デカグラマトンです、連邦生徒会対策室長をやってます   作:十文字マトン

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この世界は多分ナギ虐流行らない


21. これは間違いなくティーパーティーのホスト

「......ごめんなさい、少し混乱しまして...」まあそうなるよね! いきなり「そういえばお前の命を狙ってるやついるよ! そしてこの日で実行しそう!」とか言ったら普通に混乱するよね!

 

「大丈夫大丈夫、ナギサさんに指一本も触れさせないよ!」

 

〔代わりに触れてもいい? その美しい指を...〕そうそう、代わりに...じゃねぇよ! いや確かにきれいな指してるけど! そういう雰囲気じゃないやろ!

 

「それは心強いですが...相手がアリウスとなると、連邦生徒会も下手に干渉できないではないのでしょうか? 記録上、アリウス分校はトリニティ総合学園の一員となっているので...」

 

 はい、なんと第一回公会議のときアリウスを追放したくせに、対外では「アリウスも総合学園の一員になりましたよ、ちょっと特殊な扱いしてるけど」と称してる...多分追放した事を他校に知られたらトリニティの風評が悪くなるとか。まあ理由はともかく、その声明があるから今でもアリウス自治区は正式な自治区として承認されてる...誰も居場所しらないのにどうやって承認してるの?? 昔の書類を何回見返してもわからんわ。トリニティパワーとかでなんとかしたとか。

 

「干渉? 何のことかな? ただ友人とお茶会してるだけだよ、十文字メイとして」

 

 実際、トリニティ以外の勢力を使う気がないので内政干渉にはならない! 多分! ここのナギサさんが連邦生徒会に抗議しない限り...流石にしないよね!?

 

「そういう事にしておきましょう...()()()も同じ手段をつかったのですか?」

 

「? この前?」

 

()()()()()は元気ですか?」

 

「? どうして私にセイアの事を? セイアは入院中じゃないの?」そんな話術にハマらないぞ!

 

「ノリが悪いですよメイさん。この場合は『どうしてそれを!?』とびっくりするのが定番ですよ? ふふっ」

 

「えー? では『カマをかけただけです、でも今確信しました』を言いたかったティーパーティーホスト様はどうしてその結論に?」

 

「サンクトゥス分派の方々が大人し過ぎるのですよ。自分の分派の代表が()調()()()()()()()()()()ホストを務められない場合、別の代表を選出してホストに就くのが普通でしょう? 私の口から言うのもお恥ずかしいですが、ティーパーティーの分派達はそこまで仲良しではないのですよ? なのに自分の分派がホストになる機会をそのまま見逃すのは不自然です」

 

「なるほど? でも単純に分派の中の意見を纏める事ができずに次の代表を選出できていない可能性は...セイカさん居たな」

 

「その通りです。すでに代理を選出できたのにホストの座を私に譲るとか...可能性は二つくらいですね。一つは本人が言った通り"セイアさんが帰ってくるまでの間だけの代表"だから。もしセイアさんが復帰したとき、代理が勝手にホストになれば分派内の争いになりかねない。二つ目の可能性は、"そういう指示を受けた"から。【サンクトゥス分派の代表代理】を指示できるのはかなりの影響力を持っている人物でしょうね...例えばセイアさん、とか」

 

「では別に矛盾がないじゃん? セイアが体調が良くなって学校に戻れるかもしれないじゃない?」

 

「そうですね、"セイアさんが入院した場合"ならそうかもしれません。しかし実際には、セイアさんは何者かの襲撃によってヘイローが壊されていました」

 

「な、なに──?せ、セイアのヘイローが──??」

 

「......」

 

「......」

 

「......」いや、めっちゃ綺麗な姿勢で紅茶を飲むじゃない、なんかリアクションしろよ。

 

「なんか言えよ!」

 

「あら、すいません。あまりにも面白い余興をみたので、思わずお茶が進んでしまいました」

 

「それ煽ってるの?」

 

「ふふっ、では続けますよ。表ではセイアさんが入院したと声明しましたが、実はヘイローが壊されていた...このことを知っている人はかなり限られていますが、サンクトゥス分派の幹部クラスの方々は当然把握しています。なのに絶対帰ってこない人を待つとか、亡くなった人からの指示を受けるとかおかしい事ではありませんか?」

 

「そこから"セイアは実は生きてる"と結論したのか? ま、まさか生きてるとは──」

 

「......」

 

「紅茶を置け」

 

「これは失礼、ふふっ。あの夜に何が起こったのか分かりませんが...【各分派】のメンバーが【丁度】【セイアさんの遺体】を発見した。そして現場を離れたとき次の爆発が発生して、遺体が少しの血痕以外跡形もなく消えた? 確かに血痕からはセイアさんのDNAを確認できましたが...聞いたこともありませんね、血以外の残骸を完全に消滅できる爆弾、メイさんはご存知でしょうか? こんな物騒な武器」

 

「なにそれ、こっわ。もしそんなものあったら即違法指定して、全キヴォトスを検査してまで全部を廃棄する案件じゃない?」まあ、存在してないのは事実だけど...(デカグラマトン)が作ろうと思えば作れなくはない。その予定はないけどね!

 

 セイアと同じDNAの血痕、それは事前に採血したから! こっちで複製して致死量でばら撒いたけど流石に骨片の一つもなかったのが怪しまれたか。まあそこも完全再現してもいいけど流石に何人もトラウマ負いそう。下手すると一生肉食べれなくなるくらいの。

 

「つまりセイアさんの()()は...おそらく詳しく調べられたくない()なのでしょう」

 

「つまり死体自体が偽物と考えた?」消す理由はそれじゃないけど...結果としては合ってる! すごいね! まあ死体を残さない理由の一つとしてはミカさんとナギサさんにすこーしの希望を抱かせるためだけど!

