インフィニット・ストラトス ISを使える彼は不良であり転生者だった 作:カムクライズル
八神は第二研究所についた。
中は最新設備が搭載されており、この銀髪が優れているのを証明するかのようだ。
銀髪が「そこのパソコンのある机のイスに」と言われたので、銀髪をイスに置いた。
すると、銀髪が持っていた持ち物の中からあるものを取り出していた。
その正体は数えきれない程のフロッピーディスクをパソコンの前に置き、八神の方を向いた。
「私はここで研究を再開させるからもう帰っていいわよ。」
「なんの研究してるの?銀髪。」
「銀髪じゃないわ!私の名前はソフィア・アルメリアよ、あなたの名前は?」
「俺は八神俊、世界で2番目にISを起動させた男だ。」
「あなた起動はできるけどちゃんと操作はできるの?」
「ああ、ここに入るときも試験官倒してきたし。」
ソフィアは目を見開き、大声で「試験官を倒したの!?。」と八神に問いかけてきた。
八神は「簡単に倒した。」と自信満々で言うとソフィアは少し悲しんでるように見える。
「・・・・・羨ましいわ、あなたのこと。」
「俺が?。」
「ええ。男でISを起動させるだけでも称賛されるのにその上試験官までも簡単に倒すあなたが羨ましいわ。私にはISの才能がないから・・・・・。」
「ISの才能がない?じゃあなんでこれほど最新設備の研究室を任されているんだ?」
見渡す限り最新設備が施されている研究所を持っているのにISの才能がないというのはどういうことなのか八神は気になった。
「私はISに装備されている武器を作り上げる技術があるの、操縦の才能はないのだけどね。」
「でもそれはISの才能じゃないのか?」
「私の親はIS関連の企業の社長なの。他の兄弟は代表候補生になる才能があるのに、私だけはそれがなかった。家族は表にでる結果がすべてだから、武器を作るような裏の仕事は、家族は誰も評価してくれなかったの。評価してくれない才能は才能ではないわ。」
「お前は家族に認められたい。そのために才能を欲しがるのか?」
「・・・・私は褒められたかったのよ。他人より家族に。私を生んでよかったと思えるような子に・・・・・。」
ソフィアは本音を全て話した。そして自分が抱えている劣等感をさらけ出した。あって数分も経ってない少年に。なんで話したのかも分からない。でも話して、心の重りを軽くしたかったのだ。俺はそれを理解したうえで思った。
こいつは使える。武器の開発に。
「じゃ、ソフィア。俺の専属の整備士になってくれよ。」
「はぁ!?いきなり何言ってんのよ!そう言うの、言う流れじゃないでしょ!?」
いきなりの提案にソフィアは驚いていた、でも、ここで引いたらいい駒を失ってしまう。こいつは俺が有効活用させるのだ。
「お前は褒められたいんだよな?」
「え…ええ。」
「なら俺がお前のことを褒めてやるよ、褒めちぎってやるよ、お前の家族たちに褒める対象を間違えてたことを、お前の作った道具を使って証明してやろう!だからソフィア・アルメリア、俺の専属の整備士となれ!」
2人の間だけ時が止まったようにどちらも動かない。すこしおおげさだったかもしれないと、自己嫌悪していたころ、ソフィアが口を開いた。
「い…いいわよ、そのかわり結果は出してもらうわよ!結果をね!」
と多少のツンデレ感も感じるが、ここは了承してくれた。こんな簡単に駒が手に入るとは思わなかったが。
「さて、あなたの武器を考えるから、帰っていいわよ。」
「それじゃ帰らせてもらうよ、じゃなソフィア。」
そして俺は自分の部屋へと帰っていくが、笑いは止まることはなかった。
本当にチョロいなぁ……頑張れよ駒2号、ソフィア・アルメリア。