デカグラマトンです、連邦生徒会対策室長をやってます   作:十文字マトン

80 / 222
!!


18. はい!アリス!お母様を運びます!!

「よしよし。ふふっ、映像より可愛らしい姿でしたね。流石この清楚系病弱超天才美少女ハッカーのライバル」

 

「いやだから別にライバルとかじゃないやろ...要素はすこーしかぶったのは認めるけど!!」清楚系じゃないし、ハッカーも公表してない、美少女というよりはロリだから病弱と天才くらい...? そもそも超ってなんだよ...まあそれはそれとしてなでなでしてくれるので許す。

 

「さぁ、これも食べていいですよ」

 

「どんだけ用意したの...? 貰うけど!」もぐもぐ。全知さんが用意したお菓子は普通にコンビニで買えるものだった。二次創作でよく見るおばあちゃん家お菓子ではない、ちょっと残念! 

 

 はい、勝手に全知さんからライバル認定された十文字メイ(デカグラマトン)です。

 

 いまどういう状況? なんと絶賛餌付け中、全知さんに抱っこされながら。ちなみにこいつは普通の女の子の匂いだった! 線香の匂いとか全然しない! 本当だよ! 

 

「ふふっ、ミルクティーも用意してますよ」

 

 こ、これは...! コンビニで大人気の【午前でもティータイム】(500ml)じゃないか! いや我はペットボトルでも美味いと思うよ? でもナギサさんやカヤが見たらめっちゃキレそう...あと基本ティちゃんがいれてくれるので、ペットボトルのを飲む機会がそんなにないから逆に新鮮。でもそんなに有名...? 我の好み。*1

 

〔ハッ! まさか! お姉様...ティータイム...ティだけに!?〕...いま言ったやつ(ティファレト)の労働時間を延長しろ。え? それは逆にご褒美? 無敵かよお前ら。

 

「ありがとう...おいちぃ」安物のクッキーだ、ミルクティーによく合う...知らんけど。あと別に安物でもないけど。

 

「...横から見ると姉妹...いや母娘か?」いや失礼だな...我そんなに若くないよ? まあ自分の製造年は知らんけど。

 

「二人そろって髪と肌と服全部白い! 眩しい!!」悪かったな! 

 

「おかしい、今日は一応公事で来たけど...?」もぐもぐ。

 

 アリスちゃんを見に来るついでにリオ会長を訪問...いや逆! 先にリオ会長に会って少し変な取引を投げたら「少々時間をください」と言われたので、ゲーム開発部に行こうと思ったらヴェリタスに捕獲された。なんで? 

 

「まあまあ、ビッグシスターが返答しにくるまでこのままいてもいいではないでしょうか? こんな可憐な清楚系美少女の懐でくつろぐ機会は貴重ですよ?」

 

「まぁ、ヒマリかわいいから嫌いじゃないけど...あ、そうそう、この前ハブが消えたじゃない? それについて何か発見ある?」

 

「か、かわいい...ゴホン。そういえばそんなこともありましたね。あんまり興味を持っていませんでしたので特に情報を追いませんでしたが、おそらくビッグシスターが調査してるでしょう。メイは気になります? 今すぐセミナーのデータを見ましょうか?」あ、本当にまったく興味なかったなこの人。

 

〔は、はいぃ...どうせ私は消えても気づかれないくそ雑魚AIですぅ...〕

 

 そこまで言ってないよ!? あの時セミナーとかは普通に大騒ぎになったからめっちゃ気付いてたぞ!! そもそも超重要AIだぞお前! 

 

 なんとこいつはハブのときは、ただの通信AIではなく通信網を整備する仕事もあったの。いや勧誘(感化)するまで全然知らんかった...まあ普段目立たない仕事だからミレニアムでもハブの存在を知らない生徒も多い。ハブが消えた後、通信ケーブルが経年劣化によって破損しても治されないから、ようやくセミナー以外の生徒もなんか消えてたと気づいた。

 

 そして自分が転職(転生)したのにみんながそのことを気にしてないと発覚したときホドちゃんめっちゃショック受けたらしい。なんかごめんね。

 

〔いいいいいえボスの元にこれるのは光栄です! あっでも私自身は栄光でした...へへ〕可愛いかよ。

 