 

「ええ。これも知っている人はあまり居ませんが、セイアさんは【未来予知】という不思議な能力を持っています。具体的にどのような方法で予知したのは分かりませんが、あの襲撃を事前に察知した可能性もあります。私ではあまりいい方法を見つけられませんでしたが、私達の中で一番賢いセイアさんならあの三人...サンクトゥス分派を除けば二人を騙す方法を用意してもおかしくありません」

 

 いや、いま自信を持って言えるよ? 絶対お前の方が賢い!! セイアは他の分野では確かに強いけど、あの情報でここまで推理出来るやつはそうそう居ないよ!?

 

「結局決定的な証拠がないよね? まあいい。ではセイアが死んだ振りをしたけど実は生きてるのは事実として、それが対策室長となんの関係があるの? この二人はあんまり特別な交流がないよね?」

 

「それも簡単。サンクトゥス分派の子達のメイさんへの感情です。セイカさんとかはうまく隠していますが、下部の子達はメイさんにかなり憧れていますよ? 妬ましいくらい」

 

「......」よーし、犯人は誰? 自首しろ。

 

〔ティ達じゃないです! 多分! お姉様の魅力を語りたくて仕方ないのにみんな我慢してたよ!!〕

 

〔ご主人様の自業自得と推測します〕

 

 ええ? サンクトゥス分派の子は可愛いケモ耳が多いから少しだけ世話をしただけだよ? 本当に少しだけ! ...あと別にケモ耳好きじゃないし!

 

〔毎回やるこれはなんじゃ?〕

 

〔ご主人様の持ちネタのような物です。あんまり気にしなくて大丈夫です、クズノハさん〕も、持ちネタじゃないし!

 

「これらの推測を総合すれば..."メイさんは事前にセイアさんと繋がっていた、あの襲撃のあとセイアさんを隠していた"と。証拠は一切ありませんが、こっちの方がかなり納得できません?」

 

「うーん、この可能性はどう? 私がサンクトゥス分派を使ってトリニティを乗っ取ろうとしたけど、セイアが反対したから彼女を襲撃したとか? 死体がないのはすでに影武者に切り替えたので"死んだ事実"を公表したいだけとか?」

 

「まあ、それは大変。私としたことが...まさか黒幕に一切の警戒心も持てなくて、二人きりの場面でペラペラと喋っていたなんて...もしかしてこの場で口封じされます?」

 

〔そう、この唇で!〕そうそう、この唇で...だからお前は黙ってろ!

 

「しないけど!」

 

「...まあ、その可能性は考えていましたが...メイさんには無理でしょうね。それにそのつもりだったらわざわざ私と()()()しに来ないでしょう」待てよ我には無理ってなんだ!?

 

「え? いや、ほら、嘘をついてナギサさんの信頼を...とか?」

 

「...どうしてそんなに悪役をやりたがるのか知りませんが。本物の悪い人ならそれは口にしないと思いますよ?」

 

「...それはそうかも!!」

 

「では、セイアさんは元気してます?」

 

「あ、うん、まあ。元気だよ。めっちゃ引きこもり生活を楽しんでるよ」まあすでにミカさんにも言ったし、ナギサさんに知られても大丈夫かな? あとでセイアにお詫びに...そんなに落ち度はなかったと思うのに...

 

「そうですか、それはよかったです...」

 

「......」

 

 謎の沈黙が訪れ、とりあえず目の前のロールケーキを食べた。美味かった! そしたらナギサさんからおかわりを貰った! やったー!

 

「...私がここまで推測できたのも全部"セイアさんに死んでほしくない"と、ある意味妄想とも言える前提があったからでした。もし私がセイアさんが死んだという前提で推測していたら...きっと大変な事になっていたでしょう」

 

「まあ、セイアが死んだら次は自分とか考え始めそう」原作で見た! あとどうして原作と違うのかも全く知らん! どうせ我の影響だと思うけど理由がわからん!

 

「ええ、そして組織のトップである私が疑心暗鬼に陥ったらトリニティにどんな悪い影響を及ぼすのは考えたくもありませんね。メイさんに感謝しないといけませんね」

 

「...? ごめんそれは本当にわからん」どういうこと? 我がまたなにかした?

 

「しかし、そうですね。セイアさんがメイさんと一緒に居るってことは......ミカさん、ですね? アリウスと繋がっていたのは」

 

 ......あの、ナギサさん有能過ぎる件について?

 



 

  ナギサさんを守る

  ミカにアリウスが殺意を持っていると証明する

  ナギサにアリウスでも仲良くなれる人がいると証明する

△ ミカはトリニティを裏切ってない、もしくはアリウスと関係ある事自体をバレないように

  ベアトリーチェに計画は続行させる




心の余裕があるナギサ超有能概念

原作ナギサ
セイアさんが死んだ!?次は私か?ミカさんか?せめてエデン条約を終わらせてミカさんの安全を...そのために怪しい人を何とかしないと、たとえヒフミさんでも

メイに毒されたナギサ
セイアが死んだ...?で、でもメイさんもミカさんも落ち着いてるから(片方演技)、きっと何とかなります、私もしっかりしないと...?どうしてこの二人が落ち着いているでしょう?もしかして...?

原作でセイアが死んでない事がシスターフッドやハナコにばれてるのは多分死体がないから。一応セイアの死体に価値あるからミネがそれを守るために消えた説もあるが...いや無理やろ
その事に疑問を持たないのミカとナギサは動揺で正常に推理できなくなった
それ以外の勢力はそもそもセイアが死んだ事知らないので(シスターフッドは情報集めがすごいとミカが言った)

...サンクトゥス分派?えーと、普通にバカとか?

年末なので(?)やってみるか
よければ評価や感想とかお願いします!
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