前の投稿から一ヶ月たってますね…。本当に申し訳ないと思っています。11月はやたら忙しくて投稿が遅れてしまいました。すみません_(..)_
今回から原作の第二巻に入っていきます。
シャルとラウラが出てきて、取り合えずラウラのほうはオリジナルが少し入ると思います。シャルもかな?
とまあ、今回は原作の最初の方だけですが…次からガッツリ書こうと思います。
それではどうぞ♪
第3話①
無人機が学園を襲って数週間がたった。あの後IS学園は色んな後処理でいろいろ忙しかったようだ。それと無人機はアリーナに侵入した一機だけしか公表されないらしい。流石に後七機も襲ってきたとなると、色々面倒になる。色々…。学園もそういったことにはしたくないらしい。
まぁ兎に角、この件はISの暴走ということで終わった。
そして話は飛び、教室。今日は転校生が来ている。しかも二人。二人同時なんてあまり聞かないしね…。だが、二人同時なんて正直どうでも良かった…何故なら…
その内一人が『男』だからである。
もう一度言おう。男である。
「シャルル・デュノアです。フランスから来ました。この国では不慣れなことも多いかと思いますが、皆さんよろしくお願いします」
その自己紹介の挨拶にクラス中が歓喜する。まぁ仕方が無いことだと思う。男性の僕ですら、『彼女』の顔は美少年と言っていいほど整っているからである。
マドカ達の方を見てみるが、やはり気づいているようだ。先程『男』と言ったが、彼女は『女』である。確かに男性の制服を着ているし、立ち回りなどは完璧、言葉もしっかりしている。が、しかし…、
自分達は闇で生きてきた。そういった男装、女装などといった変装などはすぐに見分けがつく。多分勘の良い織斑先生の事だ。すぐに気づくだろう。
「……というかまだ続くんだなこの歓声…」
鳴り止まない歓声に痺れを切らしたのか織斑先生が一喝。もう一人の少女に声を掛ける。
銀髪で眼帯をしている少女である。
「……挨拶をしろ、ラウラ」
「はい、教官」
そういえば、織斑先生はドイツに教官として行ってたみたいだな…。なんとく想像がつくな…、『ドイツ』の思惑が。
「ここではそう呼ぶな。もう私は教官ではないし、ここではお前も一般生徒だ。私の事は織斑先生と呼べ」
「了解しました」
軍人…眼帯…ドイツ……あー…なるほど、ドイツの『黒ウサギ隊』か。確か全員、不思議な目を持ってるんだったけ?なんて言ったけな、あれ…。まぁ後で調べればいいか。
「ラウラ・ボーデヴィッヒだ」
クラス全員沈黙。なんだコレ?テンションに差がありすぎでしょ。分からないこともないけど…。
「あ、あの、以上……ですか?」
「以上だ」
会話終了~流石に反応に困るな…。するとボーデヴィッヒは誰かと目が合ったのか急に目を鋭くし、つかつか歩くと、
パシンッ!!
見事な平手打ちが織斑兄にヒットした。クラス全員唖然である。僕達ですら『は?』といった表情だったから。
「私は認めない。貴様があの人の弟であるなど、認めるものか…。お前もだ織斑秋二」
彼女はそう言うと空いている席へと歩き出す。織斑兄が何か言っているが見事のスルースキル。すると、彼女と目が合う。先程みたいにならないが、心の中では罵倒してるんだろうな~と思っていたが、
「ッ!!」
彼女は僕と目が合うと目を大きく見開き、その場に立ち止まった。あれ?この子と面識なんて会ったけ?
「…兄さん…知り合い…ですか?」
「えっ、いや…そんなはず無いけど…」
う~ん…あったかな…?
小さく喋っているため他には聞こえない。彼女は立ち止まったまま動かない。
「…どうした?早く席につけ」
「…はい」
彼女はハッとなるとすぐさま席についた。何かやっちゃったのかな~記憶に無い。だが、彼女の目はどこか暗い…そう…『自分』と同じ様な目をしていたのは気のせいだろうか?
