そしてあのキャラも登場。
それではどうぞ♪
マドカ達side
「次は兄さんの番か」
「まぁ、春人が勝つのは分かりきっていることですけどね」
「…相手は織斑一夏……間違って殺さなきゃいいけど」
恋の台詞に固まる二人。近くに数名いるのだがあまり大きな声で喋っていないので周りには聞こえない。
「…さ、流石にそれは無いと思うのですが…」
「まぁ…兄の方はどうでもいいとして、弟は…私が殺す」
「マ、マドカ?笑顔で殺す宣言は止めて。怖いから」
愛紗はマドカの黒い笑みに少し引いていた。
「ねぇねぇ~何の話~」
そんな彼女達3人に近づいてくる改造制服の女の子。
「うん?本音か。何…この試合について話してた」
布仏 本音…彼女がこのクラスで唯一マドカ達と話が出来る女の子だ。そして彼女達3人の最初の友達でもある。
「ヘぇ~次は春っちか~ねぇねぇ、春っちてさどんなISを使うの?」
「この試合を見ればわかる…兄さんのISとその凄さを」
(ちなみにマドカ達は天照の存在をまだ知りません)
「ほぇ~そんなに凄いんだ。良かったねかんちゃん♪良いものが見れるよ~」
その言葉に3人とも?マークを浮かべた。
「ちょ…ちょっと本音…」
本音の背後から水色の髪で眼鏡をかけた女の子がやって来た。
「本音、そちらは…」
「4組の専用機持ち、更識 簪ちゃんだよ~」
「何で本音が私の自己紹介してるの?」
簪と呼ばれた少女は本音をジト目で見ながら本音をつついていた。
「ほう…専用機持ちか…私は神薙 マドカだ。よろしく」
「黒河愛紗。よろしく頼む」
「…時雨恋…恋でいい」
「あっ…よろしく…マドカ、愛紗、恋」
簪は本音と一緒にマドカ達の隣に座った。
「だが、本音…良いものとはどういう事だ?」
「う~ん、ちょっと事情があってね~正直春っちに頑張って欲しいんだ~」
「…?」
マドカ達は本音の言葉を理解出来なかった。
簪side
「ねぇ…恋…」
「…どうしたの?」
「この勝負どっちが勝つと思うの?」
「ハル」
「…ッ!?」
あまりにも早い答えでビックリした簪。
「どうして…そう思うの?」
「ハルだから…」
「えっ?」
「ハルは負けない…誰にも…絶対に負けない」
その根拠も無い言葉に簪は強い意思を感じた。ここまで他人の事を想えるなんて…
「…(私も…お姉ちゃんと…)」
簪は1つ上の姉を思い出す。ここまでは良いのだが…
「…私には負ける…」
「…いい台詞が台無しだよ…」
だが…ここまで人を惹き付ける彼を、彼の戦いを見たくなった簪…
「…(どんな人で…どんな戦いをするんだろ…)」
ビーッとブザーが鳴り響く。
第2試合の始まりの合図だ。そこで簪は彼の強さにゾッとする…それと同時に…見惚れてしまう…彼の強さに…
春人side
今目の前には織斑兄がいる。織斑一夏がいる。何か文句をつけてるくるが気にしない。
『取り合えずどう戦う?主人』
『まずは様子見かな…それで相手との戦い方を決める』
いくら相手が素人とはいえ専用機で戦うし向こうのISの能力がどの程度なのかも分からない。まぁすぐに決めようと思えば決めれるのだが…
(どんな力を持っているか気になるし機体性能も把握したい。弟の方と金髪はさっきの試合で今の所の機体性能はわかったしね)
顎に手を当て考える春人。まだ向こうから言葉が聞こえてくる…煩いな…ちょっとは黙れよ。そう思っていると試合開始の合図が鳴った。
ビーッ!!
試合開始だ。
「ウォオオオオ!!!!!!」
開始早々織斑兄が真正面から突っ込んでくる。
「…バカか?」
僕はヴァリスを取りだし織斑兄に標準を向けた。
「なぁ!?」
「…相手の武装も分からないまま策も無しに真正面から突っ込んでくるなんて…バカのやることだよ」
ドォン!!!!
