インフィニット・ストラトス ISを使える彼は不良であり転生者だった 作:カムクライズル
バランスを失い後ろに更識楯無は倒れる、更識楯無自身も何故男がISを部分展開しているのかが理解できていないようだったが、更識楯無は少し考えてから結論をだした。
「・・・・あなたはまさか、世界初男性起動者の織斑一夏君なのかしら?。」
「残念、ハズレだよ俺の名前は八神俊、世界で2番目に起動させた男性起動者さ。」
「2番目?そんな情報初耳よ。」
「そりゃそうだろ、俺は試験が終わったらへんで織斑千冬に頼んで入試を受けた身だだから、今は織斑一夏しか報道されてないからなぁ。」
更識楯無は「理解」と書かれた扇子を広げた、何故この扇子が今出たのか分からなかったがそれは置いておくことにした。
「しかもお前、霧纏の淑女(ミステリアス・レイディ)を今持っていないんじゃないのか?。」
更識楯無の顔は打撃を加えた後はずっと真顔であったが、今さっきの言葉に目を少し細めた俺は核心に迫ろうとする。
「・・・・・へぇ根拠は何かしら?。」
「俺は自分が亡国機業(ファントム・タスク)と言ったのにお前は武術で対抗してきた、暗部に所属するのに甘さは不要、たとえ相手が男でもISを起動できなくてもお前は容赦なく霧纏の淑女(ミステリアス・レイディ)を出すはずだ、だがお前は霧纏の淑女(ミステリアス・レイディ)を起動させずお前は俺に向かってきた、つまりお前は今霧纏の淑女(ミステリアス・レイディ)は持ってないことが証明されたんだよ。」
「・・・・・すごいわね正解よ、あなた探偵にでもなったら?。」
はっきり言って探偵は嫌いだ、依頼者という自分が金を払う立場だからと偉そうにする奴が嫌いだ、まず調べたいことがあるなら自力で調べてほしいものだ。
「遠慮させてもらうよ、でお前はどうするんだ更識楯無、俺はまだ部分展開の状態だその気になれば全てを展開できる、もちろん武器を使う、でお前はどう対抗するんだ?。」
「・・・・残念だけど今の私は霧纏の淑女(ミステリアス・レイディ)は持ってないから勝てないわ、でも私の負けって訳じゃないのよっ!。」
更識楯無は自分の服から何かを取りだし、地面にたたき付ける。
その瞬間周りは眩い光が更識楯無と俺を包み込んだ、おそらく閃光弾だろう。
その眩い光は徐々に消えていくが、俺の目はチカチカしていてまともに見えなかった、だんだんと目が元の視力に戻ったがそこに更識楯無の姿はなかった。
「あいつ逃げやがったな・・・・・・これで後で学園であったら「戦略的撤退よ!。」とか言いそうだな。」
俺はグレイガを解除し、あいつの攻撃は血が出ただけで特に外傷もなかったので、自分が今日買ったタバコが入った袋や服や生活必需品を持って織斑一夏の家へと帰って行った。
一方更識楯無の方はすでに家についており、妹の更識簪の部屋の目の前に立っていた。
「簪ちゃん入るわよ。」
更識楯無は返事など待たずに部屋に入る、更識簪は机の上でISの事を予習していた時に突然の訪問者に更識簪は内心驚いていたがそれを顔には出そうとはしなかった。
「・・・・・・何。」
「今日、私は八神俊に会ったわ。」
「それはどういう事なの。」
更識簪は何故あの八神と会う前に何故知っているのかが疑問だった、あの時には自分の姉はいなかったはずなのに。
「あの男はもう忘れなさい、あれは我々の敵よ。」
「敵ってどういうことなのよ。」
「そのままよあの男、八神俊は更識家の敵と言ったのよ。」
「たとえ更識家の敵でも・・・・・・私には関係ない!。」
「私の言う事を聞きなさい!。」
更識楯無が大きな声を張り上げ更識簪を黙らせる、自分の可愛い妹に亡国機業(ファントム・タスク)所属で、簪ちゃんの事を用済みと言ったあの男には自分の妹を絶対に近づけたくなかったのだ。
「あなたは私の可愛い簪ちゃんでいればそれでいいの・・・・・。」
そう言い残すと更識楯無は更識簪の部屋から去って行った。
1人部屋にいる更識簪は混乱していた。
「(なんで私が好きになった人をあんな風に言われる筋合いは姉さんにはないはずなのに・・・・・!)。」
やりどころのない怒りが芽生えてくるが、それを抑えて予習を終了させ更識簪は布団に眠りについた。