ラウラside
あれが、『天才』と呼ばれた織斑一夏だと?笑わせるな、隣の奴もそうだが何故天才と呼ばれているかよく分からんな。まぁISを動かせたんだ…『天才』なんだろうな、二人とも…。いきなりの平手打ちも避けると思ったんだけどな…流石に無理だったか。
空いている席へと歩いているとふと三人目の男と目が合った。あいつも『天才』…か。そう思った…だが…
違った。
天才とか凡人とかそういう問題じゃ無かった。
「(…暗い…なんだ?こいつの目は…それに…)」
どこかで見たことある。多分、だいぶ前の事だろうが会ったことがあると思う。どこだ?どこで会った?クソ、思い出せない…
「…どうした?早く席につけ」
「…はい」
教官に迷惑をかけることはできない。取り合えず空いている席へと座る。
「(…似ている。あいつと私はよく…)」
一時限目の終わりのチャイムが鳴るまで私はあいつの顔が頭から離れることは無かった。
春人side
次は外庭でISの模擬戦闘を二組と合同で行う。それに伴って急いで着替えないと間に合わない。女子達は教室で着替えることが出来るが、男子はアリーナの更衣室を使わないといけない。移動にも時間が掛かるし、こればっかりは急がないといけない。
「神薙、デュノアの面倒はお前が見てやれ」
「…えっ?」
この方はいきなり何を言い出すのでしょうか?ここは普通僕よりも織斑兄弟に任せた方がいいでしょう?
「お前な…あの女子共のバリケードを突破出来るのはお前だけだろうが。デュノアを連れていってやれ」
「わ、わかりました」
まぁ確かにそうだよね…。あのバリケードに捕まったら遅刻確定だからな。流石に転入初日にあれを喰らわせるのは可愛そうだしね。僕は転入生の腕を掴み、教室から急いでアリーナの更衣室へと向かった。
「あっ、え、えっと?」
「ごめんね。言いたいことは分かるけど更衣室についてからね」
取り合えず転入生が付いてこれるくらいのスピードで廊下を走る。だが、
「あ、あれが噂の四人目?」
「こっち、こっち」
「嘘!?神薙君といっしょにいる!?」
「てことは…」
その通り。捕まんないよ、僕達は。
僕は転入生の体引っ張りそのまま抱き抱え床を蹴りあげた。そのまま壁を利用し、このバリケードを突破する。
「…あっ…ああ…」
「ごめん。舌噛むかもしれないから口は閉じてて」
そう言い、階段まで来て手すりを滑っていく。後は真っ直ぐ走るだけなので今回も難なく余裕を持って着替えられそうだ。
シャルルside
ひっ、ひぃ~~ッ!?恐っ!恐すぎるよ!!なんなの?人ってあんなに高く飛べたっけ?壁走れたっけ?階段の手すりを滑ったりするなんて…こ、これがジャパニーズニンジャ?凄いような…凄くないような…。そ、それに…僕の体、あんなに軽々…
「あの…」
「ひゃい!」
はっ…しまった…。急に話しかけられたから声が…
「着替えなくていいの?」
「えっ、あ、ああ…うん。今着替えるよ…。さっきの事でちょっと考え事をしてたから…」
「ああ…ごめんね。ちょっとハード過ぎたかな?ここの女子達は中々手強くてね、あれくらいしないと余裕が出来ないからね…」
「そ、そうなんだ…」
うん。声は大丈夫みたい。流石に声じゃバレないかな。
「あっ、それよりも改めて自己紹介するね。僕はシャルル・デュノア。よろしくね」
「…神薙春人、春人でいいよ。よろしくデュノア」
あれ?一瞬間が空いたような気もしたけど…気のせいかな?
「それよりデュノアは着替えなくていいの?」
「あっ、そうだった」
で、でも…あっ春人があっち向いた。今の内かな…
「まだ時間あるけど、行こうかデュノア」
「うん、それがいいね」
あっぶな~…ギリだよ、ギリ…。制服の中に着てて良かった~。
「…?デュノアは着替えるのが早いね。何かコツとかでもあるの?」
「いや、コツというよりも僕服の早脱ぎとかそういうの得意だから…アハハ…」
何言ってるんだろう~?僕…何?服の早脱ぎって?バカじゃないの?もっと上手い言い訳言えようよ~。
「ハハ…。面白い特技だね、デュノア」
「ちょっ、ちょっと?別に特技じゃないよ!!は、早く行こうよ。うんそれがいい」
わ、笑われた~///恥ずかしい///でも春人って最初見たときと全然イメージ違うな~なんか近寄りがたいイメージがあったけど…。
それに…春人の目って…僕と似てる?
