デカグラマトンです、連邦生徒会対策室長をやってます   作:十文字マトン

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後半はアンケート2位 83票の白モップの番
ヒナ可愛いね


2. ヒナ、委員長やめる

「エデン条約機構を? 私が?」

 

「うい。トリニティの方はシスターフッドに頼んだので、ゲヘナ側は【ゲヘナ最強(空崎ヒナ)】を出せばほぼ同格になる!」流石に影響力はシスターフッドの方が強いけど、戦闘力ならヒナの方がつよいからバランスが取れる...なんで一人でシスターフッドの全員より戦闘力高いの? いやもう今更か。そもそも一人で全キヴォトスと敵対しても勝てそうなやつ身内にいるし。

 

 というわけで今回はゲヘナ側のエデン条約機構メンバーをスカウトしに来た。トリニティの方はシスターフッド以外にも別の候補が一応いるけど、ゲヘナ側で宛にできるのはヒナのみ...ゲヘナの校風のせいでそもそも秩序を守ろうとする生徒が超レアだから。

 

 ......と、それはいいとして。なぜかヒナは我を後ろから抱いてる、翼で。ヒナの翼は思ったより器用だな...そして両手はずっと我の頭をワシャワシャしてる。この姿勢昨日も見たけど? そういえば初めてヒマリの方に行く時もこれだよね? なんだ? キヴォトスの伝統とか?*1

 

「シスターフッドは確か、トリニティの中でもかなり古い歴史を持つ部活。派閥争いに参加せずに中立に徹してる、そして情報収集に長けてる...更に前身はトリニティが総合学園になる前の生徒会に相当していた組織(聖徒会)......私がそのシスターフッドと同格? 流石に過大評価してない?」

 

「いや全然妥当、ヒナはもっと自分に自信を持って? トリニティと違って、ゲヘナは万魔殿に従ってない部活を探すのは簡単だけど...公平に判断が出来るのは風紀委員会と懲戒委員会くらい、そして懲戒委員会はほら、アレだから。だからもう頼れるのはヒナしかない!」

 

「それは...そうかもしれない。なら私だけでなく風紀委員会全員をエデン条約機構にした方がいいのでは? シスターフッドのように」

 

「いや、それはね。もしヒナがエデン条約機構になると決定したら風紀委員会(治安部隊)としての権力は放棄する事になる。つまり逮捕権と捜査権とかはもう持てなくなる。一応"風紀委員会に協力してる"と言う名目で今まで通りに動けるけど、もし風紀委員会全員が放棄したらゲヘナは治安部隊がいなくなる...ゲヘナは滅ぶよ?」

 

「...まあ、マコトには荷が重いか」ちょっとストレートだけどその通り。

 

「もし風紀委員会がゲヘナからいなくなったら...万魔殿は武力面では決して弱くないけど知名度が低すぎる。実力があっても抑止力がないと犯罪予防にはならない。以前の風紀委員会のように、ヒナ以外のメンバーは実力あるけど知名度がないと犯罪の抑止ができない」

 

「なるほど。だからメイは前から私以外の風紀委員会メンバーにも抑止力を待たせたがったのか。もしかしてあの時からこのため? 私がエデン条約機構所属になっても風紀委員会が機能出来るように?」

 

「あー違うけど。あれは単純にヒナの仕事を減らしたかっただけ...あと普通にヒナが卒業しても風紀委員会が崩壊しないように。エデン条約の内容を変更しようと考え始めたのは本当に最近の事」

 

「それで、エデン条約機構のメンバーですぐに私を考えたの? もしかして私を頼ったら受け入れると思ってる?」

 

「......そうとも言えるけど、別にヒナの事を都合がいい女とか考えてないよ!!」まあヒナなら拒絶しないと思ってたのは事実、もしされたら普通にへこむけど。

 

「...ふーん」あ、どうやら嬉しいようだ。頑張って笑わないようにしてるつもりらしいけどバレバレだよヒナ、かわいいかよ。

 

「えーと、じゃあ受けますか? 風紀委員会の委員長殿?」

 

「...その言い方はやめて」

 

「あ、はい。すいません」

 

