ごみ拾いしながらコーラル漬けの飼い犬と飼い主を救おうとするお話   作:一般通過コーラル漬けルビコニアン

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 今回、調教するのはこの主人公!

 果たして主人公は私の課す試練に耐えれるでしょうか?

 それではご覧ください。


ステルスミッションなのにステルスしてない!

 俺がRaDに来てかれこれ10年の歳月が経った。

 ジャンクを集めて兵器を作り他の独立傭兵に売りさばき、その合間にもオーバードウェポンの制作に取り掛かっていた。

 単純な設計のマスブレードは特段時間はかからなかった。何なら増産して現在15基製造が完了している。

 

 問題はグラインドブレードだ。何せ大まかな外観とモーションしかわかっていないのでそこから考えられる限りACの出力ギリギリを見極め、そこからACのジェネレーターに直結させる動力ケーブルの作成と時間がかかる作業が多すぎた。

 しかし、年月を重ね、試行錯誤の末にようやく完成の目途が立ちそうになりつつあった。

 

 今、俺は企業を呼び込む準備として、コーラルの反応を求めて探索をしている。封鎖機構が重点的に巡回をしているルートを探り出し、その中でも重点的に見張りを行っている個所を特定して調査を行っている。

 

 監視の目が緩む交代の時間を狙い、観測装置を取り付ける。それだけの仕事だ。

 少ないとはいえ厳しい監視の目をかいくぐり、めぼしい所に機器を取り付ける。前準備も怠らず、どの部隊がどのルートで巡回するのか調べ上げてたおかげでスムーズに行うことができた。後は帰還するだけ――――

 

『そこのAC! 何をしている!! どこの所属だ!!』

 

 オープンチャンネルでの呼びかけ。

 

 なんで!? この場所は監視の穴になっていた筈。なんでLCが!?

 

 

『コード5 不法侵入者を確認した。至急コード44を要請する!!』

 

 通信でそれだけ言うと再度こちらに武器を向ける。

 

『今すぐ武装を解除しろ。抵抗する場合、武力を以てこうs――』

 

 言い切る前にクイックブーストで近づいて―――パイルの撃鉄を起動した。シールドは一撃で消失し、機体に致命的損傷を与えた。

 

『なっ!? システムにコード78Cを要請! エリア43で――』

 

 今度はグレネードで爆破して黙らせた。これで目の前の脅威は消えたが――――

 

『コード78C エリア43で侵入者あり。現場にいる隊員は大至急対応せよ』

 

 周囲に乱立したスピーカーからサイレンと大音量が響き渡る。やっぱり最初に声をかけられた瞬間に始末するべきだった。

 後悔している間にも現着してくるLCにHC、そして大量のMTの部隊。

 

『システムより通達、侵入者のデータの照合が完了した。呼称花火師(ファイヤーワークス)。警戒度を引き上げる』

 

 その呼び名通ってるのね…大層な名前には実力があってないと思うんだけどなぁ……

 

『了解した。各機、連携して対処する。距離を詰められないよう注意せよ』

 

 ざっと確認した感じ、LC二機、HCが一機。MTは目測で十機近くありそうだな……動きの遅い脆いMTを処理した方がよさそうだ。

 

 アサルトブーストで近づいて固まっているMT達にグレネードを発射。これで3機撃墜。

 

『固まるな、今みたいに巻き添えを食らうぞ!!』

 

 今度はクイックブーストで近くにいて爆風を食らわなかったMTを蹴り飛ばす。後ろにいたLCにぶつかった。いい機会だとすかさずパルスブレードで纏めて切る。MTはすぐに爆発し、後ろのLCもそれを受けて制御が不安定になる。更に蹴りを入れて姿勢を崩し、今度はショットガンでコアを打ち抜く。これで致命傷を負ったLCは撃墜。残るは……LCHC含めても残り8機くらいか? 

 

『馬鹿な! この一瞬で―――』

 

 MT一機撃破。そろそろ面倒なLCとHCを片付けよう。MTは数を減らしたし、ACの速度に追いつけないから逃げられそうだ。

 

『コード78B! 哨戒中の部隊に応援を要請する!!』

 

 こちらが近づくと距離を離すLCにグレネードでけん制してアサルトブーストで近づく。そのままの勢いで壁際まで押し付けて逃げられないようにしてから、取り換えたパイルバンカーでコアを貫いた。

 

『化け物―――』

 

 これで面倒な要素一機撃破。残るはHCだけど―――

 

 コックピット内でなるアラーム音。すぐに横に避けるとさっき撃破したLCにミサイルが当たって木端微塵になった。

 

「死んだ味方に死体撃ちとか、アンタには味方への思いやりとか無いのか?」

 

 撃ち込んできた後ろのHCにオープンチャンネルで語り掛ける。

 

『――っ! 黙れ!! 貴様が侵入しなければこんなことをする必要もなかったのだ!! 土着は土着らしく隠れていればいいものを――』

 

「隠れていてもアンタらは見つけて『駆除』してくるだろ?」

 

『惑星封鎖に伴う退去勧告に応じない時点で不法占拠に値する! 秩序を乱し、宇宙の規律を破る者に慈悲など不よ――』

 

「立派なお題目を掲げているのは敬意に称するが、こっちもやらなきゃいけないことがあるんでね。アンタにも沈んでもらうよ」

 

 会話を終わらせてHCに近づく。時間を掛けすぎた。応援を呼ばれているだろうし、呼ばれていなくてもこれだけの被害を出したんだ。次の部隊が来るまでの時間も考えるとさっさとやってしまった方がいいな。

 

 距離を取ろうと下がるがいくら機動力が高いとはいえ、不意打ち気味に接近したのが効いたのか出だしが遅かった。

 

 グレネードで盾を攻撃する。パルスシールドが消えかかっているところに纏めてブレードを振るい、ショットガンで制御を崩す。スタッガ―状態になり、棒立ちになった敵をどうするかは言うまでもない。

 

――じゃあな

 

 パイルバンカーが火を噴き、今度はコアを貫通した。

 

『――悪魔、めぇッ―――ッ』

 

 俺に恨み言を吐き、HCは沈黙した。後には部隊の主力を失って尻込みしているMT数機。追ってくる心配はない。

 

 俺はついでとばかりにもう一つのポイントに計測器を取り付け、別の部隊が来る前に撤収した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『システムへ、LC二機、HC一機、MT5機が撃墜。コードネーム花火師(ファイヤーワークス)への警戒度の引き上げを要請』

 

 

 

 

『要請は受理された。花火師(ファイヤーワークス)の警戒度をA、部隊壊滅の脅威として設定。引き続き対象の追跡を続行する』




 しゅじんこうは らんぼーばりの おおおたちまわりを した。

 しゅじんこうの けいかいどが ばくあがりだ!!

追記:「」はオープンチャンネル、『』は仲間内のチャンネルで話している感じで分けています。なのでレイヴ…花火師…主人公には聞こえていません。

 現実世界でコーラルに似た感覚になる方法をはっけんしたのでほうこくします。


 まずどすうのたかいあるこーる(96度)をよういします。

 それにエナジードリンクをぶっこめばあらふしぎ!!

 疑似コーラルのかんせい!!

 みんなもためしてみよう!!!(接種済み)

カーラさんのーちょっと

  • 乙女な部分を見てみたい
  • 泥っとした部分が見てみたい
  • カラッとした姉御なところを見てみたい
  • いや、イケメンムーブかますやろ
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