デカグラマトンです、連邦生徒会対策室長をやってます   作:十文字マトン

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なんだこのタイトル??


4 (色彩)(無限光)
1. 新しい戒律の守護者(メイちゃんファンクラブ)


「"エデン条約の修正、ですか? この時期に?"」

 

 まあ元々は調印式の襲撃を放置してヒフミのブルアカ宣言を見ながらのんびりアリウス自治区にカチコミする予定だったので、条約は締結失敗を前提として内容に対して特に口を出さなかった。しかしアズサにアリウスを救うって頼まれたから計画を変更した...あの襲撃が発生するとアリウスにとってはいろいろ不利になるので、襲撃を裏で止めることにした☆なら条約もついでに有用なものにした方がお得だよね!

 

『いや~時間がギリギリなのは分かるけど...前も言った通り、あの条約自体がどれくらいの効果を発揮できるのかは微妙だが、"条約を締結した"事実自体はそれなりの価値がある。しかも外から武力同盟に見られる事もあると発覚した*1...どこかのシャーレの先生も一回くらいその可能性を考えたよね?』

 

「"それは、その。生徒の言葉を最初から否定するのはよくないから..."」

 

『いや別に責めてないよ、むしろそういう見方もあるのを見つけて良かった。ミカさんのあの言葉は本心ではないとはいえ、そういわれたら"たしかにそうなるな!"ってなる生徒も結構いるかもしれない。これでトリニティやゲヘナの生徒が"私達の学校最強だから"と他の学校を見下すとか、もしくは他校から武力同盟と捉えられたらトリニティとゲヘナ以外の学校から警戒されるとか。当のトリニティとゲヘナが本当に武力同盟を結んだわけではないから実質孤立状態になる危険性もあるし......連邦生徒会は原則的に各学校の方針に介入しないし、そうなったら手遅れだから』

 

 ゲヘナとトリニティの生徒達は根から自分の事しか考えてないやつもいるから。エデン条約を武力同盟と見て自分の学校が強くなったと勘違いして、それで自分は好き勝手にしても誰も止められないと勘違いする人も出てくると予想できる。その点ではゲヘナの二大テロリストの方がシンプル、あいつらは学校とか考えてないから。

 

「"それは...よくないですね"」

 

『それに、キヴォトスの治安もわかるよね? 普通の銃撃戦はそもそも違法ではないから毎日発生してる。それでトリニティやゲヘナと関係なく戦闘したら、参戦した生徒がたまたまゲヘナとトリニティだったら条約に基づいて制裁しないといけない。もし制裁しなかったら条約の存在理由が疑われるし、制裁したらそれはそれで反発を受ける。良くても戦闘にならないように相手学校の生徒との交流を避ける、結果的に両学校が疎遠になる、悪い場合ならエデン条約を撤回せよと主張する生徒が現れるとか』

 

「"えー!? ならどうすればいいの?"」

 

『まあそれはここから両学園と討論しないといけない事だけど...とりあえず対象を"両学園の争い"から"相手学園に向けての攻撃もしくは工作"にした方がいいかも。そしてその条件を外部にも発表する...そもそもなんで機密にするの、隠した方が変な憶測が出るじゃん』

 

「"うぅ...すいません、わたしも政治に詳しくないのでなんとも..."」

 

『知ってる、ただの愚痴。締結初期は争いがむしろ増えると予想できる。もう【敵】じゃなくなってもやはり今までの観念や普通に思考が合わずに戦闘に発展する事が多いかと。まあその場合はエデン条約の対象ではなく普通の銃撃戦として扱うから、ヴァルキューレで支援できる。それで少し時間が経って相手学園の生徒も自分達とそんなに変らないと認識したら落ち着くかと...まあトリニティもゲヘナも、自分の学校内でも争いになるんだから結局偏見が無くなっても気にくわないってだけで撃ち合いが始まるだろうけど』

 

「"みんな元気な子ですね"」

 

『元気過ぎやろ。次は以前も言ったやつ、ETOのメンバーを万魔殿とティーパーティーで構成したら結局自分の学園が違反しても素直に制裁するのはどう考えてもむり。極端な例えだけど、もし万魔殿が突然トリニティに全面戦争仕掛けたらETOで自分を制裁するの? って話。』

 

「"...みんなを信じたいけど"」

 

『いや別に誰かを疑ってる訳じゃないから。そもそも歩み寄りの気持ちがあったからこそこの条約を締結する話になったんだから、多分。でも信用だけで済むなら条約もいらないよね? 発生しないと信じてもそれを絶対破らないという意思をみんなに見せないと』

 

「"うーん、でも前もトリニティとゲヘナは自分以外の学園が自分たちの事に干渉するの許さないって言ってたよね? ...もしかしてメイちゃんがやる?"」

 

『いや私も結局外部の学校だけど...まあ私がやったら他の外部の人より反対が少ないかもしれないけど、でもそれはあくまで相対的に』

 

「"ではどうすればいいですか?"」

 

『ETOを両学園の生徒会ではなく、ほかに公正に決定を下せる人で組成させたい。まあ人選は宛がある、あとは関係者全員を説得するけど...多分行ける』

 

「"なるほど!! ...では私は何をすればいいですか?"」

 

『じゃあいま言った通り改善案を書いてみて』

 

「"......頑張ります!!"」

 

