ごみ拾いしながらコーラル漬けの飼い犬と飼い主を救おうとするお話 作:一般通過コーラル漬けルビコニアン
あれから三日経った。
カーラに絞られ、ミシガン総長にイグアスと共に絞られた後にシミュレーションでイグアスと模擬戦、その後はフロイトとまたシミュレーション。色々な意味でぐったりして丸一日休み。
その間に博士とのブリーフィングが行われ、ウォッチポイントデルタの襲撃はウォルター率いるハウンズの面々で行われることになった。
そして今、俺は自分のACが格納されているドックに向かい、自分の機体の整備を行おうと向かっていた。
途中の廊下で見知った顔が向こうからやってきた。
ファラリスとマクガン。後は――え、デッッッカ……
デカい。身長がでかいのだ。およそ2mはある高身長、だけじゃない。
体のパーツが色々とデカい。その癖に唯一腰回りだけくびれができている女性。それが彼らと話をしながらこっちにやってきた。
やがて彼らが俺の存在に気が付くと先頭にいた彼女がツカツカツカとこちらにやってきて俺の手を取るなり―――
「やあやあ君が噂の『マーズ』君だね初めましてああ怖がらせちゃったかな僕は怪しい者じゃないよゾディアックの栄えある
早口で段々危なっかしい雰囲気を纏い始めた頃にファラリスとマクガンがは引き剥がしにかかった。
「ライネス隊長、申し訳ねぇがアンタを警備部隊のお世話にさせるわけにはいかないんでね。……すまんな坊主。コイツは悪い奴じゃないんだがちょっと、いや大分タガが外れやすい気質でな。後で埋め合わせはする」
「全く……貴方のせいで我々の部隊に変なイメージが付いたらどう責任を取るおつもりですか? 申し訳ありませんマーズ。このことは忘れて頂いて構いません。その方がお互いの為になります」
そう言って二人は両脇から彼女を抱えたまま引きずるように廊下の角へと消えていった。
―――……ヨシ! 当方は何も見なかった!!
大声で指差し確認をして俺は改めて目的地へと向かった…さっきのインパクトが強すぎて何をしに行くのか一瞬忘れてしまった……
「何をするんだいファラリスにマクガン。仮にも隊長である僕をこんな引きずるなんて」
「なら隠せとは言いませんからせめて隊長としての威厳を見せてください……」
「貴女のような不審者を彼に近づけるわけにはいきませんからね……おや? どうしました二人ともこちらを見るなんて」
(
おまけ:ゾディアック紹介コーナー
ライネス:獅子部隊隊長。コールサインはレオ1。高身長・イケメン・ボンッキュッボン(死語)のイケメソ細マッチョウーマン。獅子部隊そのものが子供人気が高いことと本人の容姿とスペックも相まって女性人気も高い。
なお実際は年下趣味の行き遅れである。
好みの年下に会えずにうだうだしてたら親から子供をせっつかれて焦りを感じている。(初期はハウンズにも反応する変態にするつもりだった。それはあかんやろと抑えた)
ファラリス:金牛部隊隊長。豪快だが気遣いのできる常識人のイケメンハートのガチムチおっちゃん。妻子持ち。ライネス含め癖の強い部隊を引率する苦労人。
マクガン:巨蟹部隊隊長。高身長細身の眼鏡。強者の攻撃を受けきることに生の実感を得る変態。一般人、仲間以外の弱者、強者の素質のない奴には冷淡になる。自称常識人。
マッチョはマッチョでもうっすらと筋肉のついたマッチョがスコ。あまりにも筋肉が付きすぎると……うん、ね?
たまに見かける「お前バキの漫画に出てるだろ」ぐらいのマッチョは最早笑いがでる。