なんというか…暗い…目?昔の、いや今の僕と同じ目なのかな?誰も気づかない?いや、気づかないんじゃなくて分からないんだ。体験した事が無いから。そんな自分の目を見たことが無いから…。て僕、何考えているんだろう?気のせい、気のせい。そんなことないって。
でも…もし…『私』と同じなら……。
春人side
今空中では山田先生が金髪とツインテを相手に二対一の勝負をしていた。いや勝負のしの字すら浮かび上がるのは困難だろう。何故なら金髪とツインテは連携を上手く出来ず、お互いがお互いの足を引っ張っているからである。
「…バカだな」
「バカですね」
「ふぅわぁ…」
マドカ達もこの模擬戦を見ていたが飽きてしまっているようだ。しかし、
「山田先生思っていたよりやるな。相手が相手だからまだ実力はよく分からないが、相当腕が立つな」
「えぇ。日本代表候補にもなったぐらいですしね」
「山田先生強いね…」
マドカ達三人は山田先生の実力の少しを垣間見て驚いていた。いつもはドジっこ先生ではあるが、今日の山田先生は逆に相手を手玉に取っている。
◇◇◇◇◇
模擬戦が終わり、次は専用機持ちが各自乗り方と、歩行までを見なければならなかった。案の定、生徒は織斑兄弟とデュノアの方に流れていき、それに怒った織斑先生が番号順に分かれさせた。
僕のところの生徒は僕を見て恐がっていた。まぁ仕方ないかな。こちらも別に仲良くする訳でもないので、演習はスムーズに終わった。織斑兄弟やデュノアのところは時間が掛かっているみたいだけど。
「…あ、あの…」
「うん?あれ?全員終わったよね?」
「いや…私はまだ…」
どうやら一人残っていたようだ。気づかなかった。どうやらこの前に乗った人もすっかり忘れてしまっていたようで、なにやら謝っていた。
しかし、どうするか…。ISは立ったままだからこのままじゃ乗れないよな…。
「えっと…ちょっといいかな?」
「は、はい!」
「いや、そんなに畏まらなくても…。えっとね、ISが立ったままだからこれじゃ君が乗れないから僕が運ぶけど、いいかな?」
「えっ…あ、はい。大丈夫です」
彼女の承認も得たことだし、僕は彼女を抱えコックピットの所まで彼女を運ぶ。そして動かして、降りるときも高いから降りれない、という彼女のリクエストに答えてもう一度彼女を抱えた。
「あの…ありがとうございました」
「別にいいよ。僕の方こそ気づかなくてごめんね。次からは注意するから」
「あっ…はい///」
これで午前の演習は終わった。お昼はデュノアから織斑達に誘われたそうなので、一緒に食べないか?と言われたが、遠慮しとく事にした。デュノアはまだ僕達の関係をよくは知らないので言えるのだが、多分織斑達に言われるだろう。まぁあまり、気にはしないが。
「兄さん、お昼食べましょう」
「そうだね、今日は天気もいいし外で食べようか」
「…賛成」
「じゃあ、どこか座れるところは…」
「…おい」
後ろから急に声を掛けられた。誰だろうと後ろを向くと、
「…ボーデヴィッヒ…さん?」
「ちょっと話がある」
転入生に人気だね…僕…。特に彼女からは視線を向けられていた。朝からずっと。
はぁ~…なんかあったっけ?この子と…。
こちらを見てくるもう一人の転入生、ラウラ・ボーデヴィッヒ。
実はこの子とは繋がりがあったのだが、それはまた次回のお話。
どうだったでしょうか?
あれだけ待たせて置いてこれだけかよ?と思う人、いるかも知れません。いやいますね。
自分もたまにそうですからw
次のお話はガッツリ書こうと思っています。お楽しみに~♪
ガッツリじゃなかったらすみません_(..)_