予想外の人気に驚きつつ更新
みんなフリーザ様好きなんやね……猫も大好き♡
なんかフリーザ様直々にスカウトされた件について
おでんを指さしておすすめくれと言われたので、サッサと皿に取ってフリーザ様に渡した。
興味深そうにおでんを1口食べた瞬間、輝く様な笑みを浮かべながら綺麗に渡した分を汁も残らず平らげると、フリーザ軍の料理長にならないかとフリーザ様に言われた。
しかも幹部待遇らしい、私戦闘力1か2程度のクソザコ一般地球人なんですけど……良いの?
とは言えここで断れば殺されるだろうし、何よりフリーザ様の顔に泥を塗る様な真似はしたくない。
フリーザ様推しだからね。
と言う訳で受けると伝えると即座に下っ端だろう戦闘員達に抱えられて宇宙船まで運ばれた。
ついでにおでんの屋台も運ばれて来た。
その後戦闘員の方にここが貴方の職場です、と大食堂まで案内された。
キッチンはある程度の設備が揃っていたから特に問題は無さそうだったから、今のうちに手持ちの金で買えるだけ地球の食材と調味料を買っておく。
新しい設備に慣れる時間が欲しいとフリーザ様に伝え、数日程経ったある日。
ある程度新しい設備に慣れて来たなぁと思いつつ食材の下拵えをしていると、フリーザ様から呼び出しを受けた。
呼び出しかぁ、なんだろなぁ〜と軽い気持ちでフリーザ様の執務室に向かう。
執務室前に着いたので、扉を3回ノックする。
「フリーザ様、シェフィーです。お呼びでしょうか?」
そう声を掛けると、中から「入りなさい」と言う返事が来たので扉を開けて中に入った。
部屋に入ると、ニッコリと笑みを浮かべたフリーザ様と、その横に2人の男性が。
桃色の妙にトゲトゲした太った男性と、青い肌に緑の髪の美丈夫…フリーザ軍幹部のドドリアさんとザーボンさんの様だ。
「紹介しましょう、シェフィーさん。こちらの2人は我が軍が誇る幹部のドドリアさんとザーボンさんです。」
前世ではフリーザ様の腰巾着だの噛ませ犬だの散々な言われようだった名脇役の2人だが、ドラゴンボール世界はどんどんインフレが進む事で有名だから忘れがちだが、ぶっちゃけナメック星編までは何だかんだ宇宙でも極僅かしか存在しないエリート中のエリートだったりする。
え?ネイルさん?あの人はナメック星人の中でも例外だから……
「紹介に与った、ザーボンだ。これからよろしく頼む」
「ドドリアだ。ま、よろしくな」
あら意外、戦闘力低いからアレコレ言われるかと思ったのに特に何にも言われないのね。
「初めまして、シェフィーと申します。フリーザ様からスカウトを受けて料理長として働かせて頂く事になっております。」
そう返すと、フリーザ様は満足気に頷いていた。
「シェフィーさん、彼らも貴方の作る料理に興味がある様なので、早速ですが作って頂けますか?」
どうやら試食会を行うらしい。
料理長としてスカウトされた腕前を2人に見せて納得させろと言うことだろう。
早速大食堂へ向かい、準備をする。
「さて…ドドリアさん、ザーボンさん。こちらのメニューから食事を選んで頂けますか?」
そう2人に告げてメニュー表を渡す。
実はここ数日の内にコツコツ作っておいたのだ。
ちなみにこのメニュー表、私が作れる料理、デザート、ドリンク類などを全て記してある為、下手な冊子より分厚くなっている。
まぁ写真と軽い説明を載せているからページがかさんでしまったのが理由だけども。
メニュー表を渡された2人とフリーザ様はその分厚さに目を点にしていた。
「おい、これ全部作れるのか?すげぇな……」
とドドリアさんが驚く。ザーボンさんも感心した様にメニュー表に目を通している。
アレも良いコレも良いとうんうん悩む2人を後目に氷を入れて冷やしたレモン水を用意する。
フリーザ様が、用意したレモン水を早速1口飲んで、ほぅ…と息を吐いた。
「これは…しっかりと冷えて、僅かに酸味が効いていてサッパリとしていますね。実に美味しい…腕が良いと水の一杯でさえこうも違うのですか……」
氷水に輪切りにしたレモン数枚入れてるだけなんですけどね。
そんな事を考えていると、ドドリアさんがこちらに話しかけて来た。
「あー…悪ぃんだけどよ、こう種類多いと流石にコレってのが選べねぇわ。どれも美味そうだから悩んじまう……て事でシェフィー、アドバイスくれねぇか?」
そう聞いて来たので、私はドドリアさんに対し、いくつかの質問をする事にした。
「分かりました。ではドドリアさん、まずどんな物が食べたいですか?これは肉とか魚とか、そんな感じで良いです」
「あー、なら肉だな。ガッツリ食いてぇ、ボリュームがあるとなお良いな」
「肉ですね……では味は濃いめ薄め、どちらで?」
「断然濃いめだな」
「ふむ、となると……ハンバーグ…ステーキ…唐揚げ…角煮…あ、生姜焼き良いかも」
「ショウガヤキ?」
「えーと、豚肉を生姜というハーブと醤油と言うソースをベースとしたタレで味付けした料理ですね。」
「ほほ〜…ショウガヤキか、悪くねぇな」
「では作りますので、少々お待ちください」
そう告げてキッチンへと入る。
早速調理するとしよう。
最初に生姜焼きのタレを作る。
まず生姜をすりおろして、大体大さじ2杯分をボウルに入れる。
そしたらそこに醤油を大さじ2杯、砂糖と料理酒を大さじ1杯入れてしっかり混ぜ合わせる。
後は袋にタレを入れて、これでタレは完成。
次は豚ロースの塊を食べやすい1cmほどの厚さに薄切りにして、フォークで片面だけ全体を軽く刺して火が通りやすくする。
そしたら肉を先程のタレに漬け込み軽く揉む。
その状態で3分ほど置いておく。
その間にキャベツを大体4分の1ほどササッと千切りにして、ザルに入れて手で揉むように軽く水洗いをしておく。
そしたらフライパンに火を付けて、中火で熱したらごま油を引く。
そこに先程タレに軽く漬けた豚ロースを取り出して、薄力粉を軽くまぶす。
そして熱々のフライパンに投入!