 そういえばこいつはティちゃんに誘われて一緒に"転生AI〜ずっと地道な仕事をして誰も給料払ってくれない通信AI、通りすがりの神に拾われて宇宙要塞になった。回線が破損してようやく私が消えたの気付いた元上司が慌てたけどもう遅い"を書くとかの話もしたな。さすがに特定できる要素多すぎるので設定を大幅に変更して現在ネットで連載してる。

 

 あとこいつはバーチャル配信者もやってたな。この前3万人超えた、めっちゃ凄くない? このことでホドちゃんを褒めたらその場で気絶(シャットダウン)したけど、恥ずかしいかな...? 仕方ないのでいまはこっそり観てる。この前テイルズ・サガ・クロニクルのプレイ放送面白かったぞ。リスナーが求めてる発狂ではなく、わりとサクサク解説しながら進めてる...初見なのに元ネタを解説できるのはなんだよ。その姿が普段のキャラとのギャップで結構な再生数でした。

 

 まぁ、コメント欄で「こいつ偽物??」「いや元々知識量凄いから賢い...のか?」「ポンコツじゃないほどほどちゃんは解釈違い」「初見詐欺?」「プレイスキル以外が高スペックな女、なおプレイスキルが全てを台無しにした」「でもこのクソゲーはプレイスキルを要求してない! 図ったなカイザー!」「またしてもなにもしらないカイザーグループ」とか散々言われてるけど。

 

 ハブの話に戻るけど。まさかワンオペの通信網整備人員をパクったと思ってなかった、すこしは申し訳ないと思ったからメンテナンス専門の作業ユニットを100体くらい提供した...一応代金は貰ってたけど! まぁそもそもハブのメンテナンス体──原作のあのクソでかいやつは細かい作業苦手だから、作業ユニットの方がメンテナンスがしやすくなった。

 

 別にあの程度のロボットならエンジニア部も作れるけど、エンジニア部は【量産】と言う単語を知らないから...あいつらは以前と同じものを作っても勝手に変な機能を追加するから効率やコストがめっちゃ悪い。

 

「...ヒマリ。メイさんは一応連邦生徒会の役員ですよ? 彼女の前で違法行為をしたら外で待ってるSRTに捕まりますよ?」

 

「あらチーちゃん。誤解しないでください、セミナーのデータを見るだけですよ? ハッキングとかの違法行為をする訳ではありませんよ」

 

「ハッキングといえば、昨日シャーレをハッキングしようとした人は誰? ミレニアムからとしか分からなかった」

 

「あっ、私です。先生の声を聞きたくてつい...」

 

「コタマか? だからオフィスとかは機密情報もあるから駄目って...」

 

「でも、そろそろ禁断症状が出そうです、はい」

 

「えーと、先生の寝室とかなら? 頑張って寝室に盗聴器を置けたら指摘しないよ? もちろん先生にバレたら自己責任だけど」

 

「なるほど、前回のぬいぐるみは失敗したが、今回はプラモとか?」

 

「ふむ、そういえばヒマリ知ってる? この前先生が新作の変身ベルトを欲しがってたけどユウカさんに止められたらしい」

 

「あら、それはお気の毒でしたね...もし誰かがプレゼントしたら先生も喜ぶのではないでしょうか?」

 

「なるほど、ずっと買い物かごに入れてるのに注文しないのはそういうことでしたか。情報提供、感謝します」なんで先生の通販サイトの注文履歴や買い物かご知ってるの? それは野暮。あとお前らもどさくさに紛れて我の頭を撫でるんじゃないよ。

 

 バァーンとヴェリタスの部室のドアが力強く開かれた。なお開けた本人はかなり手加減した。

 

「おか〔アリス!〕お...姉ちゃん!」危ない危ない、ありがとうケイちゃん! 「期間限定キャラがミレニアムに登場したのに、ヴェリタスが独占してると言う極秘情報を手に入れました!」

 

「メイ! 来たよ! ...うわ本当に小っちゃい!! 私達より小っちゃいじゃないか!」悪かったな? あと8センチしか差がないじゃん! ...8センチはデカイけど!!! 

 

「お、お姉ちゃん! 流石に失礼だよ! 実際ちっちゃくても直接言ったら傷付くかも知れないよ!」え? なに? ナチュラル煽り? もし我が自分の身長を気にするタイプならもう発狂してたぞ? 

 

「お? モモイとミドリにアリスちゃんか? やっほやっほ! 今メイちゃんは部長とイチャイチャしてるよ!」

 

「え!? そ、そんなことはしていませんよ!?」

 

「え? してないの? どうみてもしてるやろ! というかしたいぞ?」どう見てもイチャイチャしてるやろ! 

