「いやー、まさか相澤先生が付き合ってくれるとは思っていませんでしたよ」
「来週までに提出すべき資料を含めほとんど仕事が無かったからな」
「それでも、私はてっきり合理的ではないからと言われて断られると思ってましたよ」
「俺だって酒ぐらいは飲むさ」
和風を基調とした店内で男が二人、カウンターに膝を交え談笑していた。
今、この場にはカウンター越しにいるメガネの店員を除き二人しかいない。
店員に注がれた飲料を相澤は喉に通す。
「これは、中々いけるな」
「そちらは、エールの中でもコクと甘味が強いバーニャエールです。林檎で香り漬けがされており、男女問わず人気のお酒になります。」
「へぇ…ところで田中。お前、なんで俺を飲みに誘った」
店員の解説に耳を傾けながら、相澤は今回飲みに誘ってきた田中に疑問をぶつけた。
それもそのはず彼らは職場では仕事関係の会話しかしてこなかったからである。
相澤は合理性の塊による時間の効率化を計り、片や田中ことスレッドのコテハンである角⚪︎先生はホコタテ聖人と共に雄英生徒としての潜入希望者の整理、スレッドでの新しいコテハン候補者への連絡といった教職以外の仕事が山積みでありそれどころではなかった。
その結果、彼らの間に生まれる会話は無駄が極限まで省かれるという結果が生まれた。
そんな最低限であった二人の関係を壊すように田中からの飲みの誘い、何か特殊なことを話すと相澤は勘繰っていた。
その質問に対して、田中は少しの沈黙をした後に口を開いた。
「実は前の学校での教え子から私立高校のヒーロ科の推薦書を頼まれたんですよ。その数20人」
「…20人?」
想像以上の人数に聞き返す相澤。
「さすがに私も20人は書けないんで最低でも5人は絞りたいんですけど、絞りきれず相澤先生の意見を聞きたく。さすがに、雄英で他校の生徒の情報はまずいかと思い飲みに誘いました」
「なるほど、生徒の情報は持っているのか?」
「こちらですね」
そう言いながら、田中は持っていた鞄の中から
「花垣武道、個性リベンジ…空崎ヒナ、個性悪魔…暁美ほむら、個性時間操作…白井黒子、個性テレポートetc.......」
書類を読むにつれて顔を顰め始める相澤、キャラの名前を知っている読者たちはこの
全ての書類に目を通した相澤はカウンターに書類を置き、グラスに残った液体を全て飲み干す。
「こいつら一体なんなんだ」
「前の学校の教え子です」
「貴重な移動個性持ちや概念に干渉する個性が複数いるクラスがあってたまるか」
再び、注がれたエールを飲む相澤。
「で、絞るとしたら誰がいいと思います?」
「…性格を加味しないという前提なら俺は暁美ほむらか白井黒子の二人だけにする」
「その理由は?」
「理由としては彼らの個性はどれも派手で強力なものが多いがヒーローは戦うことだけが仕事じゃないからな救助、戦闘、復興支援の分野で合理的に考えるとこの二人だけだ」
「なるほど、参考になります」
「…」
「…」
やはり、というべきか最低限の会話しかしない間柄の二人は最低限の会話しかしない。
ただただ、グラスに注がれている液体が飲み干されては注がれていく。
そんな中、田中は沈黙を破った。
「相澤先生は、今の個性社会についてどう思いますか?」
「どうした急に」
「世間話ですよ…私は無個性でヒーローになりました」
「何?」
衝撃の事実に驚く相澤。
何回も飲んでいるせいなのだろうか、少し顔が赤くなっている田中は長話をし始めた
「私は戦闘面はからっきしですが、指揮能力だけは誰にも負けない自負があります。得意な活躍場だけに赴き今までやってきました。オールマイトがデビューする前の超人社会では良くも悪くとも私は必要とされてました。オールマイトが台頭してからは大きな敵災害はめっきりなくなったこともあって、教師になったんですよ。教鞭を執って分かったのですが、この社会は無個性に厳しすぎるんです。無個性は
分からなくもない、この社会は良くも悪くも個性が物をいう。それはヒーローという職だけではなく、日常生活から特殊作業において個性は幅広く生活に使われてしまっている。
相澤がヒーローとしてやっていけるのもこの個性が幅広く浸透されており、異形個性を除くがそれでも幅広く個性に対応できるのが大きい。
「俺は…」
相澤が重い口を開けようとした瞬間-
「ZZZzzzz.......」
カウンターで田中が顔を埋め寝ていた。
カウンター越しで店員が水を注ぎながら唐突に喋り始めた。
「相澤先生、本日はうちの田中がご迷惑をおかけしました」
「うちの田中?」
「おや、彼は私のことを言ってませんでしたか。彼はこの店の上に住んでるんですよ。本来なら貸切とかはしないのですが、彼が頼んできたので本日は貸切なんですよ」
「そうだったのか」
「すでに彼が支払いを済ましていますので。大丈夫ですよ」
その後、店員が田中を家に送ることとなり、その場はお開きとなった。
お酒を飲み少し気分が高揚しているはずだが、相澤の中では田中の個性社会に対する認識が心の底に影を落とした。
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131:管理人
時間になりましたらコテハンに格上げ予定者にメールを送ります
132:名無しの学生
やっべぇ、めっちゃ緊張してきた
133:名無しのヒーロー
そういや、コテハンになれたら何が起きるんだ?