ヴァリスを撃ち緑色の弾は真っ直ぐ織斑兄に向かっていく。
「クソッ!!」
ギリギリ避ける織斑兄だが…
「隙だらけ」
間髪入れずにヴァリスの精密射撃を行う。そのすべてが織斑兄に当たっていく。
「グァアアアア!!!!」
そのまま地面に落ちていく織斑兄。
『…主人…様子見じゃ無かったのか?』
『…いや…これでも抑えた方だし、これで落ちることは無いと思う。仮にも専用機だからもうちょっと頑張れると思うよ』
僕の思った通り織斑兄はこちらに飛んでくる。しかし…
『…あれは、確か…』
『あぁ…織斑千冬が現役の頃に使ってた雪片だな』
織斑兄は先程のブレードからビーム状の刃を出した雪片を片手に握っていた。さしずめ雪片弐型と言ったところか…そして雪片が持つ特殊能力。
『バリア無効化攻撃…だったかな?』
『あぁ…流石に私でもあれをまともに喰らったらただじゃすまないな…主人もだけど』
織斑兄が雪片片手に突っ込んでくる。う~ん…流石に予想外だ。だけど、これで白式の機体性能と武装が分かった。ブレード一本だったのは雪片に拡張領域を全て使っているからだろう…モロに当たれば一撃…だが。
「逆に言えば当たらなければ問題無い。ビーム状の刃を触らなければすむ話だ」
こちらもMVSを取りだしカウンターを狙った。
「ウォオオオオ!!!!」
「…ッ!!」
ガキィン!!とアリーナに鳴り響く。
「なっ!?」
「…雪片は全体がビーム状の刃になる訳じゃない…鍔から少し上の部分から伸びている。だったら…ビーム状になっていない部分に合わせれば良いだけの話だよ」
そのまま二本目を取りだし斬りつける筈だったが…
「ここで終われるかよ!!」
織斑兄は雪片を引き左腕に攻撃してきた。一瞬遅れてガードするが間に合わず、大きく後ろに避けた。
「グッ!!」
直撃は避けたものも少しダメージを喰らってた。それにしてもIS起動3回目とは思えない程の実力だ。
「…流石…『織斑家』…天才、だね」
それに少し斬られただけでISエネルギーが大分持っていかれた。流石、バリア無効化攻撃…攻撃に関しては雪片が最強か?
『…少し遊び過ぎたかな…次で決めるよ天―』
『グッ…ウウウッ…!!』
天照が左腕を押さえてうめき声を上げていた。
『どうした?天照!?』
『…流石…だな…直接私に…攻撃してくるなんて…』
『…どういうこと?』
初めてだった…こんな風に天照がなるのは。
『バリア無効化だからな…直接…私にも、攻撃が届く…まぁ一時すれば治るのだが…やはり、痛いな…』
『……天照…』
天照は左腕から流れてくる血を止めていた。まるで『本当に人間が傷を負っている』ような気もした。だが今はそんなことを気にしていられなかった。天照が傷を負った…アイツがやった…そして、僕の責任でもあった。
「…ヘヘッ…どうだ!!」
一矢報いてやったぞ…という顔になっていた。ふざけるなよ…
『…天照…後で傷を見せて…』
『…?私は大丈夫だ。この程度なら直ぐに…』
『だめだ!!…痛むんだろ?左腕…僕にも伝わってくる…』
『…………あぁ……少し…な』
『だったらこんな試合…というかこんな摸擬戦さっさと終わらせる』
そうだ…最初からこうすれば良かった…それだったら天照が傷を負うことも無かった。…遊び過ぎた…
「……さっさとこんな摸擬戦終わらせてやる…」
僕はヴァリスを取りだしその手をダラっと下げた。
マドカside
あ…あれは!?兄さんまさか…
「……ハルが『アレ』を見せるなんて珍しい…」
恋が久しぶりに驚いた?ような顔をしていた。
「…春人…何かあったのでしょうか?」
「ねぇねぇ~どうしたの?皆驚いた様子で…」
「さ…さぁ?」
「…本音、簪…よく見ておけ…兄さんの技の1つだ」
「…技?」
「ああ…今あるISでは殆ど不可能な技なのだが…」
「…ハルが編み出して…完成させた…」
「私達も数回しか見たことがない超絶神業…」
確かにあれは凄いからな…ここいる全員が驚くだろ…なんせヴァリスのような大型銃でやるからな…あの技は…
一夏side
どういう事だ?あの青色の銃を構えないのか?…だったら今がチャンスだなこの雪片弐型は白式のエネルギーを食うから一撃必殺だけどリスクもでかい…仕掛けるなら今!!
一夏は春人に向かって突撃する。何も知らずに…
春人side
これは僕が考えた技の1つで技の中じゃ使用回数が多い。あまり人には見せないけど…マドカ達には数回見せたことがある技だ。本来ヴァリスのような大型銃では、というかISの銃自体これを撃つのは殆ど無理だろう…だが…僕はそれを完成させた。
その名は…
『神速射撃』…ぞくに言うクイックドロウだ。
ダダンダダンダダン!!!!!!
銃の音が三回鳴り響いたが…周りからは腕が動いていないように見える。だが…
「…!?…ガハッ!!!!?」
織斑兄は最初は驚いたものも直ぐに体に大きいダメージを喰らった。正直いきなり銃声が鳴り響いてそのあと直ぐに攻撃を喰らうなんて思いもよらかっただろう。
「…ッ!!」
僕は間髪入れずにMVSを投擲した。よろめきながらもそれを雪片で弾く織斑兄…だが…
「…ッ!?…なん…で?」
投げたのは一本ではなく二本だった。二本目は織斑兄の白式に突き刺さった。二本目は一本目の後ろから同じ方向に向かって投げたので丁度死角になったのだ。
「まだだよ…」
瞬時加速で近づき右手のハーケンで一本目のMVSを拾い右手に持ち直し、左手で刺さっている二本目を抜き取った。
そこからはとにかく斬る斬る斬る斬る斬る斬る斬る斬る斬る斬る斬る斬る斬る斬る斬る斬る斬る斬る斬る斬る斬る斬る斬る!!!!
