デカグラマトンです、連邦生徒会対策室長をやってます 作:十文字マトン
「......以上がトリニティ自治区を侵入した自称【アリウス】所属の生徒達の証言でした」
「わかりました。ありがとうございます、ハスミさん」
「...その、ミカ様は」
「ええ、ミカさんにはちょっと難しい任務を任せました。"アリウスへの潜入と情報の収集"、ですね。あの襲撃もミカさんの情報があったからこそ事前に察知できました」
「そういう事でしたか......アリウス分校が未だに存在してる事自体にも驚きましたが、それ以上に言わなきゃいけないことがあります。正義実現委員会はティーパーティーの内政に干渉しない方針ですが、出来ればもうそんな危ない事をしないで欲しいです」
「ご忠告ありがとうございます。ミカさんにも伝えます」
「ミカ様はセイア様とご一緒にいるのですか? セイア様はまだ学校に戻れる状態ではないと聞きましたが...様子はいかがですか?」
「いえ、セイアさんの体調はもうほぼ回復しました。しかしいまトリニティに戻ると調印式の代表がややこしくなるため、エデン条約が終わるまでは休養を続けます」
「そうでしたか。一部の生徒の中にはセイア様の...良からぬ噂が広まっています。無事を確認出来て良かったです」
「セイアさんがもう回復した事は一応伏せてくださいね」
「わかりました...最後は、アリウスの生徒達の処遇はどうすればいいでしょう? 普通なら所属学校に引き渡しをするのですが...」
「アリウスの立ち位置は少し特殊なので...エデン条約が締結後で処理する予定です。それまではメイさんが管理してくれますので、詳しい内容は明日にお伝えします」
「了解しました。では私はこれで失礼いたします」
「ええ、お疲れ様です」
「......どういう事なの? ナギちゃん?」
「聞いた通りですよ、ミカさんはティーパーティーの極秘任務でアリウスと接触しました。"処遇は全部ナギちゃんに任せる"と言いましたよね? ならどんな言い分をされても文句はないはずです」
「で、でも! それって! わ、私はセイアちゃんとナギちゃんを...変な同情は要らないよ!」
「ミカ、よく考えて。君は単なるパテル分派の代表なだけではなく、同時にティーパーティーのホスト候補でもある。もしティーパーティーのトップ権力者の不祥事が他の生徒達に知られたら、弾劾されるのはティーパーティーの全員だ。つまりこれは君だけの為ではない」
と、これは半分本気の言い訳。こう言わないとミカさんが勝手に自首とかしそうだから、事前にセイアやナギサと一緒にミカさんを説得出来る理由を考えた。...我にとってもトリニティに原作のように救護騎士団とシスターフッドが台頭したらちょっとめんどくさい。
サクラコさんとはそこそこいい関係してるからまだいいとして。ミネ団長は無理! あいつはいつも我を検査しようとしてる! いや心配してくれてるのはありがたいけどなんか住所が割れたら突撃されそう、怖いし。とにかくミネ団長をトリニティのトップに立たせたくない!
「で、でも...」
「ですが。流石に一度命を狙われたのはムカつくので...ミカさんは
「ぼ、ボランティア!? 私、した事ないよ!」
「それは良かった。もしミカが楽しくボランティアをしたら処罰の意味がなくなる」
「む! 案外楽しいかもしれないじゃない。絶対楽しくやるよ!」
「その場合は他の罰ゲ...別の処罰を追加しないといけませんね」おいこいつ罰ゲームと言いかけた?
「いま罰ゲームと言いかけたよね!?」
「言ってません」
「言ったよ」
「セイアさん!?」
「ほらセイアちゃんも聞いたよ!」
「これはこれは、どうやらセイアさんは長期間の休暇で耳がおかしくなったんですね」
「...仕事を丸投げした恨みはわかるが、そこまで言うか?」
「恨み? なんの事ですか? もしかして記憶もおかしくなっています...? 今すぐメイに報告しないと」
「...ふふっ。......もう二度とこの光景が見れないかと思ったのに...ナギちゃん、セイアちゃん、その、本当にいいの? 私は」
「はいはい、もういいですよ。セイアさんの未来予知がなくても何を言いたいの分かります。......そもそも他分派の代表を武力でホストから下ろすのはトリニティの歴史上では珍しいことではありません」いやセイアの未来予知はバトル漫画のような少し後の未来を予知するとかは出来ないよ...出来ないよね!?
「公式上、アリウスはまだトリニティの一部として扱われてる。運がいいねミカ、外患誘致罪にならなくて」
「...二人とも変わったね。
「...まぁ、否定はしません」
「そうとも言える」まじ? なんの影響? 知らんぞ我??
「ちょっとメイちゃんに繋げられる? 聞きたいことがあるんだけど〜」ふむ、アリウスの事かな? まあミカさんなら別に喋ってもいいからいいよ。
「うん? 構いませんが...メイ、今いいの?」
『どうした? いいよ』
「ミカさんから話があるようです」
『おや、珍しいね。こんばんは〜ミカさん』
「メイちゃんメイちゃん、ちょっと重要な事聞きたいんだけど〜」
『? はい、どうぞ?』
「ナギちゃんとセイアちゃん、どっちが好きなの?」はぁ...なんだこの質問。
「ミカ!?」「ミカさん??」
「前からセイアちゃんの様子がおかしいと思ってたんだよ、まるで恋をした乙女...セイアちゃん友達すら居ないのに、あの時からメイちゃんと連絡してたよね? なんと可愛い自撮りのやり方を聞いてきたんだよ?」
『え? まじ? それ初耳だけど?』最後は撮った!? 見たいけど!?
