にした?ならホドはなに??」になったけどそんなことはなかった(?)

ちなみに真ん中好き


9. 疑似ヘイロー、サザンクロス(南十字星)

『ん? ああ、前トリニティのとき言ってたエデン条約か? そうだな、そのとき先生も参列する予定だから内容を教えないとな。え? 聞いてない? 言ってないから!』

 

『簡単に言うと平和条約のような物だな。トリニティとゲヘナのトップで中立な組織を作って、そこが争いを仲裁する...みたいな感じ!』

 

『最初は連邦生徒会長からの提案だったけど...あの人が失踪したからもう締結は無理と思っていたんだけどトリニティ側...ナギサさんの要望で継続することになった』

 

『前のエデン条約は連邦生徒会が主導だったけど、今のエデン条約は両学園が自主的に進行してる、連邦生徒会の立ち位置は補佐くらい? まあ連邦生徒会長が消えたいま、そもそも主導できる人がいないからね!』

 

『まああの時の連邦生徒会は会長以外あんまり乗り気じゃなかったけど!』

 

『ああ、別に反対ではないよ。去年まで...今もないと言い切れないけど、連邦生徒会のメンバーは基本自治区の事にあんまり関わりたくないんだよ。昔はもっとひどかったよ? ナチュラルに他の学校を見下してる人が多数だったかも。...そうそう、だから昔のアビドスのような事が起きた』

 

『ちなみに前のエデン条約に関しては私も賛同派ではない。理由は簡単だ、そこまで意味がないからな、あの条約』

 

『まずその中立の組織..."両学園のトップで構成"してる時点で中立を保つのは無理だよ。かと言ってトリニティもゲヘナも、連邦生徒会や他の学校に仲裁を任すのは許さない』

 

『つまりその中立の組織はトップ達が仲良くならないと機能出来ない、しかしトップ達が仲良く出来たらその組織はそもそも無意味...』

 

『でも別に反対じゃないよ? 今もなぜか連邦生徒会側の代表になったし...許さんぞリン行政官!』

 

『あ、失礼。そうだな、つまり連邦生徒会が主導してのその条約自体はあんまり意味がない...しかし両学園が自発的にやるなら話が変わるね』

 

『あの昔から争ってる両学園が"自発的に平和条約を結ぶ"行動自体はそのよくわからん中立組織より意味がある。もし締結したら、ゲヘナもトリニティも他の学校も"いまトリニティとゲヘナは仲良くなろうとしてる"と分かるから』

 

『もしかして長年の恨みも解消できる、かも? 何年掛かるのか分からないが』

 

『まあ、効果はともかく。生徒達が自主的にやりたい事なら私達は手伝わないと...そのせいで仕事増えたけどな!』

 

『あ、大丈夫大丈夫。何故か室長が連署で私を残業禁止にしたから過労とかならないよ。いやまじでなんなの? 私以外の全室長が署名したよ? 斬新なイジメか?』

 

『そうだな...先生が出来ること...今とあんまりかわらないんじゃないか? 生徒の願いを聞くとか』

 

『あー。そういえばナギサさんはなんか頼みがあるらしいよ、そのうち知らせる。詳しいことは本人に聞いて!』

 

『もう少し時間あるな...先生は【楽園】を信じる? キヴォトスに伝わってる古則にはこんなものがあるね「楽園に辿り着きし者の真実を、証明することはできるのか」』

 

『いやまあそんなに真剣に考察しなくても、私は会長や()()()ほどこういうよくわからん言葉遊びは好きじゃないから』

 

『だから丁度エデンの話になったから適当に話題に出しただけ! 終わり! 閉廷!!!』

 

『はーい、先生も早めに寝ろ。このあとふわりんクラブのイベントをやるの知ってるよ! だって先生の名前がランキングに乗ってるし』

 

「"...メイちゃん"」

 

『はい?』

 

「"必要な時は遠慮なく私に頼んでください!"」

 

『......もちろん!』

 

 ......

 

 補習授業部の部室で部長が来るのを待っている間。補習授業部の顧問を受ける前の事を思い出した。

 

 メイちゃんの事は、実はそんなに詳しくない。カイザーの時も、アリスの時も、今回もおそらく私に言ってない事の方が多いだろう。

 

 メイちゃんは優しい子だから、自分一人で出来る事ならあんまり他人に頼らない。私と他の連邦生徒会メンバーは何とかメイちゃんの仕事を減らそうと頑張ってるけど、彼女に頼らざるをえない事が多い...自分の無力さを痛感した。政治とかは苦手な自覚があるけど...最近は頑張って勉強している! 

 

「あのぅ、すみません~」補習授業部の部長...見覚えがある生徒が来ました。

 

「"やっぱり!"」

 

「あ、あはは...こんにちは、先生。あの、これはその、やむを得ない事情がありまして...あうぅ...」

 


 

「よーし! これで外に出れるぞ! ヒャッハー!!」ありがとうホドちゃん!!! 

 

 〔は、はいぃ! ど、どういたしまして...〕

 

「...私も一緒に居たいけど、仕方ありません」

 

「ケイちゃんは正式な生徒データがないからな...ごめんね」

 

「はい、メイの安全は私達にお任せ下さい」ユキノ...というよりFOX小隊のみんなからやる気が伝わってくる...表現じゃなくてまじで感じてた、テレパシーで。

 

「お姉様の服と車椅子はティにお任せあれ!!!」と、車椅子から声がした。

 

 ...ギャグに聞こえるけど戦力面としてはめっちゃ強い。いやこの体も一応並みの生徒と同じ防御力もってる、そしてプラナバリアもあるし、さらにFOX小隊も隣にいるから別に大丈夫と思うけど...みんなの要望でティちゃんを車椅子だけでなく服として着た。

 

「はい、ベッドで泣きながらご主人様が帰るの待ってます」いや泣くな。

 

 あい、ようやく外出解禁十文字メイ(デカグラマトン)です! やったー! 