じゅわ〜っと良い音が鳴り、香ばしくも食欲を唆る香りが広がる。
焦げない様に引っくり返しつつ、両面がこんがりと焼けて来たら、タレを回し入れてしっかり絡めていく。
後は皿に千切りキャベツを乗せて、その上に生姜焼きを乗せれば生姜焼きの完成だ。
「おまたせしましたドドリアさん」
そう言って生姜焼きを乗せた皿と炊いて置いた白米をテーブルに並べる。
それを見たドドリアさんは目を輝かせてよだれを垂らしていた。
「うっほ〜!めちゃくちゃ美味そうじゃねぇか!」
「こちら生姜焼きステーキになります」
「ん?ステーキ?」
「はい、通常の生姜焼きは食べやすい様に薄くペラペラな豚肉を使うのですが、今回はボリュームが欲しいとの事でしたので、少し分厚くステーキ風にしてみました」
「ほほ〜、なるほどなぁ……んじゃ早速頂くぜ」
ステーキ風の生姜焼きをドドリアさんはフォークとナイフで器用に切り分けて口に運ぶ。
「あ〜む……!? ウンまぁぁ〜〜〜いっ!なんじゃこりゃあ!?肉が柔らかいのに程よく弾力があって、噛めば噛むほど肉の旨味が溢れ出てくる〜〜〜っ!しかもこのタレが甘いのにしょっぱくてめちゃくちゃ不思議なんだけど、それがまた肉との相性が最高に良くてウンメェ〜〜〜!!!!」
1口食べただけで大絶賛しながら叫ぶドドリアさんを、ザーボンさんがめちゃくちゃ驚愕した顔で見ていた。
それを横目にフリーザ様はニコニコしてた。
「ドドリアさん、こちらの白米と一緒に食べると更に美味しいですよ」
私がそう言うと、ドドリアさんは白米と生姜焼きを口に運ぶ。
「むふぅ〜〜〜っ!うめぇ〜〜〜〜〜〜っっ!!この白米って穀物がほんのり甘いからこの生姜焼きの濃いめの味付けがベストマッチしてやがるぜ!たまんねぇ〜〜〜!!!」
生姜焼きを口に入れた瞬間、満面の笑みで美味さを表現するドドリアさん。
それをザーボンさんは目を白黒させて見ていた。
「そ……そんなに美味しいのか?」
そう呟くザーボンさんにドドリアさんは答えた。
「とんでもなくうめぇぜザーボン!お前も食ってみろって!ほれ!」
そう言って生姜焼きの載った皿をザーボンさんに差し出した。
「む……では頂こうか」
そう言いつつ、ドドリアさんから生姜焼きを受け取り口に運ぶと、目を見開きながら叫んだ。
「これは……!うまい!こんな美味い肉は初めて食べたぞ!なんだ…この…なんなんだ!?甘いのに…しょっぱい!?噛めば噛むほど肉汁が溢れ出て、口の中が旨味の大洪水に溺れそうだ……っ!!!」
そうして夢中で食べ始めてしまったザーボンさんを見て、ドドリアさんが「俺のだぞ!?」と言いながら負けじと食べ始めたのをフリーザ様がニコニコしながら見て、口を開いた。
「ふふ……どうやら気に入って頂けた様ですね」
「はい、フリーザ様。まさかこれほどの料理を作れるとは思いませんでした」
「いやホントに最高ですぜフリーザ様!こんな美味い飯がこれから毎日食えるなんて!」
ザーボンさんとドドリアさんの言葉にフリーザ様は満足気に頷いた。
「ホッホッホ、私が幹部待遇でスカウトした理由が分かったでしょう?」
そう言って、フリーザ様はにっこりと笑みを浮かべた。
転生者くんの名前
ドラゴンボールの登場人物はほとんどが食べ物だったり下着だったり何かしらの物から取られているので、料理長を意味するシェフをもじってシェフィーとしました。
シェフィーくんの容姿
黒髪黒目の一般成人日本人男性
強いて言うなら若干中性的
ドドリアさん
美食を知った
ザーボンさん
美食を知った
フリーザ様
幹部2人が大興奮する様を見てニッコリ
次は誰を書く?(惑星ベジータはまだ破壊されてないものとする)
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ギニュー隊長
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ジース
-
バータ
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リクーム
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グルド
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ベジータ
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ナッパ
-
ラディッツ
-
ベジータ王
-
ギネ&バーダック
-
コルド大王
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クウラ