ごみ拾いしながらコーラル漬けの飼い犬と飼い主を救おうとするお話   作:一般通過コーラル漬けルビコニアン

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 今日は予定があるので短めになるかもしれない。


はい、負けましたが何か(逆ギレ)

―――いやぁ、すいませんボス、負けちまいました

 

 疑似コックピットから降りて開口一番に開いたアイツ。

 

「気にすることはないさ。むしろ初っ端からあんな戦闘をしてくれたんだ。実力は全員認めるだろうさ」

 

 そう言うとタハハと苦笑しながらモニターの前に移動した。

 

 アタシはその姿に真面目だねぇと思いながらもアイツの横に立ち、つぎの戦闘を見ようとした――が、アイツの隣に誰かいる。

 

 さっきアイツと激しい戦闘を見せ付け、僅差で勝ったハウンズの新入り。ソイツがジッとアイツを見つめていた。

 

 少しだけ、少しだけその姿に何か脅威を感じたのは気のせいだと思いたかった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 カーラに労いの言葉を頂いてモニターに立つ。

 次の試合を見ようとしたとき、カーラとは反対の側に誰か立つのを感知した。そちらを見るとさっき戦っていた621がいた。こっちをジーッと見ている。

 

――何かな?

 

 そう言って彼女と同じ目線に顔を屈めるとおもむろに俺の首筋に顔を埋めて臭いを嗅ぎ―――――

 

 

 

――私と同じ匂い

 

 

 そう言ってパッと離れてウォルターの傍に帰っていった。

 

 

 何もわからずに困惑していると、スネイルが近づいて来た。

 

「貴方と、そして彼女の実力は認めましょう。この調査が終わった後、就職先が必要ならば私を頼りなさい。上層部にそれとなく伝えておきましょう」

 

 そう言って元の位置に戻る。そこにはアーキバスのマークのパイロットスーツに手のマークの男がこちらを見ていた。恐らくフロイトだろう。さっきのブリーフィングにいなかったのは興味がなかったからかそれとも別の理由か。恐らく興味がなかったからだろうな。

 

 そういえばと思い出し、ミシガン総長の元に近づいた。

 

―――あの、先ほどの戦闘データを頂くことは可能でしょうか

 

「…ほう、復習することを怠らないとは勤勉なことだ! 役立たず共にも見習わせたいぐらいだ!! いいだろう。『交流会』が終わった後で貴様達の戦闘データを渡そう」

 

 役立たず共と言われたイグアスはこっちを見て「ケッ!」と吐き捨ててそっぽを向いた。俺は何も言ってないだろうに。相変わらずの狂犬っぷりだ。尤もそれを言うと面倒くさいことになるので止めておくが。

 

 

 取り敢えず2、3回見たらタバコを吸いに行こう。どうせ結果は分かり切っている。

 メーテルリンクとイグアスはイグアスの勝利、その後シード権扱いのマクガンが621と勝負。ある程度防御していたが見事ににシールドを押し切られ、カチ上げられてがら空きの胴体に、パルスブレードとグレネードをぶち込まれた。(その最中の発言も聞こえたがあまり覚えておきたくない。あんな奴に目を付けられていたのか……)

 

 その後は621とイグアスの勝負。俺はタバコを吸おうとシミュレーション室を出た。

 「アンタはいなくていいのかい」とカーラに聞かれ、ええと答えて続けた

 

―――どうせ結果は分かり切っています。621の勝利です




 予告。

 突如襲来した惑星封鎖機構の強襲艦隊。8隻からなる艦隊にMT部隊の混成軍に一人立ち向かう花火師。次回はどんな花火を打ち上げるのか。

 次回:壇ノ浦八艘飛ビ! ルビコンに舞う黒い影!!

                         お楽しみに!!



 この番組は、ベイラムインダストリーとアーキバスコーポレーション。ロボトミーコーポレーションと、ご覧のスポンサーの提供でお送りいたしました。(嘘広告)





















 ハチジハァァァァァァァァァァァァァァァァァァン!
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