ごみ拾いしながらコーラル漬けの飼い犬と飼い主を救おうとするお話 作:一般通過コーラル漬けルビコニアン
~走れメーテルリンク 第一章冒頭より~
今回はハウンズのたちとの戯れ回になります。何気にハウンズ達をピックアップしてこなかったのでここいらでぶち込もうかと
追記:今回これだけじゃ物足りないと思っても何かくか全然思いつかないままサボってしまいました。大変申し訳ございません。
自分の書きたいところまで持っていくのにシーンは思い浮かぶのに語彙力と文章力がないせいで頓挫することってありますよね……そのシーン書いた後どうやって続けるかとかも考えるのすごい悩むんですよねぇ………
イグアスとの訓練を終え、休日という事でRaDに戻り農園の世話をしていた。ハウンズ達も手伝いに来ている。
「……おにーさん、次ぎはトウモロコシの水やりでいいの?」
―――ああ、そうだね。それが終わったら一休みしようか。
そう言うとセミショートの娘、617が姉の618の所に向かった。
他の作物の世話をしている娘達にも同じように伝えて、作業の区切りをつける。
雑草もほとんど生えてこない土地なので枯れ葉と水やりをするだけの簡単な作業ではあるが、如何せん敷地が広いので人手が必要になる。
チャティに任せてもいいが彼(?)にも役目があるのでそうそう時間を掛けていられない。
……いつか麦とか米が手に入れたいなぁ。エナジーバーが主食替わりなのも少し飽きてきた。合同基地の給仕の『おねぇ様』*1が作ってくれるが、それでも生の野菜には勝てない。彼女たちに渡せばおいしい食事になるとは思うんだが………ミシガン総長に相談するのも手か? いや、ベイラム本社に知られるわけにもいかないしなぁ。
「おにぃちゃん、きょうのおひるは?」
620が裾を引いて聞いて来た。考えすぎていたらしい。
―――え~っと……そうだなぁ、ピーマンの肉詰めに芽キャベツのソテーかなぁ
「……たのしみ」
そう言ってとてとてと食卓に向かった。それを見届けてキッチンに向かおうとすると今度は618が近づいて来た。
「お兄さん、手伝いますよ」
―――あ、じゃあ皿に盛りつけるのを手伝ってくれる?
デザートも食べ終え、各々が思うままに過ごしている中、俺の通信タブレットがメッセージの受信を告げる。
遂に中央氷原に向かうのか。そう思ってメッセージを開く。すると――――――――
『傭兵登録№S3527R-A3518P。傭兵支援システム、オールマインドより通達があります」
―――おぉっとぉ……?
――ハウンズの皆さん、緊急事態です。オールマインドから接触がありました
このタイミングで接触してくるかあ……内容は?
『最後に依頼を受けた日から半年以上、依頼を受けた様子がありません。生存の確認のため、こちらで指定した依頼を受けて頂きたく思います』
う~ん?
怪しいなぁ……たかが傭兵ランクも下の下の木っ端に気を掛ける理由が見当たらない。十中八九、情報を引き出すための罠…だよなぁ。なんかこう、分かりやすいというかなんというか……
カーラに相談するかぁ。取り敢えず内容を見るだけ見てみよう
『依頼内容:ウォッチポイントデルタの警戒を行っている無人機体バルテウスの撃破
先日ウォッチポイントは何者かの襲撃を受け、壊滅状態に陥っています。 惑星封鎖機構はその復旧作業を行う為、人員が派遣されるまでの間バルテウスとカタフラクトが厳重に警備を行っています。そこで、貴方にはこの二機の撃破を行っていただきます。
なお先日の襲撃の際、バルテウスが派遣されたものの撃破されてしまったためそれを踏まえて対策されているものと思われます。その為、こちらも僚機として独立傭兵『ケイト・マークソン』を派遣し、戦力の格差を埋めます。
どうかご一考の程お願いいたします。
傭兵支援システム、オールマインドは全ての傭兵の為にあります』
――よくもぬけぬけと……貴女の目的を私たちは知っています。好きなようにはさせません
何で襲撃されたことを知っているのか、警備の内容まで知っているわけとか、バルテウスが撃破されたこととか、ものすごい突っ込みどころが色々あるけど、今はとりあえず飲み込もう。
今は受けるべきか否か。それを相談するべきだな。個人的にはオールマインドと接点を持てるいい機会だし、受けてもいいと思うけど。
~とある男の手記~
とりあえず、今日起きたこと、この先起きることを記録して、少しでも記憶を取り戻すきっかけにするために日記をつける。
目が覚めたら見知らぬ建物にいた。混乱して呆然としていたら男性が入ってきて事情を説明してくれた。
どうやら私は森の中で気絶していたところを助けてもらったらしい。
男は私に名前を聞いて来たが、なぜだろうか、何も思い出せない。いや、体が思い出すことを拒絶しているような―――以下解読不可能―――
取り乱した。どうにも何か命に関わる、いやそれ以上の何かを思い出さないようにしている感じがする。
男は思い出そうとして錯乱していた俺を落ち着かせて食事を持ってきてくれた。
人工食料じゃない、生の野菜。最近流通し始めたらしいそれを食事に出してくれた。
それだけじゃなく、行く当てがないならここに住まないかと提案してくれた。無論、タダでとはいかない。少なくとも最近できた畑の世話をしてほしいそうだ。ありがたい申し出だ。断るわけがない。ありがたくその提案を受け入れた。
明日から早速仕事だ。早く起きるために今日はここまでにしよう。