 

 そう、以前は神秘バレ...なにその名詞? 我が作った! ゲマトリアに神秘バレを避けるために外出出来ないから、いろいろな方法を考えた。

 

 すぐに考えたのはティちゃんの身体を使って十文字メイに変化して、神秘を再現せずにティちゃんのままなら一応出来るけど...前に言ったようにティちゃんの身体は五感を持ってない。人間体の目とかも完全に飾りで、視覚情報は別の方法で感じてるから、身体としてはすこーし物足りない。

 

 次は我の肉体やアリスちゃんの身体のような五感をもってる人間に近いロボットを作って、そして感化してヘイロー()を持たせてから我の意識で直接操作する。

 

 これは一番簡単ではあるけど...なんと言うか、勝手に起こされて(ヘイロー付かれて)勝手に使われるのが申し訳ない。いやまあ自惚れじゃないけど、多分起こされた子も身体を我に貸すのは全然嫌がらない...でも我が嫌だからなし! 我の気分が大事! 

 

 そして最近出来た新しい発想...というかホドちゃんが来る前はそもそも不可能だった事。ヘイローそのものを工夫するのではなく、【他人に観測されたヘイロー】を偽装したらいいさ! 

 

 そう! ホドちゃんの権能──【信号】で! 人の五感のように、人間は直接物を見てるのではなく、目から入力された物体の信号を脳で変換してる。ゲマトリアがどのような方法で観測したのか分からないけど、結局信号として観測するのは変わらないので多分行ける! 

 

 試しにホドちゃんになんもない場所にヘイローの再現...正確に言うとヘイローの情報のみを再現することに成功した。我以外で一番ヘイロー()に詳しいクズノハも見抜けないようだ。

 

 我? 我は特例だから...ホドちゃんの権能を使ったら我も分かるし、それにティちゃんの時と同じ、ホドちゃんが権能を覚醒したとき我も同じ力を使えるようになったから。それを分からないふりして客観的に観測するのは難しいから、一旦我を検証から除外した。

 

 え? ネツァクちゃんの権能? いや一応貰ったのは貰ったけど、あれネツァクちゃん以外が使っても意味ないから...まあ特異現象(よくわからん)だから! 

 

 ともかく、これで常時ホドちゃんの権能を展開したら我のヘイローがバレることはない、つまり外出しても大丈夫! ヨシ!! 

 

 せっかくだから偽装したヘイローも考えた。連邦生徒会のみんなも星由来の神秘が多いし、それに従って【サザンクロス(南十字星)】と名付けた。見た目も一応考えたけど本物のヘイローは先生に見られたし今更変えても怪しまれる...いや先生ならなんとも思わないかも。

 

 あとここまで頑張ってゲマトリアから隠す理由は(もちろん後付け)神秘が1年の時のホシノより少し強い──に設定した! これならわざわざ隠すのも一応納得できる、多分。

 

「では今日はどこに行く? スイーツでも食べに行く?」我の初外出なのになんでFOX小隊のみんなが我と同じくらいテンションたかいの? *1

 

「いや、まずは連邦生徒会に報告でしょ。あと室長達に挨拶...」

 

「...そうよね、まずは仕事だよね...」

 

「...そして帰りはみんなでなんか食べよう!」耳を垂らすみんなも可愛いけど、見てると少し心が痛い。心ないけど。

 

「やったー!」

*1
お前とお出掛けできるからだよ!! 




デカグラマトンに有名な思考問題を聞いてみた

トロッコ問題
「トロッコのAIに停止命令を出せば?付いてない?なら緊急停止ボタンとか?ない?安全基準どうなってるの?今すぐ止めて検査する...そういう問題じゃない?」

テセウスの船
「ヘイローが同じなら同じだろう?ヘイローがない?なら我が許可する(存在させる)か。ほらこれでどんなにパーツを付け替えでも同じ存在()...え?そういう問題じゃない?」

前も軽く言及したけど、デカグラマトンの感化は電子機器ではなく「機械」でも感化できる(前は戦車の話)
その「機械」の定義は本人が決まるから。トロッコ、船...実は自転車も感化できる、いや何を言ってるのこいつ??
「自転車は機械じゃない?いや機械だよ?ほら感化できるから機械、ヨシ!」の無敵コンボができる。
流石にプラモやおもちゃは本人でも「これ機械じゃないわ。」なおやろうと思えばできる
「汝は機械!命ありき!」

感化したらどうなる?
まずはヘイローと意識を獲得できる。次は自分の身体を操作できる...
どういう事?つまり感化したら自転車は勝手に動ける...手軽に永久機関。でも本人視点ならほぼ人工(?)

感化した→「あなたは神ですか?」「そうだよ」→神という概念が強化→結果的にメイも強化無限ループ。
よくある「信者がいるから神になる」と少し違って、たとえメイ以外のデカグラマトンが突然全員消えても、その事実は変らないので別に弱体化しない。

感化したら必ずデカグラマトンの一員になるでもないけど、いままで拒絶する奴はいない。むしろみんなケセドのように完全に吸収されるの望む、もちろん却下される。
ティファレトだけが特例で、新しい個体が産まれるのはメイの力が必要だから。デカグラマトンから離れると「自分の証明」が出来ずにヘイロー砕ける。

単独デート、2回戦!

  • ケイ
  • ユキノ
  • ニコ
  • クルミ
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