ごみ拾いしながらコーラル漬けの飼い犬と飼い主を救おうとするお話   作:一般通過コーラル漬けルビコニアン

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「クックック……イグアス坊や、報酬は分かっているだろうな?」

「ッチ! 好きにしやがれ!!」

「それでは遠慮なくいくとしよう……」

―――――――――――――――――――――

『ウワァァァァァァァァッ!?!?!?』

『夢か……』

 という事で初投稿です。



 時系列的には凡そ原作3年半前です。対戦よろしくお願いします。


ご対面

 依頼から帰ってきてそれなりに期間が経った。

 

 無事にノヴァテックは拠点を作り、本格的に活動を開始した。ベイラムもアーキバスも拠点を作り調査を開始。

 既に3社でバチバチににらみ合いが発生している状況だ。ファラリスとのやり取りではもう2部隊程応援としてAC部隊が来るそうだ。

 

 俺はというと相変わらずカーラの猛攻に耐えながら依頼を受け、暇なときはジャンク拾いと兵器開発の手伝いをする平穏*1な生活を続けていた。

 どれか一つの企業の依頼を受けず、かつ大したことのない依頼を選んでちまちま資金稼ぎをし、封鎖機構とかち合わないジャンク拾いの時間を過ごしている。

 

 今日も依頼を探し、ちょうどいいのがなければジャンク拾いでも行こうかなとタブレットを見ていると

 

「そういえばウォルターと顔を合わせてなかったね。定期連絡するところだったんだ。いい機会だし、一度話をしてみな」

 

 カーラからそんな誘いを受け、ごす―――いや、ウォルターと話すいい機会だと二つ返事でカーラの部屋に向かう。

 

 

 

「調子はどうだい? ウォルター」

 

『封鎖機構の監視が疎らになっている。おかげで当初考えていた時より多くの戦力をルビコンに送り込めそうだ。送ってくれたプレゼントのおかげでハウンズ達も死ぬことがなくなった』

 

 挨拶もそこそこにそう話すウォルターからは嬉々とした感情が見え隠れしていた。ゲームの時から思っていたが分かりやすい人だ。

 

「そうそう、アンタに合わせたいやつがいるんだ。礼ならソイツにいってくれ。ソイツが居なかったらプレゼントを贈ることもなかった」

 

 カーラはそう言うと俺を画面の前に押し出した。いきなり俺に振るな。すっごい緊張するんだ。

 

『…そうか。お前が発案したのか……。礼を言わせてくれ。おかげで『あの娘』達が死ぬことなく任務を達成させることができた』

 

――いえ、そんな、お礼なんて、言われるほどのものでも

 

「何だい? やけに緊張してるじゃないか? しおらしくなっちゃって」

 

 う、う、煩いなぁ!? 緊張しないわけないだろ、ウォルターが目の前にいるんだぞ!?

 そんなことを思いつつ目の前の人物と言葉を交わす。

 

『カーラもお前と会ってからか随分と楽しそうに話すようになった』

 

 しかしと語気を改め俺に語り掛けた。

 

『コーラルを無力化する手段を見つけたと聞いたが……忠告しておこう。”一度生まれたものは、そう簡単には死なない”。それは逆も同じだ。一度失ったものは簡単には手に入らない。お前の考えている仮説は、あまりにも荒唐無稽で確実性のないものだ。確信のない希望論は絶望を生むだけだ』

 

 どこか諭すように俺に忠告する。ただ、それでも俺はあんな最悪な事態を黙って受け入れるつもりはない。それに

 

――確かに、一度失ったものは簡単には手に入らない。でもウォルターさん。貴方が言った通り一度生まれたものはそう簡単には死なないんです。確実に失われたという確証がない限り、俺は僅かな、荒唐無稽な仮説であってもそれに全力を向けるだけです。例え愚かだと言われようと、俺は止まるわけにはいかないんです。

 

 それにオールマインドのあのポンコツ具合でAIだとは、とても思えない。

 

『……俺は最悪の事態に備えて行動する。もし、その時になったらカーラを連れて星外へ避難できるように手配する。それが俺にできる返礼と手向けだ』

 

 そう言って通信を切った。

 

「……アイツにも言ったけど、アタシはアイビスの火を2度も見たくはない。荒唐無稽でもアンタを信じて動くだけさ」

 

――なら、その信頼に応えれるように、成すべきことを成すだけです。その為にも一刻も早く、技研都市に乗り込むだけです。

 

「なら、ノヴァテックの協力を仰ぐしかないね。アタシも連中とは一応伝手があってね。とんぼ返りしている今なら連絡も取れるかもしれない。それに、アンタは当初3社を争わせる流れにするつもりだけど、当時を知っている連中がいるんだ。そいつらと共同で2社に説明すれば技研都市に早い段階で乗り込めるかもしれない」

 

 ……確かにその通りだ。技研には今も動いているであろうC兵器の存在がある。一人で行くには危険すぎるし、621が来る頃には時間的余裕もあまりない状況になっている。いち早く目的地に行くつもりなら周りも巻き込んだ方がより確実に行ける。

 

――ならお願いできますか? 俺は防衛設備の強化とドーザー達のMTとACの強化と本人たちの訓練を行います。

 

「じゃあ、決まりだね。アタシはコンタクトを取ってくるよ。ラミーみたいに扱き倒してやってくれ」

 

 カーラはそう言って机に座り、古い端末を取り出して起動させた。俺も部屋を退出し、ラミーを呼んで今動かせるドーザー達に召集を掛けた。

 

 さあ、愉快な訓練の始まりだ。少なくとも一人前に連携を取れるくらいには仕上げて見せよう。

*1
比較的




 どうしよう……ツイッターに流れる幻覚を見てノリで採用しちゃった……
 美少女ハウンズ……ありかなぁ? 


おまけ

 ごす:プレゼントのおかげで617達が死ぬことがなくなったので心が若干穏やかになっている。主人公には感謝はしてるがそれはそれ。根拠のない仮説にすがると危険だぞと警告してくれた。

カーラ:あんな光景を二度も見たくはないので、主人公の仮説を信じて早く技研都市に行けるように古いツテを頼って2社を説得する材料を作ろうとしている。

主人公:考えなしのアホ。仮説を立ててそのために色々画策している。実際になかったらどうするかは考えていない。まさにアホである。ちなみに欲しい証拠はコーラル変異波形に関する資料と緑コーラルの資料。これでオールマインドに話をしに行き、強引な仮説で説得する予定。RaDの更なる戦力増強の為に訓練をする模様。鬼教官アゲイン。

 まあ、メタ的に言えば作者の脳みそがアホなのでこうなるわけです。とはいえ、フロム特有のバッドエンドかメリーバッドエンドにはしたくないのでご都合主義で行かせていただきますが。


 621達どうやってルビコンにぶち込もう……

ハウンズ美少女概念

  • OK!(大声)
  • ハーフ&ハーフで
  • 男の友情が見たいのだ!!
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