シンフォギア世界のサイバー技術   作:ソウ・ナ

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遅くなりました。そして今回は内容が長くなっています。


奏の覚悟、ツヴァイウィングの絶唱

 

 

 前回のシンフォギアfeaturingXは、白銀空は雪音クリスが現れた時のことを考え対策

  を考えようとした。しかし、サイバー怪獣たちはその考えに反対という意見。お互

  いを思いあっての意見の衝突だったが白銀は自分の考えの一端を話し、怪獣たちに

  考えるきっかけを与える。

 同時刻、二課ではX(白銀)のことについて対策をしていた。天羽奏が風鳴翼をいじ

  りながら風鳴弦十郎や立花響らと共にXと対峙した時に協力関係を結べるように画

  策する

 そして埃っぽい部屋の掃除をやり終えた白銀はというと・・・・・・

 

 

 白銀「さーてと、いい加減雪音クリスの接し方を考えないとな。まず、初対面のときは

    何となく敵対していく流れで行くか、それとも、もういっそのこと戦場で会わず

    に日常生活の面でさり気なく支えるか、まあどちらにせよあまり関わるとどんな

    風に心変わりしていくか分からないから、そこは慎重にやっていくか」

 

 ゴモラ『まさか本当にやろうとしていようとは』

 

 白銀「フン、部屋の掃除程度で僕の考えを鈍らせようとするなんてずいぶん生意気なっ

    たものだ。君たちの考えることなんてお見通しさ」

 

 ゼットン『やはり主は素晴らしい。我々が即興で思いついた誤魔化しが全く効かないと

      は、恐れ入った』

 

 白銀「君たちの僕に対する評価が低いのか高いのかわからなくなってくるよ、って!露

    骨に話を逸らそうとするな!」

 

 サイバー怪獣『ちぃっ!』

 

 白銀「オイー!ってそいえば流れ星はいつだったかな~っと、ふむふむ、明日、という

    かもう日にちが変わってるから今日か、OKOK。さてと、一応言っておくが

    邪魔だけはするなよ」

 

 エレキング『わかっている』

 

 バルタン『我々は主が危機に落ちないよう対策を講じておく』

 

 白銀「分かっているなら良いんだ。さて、今日はもう眠いし、ていうか日にち変わってるし、寝ようかなっと。おやすみ」

 

 パンドン『ああ、おやすみ主』

 

 こうしてちょっとした口喧嘩も程々に次の先頭に向け英気を養う白銀たちであった。

 

 そして朝日が昇り切る頃、二課では奏が考え事をしていた

 

 奏(あたしは自分のミスで関係のない響を戦場に招いちまった、だからあいつはあたしが守らなきゃいけねぇんだ)

 

 響がガングニールを纏い二課の一員となってから、今まで奏はそう思いながら戦ってきた。そして時々誰もいない場所で自分に言い聞かせ、そうして自身の手を指が食い込むほどに握っていた。

 

 そして運命の時は刻一刻と迫っていた。

 

 ********

 

 日が落ちかけている夕方ごろ

 

 白銀「ノイズの発生を確認」

 

 スーパーグランドキング『やはり、行くのか』

 

 白銀「念のためって感じかな」

 

 ベムスター『何か予感でも?』

 

 白銀「いや、ただ絶唱がどんなものか見ようと思って。ついでに計測してくる(万が一

    死なれても困るし)」

 

 ファントン星人『・・・・・・では我々は予定通り主のサポートを行う』

 

 白銀『頼む、じゃあ行ってきます』

 

 そうして白銀は家を出た

 

 ザムシャー『(主よ、そなたが我々の考えをお見通しのように我々も主の考えが手に取るように分かる。)だからその考えを我々が理解できずとも全力で手助けさせてもらう。それが我々の意思だ』

 

 そして再び白銀視点。今回白銀はいつも使っているバイクを使わずに徒歩で歩いて目的地まで移動していた

 

 白銀「あまり早く着きすぎて敵に警戒されても嫌だしな。タイミングを図ろう」

 

 そうして監視カメラのない道を通って行った。そしてある程度近くに来れたので木の裏

 に隠れてタイミングを見計らい

 

          「クロス・オン」

 

 とその言葉を小さな声で言った

 

 

 

 場面は変わり二課視点

 

 響は未来と流れ星を見る約束を実質的にノイズが潰したことによる怒りの感情を暴走させ、ノイズに八つ当たりしていた。突如として現れたブドウノイズの攻撃により暴走は止まったが攻撃を仕掛けてきたブドウノイズは挑発するように逃げていく。響は後を追うがブドウノイズの足止めに距離を詰められないでいた。だが上空から駆け付けた翼と奏によりブドウノイズはあっさりと倒された。

 

 響「奏さん、翼さん」

 

 奏「ん、どうしたんだ?」

 

 翼「……」

 

 奏は響の呼びかけに反応し、翼は無言で話を聞く意思を目線で示す

 

 響「あの、私どうしても譲れないものがあるんです。だから一緒に戦わせてください。私もお二人のように戦いたいんです!」

 

 奏「っ……それは、認められねぇ」

 

 響・翼「えっ」

 

 翼も意外だったのか奏の答えに疑問の声を出した

 

 奏「響、あたしはずっと、あんたが二課に入ってからずっと!「そろいもそろって面白そうな話をしているな~、アタシも混ぜてほしいもんだ」っ!誰だ!」

 

