ごみ拾いしながらコーラル漬けの飼い犬と飼い主を救おうとするお話 作:一般通過コーラル漬けルビコニアン
『まだ生きていたか。技研の変人』
『それはお互い様さ。まさかアンタが生きているとは夢にも思わなかったよ』
『ほざきよる。生きていると思わなければこんな古いアドレスから連絡せんだろうが』
『まあね。アンタに頼みたいことがある。なに、昔アンタをここから逃がした時のカリを返してもらうだけさ』
『……何が望みだ』
『大したことじゃない。コーラルの危険性をあんたの上層部に説明してもらい、今ルビコンにいる3社で協力するための手伝いをしてもらうだけさ』
『……大したことだと思うのだがな。まあ良い。貴様の無茶ぶりはいつものことだ』
『助かるよ』
『ところで随分と若くなったようだが。貴様がそんな手術を受けるとは考えられんのだが』
『いやなに、若いオトコと失った青春を過ごしたかっただけさ』
『!?』
――惑星封鎖機構の特務機体のパーツをかっぱらいたい。
ドーザー達の訓練をラミーに任せ、農場の世話をしているとふとそんなことを呟いてしまった。
「何だい、いきなり物騒だね」
一緒にいたカーラに聞かれ、ドン引きされる。
――いや、ちゃうんすよ。ただ普通のジャンクパーツじゃ特別なもの作れないかなって。
なんかこう、ねぇ?
カタフラクトのキャタピラとかとてもいい素材になると思うんですよ。
「……アンタならどうにかできるかもしれないけど、当てはあるのかい?」
――ないですね。一応あるにはあるんですがこの上の監視を掻い潜って海を越えないと……
「なら諦めな。そのうち手に入る機会があるだろうし、今は準備期間だ。こっちでも昔馴染みと資料作っている最中だし、アンタは防衛システムの構築に集中しな」
ああそれととカーラは思い出したようにこちらを振り向いて言った。
「アンタ、電子戦は得意かい?」
質問の意味に少し疑問を抱きつつ横に振る。
「だろうね。だからあたしの方で用意したよ。ついてきな」
まさか。
ある種の期待を持ちつつ後を着いていく。
「元々はアイデアが行き詰った時に提案してくれるAIを作ったんだがね、面白いことに必要なこと以外を話そうとしないのさ」
嬉しそうなカーラの話を聞いて確信を抱いた。
「あいさつしな! チャティ!!」
部屋に備え付けられたスクリーンに見覚えのあるミサイルのマーク。そしてスピーカから音声が出力された。
『初めましてだな。ボスの
聞き覚えのある声に何処かたどたどしい話し方。
――こちらこそよろしく。チャティ・スティック。所で聞きたいんだが―――
『チャティで、良い。聞きたいこととは、何だ』
――ラバーって俺のことだよな?
『ボスは、楽しそうに、お前のことを、話す。恋というものを、俺は知らないが、恐らく、ボスのような状態になるものだと、思っている。そうさせた、お前のことを
フ~ン? と思いカーラの方を見ると顔を赤らめて無言でそっぽ背いた。
――……いや、正しいさ。そうだな。俺はボスの…カーラの
『ああ、よろしく頼む』
部屋を出てカーラに尋ねる。
――ボス、チャティはACに乗れるのか?
「当たり前だ。とはいえ、近接戦は不得意だから集団のカバーをする支援型になるが。あと、チャティの前で呼び捨てにしたんだ。これから先はボスなんて呼ばなくてもいい」
ならなおさらカタフラクトのキャタピラとか欲しくなる。海を越えたらついでにカタフラクトを探してみよう。向こうからくるかもしれないけど。
――それで、ボ、いや、カーラ。肝心のACは組み上がっているのか?
「いや、まださ。組み上げるんだったら面白いモノにしたいんだけど、なかなか思い浮かばなくてね」
――なら俺も手伝いますよ。
少なくともカタフラクトのキャタピラを入手するまでは、脚部は軽タンクでいいとは思うけどいかんせん両手グレネードは接近に弱いと思うのよ……
おまけ2
――ところでカーラ。チャティに俺のことを話しているときはすごい楽しそうに話していたって聞いたんですが何を話していたのか聞いても?
「なんだ、別にいいだろ何を話そうが」
――顔が真っ赤になっていますよ。
「う、煩いね! さっさと農園に戻るよ。ハーブの水やりがまだだったからね!!」
ハウンズ美少女概念
-
OK!(大声)
-
ハーフ&ハーフで
-
男の友情が見たいのだ!!