134:ゥ
>>133 メリットは給料UPに多少独自での原作介入
デメリットはブラック企業並みに忙しくなる
135:メロンパン
こっちとしては人数が増えてくれるから万々歳
136:名無しの敵
多少でも原作介入できるのはデカいな
137:ゥ
といっても、ほんとうに必要最低限だからな
138:ホコタテ聖人
今回は、角○先生と管理人である程度目星を付けた上でメロンパンとゥに裁定してもらった。
別に、今回格上げされなかったからといって今後格上げされないわけではないから安心してほしい
139:名無しの自警団
さすが、聖人
140:名無しの先生
助かる
141:名無しの敵
これを機に少し鍛えようかな
142:管理人
時間になりましたので、格上げする方にメールを送ります
143:名無しのヒーロー
きた?
144:名無しの自警団
きてない
145:卑劣様
お、きたか
146:名無しの敵
こない
147:黎明卿
おやおやおやおや
148:こ抜無
きた
149:名無しのヒーロー
こなかった…
150:拙僧isフレンド
ンンンンんんん!!!!
151:名無しの公安
え、ろくな奴らがいないもんだい
152:名無しのヒーロー
え、他にコテハン格上げ者いないの?
さすがに、これだけじゃないよね?
153:管理人
いえ、今回はこの四名を格上げしました
154:名無しのヒーロー
うっそだろwwww
155:名無しの学生
え、敵サイドだけ?
156:卑劣様
>>155 おい童、だれが敵だって?
157:黎明卿
これも愛ですよナナチ
158:名無しの学生
誰がナナチじゃ
159:拙僧isフレンド
まさか、拙僧がこてはんに上がるとは
昂ってまいりましたぞ
160:名無しのヒーロー
>>159 昂るな
161:名無しの敵
え、まじでロクなやつらいないじゃん
162:ホコタテ聖人
今回、格上げされた者たちは単騎での脳無を討伐するほどの戦闘力に加えて、複数の能力か応用の効く能力を持つ者たちだけとさせてもらった。
163:メロンパン
今後、原作が進むにつれて原作にはないイレギュラーが発生することも考え、せめて神野区での戦闘に一人で参戦できる人材を選ばせてもらったよ
164:名無しの敵
まぁ、こいつさ原作でもそこそこいやかなり戦えてるもんな
165:名無しのヒーロー
そう考えると納得…納得か?
166:名無しの学生
大丈夫?裏切られたりしない?
167:管理人
あ、そこは大丈夫。内面の方も吟味してるから
168:名無しのヒーロー
なら、安心か
169:名無しの敵
まぁ、管理人がそういってるなら大丈夫でしょ
170:ゥ
コテハンに格上げされた者達は管理人から依頼がきてるだろうからしっかり読んでおいてくれ
171:こ抜無
承知
172:拙僧isフレンド
承りましたぞ
173:黎明卿
おやおやおや
174:名無しのヒーロー
そういや角○先生はどうした?
175:管理人
酒飲んで寝てます
176:名無しのヒーロー
草
177:メロンパン
ちゃんと、仕事はしてくれたのかな?
今回のコテハン簡単説明(前編)
・拙僧isフレンド------募集枠から採用
元ネタはfgoの芦屋道満
ヒロアカでいうジェントルのような立ち位置の迷惑系ユーチューバー
個性は陰陽師
陰陽っぽいことなら大体出来る。主に式神を使う。
同じ属性?であるメロンパンに嫌がらせしたいがために所属している。
しかし、今後メロンパンがやろうとしている事については賛同しているらしく今は協力的らしい。
メロンパンが引き抜こうとしていたスレッドメンバー候補だった。
・卑劣様------募集枠から採用
元ネタはナルトの千手扉間
この世界ではヒーローをやっている。
エッジショットに憧れていた結果ヒーローになった、ビルボードチャートに載る手前くらいの戦闘力。
個性は忍者
忍者っぽいことならだいたい出来る。
避雷針の術、穢土転生の術、天泣といった術は当然本気を出せば互乗起爆札を使える。
感想、評価をしてくださりありがとうございます。
また、応募してくださった方ありがとうございます。
飲みの切り上げ方が分からんかった…
次から本編の予定?です。
雄英に潜入させるなら?
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アニメキャラ(ヒント、ビリビリ)
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ゲームキャラ(ヒント、ホルス)
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ゲームキャラ(ヒント、魔王系ヒロイン)
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特撮キャラ(ヒント、救世主)
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ゲームキャラ(ヒント、白モップ)