「元々風紀委員会から引退したかったから、この機に手を引いてみるのも悪くない。いいわ、エデン条約機構のゲヘナ代表になっても」

 

「やったー! ヒナ大しゅき!!」あとは適当にマコトさんを説得すれば、まあマコトさんだから。

 

「......引き継ぎの準備をする、すぐにできるからちょっと待てて」

 

「へっ? いまからやるの? それはすぐにできるものなの?」

 

「エデン条約が締結した後、もし学校が落ち着いたら委員長をやめるつもりだったのよ、アコにも相談してた。あの時は締結しても落ち着く保障がなかったけど、今はメイの介入もあるから大丈夫。それに、元々委員長がやることはそんなにないわ。基本の書類処理などは行政官たちにやらせている。『一番強い人が委員長をやるのはいいけど、その人に文書も任せたら本末転倒』...というのはメイも言ってたじゃない?」

 

 まあ正義実現委員会の運営方式を持ってきただけ。あっちもツルギさん(一番強い人)に委員長をやらせてるけど、ツルギさんは戦闘や戦術方面だけに専念して行政関係は全部他の人に任せてる。原作でよくヒナが山のような文書を処理してる描写があるけどあれはなんだったんだろう? とにかくいまのヒナは戦闘担当と重要文書の承認以外そんなにやることない。いやそれでも引き継ぎが一日で終われるのは早すぎ。

 

「そうか、なら頑張って...え? このままやるの? 邪魔にならない?」我を抱いたまま?

 

「...ダメ、かな?」

 

「いやいや、私は大丈夫だけど...そうだ!」一応ゲヘナの文書だから、我に見られたらちょっと良くないので、前を向けないようにすればヨシ! というわけで体を反転して後ろを向けば...ヒナの方に!

 

「め、メイ??」

 

「これでヒナが機密文書を処理するのに私を気にしなくてもいいよ!」ヒナの身長が我より高いけど、この体勢なら頭がほぼ同じ位置になる。視線を塞げないようにヒナを抱き返した...アロナちゃんが良くこれやるけどどうかな? ちょっとは邪魔になるけどこれなら仕事はできる、多分!

 

「わ、分かった。た、たしかにこっちの方が邪魔にな、ならないから、ご、合理的に。そう、合理的な姿勢。別にいかがわしい事は、し、してない」

 

「ヒナ、体温上がってるよ? あと脈も...これ仕事できる? やっぱり降りるか?」

 

「だ、ダメ。このままにして。わ、私ならできる、できる。よし、やるわ」

 

 と、そのあとは引き継ぎの手続きをやってるけど、すぐ我に話しかけるから進捗が遅い。まあヒナとおしゃべりするのも楽しいけど...我が寝落ちしたあとようやく書類をまとめた。これ普段のヒナなら30分で終われる仕事なのに3時間も使った。やはり邪魔してるじゃん!

 

 書類の用意を完了したヒナは他の風紀委員会メンバーに挨拶回りをした。今日は特に事件がないのでメンバーが大体学園内にいるらしい...内容を聞いてあんまりにも突然過ぎてみんなフリーズした。今すぐ消える訳ではないし、なんならやることは前とそんなに変わらないと説明したけど...ヒナの説明が下手だからみんなよく理解出来てなさそう。我が起きたら別途で説明する必要があるかも。

 

 でヒナが委員長をやめると聞いたアコは号泣した、だから別に委員長をやめるだけで風紀委員会にはいるって...まあ気持ちは分からなくもない。でも一緒にやめるとか言い出してないのは偉いね。

 

 次に顔が面白いのは次期委員長に指名されたイオリさん。顔が真っ青とはこの表情を言ってるのね。まあイオリさんは風紀委員会でヒナ以外の中なら一番強いし責任感も持ってるから一番適任かな。ヒナが卒業までにあの罠にかかりやすい性格を何とかしないと。...余談だけどイオリさんの【落とし穴事件】はすでに発生した。

 

 ......と、以上の事は全部寝てる我を抱いたままやった、なんで?? 流石にちょっと恥ずかしいけど誰も指摘してない、なんでだよ*2。あれかな、ヒナの引退と比べてあんまり驚くことじゃないとか...多分。まあ(メイ)も寝てるからこのことは知らない事にした!!