 奏が言葉を発しながら振り向き、響と翼も声の発信源と思われる方向に顔を向けた。

  そして声の正体は

 

 クリス「へっ、アタシ様だ」

 

 翼「それは、まさか!?」

 

 奏「ネフシュタンの鎧!?」

 

 クリス「へ~、てことはあんた達この鎧の出所を知ってんだな」

 

 翼「2年前、私達の失敗で失われたものを」

 

 奏「何より、無関係な奴まで巻き込んじまった過去を忘れるものかよ!」

 

 そして言葉は不要とばかりに構えあう3人、緊迫した空気が流れる、それを最初に打ち破ったのは武器を構えている3人ではなかった

 

 響「やめてください!相手は同じ人なんですよ!」

 

 奏・翼・クリス「戦場で何バカなことを!っ」

 

 翼「むしろこちらの気が合いそうね」

 

 クリス「だったら仲良くじゃれつくかー!」

 

 奏「やってみろ!」

 

 そして3人は戦闘を始めた。クリスは鞭で攻撃し翼と奏は鞭を避けながら自身の武器の間合いに入って攻撃をする。だがクリスには攻撃を捌かれてしまい2対1の状況でもクリスは優勢に立っていた。

 

 クリス「ネフシュタンのポテンシャルだけだと思うなよ!」

 

 奏「クソ!」

 

 翼「ク!」

 

 響「奏さん!翼さん!」

 

 クリス「お呼びじゃねーんだ、こいつらとでも遊んでろ」

 

 そうしてクリスは拘束用のノイズを4体杖から出し命令をして響の動きを止めた

 

 奏「響!」

 

 翼「あの子にかまけてこの私を忘れたか!」

 

 一瞬の隙を見つけた翼が攻撃を仕掛けるが性能の差でねじ伏せられてしまう

 

 クリス「のぼせ上がるな人気者!誰もかれもが構ってくれるなんて思うんじゃねぇ」

 

 奏「翼!クッソー!」

 

 翼を助けるため突っ込む奏、だがその攻撃を鞭で簡単に受け止められてしまう

 

 クリス「この場の主役だと勘違いしてるなら教えてやる、はなっから狙いはそこの新人

     とこの場にはいないXを搔っ攫うことだ」

 

 響「えっ」

 

 奏「なんだと!」

 

 クリス「鎧も新人の重りもあんた達の手には余るんじゃないか?」

 

 翼「もう何も、失うものかと誓ったのだ!」

 

 そして翼は上から剣を降らせ、それを避ける形でお互いに距離を取った。そしてクリスはノイズを召喚しようと杖を構えたがその瞬間にクリスの足元に何処からかの攻撃が着弾した。クリスは踏ん張って数十センチしか動かなかったが、予想外の攻撃に驚いた様子である。そして、翼と奏、響も同様に

 

 響「Xさん!?」

 

 クリス「オイオイ、後出しが過ぎんぞ。Xさんよ~」

 

 翼「何故ここにっ」

 

 X「僕を捕まえるなんて言葉が出てきたからな、本当にできるのか直接体験してやろう

   と思って」

 

 奏「負けず嫌いかよ」

 

 X「立花響のことは任せる、こいつの相手は任せろ!」

 

 奏「あっ、オイ!」

 

 Xはクリスと一緒に森に入って行ってしまった

 

 奏「クソ、今は言う通りにするしかないか。響!」

 

 翼「……っ」

 

 奏と翼は悔しそうにしながらもXの言うことを聞いた。そして拘束を解かれた響はタイミングは今しかないと思いその口を開いた

 

 響「あの、奏さん」

 

 奏「なんだ?」

 

 響「私を戦わせたくないって、どういう意味ですか?」

 

 奏「っ」

 

 響「私が弱いからですか?」

 

 奏「違う」

 

 響「私が勉強できないからですか?」

 

 奏「違う」

 

 響「だったら何でですか!?私の悪いことを教えてください。それを直しt「だったら戦うのをやめてくれよ!!」えっ?」

 

 奏「あたしは響を戦わせたくて守ったんじゃない!だから頼む、戦わないでくれ」

 

 翼「奏……」

 

 響「わ、私は……」

 

 言葉を紡ごうとしたとき近くで人が勢い良く降ってきて地面にぶつかった

 

 奏・翼・響「!」

 

 クリス「ク、クッソ」

 

 降ってきたのはネフシュタンの少女。つまり、先程まで行われていたと思われる戦いに勝利したのはこちらに歩いてきている

 

 X「勝負は僕の勝ちだ」

 

           Xである

 

 X「これで僕を捕まえられないという証明が完了したね」

 

 クリス「クソ!覚えてろよ!」

 

 クリスは逃げようと姿勢を整えた瞬間、小太刀が彼女の後方、正確に言えばクリスの影に刺さった

 

 クリス「!?」

 

 そして2人の装者が歩いてきた

 

 響「翼さん、奏さん……」

 

 翼「どきなさい、X。私の防人としての覚悟」

 

 奏「そしてあたしの覚悟を、その身に刻め」

 

 その口で絶唱を奏でた

 

 

 

 




 お読みいただきありがとうございます!そして投稿の幅を大きく開けてしまい申し訳ございません。私ごとの都合で去年は投稿を続けられませんでした。今回はモチベがあったので書かせていただきました。またご指摘等の意見があれば感想欄によろしくお願いいたします。そして遅くなりましたがシンフォギア!映画制作決定、おめでとうございます!
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