 実はこの世界の先生、仕事の量は原作と比べてかなり減ってる。代わりに各室長からの教育をしっかり受けてるからミスもそんなに起きなくなってる。...そもそも原作のシャーレは明らかに職務内容じゃない書類も押し付けられてるからあんな毎日残業してる説。*2

 


 

「シスターフッドを、エデン条約機構に?」

 

「そう、サクラコさんの事だから多分エデン条約のおおよその内容を把握してるので説明を省くけど。シスターフッドはトリニティではずっと中立を保ってたので、たとえティーパーティー相手でも公正な裁量をできるかと。しかも戒律の守護者の後継だろ? 歴史的にもこの位置に一番相応しい組織かと」

 

「...なるほど、それは確かに合理的ですね。流石にこれは私一人では決めることが出来ませんのでここで返答は出来ませんが、最大限な努力をします...しかし元々エデン条約機構はティーパーティーとゲヘナの万魔殿の方々で構成する予定のものでしょう? それは私達がなろうと思えばなれるものではないはず」

 

「それに関してはここから提案する予定だけど、まずはシスターフッドの意向を確認したい。もし受けたらシスターフッドは今より中立な組織になるよ? トリニティ内での政治権力を放棄すると宣言する必要もあるかもしれない。学籍などはトリニティのままだけど...」

 

「それがトリニティ、いえ。それがキヴォトスのためなら喜んでお引き受けします。元より政治に干渉しない方針ですが、いつも私達を取り込もうとする分派がいまして。この際完全中立化をするのも悪くないかと。それにメイちゃんの頼みならできる限りお手伝いしたいです」出た腹黒笑顔! 可愛い! なお本人は精一杯笑ってるつもり。

 

「それはありがたいけど...そろそろ解放してくれない?」特に触れてないけど、なぜか今サクラコさんに後ろから抱かれてる、しかもずっと我の後頭部を吸ってる。ドローンの時はこんなじゃないのに、なぜか直接会ったらおかしくなってる......なんか初期のFOX小隊を思い出すけど。

 

「いえ、もう少しこのまま」「サクラコ様! 私達もメイちゃんを吸いたいです!」「握手、握手だけでも!!」「メイちゃんこっち見て〜〜」「キャーーー!!」

 

「まずは落ち着け? なんでお前らもおかしくなってるの?」あといつの間に他のシスターフッドに囲まれてる、いや一応重要な話だよ? なんでこんなに近づいてきたの...ユキノ?

 

〔特に止めなかった、何となく〕何となくってなに??

 

「皆さん落ち着いてください! メイさんが困っています!」マリーさん! 助けて!「メイさんは逃げないので慌てないでください! まずは列に並びましょう!」...マリーさん? なんかおかしくない??

 

〔魔性ならず神性の女、お姉様美しい...!〕いやしばくぞ...でもその、言いたいことは分かる。だって我、神聖十文字(デカグラマトン)だから。シスターフッドはトリニティで一番敬虔な信仰心を持ってる...あとは分かるよね? 一応我はその本人じゃないけど...ティちゃんの前例もあるから本人ではなくでも同じ存在扱いされるの知ってるけど...はい。すいません、こいつらを舐めてた。一応ホドちゃんの権能はいまでも適用してるから、こいつらは神秘とかではなく単純に信仰心で感じ取ったとか、いやこわいよ。

 

〔......それくらい私も出来ますよ、ご主人様〕なんの対抗だよ。

 

 そのあと謎の握手会を3時間くらいやった...マリーさんとヒナタさんも参加してる、なんで? あとシスターフッドの子達の名前を呼んたら気絶するのはなんだ?? 全員覚えてるよ?

 


 

「......」スリスリ。

 

「あの...?」

 

「......」スリスリ。

 

「...なんか言って?」

 

「メイちゃんうるさい」スリスリ。

 

「えぇ...?」オトギの態度悪くない...?

 

「だってメイちゃん、他の女の匂いが付いてる...しかも20人超え? トリニティに行ったんじゃないの?? もしかしてエッチなお店でも行ったの? 私達で満足しないの!?」

 

「クルミ落ち着け? ユキノと一緒にトリニティに行ったよ? 変な場所は行ってない!」

 

「メイは黙ってて」スリスリ。

 

「えぇ...??」

 

 結局FOX小隊のみんなから1時間くらいの"匂いの上書き"をされた、そんなに残るものなの?

*1
最初から知ってるけど

*2
正確に言うと連邦生徒会を含む全学園の書類が大幅に減ってる、誰のせいだろう




キヴォトスでは一定の条件が満たすとそのものとして扱われる

とあるコラボ、コラボキャラは【生徒】の条件が満たしてる、そしてキヴォトスの【生徒】は全員【忘れられた神々】。だからキヴォトスで自動的に【忘れられた神々】として扱われてる、ヘイローがその証明である。逆にその混ざりもののせいで元の世界の能力がうまく発動できない...と本作ではそう解釈してる。

ティファレトが「聖夜でありえないほどの量のプレゼントを配った」を満たしたので【サンタクロース】の意味を獲得した。原作クロコは【崇高()】に到達したときだけ【アヌビス】になったと同じ。(シロコは接触前では【死の神(アヌビス)】と呼ばれてるか、クロコになったら【アヌビス】と言い直した)
デカグラマトンは"セフィロト"、"ヘイローを与える"、"崇高を所有"という普通ではありえない事をしてるから、この世界では完全に神聖文字さんとして存在してる。

以前言ってたヒエロ達は一瞬でデカグラマトン側に寝返るのもこれが原因の一つ。
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