 


 

「...で、なんでヒナにお持ち帰りされたの?」そして我が起きたらヒナの家に居た、そしてパジャマ姿のヒナ。かわいい、好きだけど??

 

「...ニコはこっちの方が近いからここでメイを休ませると言ったので...」まあ知ってるし何なら我が許可したけど、一応知らん振りをする。

 

「なるほど? あ、着替えの服も用意してるのか、相変わらず用意が周到だね」ニコが残した鞄に一夜を過ごすためのものを用意してる、あと大量のおやつと飲み物。あ、ニンヘル(地獄)のゲーム機もある、ヒナと遊ぼう。

 

「お腹すいた? コンビニから買ってきたけど...」

 

「あ、わざわざありがとう。いいよ別にコンビニでも」特定な味が苦手だけど、逆に言うとそういった味さえなければ安物でも全然好き。

 


 

「......誰かを家に招待するのは初めてだけど、案外楽しい」お風呂を済ませた後、今度は我がヒナを吸う番になった。髪の毛がもふもふでかわいい。

 

「うん? ゲヘナはあんまり友達を家に誘わないの?」アビドスのやつらは気楽にお互いの家乗り込んでるらしいけど...いやそっちがおかしいか。

 

「友達と言える相手があんまり居なくて...それにのんびり家で休む時間がないから」

 

「えぇ? 昔の風紀委員会ブラック過ぎない? いや前の連邦生徒会も似てる感じだったけど」なんか作業を見直したら無駄を消しただけで4割くらい減った、何してたの昔の連邦生徒会。あと色々改善して、一部の処理全部対策室に投げるとかをしたらいまは連邦生徒会の作業量は以前の2割しか残ってない。若干やりすぎ感はなくはないけど後悔はしてない。

 

「......」

 

「......」

 

 そのあと二人が無音のまま数分が経った。我はずっとヒナの髪をもふもふして吸ってるけど。

 

「ねえ、メイ」

 

「うん? どうした?」

 

 ヒナは数回深呼吸をして、意を決してこっちに向かってきた。

 

「その、もし。エデン条約が締結したら。よかったら、その、私と、その......いや、やっぱりなし」

 

「...うーん、じゃあ私から言おう?」

 

「な、なにを?」

 

「ヒナ、調印式のあと、私のものにならない?」

 

「...!? いや、その、違う。それ、その、待って」なんかパニックになった、可愛い。逃げられないようにヒナの首に両手を回した。まあその気があれば我のくそ雑魚筋力とか一瞬でほどけるけど、ヒナならしないだろ! されたら我がへこむだけ!

 

「うん? 何が違う? 嫌なら断れば?」すりすり。

 

「い、嫌じゃないけど、その、違う。調印式の後で、い、一緒にデートとかしたい、だけ」

 

「...あ、先走りしたか」え? 普通に恥ずかしいけど? 自爆しようか?

 

「で、でも、その。う、嬉しい...うん、私で良ければ」

 

「やったー! ヒナ大しゅき!」

 

「わ。私も。メイのことだ、大好き...ひゃ!?」

 

「へへ、続きはお預け」ヒナの首に軽くキスした犯人です、はい。

 

「......うん」

 

「じゃあまだ時間あるし...ゲームでもする?」

 

「ゲームか。あんまりやったことはないけど...やってみる」

 

「わーい!」

*1
由緒正しいロリとの接し方

*2
大半の風紀委員はヒナはメイと付き合ってると思っているらしい




「私は...小鳥遊ホシノみたいには、なれない!ここはメイを押し倒すのが正解のは分かっているのに!」
「...あの場面で我慢できるとか、風紀委員長ちゃんは凄いよ〜」もう委員長じゃないけど
「ご主人様と同じ空間にいるのに耐えてる...!?」いやお前はもうちょっと耐えて?

別の作品でも委員長イオリを見たのちょっと悔しい(?)
でも委員長イオリはあっても!エデン条約機構ヒナ(+α)は流石に他に人が書いてないよね!

そもそもエデン条約を締結した世界いない説
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