ごみ拾いしながらコーラル漬けの飼い犬と飼い主を救おうとするお話   作:一般通過コーラル漬けルビコニアン

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 へいよう! コーラルラーメン幻覚強め濃い目多め!!







最初に謝っておきます。今回はやりすぎたと思っています。誠に申し訳ございませんでした。


まあ、そうなるわな

――ウォルターさん、主要施設の破壊が完了した。この後の流れを教えてほしい

 

 基地から撤退した後、ウォルターに通信を繋げる。しばらくして応答があった。

 

『すまない。少し「野暮用」をしていたところだ。この後の流れだが、ハウンズと一緒にルビコンに突入し、RaDの拠点でしばらくの間匿って欲しい』

 

 しばらく考え込んで――意図が分からずにウォルターに聞いてみた。

 

――理由をお聞きしても?

 

『本来ならばもう少し後の計画だったが事情が変わった。現地にいる企業同士が手を組もうとしている。なら、それに便乗して技研都市に向かう為の隠れ蓑に利用する』

 

 だが、とウォルターは続ける。

 

『拠点がまだ準備できていない。そこで、RaDの拠点にしばらくの間預かってもらいたい。カーラには許可を貰っている』

 

――なら断る理由はないですね。帰還方法は?

 

『それについてもこちらで用意する。コンテナを積んだシャトルをそちらに送った。それに乗ってルビコンに帰還してくれ』

 

――あ、そのコンテナって他の物資乗せるだけの余裕ってありますか?

 

『……カーラから聞いている。コンテナを余分に3つ乗せてある。輸送用のシャトルだからそれなりに入る筈だ』

 

――ありがとうございます。それでは少し時間がかかりますし、ハウンズの皆さんにも協力してもらいますが宜しいですか?

 

『それくらいなら問題ない。ただ、あまり時間を掛けないほうがいい』

 

――わかりました。それではハウンズ小隊の皆、ついでのお使いをよろしく。

 

 通信を切り、全員でスクラップを拾いに再び基地に向かった。

 

 尚残っていた防衛の戦力をさらに削り、ただでさえボロボロの基地を文字通り穴ぼこだらけにしたのは言うまでもない。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 帰還用のシャトルにカタフラクトのキャタピラを積み、さらに目ぼしいジャンクパーツを拾うことができてホクホクでRaDに戻った。

 

 カーラが事前に用意していたドックにハウンズ小隊を案内し、コックピットから降りる。

 同じくして下りてきたハウンズを見て――――動きが固まった。

 

 低い背丈――凡そ俺と同じ高さ、一番低いのは頭一つ分。白い髪にルビーのような眼、やけに細い四肢。身体に沿うように包まれたボディスーツにうっすらと浮かぶ肋骨。そして少し膨らんだ―――胸。

 

 少女。ハウンズ全員が、少女。

 

 現実を受け入れられずに彼女たちを見たまま脳みそがフル回転する。

 

 いや、前日譚のトレーラーからは名前と機体以外の情報が無かったとはいえ全員がこんな少女だと――

  

 不意に感じた軽い衝撃に意識が現実に戻った。カーラが俺をきつく抱きしめて見下ろしていた。その眼に少し剣呑な光を宿して。

 

「随分と遅い帰りだと思えば、こんな年端もいかない子供を誑し込んでくるとはね。―――随分な色男になったみたいじゃないか」

 

 耳元で囁くように問い詰めてくるカーラに弁明する。

 

――いや、ハウンズがあんな女の子だらけだとは思わなかったんだ。

 

「ふぅん? まあいい。後でたっぷりとお話しようじゃないか?」

 

 無情な死刑宣告に内心絶望している俺を横目に、カーラは彼女たちに向き合った。

 

「ウォルターから話は聞いているよ。ようこそ、アタシらRaDは来るもの拒まない自由な集団さ。まずは部屋に案内しようじゃないか」

 