「ミカ、適当な嘘はやめたまえ、あれは...」
「ナギちゃんも最近ずっとメイ、メイって。まるで呼び捨てしてる事をみんなに知らせたいみたいに...結局どっちが好きなの? それともどっちとも遊び...!?」
「...メイ、答えなくていいです...もう通信を切り」
『それは当然、どっちも好きだよ? 可愛いし! まずはセイ...』おい切るな!?
「......わーお、見た目より凄かったねメイちゃんは。...こんな熱い告白に答えなくていいの?」
「「......」」
「...あれ、もしかしてこれ本気のやつ? ......私もしかして、野暮な事をした?」
「...ミカさん、今日からティータイムのケーキを全部ロールケーキに変更します」
「...ティーパーティーの聖園ミカ、自費で募金をした事が褒められたらしい。私の未来予知がそう言ってた」
「え? ロールケーキ? 募金? それ本気? ボランティアより重いけど?」
「本気ですよ?」「本気だよ?」
...わーお、怖いね。
「アズサちゃん? なにか言う事ありませんか?」
「...ごめんなさい」
「"メイちゃんもですよ?"」
『あーい、すいません』
「駄目ですよメイちゃん、アズサちゃん。私達に何も相談せずに...みんなが心配しましたよ?」そもそもなんでお前らこの作戦を知ってたの? いやまあハナコさんの事だし...
「うん、次はみんなも呼ぶ」
「素直で良い子ですね♡メイちゃんは?」
『いや職務上保障できない』
「あ、あはは...それは仕方ない、かな?」
「"では私を頼りましょう!"」
『前向きに検討しまーーす!』
「"それ断るやつじゃないですか!?"」
「申し訳ございません...マダム」
「まあいいです。ちょっと兵力を損失しましたが...まあ計画に支障はありません。それより見直しましたよ?
「......?」
「言ったでしょう? お前たちがアリウス自治区を離れても、全ての動きを把握できます。白洲アズサと戦闘したでしょう? しかももう少しで仕留められた...その忠誠に免じて今回の処罰はなしでいい。調印式の任務に向けてしっかり準備しなさい」
「...わかりました」
おまけ セイアの襲撃タイミング
今更ながら...なぜか書き忘れたけど誰も疑問を持ってないから忘れたまま(?)
セイアの襲撃タイミング、原作では「1年前」だけど...どう考えてもおかしいので「少し前」に変更した
原作
1襲撃した時点セイアは現役ホスト
2襲撃した時点セイアはホストではないけど、本編の時順番がセイアの番。
2の変体 襲撃時はホスト、そのあと他のメンバーに回った、そして原作時点ではまたホストが回ってきた...
まああんまり変わらないけど
1の場合、ホストの期間はこんなに長いの?
2の場合、本編でも言ってた「サンクトゥス分派は自分の代表が入院でホストを務めないのに新しい代表を選出しないのはどう見てもおかしい」。もし去年(セイア2年)で死んだ(絶対ホストにできない)もしくは顔が一切出せない重い病で入院(ホストが回ったときできない可能性が高い)なのに代行を用意しないのはおかしい...まあこれも本編が言ってたけど、分派が纏めない可能性...その場合は他二つの分派が裏で吸収しないのはまあ生徒達が優しいからかな(トリカスから目を逸らす)
アリウス分校が存続してる根拠
独自解釈だけど
アリウス【自治区】の言い方。もし自治の権力がない場合、合法なら【領土】、違法なら【拠点】もしくは【占領地】とかになるはず。
本編では何回も【アリウス分校】と言っているが、もし廃校済なら元アリウスもしくは単純にアリウスと呼ぶ、かも?
同じ実装キャラが4人のSRTは廃校したのでスキル強化はヴァルキューレBDの使うのに、アリウスはアリウスBD、学校としては認められてるかと。何ならFOXも数えると8人もいるのに!
しかも実装順番は兎→アリウスだから「そういえばアリウスも4人しか居ないから専用BDじゃなくていいのに」とかは流石にない...まあその場合はトリニティの使いそうだから、少人数のヴァルキューレとは状況が違う
場所わからないのにどうやって承認したの?のは作中にもツッコミしたけど!
これでエデン2 章が終わります!!!
次回からはアンケート回収とトリニティの亂れた関係、多分
ちょっと現在の好感度を整理しますか!
メイ→ナギサ
80「可愛い」
ナギサ→メイ
90「メイ...」
メイ→セイア
100「しゅき」
セイア→メイ
95「...死なないよな?」
メイ→ミカ
20「良かったね」
ミカ→メイ
10「流石に欲張り過ぎ☆」
メイ→アズサ
100「天使か?天使だ!」
アズサ→メイ
90「好き」
メイ→ヒフミ
80「かわいい」
ヒフミ→メイ
70「モモ友!」
アズサ→ヒフミ
60「好き」
ヒフミ→アズサ
70「モモ友!」
メイの変な教育のせいで好きbotと化した白洲氏
ミカ→セイア
40「恋愛相談なら聞くよ?」
セイア→ミカ
30「私達、もっとお互いの事を理解する必要だね」
ミカ→ナギサ
60「あのナギちゃんが...恋!?」
ナギサ→ミカ
60「無事で良かったです」
残念ながらミカコハの線は消えました...
ナギサ→ヒフミ
50「ヒフミさん、今日も素敵です」
ヒフミ→ナギサ
60「ナギサ様こそ、今日も素敵です!」
ミカ→先生
70「...なんか恥ずかしい処見られた」
先生→ミカ
60「ミカの仲間ですよ」
実は原作より早く先生の前に号泣していっぱい甘やかした
先生は事情を聞いていた。トリニティの処分に関してやはり干渉しない。