シンフォギア世界のサイバー技術   作:ソウ・ナ

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 OTONAの意見は大事。


第6話 対策会議

 side二課

 

 二人目のガングニールの装者、立花響を(歓迎会やらシンフォギアの説明やら検査やらをし)仲間に引き入れることが出来た二課、その後、立花響は風鳴弦十郎に今回邂逅を果たしたロボットとヘルメットの男について聞いた。

 

 「あの、今日会ったあのロボットとヘルメットの人についてなんですけど、あれっていったい何なんですか?」

 

 「うむ、俺達も現在調査中でな、分かってない事が多い。というのが答えだな。」

 

 「そう、ですか。」

 

 「だから、今此処で俺達が分かっている情報を響君に共有しておこうと思う。」

 

 「え、どうしてですか?」

 

 「あくまでも予測の域を出ないが、今回のことについて考えを出し合えば今後の対策に成り得るかも知れない、という希望的観測が半分。」

 

 「半分?」

 

 「もう半分は、君が単独であの者達と接触してしまった時の対処の仕方を考えるためだな。言うなれば対策会議といったところだ。響君は俺の考えに疑問を持ったか?持っているのならできるだけ変えるが、」

 

 「いえ、大丈夫です!」

 

 「よし、ならば早速始めるか!」

 

 「はい!宜しくお願いします!」

 

 「何だ?面白そうな話してるじゃないか。」

 

 「あ、奏さん!」

 

 「翼が突然駆け出しちゃって寂しかったんだ、あたしも混ぜてくれよ。いいだろ?旦那。」

 

 「ああ、もちろんだ。奏君も対策がてら一緒に振り返ってくれると助かる。」

 

 「ああ、もちろんだ。あたしもあの野郎とは1度くらいは話してみたいからな。」

 

 「それではヘルメットの男、ってこの名前は長いな、先に何か仮名を考えてからのほうが良さそうだな。」

 

 「あたしは賛成!響はどうだ?」

 

 「はい、私も賛成です!」

 

 「よし、早速何か意見を考えていこう。」

 

 「はい!」

 

 「では、響君。」

 

 「凄い男の人ってのはどうですかね!」

 

 「却下、何で長くなってんだよ。」

 

 「あぅ、すいません。」

 

 「では、次は俺が行こう!その名もジャッキー・チ「却下!」う、むぅ。」

 

 「旦那が映画好きなのはわかってたけど、ずっとそれで呼んで定着したら余りにも可哀想だろ。」

 

 「う、む、済まない。」

 

 「はあ、じゃあ次はあたしだな。そうだな、Xはどうだ?」

 

 「「エックス?」」

 

 「ああ、中学の数学で方程式の分からない数字を記号のXで示しておくって方法があったんだ。そのXを使わせてもらった感じだな。あくまで仮名なんだ。そんな難しく考えなくてもいいと思うんだよね。」

 

 「はい!私、いいと思います!その仮名!」

 

 「よし、それでは今度からヘルメットの男改め、Xという仮名で呼んで行くことを決定する。」

 

 「やりー!」

 

 「それでは仮名が決まったところでX達との出会いを振り返って行こう。まずはXが引き連れていたあのロボット達との出会いだな。あれは2年前、ノイズが街に現れて翼と奏君を現場に向かわせようとした時だったな。」

 

 「ああ、あの時は焦ったな~。なんせノイズの反応と違う電気信号をキャッチしたって言われて、旦那が映像を回す指示を出して映ったものが、ノイズに対立しているロボットの映像だもんなあ~、そんで現れたと思ったらいきなり撤退戦を始めるもんだから考えてる暇なんてありゃしない。すぐ現場に出撃したよ。そんで到着してノイズを倒した後に事情を聞こうとも思ったけどいなくなっててな〜。散々だったよ。」

 

 「そしてあのロボットの僅かな戦闘映像から解析してみた結果、あのロボットはエレクトロ粒子の塊であることが分かった。これは、ロボットを観測した後日分かったことだな。」

 

 「「エレクトロ粒子?」って何で奏さんも?」

 

 「あ、いや、そんな名前だったかな~って思ってな。」

 

 「エレクトロ粒子は見えない物質だと思ってもらって構わん。奏くんに関しては、ライブの準備で忙しかったからな。仕方あるまい。」

 

 「ライブ、ですか。」

 

 「まあ、その話は後だ。さっきの話の続きがあってだな、あの時、ロボットに指示を出していると思われる仮面の者を映像で確認したんだ。体格的には男性であることから今日確認されたXだと俺は思うのだが、響君はどう思う。」

 

 弦十郎は当時の映像から切り取った仮面の者の画像を響に見せながら自分の考えを語る。

 

 (あれ、この人どっかで見たような?)

 

 「響君?」

 

 「あ、いえ、えっと私もそう思います。」

 

 「ん、そうか。まあ何か分かったらでいい随時報告してくれ。」

 

 「はい、分かりました。」

 

 「そして、その日以降は暫く姿を見せなかった。だが2年前のライブの惨劇、その時あのロボットの仲間が現れた。」

 

 「あの時、あたしは死ぬ覚悟だったけどあのロボットに助けられたんだ。だからあたしはXと話してあの時の礼をちゃんと言いたい。」

 

 「あの、それは私もです!あの時、朧げですけどロボットが助けてくれたのはちゃんと覚えてます。だから!」

 

 「ああ、2人でちゃんと言おう。」「はい!」

 

 「話は纏まったようだな。だからこそ彼らと協力関係を結びたい。手伝ってくれるか響君。」

 

 「はい!何ができるか分かりませんけど頑張ります!」

 

 「よし、だが、結構話し込んでしまったな、もう遅い時間だ、響君は寮暮らしだったな。」

 

 「はい、そうですけど。」

 

 「ならば出口まで送ろう、その後の帰り道はわかるだろう。」

 

 「はい、ありがとうございます。」

 

 「では、今日はこれにて解散とする。続きはまた今度だ。」

 

 side白銀空

 

 「んん〜、なんか背中が凄くムズムズするな。スーツのせい、ていうのはないと思うし、なんだろうな〜、まあいっか、それよりもスーツのアップグレードだ。今回はアーマーを一回しか纏わなかったけど今後の戦闘では何回も纏うことになるかもだし、もうちょっと精度を上げたいな。でもあれって意外と僕の頭の回転の早さに依存してるから、こっちが鍛えなきゃな。となると早押しクイズとか後はなんだろうな~。」

 

 こうして主人公は憧れの名前を付けられてるとも知らずに特訓に励むのだった、とさ。




 今回は二課の主人公に対する考察の話が中心でした。響や奏の話し方が明らか変だな〜と感じて報告してくれたら嬉しいです。
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