寝台特急「北斗星」歩夢の傷心旅行   作:新庄雄太郎

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そして、歩夢は札幌へ。


第3章 札幌へ

ピィーッ!

 

と、警笛を鳴らして寝台特急「北斗星1号」は翌朝に北海道に入った。

 

「ふわぁーっ。」

 

と、歩夢はベットから目が覚めた。

 

「やっと、目が覚めましたか。」

 

「ええ、凄く寝ごちがよかったわ。」

 

そう言って、歩夢と男は食堂車へ向かった。

 

ブーンとコーヒー、ふっくらオムレツ、列車は今登別。

 

「それで、今日の予定は。」

 

「今日は、札幌へ行こうかと。」

 

「そうですか。」

 

「ええ。」

 

8時53分、定刻通り寝台特急「北斗星1号」は札幌に到着した。

 

「じゃあ、私はここで。」

 

「そうですか。」

 

そう言って、歩夢は札幌駅に出た。

 

「じゃあ、時計台に行ってみようかな。」

 

北国の市場が現れる町、札幌。

 

札幌市時計台(さっぽろしとけいだい)は、北海道札幌市中央区北1条西2丁目にある歴史的建造物である。重要文化財(1970年6月17日指定)正式名称を「旧札幌農学校演武場」(きゅう-さっぽろのうがっこう-えんぶじょう)と称する。現在の通称は「札幌時計台」、もしくは単に「時計台」と呼ばれ、多くの観光客が訪れる名所になっている。

 

「でも、やっぱり誰かと一緒にいてくれたらな。」

 

と、歩夢は言った。

 

一方、南と高山は札幌へ来ていた。

 

「確か、この辺で見かけたんだよね。」

 

「どこへ逃げたんですかね。」

 

一方、特捜班では。

 

「なるほど、歩夢ちゃんはその手紙を読んでバックを持って出て行ったのね。」

 

「そうよ、それにこの手紙を残して。」

 

「ほう、なるほどね。」

 

「それで、心当たりは当たってみたんですか。」

 

「ええ、当たってみたんだけど来ていないって。」

 

「そうですか。」

 

「きっと、歩夢は何か悩みを抱えたんじゃないのかな。」

 

と、侑は言った。

 

「そういえば、歩夢さんは確か前に好きだった先輩の事で何か言っていたわ。」

 

「恋していた先輩か。」

 

「ええ、確か相葉って言っていましたけど。」

 

「その、相葉が歩夢の先輩か。」

 

「ええ。」

 

「という事は、歩夢は上野から札幌へ行ったんじゃないのかな。」

 

「そうか、歩夢は上野から寝台特急「北斗星」に乗って札幌へ向かったんだよ。」

 

「なるほど、今日の夕方に出発して明日には札幌へ行っていたのか。」

 

「ええ、多分。」

 

そこへ、1本の電話が入った。

 

「はい、公安特捜班だ。」

 

「班長、例の殺人犯はどうやら寝台特急「北斗星5号」には載っていないようですね。」

 

「そうか、ああ、それから1人の女の子は見なかったか。」

 

「ええ、どうやら歩夢が乗ったのは寝台特急「北斗星1号」のようですね。」

 

「そうか、引き続き捜索を続けてくれ。」

 

「わかりました。」

 

と、南は電話を切った。

 

 




そして、事件は意外な展開に。
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