IS―狂い損ねた少年の罪と罰   作:東流

10 / 23
今回は春人くんの無双回と思いましたが…すみません…まだ戦いません。ごめんなさい。

次で戦います!!

それではどうぞ


第1話③

放課後・第3アリーナ

 

 

僕達はあの金髪以外全員ピッチに集まっていた。金髪はまた別のピッチに居るみたいだ。ここには僕と織斑先生、山田先生、織斑兄弟に何故か兎の妹までいた。織斑兄弟まではわかる。何で兎の妹までいるんだ?こいつは今回の事には無関係なはずなのにな…まぁどうでもいいか。

 

 

『……暇だ』

 

 

『もうちょっと待ってて。織斑兄弟のISがまだ届いてないから始められないんだよ』

 

 

『…どうせ私達が勝つ』

 

 

『…否定はしないね…』

 

 

何やら隣で織斑兄弟が兎の妹に叫んでいた。主に兄の方が。

 

 

『何を言っているんだ?』

 

 

『ISの事で兎の妹に教えてもらう筈が一週間剣道だけだったのでどういう事だ!!だとさ…ISなんて自分で調べようと思えばいくらでも調べられるのにな』

 

 

『ふーん…して弟の方は何も言ってないんだな』

 

 

『さぁね…兄とは違って教えてもらってたんじゃないの?…兎に』

 

 

アイツは昔から兎と仲が良かったからな…その途中で教えてもらっていたのだろう。そう思っていると…

 

 

「お、織斑君達のISが来ました!!」

 

 

山田先生が慌てた様子でこちらに来た。どうやら二人のISが届いたらしい。

 

 

『ほう…どんなISなのか楽しみだな』

 

 

天照は今から来るISを楽しみにしている。そして僕達の前に現れた二機のISは

 

 

 

 

白と黒だった。

 

 

 

 

織斑兄弟は来たISを見ており、その説明を聞いていた。

 

 

「一夏君の方がこちらの白、白式です。そして秋二君は黒、黒式です」

 

 

僕から見ても中々の代物だった。

 

 

『どう思う?あの二機』

 

 

『スペック的には二機とも同じぐらいだな…そして多分、白い方は…』

 

 

『かの有名な白騎士のコアを使っている…と』

 

 

『ほう…よく分かったな主人』

 

 

『名前がよく似てるし…白式と白騎士、多分白でしろ。式で騎士だろうね。それに学園製じゃなくて…』

 

 

『兎製か』

 

 

『そう。白式は白騎士の応用だから作るのは簡単だったと思うけど、黒式はコアから作ってそうだね』

 

 

そういう会話を頭の中で繰り広げていたため山田先生の声が届いていなかった。

 

 

「…君、神薙君!!」

 

 

「…ッ!!、はい」

 

 

「ごめんなさい何度も呼んじゃって」

 

 

「あっ…いえ僕こそ、考え事をしていたので…すみません。それで何の用ですか?」

 

 

「はい神薙君には及ばずながら専用機が準備出来なかったので誠に申し訳ないのですが…学園の予備機を使ってもらいます。それでどのISを使いますか?」

 

 

山田先生が申し訳無さそうに言ってきた。そう言ってもらえるのは嬉しいですが…

 

 

「すみません。僕はもう自分の専用機を持っているので…それを使います」

 

 

その言葉にこの場にいる全員がこちらに目を向けた。

 

 

「えっ?…持っている…んですか?」

 

 

「えぇ…まぁ」

 

 

さらに織斑先生がこちらに来て

 

 

「何故こちらに所持していることを伝えない」

 

 

あれ?スコールさん伝えて無かったの?…あの人事だし…いや…伝えたと思う。僕もちゃんとその場で見てたから伝えた筈だ。

 

 

「別に…元々この勝負には出るつもりも無かったですし、それに僕は専用機の事を学園側に伝えたつもりです。わざわざ自分から専用機を持ってますって言いませんし、そちらが情報を把握しきれて無かっただけだと思いますが…違いますか?」

 

 

「………」

 

 

その言葉に黙る織斑先生…その沈黙を破ったのは

 

 

「おい!!千冬姉になんて言い方だよ!!」

 

 

織斑兄が突っ込んできた。黙れシスコン。

 

 

スパァァン!!

 

 

気持ちのいい出席簿の音がこの場に鳴り響いた。

 

 

「…ッ~!!」

 

 

「織斑先生だ。馬鹿者」

 

 

さっきのはこの織斑先生が出席簿で出した音だ。…普通出るか?こんな音…

 

 

「…専用機の件については後で話してもらう。秋二、お前とオルコットが一番手だ。行ってこい」

 

 

織斑弟は兄を連れ出すと「はい」と言って黒式に乗り込んだ。こちらを睨まれたが気にしない。ついでに兄や兎の妹まで睨んでくる…睨むの好きなんだね。

 

 

『…まぁ主人が原因なんだがな…』

 

 

『自覚してる』

 

 

そう思っていると織斑弟はこのピッチから勢いよく出ていった。

 

 

 

 

 

 

結果から言うと織斑弟の方が勝った。黒式は遠距離タイプでさらに守備を基本とした武装だった。あとは装備している楯から出てくるビーム状の爪。これで近距離の対策もなしているのだろう。金髪のISも黒式と同じで遠距離タイプ。ただ1つ違ったのはビット兵器。この武装は第三世代で初めて使われた武装だった。マドカのISにもビット兵器は積んであるのだが…

 

 

『ビットを動かしているとき自分は動けないてどうよ』

 

 

『…とういうか、レベルが低かったな…さっきの試合は…』

 

 

『まぁ…織斑弟はまだしも、金髪の方は偏向射撃も出来ないんじゃ話にならない』

 

 

『流石に偏向射撃は言い過ぎだと思うぞ』

 

 

こんな会話をしている内に織斑兄のISのフォーマットとフィッティングが終了し一次移行(ファーストシフト)が完了していた。

 

 

「よし、次は一夏と神薙だ」

 

 

織斑兄はもうISを装着していたので織斑弟と兎の妹に一言言った後ピッチから飛び出して行った。

 

 

『それじゃあ僕達も行こうか』

 

 

『あぁ』

 

 

 

 

 

僕は天照を纏った。

 

 

 

その場に現れたのは白式と同じ白だった。

 

 

 

このISを見たら皆が思うだろ…白い騎士だと…

 

 

 

だが違う。このISは沢山の命を奪いそして操縦者自身も沢山の命を奪った来た

 

 

 

目に見えない真っ赤な血で染まりながら

 

 

 

大きな十字架を背負いながら

 

 

 

わかる者にはわかるだろ

 

 

 

これは白い騎士ではなく

 

 

 

『白い死神』だと…

 

 

 

「行くよ…天照」

 

 

 

『白い死神』は空へと飛ぶ。『白い騎士』を刈るために…

 

 

 




次は絶対戦います。春人くんの無双回です。

宣言します!!

それでは次も読んでくれたら嬉しいです_(..)_

誤字脱字があったらご指摘お願いします。
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。