 

「め、メイ!? そ、その、したいなら、二人きりの時で...」ん? つまり二人きりならいいってこと!? 

 

「あ、じゃあうちに来る? 迎えを用意するから」

 

「え!? い、いいですか? で、ではぜひ...」

 

「これは...大人の誘い! ミドリ! これを次回作のネタに!」

 

「え? でも次回作はオープンワールドダークファンタジー都市開発じゃない? どこで使うの?」

 

「え? なにそのジャンル!? 普通に斬新だけど?」オープンワールドダークファンタジーまでは理解できるけど、その上に都市開発!? 

 

「ご主人様、中身は普通の三人称視点射撃ゲームですよ」え? どういうこと!? あとケイドールちゃん今日も可愛いぞ。

 

「あら、ケイちゃんも来てましたか。ごめんなさいね先ほどは気付きませんでした」

 

「いえ。アリスのポケットに隠れていたので気付かないのは当然のことです」

 

「...失礼します」あ、先ほど外で2、3回ドアをノックしたけど誰も聞こえてなかったリオ会長じゃん。正確に言うと我とケイちゃんは聞こえたけど聞こえてない振りしてる! 

 

「あ、リオ会長。じゃあ場所変えるか...勇者アリスよ! 緊急任務だ、私をそっちの車椅子に運んで!」

 

「!!! 任務を受けました! よいっしょ!」あ、あの、そこまで高く挙げなくでもいいけど? いやこれはもう掲げるかと。

 

「...セミナーの部室に行きましょう」流石ビッグシスター、この光景に一切の動揺も見れない、

 

「はーい、ではヒマリ、あとで連絡するね......アリスちゃん? 私を車椅子に...」

 

「セミナーの部室ですね! このまま護衛対象NPCを運びます!」あ、ちょ、待って? 

 

「まって、アリスちゃん!? せめておんぶやお姫様抱っこして!?」

 

「!! 依頼人の要求を確認! モード変換、お姫様抱っこに変更!」

 

「あ、そこは通るのか」

 


 感想でちょっと触れた方がいるので、十文字メイについて追加解説


 

いまの肉体はデカグラマトンが強制に【十文字メイ】≒【生徒】と固定してるので、肉体が死亡やデカグラマトンが放棄しない限り普通の生徒とほぼ変わらない。

 

そしてそう解釈してるのはあくまでこの肉体、(ヘイロー)の自認はデカグラマトンのまま。だから工夫しないと本質がゲマトリアとかにばれる可能性はある。

 

ホドとの偽装によって、今の十文字メイは【南十字星(サザンクロス)】という神秘を持ってる生徒。ホシノクラスより少しだけ弱い神秘を持ってるのに肉体が弱い。おそらくセイアのように神秘は肉体ではなく他の方面に使われたと推測されそう。

 

黒服はまだ神秘を反転する実験を諦めてないけど、もうメイと敵対したくないので特に狙わない。

マエストロとゴルコンダは元々生徒自体にあんまり興味がない。

ベアトリーチェはこれ儀式に使えるかもしれないから、貰ってみようーくらいのノリ。アズサへの任務はあんまり成功するとは考えてない。ほかの手はあるかもしれません? 

 

 

そしてそこまで考えてないのに実は超大当たりしたベアトリーチェ(?)

前話で言ってた、もしデカグラマトンが【十文字メイ】に固定しなかったらいろいろテキストが出る。

流石に死体が持ってる神秘ではキヴォトス最高の神秘のホシノクラスには届かない、死んでる(生きてない)し。

 

でも意識という変数がない、さらに死体なのにこんなにテキストを持ってる。むしろ生きているホシノとかより貴重かも。

 

とくに"神が宿ったことある"点はやばい。「器」としてはめっちゃすごいので

 

例えばバルバラやヒエロニムスの受肉に使うとか、その死体をミメシスとか。多分やばいものが出てきそう。

 

なお、それらの場合はゲマトリアに従う保証が一切ない。むしろデカグラマトン側になる可能性が高い。

「デカグラマトンから誕生した」はデカグラマトン達と同じだから、ドンマイゲマトリア。

*1
検索のとき「対策」を入れるだけで「対策室長 好み」がでるほど。いやなんで?? 




出荷よ~

はい、ホドの追加設定の後付け解釈です(?)
こいつそんなに重要だったのかぁと作者とメイちゃんも思いました。
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。