相手のISへのダメージなど気にせずとにかく斬る!!
これ以上は織斑兄の白式へのダメージランクがB?知ったことか、というかまだBなのか…頑丈だな。
そのあとは回し蹴りで左側頭部を直撃。落ちていく織斑兄に追い討ちで両腕、腰からのハーケンを発射し四肢に更に直撃。近づきながらハーケンを直し、取り出したヴァリスで零距離射撃をお見舞いした。
ドォォォオオオン!!!!!!!!
地面に落ちエネルギーが切れたようだ。まだ動いていたが…
そこでビーッ!!とブザーが鳴り響く。
『しょ…勝者…神薙春人』
春人の圧倒的勝利で幕は閉じた。織斑兄をこのままにしても良いのだが…後で五月蝿そうなので取り合えず持ち上げピッチまで運んだ。
簪side
「……何?今の戦い…?」
簪は今の出来事が正直分からなかった。『神速射撃』にも驚いた、凄く驚いた。あの本音だって口をポカーンと開けたままだ。他の皆だってそうだ…私も。驚いていないのは恋達だけ…それに…
「今の試合だって…最後は一方的過ぎる…」
『強い』この言葉しか単純に出てこなかった。だが…
「…(強いけど…何?この感じ…強いとは裏腹に寂しさや悲しさ…そして…憎しみみたいなのが感じられた…)」
チラリと恋達の方を見てみる。彼女達も分かっているようだ…
「…(知りたい…彼のことを彼の強さを…彼の『本当の強さ』を…)」
千冬side
何なんだ?今の試合は…まるで玄人と素人の試合だ。山田先生も固まってしまっている。
「…一夏!!」
「兄さん!!」
そうだ今は一夏だ。
「山田先生!!取り合えず医療班を呼んで下さい。私は織斑達の所に行きます」
「は…はい、分かりました」
「クッ!!」
取り合えずさっきの試合はもう一回ビデオで見ればいい…一夏…それに…
「何者なんだ?お前は…」
春人side
ガシャン!!
織斑兄を取り合えず降ろし丁度そこに織斑先生、兎の妹、織斑弟が来た。
「一夏!!」
「兄さん!!」
二人が駆け寄る。そして兎の妹がこちらを睨み付けて
「神薙ィ!!どういうことだ!!これは!?」
煩いな…喚くなよ…取り合えず無視した。
「ちょっとこれはやりすぎじゃないかな?」
織斑弟もこちらを睨み付けてくる。
「…さっさと試合を終わらせたかったからちょっと本気を出しただけだ」
織斑弟はさらに睨み付けて来るが…
「神薙」
織斑先生が口を挟んできた。
「…何ですか?」
「…お前は何者なんだ?」
「別に、只の一介の高校生ですけど?」
「………」
沈黙が続くなか
「織斑先生~医療班が到着しました」
山田先生の声が聞こえてきて、更に数名入ってくる。それと同時に僕は織斑先生に話し掛けた。
「織斑先生、僕はまだエネルギーも大分残ってますし、正直早くこの試合を終わらせたいんです」
織斑先生は困惑した顔になり
「何が言いたい?」
「ここから向こうのオルコット迄のピッチに声が届きますか?」
「…?…まぁ出来るが…」
「じゃあお願いします。繋げて下さい」
ちょっと待ってろと言い織斑先生はこの場を離れた。というか…いつまで睨んでくるんだ?この二人は…鬱陶しい。戻ってきた織斑先生が「いいぞ」と言い向こうとの連絡が出来るようになった。
『で…何の用ですの?』
相変わらずこの金髪は本当にウザいな…まぁ今はいいか…
「セシリア・オルコット、織斑秋二…」
『何ですの?』
「なんだい?」
「…二人まとめて掛かってこい…相手してやるよ」
もう面倒だ…さっさとこんな茶番終わらせる。
今回は春人君無双回part1でした。そして春人のハーレム要員簪も登場させました。彼女は原作よりも強くしたいと考えてます。
更に何で天照は攻撃を喰らったのか?まだまだ謎が多い天照ちゃんです。
そして一夏君のやられっぷりですね…次回は秋二とセッシーをボコボコにします。最初から全力で行きます。取り合えず暴力です♪はい
誤字脱字などのがあったらご指摘お願いします。感想なども作者のガラスのハートに突き刺さらないくらいでお願いします_(..)_
次も読んでくれたら嬉しいです。では