ラドリーのぱーふぇくと遊戯王教室【二次創作編】 作:Othuyeg
そして今回、私の最大の推しが登場します。性格悪いです。可愛い(重要)
「ラドリーと!」
「エルドリッチの」
「「ぱーふぇくと遊戯王教室~!!」である!」
恒例(にする予定)の挨拶とともに、第二回「ラドリーとエルドリッチのぱーふぇくと遊戯王教室」が幕を開ける。
前回はラドリーのトンデモオリカがオチとなって好評(黄金卿調べ)を博し、第二回の開催となった。
「あまり熱心に告知をしなかったにも拘わらず、前回の動画に高評価とコメントを寄せてくれた視聴者の皆。誠に感謝する」
「皆さんありがとうございます!」
前回の教室の閲覧者に感謝を述べ、優雅に礼をする黄金卿。その横で満面の笑みを浮かべていたラドリーも、エルドリッチの礼に続いてお辞儀をする。
「今回は、まず前回のコメント欄でもツッコミを受けた、ラドリー謹製のオリカの修正から入ろうではないか」
ニタリと揶揄うような半目をラドリーに向けるエルドリッチ。その視線にいたたまれない気分になり、口を尖らせて目を逸らすラドリー。
「……だって私、純構築のドラゴンメイドに採用して貰えないんですもん。少しくらい良い目を見せてもらったって……」
そうブツブツと愚痴を吐くラドリーに、音響のパルラから「文句言うなー」とツッコミが入る。ドラメの中核の一角たるお前が言うなよ。
「そうであるぞラドリーよ。貴公には我が黄金郷やバージェストマに採用枠があろう? 世の中には、未だ何処にも採用して貰えていない、『溢れ者』のカード達も存在していることを忘れるな」
窘める黄金卿に、口を尖らせつつも鉾を収めるラドリー。
「わかりましたよぅ……。それで、前回の『ドラゴンメイド・クシャトリラ』はどのように修正するのですか?」
ラドリーの問いに、「そうだな」と顎に手を当て思案するエルドリッチ。
「まず、情報を整理するために『ドラゴンメイド・クシャトリラ』の最大の問題点を上げるべきか。……このカードの最大の問題点。それは、『あまりにも使いやす過ぎる』ことだ」
「使いやす過ぎる……ですか。確かにそうですね」
エルドリッチの指摘に、その通りと頷くラドリー。お前が作ったカードだろ。
「このカードは『ドラゴンメイド』と『クシャトリラ』の両方のテーマに属し、サーチ手段が極端に豊富だ。その上星2で召喚が容易、
「うわわ、言われてみれば確かに……。ちゃんとそこまで考えてなかったです」
エルドリッチの口から
「もはや
まあそれはともかくとして、(2)と(3)の効果も修正対象だ。というかこちらがメインだな。通常召喚に対応している点もそうだが、サーチ・墓地肥やし・デッキトップ操作・レベル調整・再展開・デッキ破壊と、1枚のカードで可能な行動があまりに多すぎる。これでは他のカードの役目まで奪ってしまう」
「あー……確かにそうですね。もう強くしたい一心で、他のカードのこと何も考えてませんでした……」
シュンとして俯き、反省するラドリー。
「まあ、その『強くしたい』という気持ちはわからんでもないがな。余もデッキのカードの効果では手が届かない場面に出くわして、それはもうもどかしい思いに悶えたものだ」
うんうんと頷いてラドリーに理解を示すエルドリッチ。それを見て、ラドリーが怪訝な顔をする。
「エルドリッチ様もそういう経験がおありなのですか?」
「当然だ。むしろ、昨今の環境では、メタビート御用達の汎用永続罠が次々と規制され、対抗馬であるラビュリンス嬢が現れた故、今も尚そういう事態は増え続けているところであるよ。……さて、それでは修正に入ろうではないか」
寂しげな顔でそう話を切り上げたエルドリッチに、ラドリーもそれ以上は詮索せず、カード効果に向き直る。
「あっ、はい! じゃあ基本ステータスから────」
──1919秒※後
「「ッッ出来た……!」」
ドサリと椅子に倒れ込む2人。コンセプトを破壊せずに上手くカード効果をナーフすることは、想像を絶する困難さだったようだ。
「まさかこれほどかかるとは……この黄金卿の目をしても見抜けなんだわ」
「け、結構難しかったですね……」
さて、2人(と裏方の皆さん)の知恵を結集させ、完成した『ドラゴンメイド・クシャトリラ』がこれだ。
【ドラゴンメイド・クシャトリラ】
星7/水属性
ドラゴン族/効果
ATK2600/DEF1600
このカード名の(1)の方法による特殊召喚は1ターンに1度しかできず、(2)(3)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。このカードの種族は、ルール上「サイキック族」としても扱う。
(1):自分フィールドにモンスターが存在しない場合、このカードは手札から特殊召喚できる。
(2):このカードが特殊召喚に成功した場合に発動できる。
自分のデッキの上からカードを5枚までめくる。
その中から「ドラゴンメイド」カードまたは「クシャトリラ」カード1枚を墓地に送ることができる。
残りのカードは好きな順番でデッキの上に戻す。
この効果の発動後、自分はこの効果で墓地に送ったカード及びその同名カードの効果を発動できない。
(3):自分・相手のバトルフェイズ開始時に、デッキから「ドラゴンメイド・クシャトリラ」以外の「ドラゴンメイド」カードまたは「クシャトリラ」カード1枚を除外して発動できる。
自分の手札・墓地・除外状態のレベル7の「ドラゴンメイド」モンスターまたは「クシャトリラ」モンスター1体を特殊召喚する。
この効果で特殊召喚したモンスターは効果を発動できず、バトルフェイズ終了時に手札に戻る。
「さて……これでようやく本題に入れるな」
エルドリッチがそう切り出すと、疲れ切った表情の2人が頷く。
「……ではまず、今回の教室の趣旨を改めて説明しよう。題して、『世界観とストーリーの扱いを学ぼう』である」
先程までの疲労は何処へやら、普段の優雅な佇まいに戻ったエルドリッチが、(さりげなくナサリーが用意した)ホワイトボードに【世界観・ストーリーについて】と今回の議題を書く。
「世界観とストーリーですか」
ラドリーの呟きに「うむ」と頷くエルドリッチ。
「そして今回は、外部からゲストをお呼びしている。ではどうぞ、お入りください」
室外に向けて優雅に礼をし、右手で室内へと誘導する黄金卿。カメラがドアに向くと……。
──ドバァンッ!!
「ッ!?」
白い大斧が教室のドアを思い切り吹き飛ばした。
──ゴキャア!!
「グハァッ!!」
「エルドリッチ様ーッ!!?」
そして、吹き飛ばされたドアが見事にエルドリッチの顔面にクリーンヒットした。
「オーッホッホッホ!
ドアがあった場所から響く高笑い。その音源は、その手に持った大斧でドアを勢い良くぶち抜いた下手人にして、今回のゲスト。
純白のドレスを身に纏った長身の女悪魔──白銀の城のラビュリンスだった。
【白銀の城のラビュリンス】
Hight:198.6cm
Weight:82.2kg
スリーサイズ(+太もも):(B/W/H/T)106.8/68.6/103.2/61.7
バストカップ:J
好きなもの:騎士サマ、罠にかかって苦しんでいる侵入者、自身の被造物達
嫌いなもの:退屈、人造ハゲ
※このプロフィールは全て捏造です。ゴールデンカノンやTwitter上の情報を元に逆算した値もありますが、その全てが