 そう言うと、カーラはハウンズの面々を引き連れて部屋へと向かった。俺はこの後に起こることに戦々恐々しながら後を着いて行った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

――酷い目にあった。

 

 深夜、心身共に絞りつくされ、フラフラになりながらも自室に向かっていると、叫び声が聞こえてきた。元を辿ってみればハウンズに与えられた部屋。嫌な予感がして、カーラを呼び、部屋を見る。

 

「イヤッ! イヤァッ!!」

 

「止めて…いう事聞くから……痛いのは嫌ぁ……」

 

「ごめんなさいごめんなさいごめんなさい」

 

「ヒッ…ヒッ……ヒッ………」

 

 半狂乱になり、過呼吸を起こし、部屋の隅で固まって震えるハウンズの面々。カーラと目を合わせ、彼女に全員の様子を見てもらい、俺は部屋に戻ってその奥の農園に向かった。

 

 ハーブを育てているプランターの内、いくつかのハーブを選んで摘む。ポッドに湯を注ぎ、そこにハーブを入れてカップと一緒に再び彼女たちの部屋に戻る。

 少しは落ち着いたのだろうハウンズ達に、即席で作ったハーブティーを渡した。

 

 チビチビとカップを抱えながら飲む彼女たちを見ながらカーラに耳打ちで聞いた。

 

――原因は?

 

「……環境が変わったことのストレス、後はPTSD。専門外だからこれくらいしか思い浮かばない。第4世代の強化人間がここまで不安定だとはね…」

 

――このまま寝かせたところでまた目が覚めるかもしれません。

 

「アタシもそう思う。同じ部屋で様子を見てやるしかない」

 

――なら今日は俺が見ますよ。任務で一緒にいたので多少は慣れているかもしれません。

 

「いや、アタシも様子を見る。片方だけだと目が覚めた時に対応できないだろ?」

 

 カーラの提案に同意し、ベッドを一つに寄せて挟む形で俺とカーラは全員を寝かしつけた。

 明日ウォルターに話を聞いてみよう。後は、食事を何にしようか―

 

 色々と考えているうちに意識が闇に沈んでいった。

 




おまけ

ウォルター:『彼女たちを預けるうえで気を付けてほしいことがいくつかある。少し長いが頼めるか』

――わかりました。ここから先の通信を記録しておいて。

COM:『了解しました。通信の記録を開始』

ウォルター:『では―――

――――――――5分後―――――――――――

ウォルター:『以上だ』

――わかりました。(長かった……)

ウォルター:『それと』

――はい?

ウォルター:『手を出した場合、地獄の底まで追いかけてでも責任を取らせる』

―――――――ハィ…………

 責任(カーラと恋仲であることをウォルターはまだ知らない。もし知っていた場合、意味合いが変わる)


 おまけ2

ハウンズ小隊:ウォルターが引き取った強化人間の失敗作。男性は引き取り手がまだあるので殆どいない。女性は反応も薄いので相当な好事家でもない限り、殆どが廃棄処分にされる。彼女たちも廃棄寸前のところをウォルターに引き取られた。

 617:セミショートの髪が特徴。618と血縁関係。

 618:腰まで届く髪に切れ長の眼、シャープな顎のラインが特徴的。感情が薄いが反応はする。過去のフラッシュバックで途端に半狂乱になる。

 619:一番背が低い(幼い)。ふわっとした髪にウォルターからもらったリボンをつけている。泣き黒子が特徴。過呼吸を起こした。

 620:肩まであるウェーブのかかった髪が特徴。大人しそうな顔つきをしているが獰猛な猟犬みたいな戦い方をする。前任者の「躾」がトラウマでたまに夢に出てくる。


 注意:元ネタはどこかで見た画像を元に作者の幻覚を追加したイメージです。あくまでも作者のイメージなので各々の好きなイメージで思い浮かべてください。

ハウンズ美少女概念

  • OK!(大声)
  • ハーフ&ハーフで
  • 男の友情が見たいのだ!!
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